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ー 電気科 とは ー
皆さんは電気のない生活を考えたことはありますか?
家庭で使っているテレビや冷蔵庫、エアコン、パソコンなどは電気があるからこそ動くものであり、私たちの生活を支えているものなのです。
電気科では、そんな社会インフラで重要な部分を担う「電気」を全般的に学びます。
電気科では
○私たちの生活を支えている電気が、どのように作られ、どのようにして私たちのところまで届くのか
○その電気がどのようなものに、どのようにして使われるのか
を学びます。
とても多くの事を学ばなければなりません。そのために、1週間の内4割以上が電気に関する専門授業です。
生徒の皆さんが、安全に、確実に知識・技能が習得できるよう様々な工夫をし、取り組みに特徴があります。
特徴①
本校電気科は、スタッフ7名で指導します。定員39名に対しての割合は普通科や他の工業高校よりも多く、きめ細かい指導を実現しています。
特徴②
ものづくりを取り入れた授業が豊富です。
教室での授業や実験だけでは、それを使う力はなかなか身につきません。本校電気科では実際にそれを生かして、作り上げる事を大切にしています。
特に3年生で行う課題研究では、2年間学んだ事を元に生徒自らが課題を設定し「電気に関するものづくり」をテーマに1年間ものづくりを行います。
例年、非常に良い作品がつくられ、この経験が将来に大きく結びついています。
課題研究についてはこちらをご覧ください。
その他に、2年生ではスピーカー・アンプを製作します。
外箱の木工から、中で音を大きくするためのアンプまでを手作りします。
これは、一般市販のキットを組み立てるのではなく、回路図の設計、電気回路図から部品を選定し、回路設計を行いハンダ付けをすることはもちろん外箱も図面から木材を切り出し、加工して仕上げます。完成したスピーカーは持ち帰れます。
工業に関する様々な要素を、この製作を通して学んでいきます。
特徴③
アクティブラーニングを多用した授業展開をしています。
以下は一例です。
新しい学習方法としても注目を集めておりますが、生徒が主体的に学び取る学習を支援するために電気科では以下のような取り組みを行っています。
1 ジグソー法を使った学習
アクティブラーニング手法の一つである、ジグソー法を使った教室の授業を年に数回行っています。
自分自身できちんと理解でき、また学んだことをまとめ発表するなどコミュニケーション能力を向上させます。
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2 グループ学習による競技会
電気工事士の試験や、実習で使う用具の用途と名称を覚える学習を1年生で行います。グループの学習の仕方は指定しません。
3人1組で、どのように覚えるかを話し合い、行動します。上手く学習できたグループは、1日の期間で150種に及ぶ器具を覚えてしまいます。
最後にその成果と、学習方法を発表して学び方を共有します。
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3 技能競技大会
1年間学んだことを生かして、生徒の技能に対する競技大会を行っています。
生徒には当日課題が与えられ、作品を作ります。作品の品評を行い表彰しています。
生徒は授業を思い出し、何に気を付け、どう作業するのかを考えて製作します。自分の成果の確認や、他者への尊敬する心と評価の力を養います。
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特徴④
電気科では様々な国家資格の取得を目指しており、将来、優秀な電気技術者として、あらゆる分野で活躍できることを目標にしています。補習の体制も万全です。
資格に関する詳細はこちらをご覧ください。
↑毎年多くの生徒が国家試験に合格し、夢を実現させています。
電気科はこんな生徒を待っています!!
★ 将来、電気関係の仕事がしたい人
★ 電気技術者として必要な国家資格を取得したい人
★ ものづくりが好きな人
★ 身近にある電気に興味を持っている人
電気技術者が活躍する仕事
建 設 業・・・一般住宅、ビルなどの電気配線、照明、冷暖房設備などの電気工事、電話・IT関連工事
製 造 業・・・あらゆる電気製品の製造、機械器具などの製造、食品製造、印刷等の機械オペレータ
電気・ガス・・・発電所、変電所の管理業務、ガス会社の技術員
運輸・通信・・・鉄道技術者(設備保守・運転手)、航空技術者(設備保守・整備)、電気通信業務(無線技術者)
サービス業・・・ビル、ホテル、映画館、遊園地などの電気設備(エレベータ、空調など)の保守・管理
公 務 員・・・様々な施設の電気設備の保守・管理