電気科日誌
高校協働講座を行いました。
8月1日(木)本校電気磁気実習室にて、三郷市の生涯学修課と行っている『高校協働講座』を開催しました。今年のタイトルは「身の回りの電気が流れるものを調べてみよう!」です。
対象は三郷市内の1年生~3年生で、部品紹介からはじまり、電気がどうすれば流れるかをお勉強して、導通計を作っていきました。参加した小学生は楽しく導通計を作っていきました。その後、身の回りにある物に電気が流れるかを調べていました。
最後に4種類の液体を準備して、この液体に電気科流れるかどうかを予想した後に、導通計を使って結果を確認しました。今回作った導通計を使っていろいろな物を調べてもらえると嬉しいです。参加して頂きありがとうございました。
ものづくりコンテストを終えて
1学期末の考査も終了して、コンテストに参加してもらった生徒に今年も大会に参加した作品を掲示用のパネルを作成してもらいました。パネル作成は今回で3回目となり、昨年からは参加した生徒自身にパネルを作成してもらっています。
掲示する際に自重で転倒して怪我や事故にならないようにすることや、移動することで多くの方に見てもらえることなどを説明して、作成に取り掛かってもらいました。
途中、パネルが前のめりになり、重心を変えるために後方を重くすることで安定させてみたり、そのためにキャスターを変更しないと上手くいかないなど、いろいろと思考錯誤されながら作っては修正していました。コンテストに参加する選手ですから、パネルでもこだわりを持って作成してくれました。完成パネルは納得のいくものができたのだと思います。このパネルを残すことで未来のコンテスト参加者の財産になると思います。作成ありがとうございました。
また、技術支援を頂いた、熊田様への動画も作成中です。感謝を忘れない気持ちを伝えられるようになっていきましょう。
令和6年度 埼玉県工業高校生ものづくりコンテスト電気工事部門 4位入賞
6月22日埼玉県電気工事工業組合にて令和6年度埼玉県工業高校生ものづくりコンテスト電気工事部門が行われました。三郷工業からは2名の生徒が参加し、2年3組の崎原隆太選手が4位入賞となりました。
4月から準備を行い、昨年から参加している3年江口選手から1つ1つ丁寧に作業手順や複線図の指導などを受けていました。6月には株式会社きんでんの人材開発部、熊田璃久様からの指導も頂いたことを復習しながら大会に臨み、4位入賞となりました。おめでとうございます。
株式会社きんでん様による技術支援のご報告
6月10日(月)、電気科磁気実習室にて、株式会社きんでん様からものづくりコンテスト電気工事部門の技術支援をしていただきました。
人材開発部の熊田璃久様は、技能五輪全国大会でも活躍されている指導者です。今回、貴重な時間を割いて本校にお越しいただき、選手2名に直接指導をしてくださいました。
短い時間ではありましたが、熊田様からは非常に多くの技術を学ぶことができました。特に、細部までこだわった丁寧な作業や、効率を常に意識した作業姿勢は、選手たちにとって大きな刺激となりました。
本校職員も、熊田様の高度な技術と指導力に感銘を受けました。
大会まであと2週間です。選手たちは今回学んだことをしっかりと自分の力にして、自信を持って大会に臨みましょう。
株式会社きんでん様、この度は貴重なご支援をいただき、誠にありがとうございました。感謝の気持ちを込めまして、この場を借りて御礼申し上げます。
実習の授業が始まりました。
新学期も一段落し、専門高校では、生徒たちが将来の夢に向けて一歩踏み出す実習が本格化しています。教室での授業とは異なる、実践的な環境で学ぶ実習は、生徒にとって貴重な経験となります。
※班実習によって多くの利点があります
1.多くの生徒が実習機器を体験できる
2. グループで役割を持ちながら作業をすることを学ぶ
3.コミュニケーション能力や協調性を向上させる
4.リーダーシップを発揮する機会
など
このように、班分けは実習をより効果的に行うための有効な手段と言えます。生徒たちは、実習を通じて実践的なスキルを身につけ、協調性を養い、将来の職業人としての素養を高めていきます。
その様子をご覧ください。
課題研究が始まりました。
4月12日から授業が始まりました。3年生も課題研究が始まり、各班で今年の目標や年間予定などを考えていました。今年は「エレキギターの製作」「クリスマスイルミネーションの製作」「バッテリカーの製作」「自動ストリッパ―の製作」「電動スケートボードの製作」の5つです。
ここから1年間で自分たちの目標に近づけるように頑張っていきましょう。
電工キング決定戦(チーム対抗鑑別部門)と表彰
2月5日に電工キング決定戦の2部門目・チーム対抗鑑別部門を行いました。昨日作成した「鑑別暗記用カード」から100問が出題され、その工具や部品などの正式名称を答える競技となります。暗記用カード作成から2週間程度期間がありましたから、しっかりと覚えてきたと思います。
競技を終えた後に、チーム対抗鑑別部門と工事作業部門の表彰も行いました。表彰されなかった生徒も第2種電気工事士に向けての意識が高まったと思います。
課題研究発表会
1月31日視聴覚室にて課題研究発表会を行いました。今年は①電動スケートボードの製作②バッテリーカーの製作③電気に関するものづくり④生物飼育室の製作⑤自動ストリッパーの製作の5つのテーマを発表しました。
発表後には多くの質問があったとてもお互いに興味関心のある発表会となりました。1・2年生には自分たちが行う際の貴重な時間になったと思います。3年生お疲れさまでした。
電工キング決定戦(工事作業部門)
1月29日、電気磁器室にて電工キング決定戦・工事作業部門が行われました。毎年電気科の1年生に電気工事の技術を競ってもらっております。作業に向けて工具や材料を準備して50分で1つの作品を作ってもらう協議会となります。今年は誰がキングになるでしょうか。いまから楽しみです。
近況報告(10月後半11月)
10月の後半は体育祭や文化祭など多くのイベントがありました。体育祭は2位に3年3組、3位に2年3組と上位に電気科が入賞しました。イベントにしっかりと力が出せるようになっていることはとても素晴らしいことだと思います。1年生はミックスホームルームなので、各クラスで活躍しておりました。
その後は文化祭となります。3年生は前回の報告で製作したEPEX(電子銃でのサバイバルゲーム)を完成させて多くの人々に工業高校の文化祭が魅力を発信できたのではないでしょうか。2年生は電気科になって初の文化祭でしたが、呼び出しシステムをなんとか完成させ、クラスの出し物で活躍していたようです。文化祭の結果はダントツに3年3組が1位となりました。悲願の1位でしたので、クラスみんなが喜んでおりました。
また、電気科では電気工事士実技試験の対策講座が始まり、生徒が合格に向けて候補問題を作成しています。今年は3年生の有志が受験する生徒の作品を確認してアドバスを行っております。合格した際には2年生が次年度の2年生を指導できるようになってくれるように是非合格してほしいです。
最後に、電気科では越谷市にある東埼玉資源環境組合(リユース)にてミニ新幹線の運行をしました。どうにか天候に恵まれ772名の方に乗車体験をして頂きました。今回は3年生だけでなく2年生にも協力を得て運行したので、来年につながって行くと良いと思います。