校長挨拶
校長 石塚 貴久
 
  本校は、機械科・電子機械科・電気科・情報電子科・情報技術科の5学科からなる専門高校(工業高校)です。昭和60年(1985年)4月に開校し、創立37年目を迎えました。単に「工業」高校ではなく、全国で唯一「工業技術」高校と名乗っています。産業や「ものづくり」に直結する各学科の専門的な学習をとおして資格を取得し、地域や日本の未来を担う人材育成を目指す高校です。

 三郷市の北部に位置し、県東部地区の南部-三郷市・草加市・八潮市・越谷市・吉川市・松伏町の地区-を代表する専門高校です。地元の中学校から多くの生徒が入学しており、地域に根ざした高校として発展し続けています。地元の方々からは開校以来「三工技(さんこうぎ)」と親しみを込めて呼ばれています。

 本校の卒業生総数は、7,164名に達しています(令和二年度末現在)。専門高校としての性格上、卒業後すぐに民間企業等に就職する割合が高い傾向にありますが、より高度な技術や理論を学ぶために、大学や専門学校に進学する卒業生も毎年大勢います。

 本校の卒業生のほとんどは、主に製造・販売・運輸・情報通信などの様々な分野で活躍していますが、中には、プロサッカー選手の中澤佑二さん(元横浜F・マリノス:情報技術科9回生)、プロレーシングライダーの高橋裕紀さん(機械科16回生)といった有名人もいます。また、企業の上層部(役員)として活躍している方も現れてきております。

 「ものづくり」は、私たちの生活の基盤を構築し、日本社会の発展を支えるものですから、その精神や技術は次の世代に受け継がれていかなくてはなりません。本校では、その基礎・基本を学ぶことになります。
 
 中学生のみなさん、本校で3年間勉学を重ね、様々な実験や実習を経験し、多くの資格を取得してみませんか。そしてそれらを礎に、日本の将来を担うエンジニアとなり、地域、日本、世界を舞台に活躍してみたいと思いませんか!

 教職員一同、みなさんの入学を心からお待ちしています。

 

 

 

 

日誌

新規日誌2

始業式・入学式

新学年、新学期がスタートしました。生徒一人一人が、学校生活を充実させ、自己実現を目指せるよう、全力で支援していきたいと思います。特に新入生は「工業技術高校」という、中学校までとは違う特色ある教育環境での学習活動に早く慣れて、高校生活を満喫して欲しいと願っています。

(始業式校長講話)

おはようございます。今日から新学年となります。この1年が皆さんにとって有意義であって欲しいと願っていますが、そのためにはスタートが肝心です。3月終業式の校長講話を覚えていますか。走り幅跳びの話をしましたが、その中で十分な助走をして踏み切れれば遠くまで飛び、好記録につながる、つまり皆さんの進路実現も早くスタートして十分な準備ができれば高い目標にたどり着けたり、余裕をもって合格することができますよ、と話しました。3年生は踏切り地点がもうすぐそこまで来ていますから、準備不足な人は助走スピードをアップして遅れを取り戻してください。そして進路実現の先にある皆さんの将来を明るくするためには、その基礎となる今の学校生活を充実させることがとても重要ですので、今日はそこにスポットを当てて話をします。今日のテーマは二つの「そうぞう」についてです。

一つ目は、校歌の1番にある「創造」です。創造とは、「新しいものを生み出すこと」です。校歌では「理想は高く 創造の 英知を磨き 励みつつ いざや極めん  工業(たくみ)の道を」とあります。「創造」は高い理想であり、それを獲得し極めるためには、日々学問に努力しなければならないということです。つまり、技術者を目指す皆さんにとって新しいものを生み出すのは叶えたい夢ではありますが、はじめから新しいものを作れるわけではなく、それ相応の知識や技術を身に付けていることが前提であるということです。また、こんな格言があります。「独創性とは思慮深い模倣にすぎない」。独創性は「創造」に通じるものではありますが、その基本は模倣であり、かつよく考えながら模倣していくことが重要だと教えています。まとめます。技術者を目指す皆さんにとって、オリジナリティあふれる新しいものを作り出すことは夢であるが、それを実現するためには知識や技術を磨き、今あるものを十分研究しながら、独自により良いものを作り出そうと工夫することが大切であるということです。本校においてまさにこれを実践するのが「課題研究」です。3年生は心得て課題研究に臨み、2年生はなるべく多くの知識、技術を身に付けて来年が迎えられるよう頑張ってください。

二つ目は、「想像」です。想像力をもって発言したり、行動したりして欲しいということです。ここでは特に人間関係を良好に保つうえで想像力を働かせてほしいという話をします。何かを言ったり行動を起こす前に、周囲の状況や相手の立場に立ってチェックする習慣を身に付けてください。つまり、思いやりを持ちましょうということです。周囲や相手を不快にすれば、それは仇(あなたに不利益をもたらすもの)となって還ってきます。逆に相手を良い気分にさせられれば、人間関係は良好となり、あなた自身も気持ちよく日常を過ごすことができるはずです。是非、言動前に「想像力」を働かせてください。

終わりになりますが、コロナ感染状況はますます怪しさを加速させています。地域によっては蔓延防止対策も実施されました。みなさんも引き続き、感染防止対策をよろしくお願いします。特に食事中の会話を控え、生徒同士の会食は当分の間我慢してください。

二つの「そうぞう」力と、コロナ感染防止で、みなさんの新学期が快調にスタートすることを期して、私の話を終わります。

(入学式 校長式辞)

式辞

 若草が目にも鮮やかに燃え立ち、いよいよ生命力あふれる季節到来の本日、百四十五名の新しい仲間を迎え、第37回入学式を開催できますことを大変うれしく思います。ただ今、入学を許可された皆さんは、本日から晴れて埼玉県立三郷工業技術高等学校の生徒となりました。入学おめでとうございます。

 本校は、「ものづくりの精神」に基づき、豊かな人間性を培うとともに、地域に貢献できる技術者の育成を目指す工業技術高校です。校訓は、「正確に、はやく、美しく」です。情報化社会に続くソサイエティ5.0と言われる現在、急速な科学技術の進歩を支える技術者、エンジニアを目指す皆さんは、これからの日本社会にとって重要な人材であります。そのことを胸に刻んで大切な自分自身の成長のため、しっかりと努力して欲しいと思います。本日は、そのために必要な2つの注文をします。

 ひとつ目は、将来の自分をイメージして今から進路目標を立て、自分から進んで勉強して欲しいということです。つまり夢を持てということです。「目標無くして努力無し、努力無くして成果無し」と言われます。毎日の授業には、皆さんの成長にとっておいしい栄養がたくさんあります。その栄養をしっかり吸収して自分のものにするためには、「将来自分はこうなる。なって見せる。」という強い意志、目標を持っていることが大事です。長そうに思えても高校3年間はあっという間に過ぎます。そしてそれは長い人生の基盤となるかけがえのない時間です。高校生活は中学校に比べると自分で決められる範囲が広がります。しかしその分責任も重くなります。自分自身を律するのは自分自身です。誘惑に負けず進路実現を目指し、夢を勝ち取ってください。なお、本校では各種資格の取得にも力を入れています。将来の可能性を広げる頼りになる逸品ですので大いにチャレンジしてください。

 ふたつ目は、互いに尊重しあい、成長し合える人間関係を築いて欲しいということです。どんな相手にも、自分には無いものや自分より優れたものがあるという観点を持ち、それを見つけて感心し、そこから学ぼうとすること。互いに考えを話し合い、相手の立場に立ってみて理解し合おうとすること。これらのことは、人間関係を良好にするだけでなく、自分自身を人間的に大きく成長させてくれます。逆に、相手を見下したり、痛めつけたりするようなことは許しません。そうなれば、自分自身もいじめの加害者としての責任を背負うことになってしまいます。本校では、一学科一学級です。進級してもクラス替えはありません。皆さん全員が心地よい人間関係の中で、安心して学校生活を満喫できることを願っています。また、部活動では学科、学年を超えて人間関係が広がります。興味をもって積極的に活動し、将来に向けて付き合える友人をたくさん作ってください。

 最後になりますが、保護者の皆様、本日は大変おめでとうございます。ただいま申し上げました通り、本校では誠心誠意お子様の成長と進路実現に取り組んでまいります。授業の他にも、学校行事や地域交流など様々な教育内容を準備してお迎えいたします。しかしながら、これを真に効果のある実践とするためには、保護者、御家族の御理解と御協力がぜひ必要です。どうぞよろしくお願いいたします。

 結びに、新入生の皆さんが本校において有意義で実りある高校生活を送ることをあらためて切望し、式辞といたします。

                 令和三年四月八日

                 埼玉県立三郷工業技術高等学校長  石塚 貴久

 

令和2年度修了式 / 表彰式

修了式に先立ち、表彰式が行われました。以下の皆さんです。おめでとうございます。

全国高等学校囲碁選抜大会 女子個人選手権戦第5位 岩月さん

全国工業高校校長協会相撲ロボット製作コンテスト 技術賞 千葉さん

全国工業高校校長協会相撲ロボット製作コンテスト 特別賞 上瀧さん

令和2年度CG-ARTS検定 文部科学大臣表彰 情報電子科

岩月さん 校長室表敬訪問(R3.3.23)

修了式に際し、生徒がしっかりと自分の意思をもって元気に進路実現に取り組んでくれることを願い、講話を行いました。1年間ありがとうございました。

(以下、校長講話)

おはようございます。

 先日、室内陸上の日本選手権で、さいたま市出身で日本大学所属の橋岡優輝選手が日本新記録で優勝というニュースに目が留まりました。種目は違いますが、大昔私も陸上競技をやっていたということもありますが、橋岡選手のお父さんの活躍をよく知っていたからです。橋岡選手のお父さんは本校のお隣、川口工業高校の棒高跳びの選手で私と年齢は同じ、インターハイは高校日本新記録で優勝し、その後日本選手権を何回も優勝するスーパースターでした。お母さんも埼玉栄高校出身のハードルの選手で日本代表クラスだったと記憶しています。興味を持った人は、今後の橋岡選手の活躍に注目してみてください。

 ところで、「走り幅跳び」は高校生の進路実現活動によく似ていると私は思っています。まず重要なのは助走です。十分な助走でしっかり踏み切れれば、より遠くまで飛ぶこと、つまり高い進路目標に到達することができます。または、余裕をもって進路目標をクリアすることができるでしょう。十分に助走するには、なるべく早くスタートを切ることが重要です。スタートが遅れて短い助走になってしまっては十分な記録が出せません。今すぐ行動に移してください。

 助走の前半は、踏切と着地をイメージしつつスタートを切り、しっかりリズムを刻んでスピードをアップしていきます。後半はトップスピードを維持しつつ、力強い踏切につなげていきます。みなさんの進路実現に向けた取組でも、まずは着地点である進路目標をしっかり決め、力強い踏切に必要な要素、つまり入試や就職試験で求められるものは何かを十分に研究したうえで、リズミカルでスピーディな助走、つまり必要な試験勉強や面接練習、資格取得などを、生活のリズムを保ちながらどんどん進めていく必要があります。

 3月13日土曜日、3年生は皆さんに見送られ卒業していきました。3年生はもういません。皆さんの出番は確実に近づいています。

 先週は、1年生は講師を招いての進路分科会、2年生は企業現場と教室をリモートでつないだオンライン企業見学会、SPI基礎テストやキャリアパスポートなど、皆さんの進路実現を支援する授業が実施されました。前向きに取り組めましたか。ちょっと焦らせてしまったかもしれませんが、大丈夫です。これからも皆さんの先生方は、皆さんの味方です。進路実現を支援する取り組みはこれからも計画的に実施されますので、先生方の御指導を無駄にすること無く、しっかり自分から行動を起こして頑張っていきましょう。

 さて、コロナ禍の春休みとなります。若者の深刻な後遺症も報告されています。引き続き、感染防止に努めてください。具体的には、手洗い、消毒、マスク着用、不要不急の外出自粛などです。生徒、友人同士での食事なども避けてください。より大切なものを守るために、今はまだ我慢してください。

 4月から、あるいは今から、皆さんが自分自身の進路実現を見据えながら、元気に進んでいくことを願いつつ、私の話を終わりにします。

 

 

 

 

 

 

(株)OGISHI様から寄贈品をいただきました。

3月23日(火)本日、代表取締役小岸昭義様、総務人事課長橋本綾子様が来校され、贈呈式が行われました。御寄贈品は、3Dプリンタ2台、素材3個(3色)です。早速、CAD実習室に設置し、新年度からの授業等に有効活用させていただきます。ありがとうございました。OGISHI様は、寄贈品の他、教育講演等を通じて、広く地域の教育活動に貢献されています。https://www.ogishikougyou.com/

ちなみに、三郷市出身の小岸代表は、昔サッカー少年で、本校OB中澤佑二さんとはお知り合いとのことです。

進路行事、球技大会

3月16日(火)、17日(水)に進路行事が実施されました。1年生は企業や上級学校など15の事業所から講師を招いて職業別分科会。時間入替でひとり2講座に参加しました。2年生は例年の企業見学会がコロナ禍で中止され、その代替として企業や上級学校をオンラインでつなぎ、時間入替で3つの企業等をまわる見学会を実施しました。

また、18日(木)には1年生、19日(金)には2年生が球技大会を行いました。三密を避けるため、種目をバドミントン、卓球、PK(サッカー)、フリースロー(バスケ)としました。

1年生進路行事

 

2年生進路行事

 

1年生球技大会

 

 

2年生球技大会

 

 

第34回卒業証書授与式

令和3年3月13日土曜日、卒業式を挙行しました。あいにくの雨となりましたが、194名の卒業生は保護者と在校生、教職員の祝福を受け、元気に巣立っていきました。証書授与の場面では、卒業生ひとり一人と目礼を交わしましたが、その眼差しは緊張の中にも自らの前途への希望に満ちていました。それぞれの進路先で自信をもって、そして謙虚に、新しい仲間と協調しながら伸び伸びと学び、活躍して欲しい。心からそう願っています。

(以下、校長式辞)

 春本番に向かい、学び舎の木々の芽がいよいよ勢いを増しつつある今日、親愛なる卒業生を祝い、第34回卒業証書授与式を挙行できますことを大変うれしく思います。

卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。 

 三郷工業技術高校での3年間はいかがでしたか。友人と精いっぱい楽しんだ学校行事や、部活動、果敢に挑んだ資格検定、もちろん授業も。時には友人と意見が合わず、気まずい思いをしたことがあったかもしれません。そんな中、たくさんの思いを胸に抱いて本日を迎えていることでしょう。 

 3年前の入学以来、日々工業教育を学び続け、精進を重ね、日本の将来を担う技術者として皆さんは成長してきました。その集大成たる課題研究発表会では、学んだ技術を駆使し、創意工夫、挑戦、社会貢献など、様々な思いを形にすべく仲間と協力して製作活動に取り組みました。私の目には、とても頼もしく映っていましたよ。 

 私の好きな言葉を一つだけ送ります。「自分を励ませるのは、過去の自分だけ」というものです。課題研究をはじめ三工技でがんばったことは、将来壁にぶつかったときや、新しいことに挑戦しようとするとき、必ず大きな自信となって皆さん自身を励ましてくれることでしょう。また、言い換えると「未来の自分を励ませるのは、現在の自分だけ」ということにもなります。これからのがんばりは、未来の自分を励まし支える力になっていくということです。科学技術の進歩目まぐるしい今日、皆さんには工業高校生としての強みを活かして努力を重ね、未来を切り拓いていって欲しいと願っています。 

 最後になりますが、保護者の皆様、ここにたくましく成長されたお子様の晴れ姿を目にされ、喜びもひとしおのことと存じます。心からお祝いを申し上げます。また、三年間にわたり、本校教育の充実と発展のために温かい御支援と御協力を賜り、誠にありがとうございました。心から感謝申し上げます。 

 結びに、卒業生の皆さんの限りない発展と洋々たる前途を祝して式辞といたします。

 

                       令和三年三月十三日

                       埼玉県立三郷工業技術高等学校

                       校長 石塚 貴久

 

5科合同課題研究発表会

令和3年1月29日(金)第1,2限、3年生による5科合同課題研究発表会が開催されました。当日は、視聴覚室から各学科代表グループの発表が、全ホームルームに配信されました。

→ 各学科の発表概要はこちらです

→ 放送部による中継の様子はこちらから

これに先立ち、各学科別の発表会が実施されましたが、どれも主体的に課題に取り組み、試行錯誤を繰り返しながら、グループのメンバーで協力して研究が進められていました。

卒業後の職場では、「ニーズを的確にとらえて応える姿勢」「専門性(強味)をもって主体的に取り組む力」「多様性を活かす共創の精神」などが求められます。「課題研究」にはその力を育て、高める要素がたくさん詰まっていました。卒業後も専門性をさらに高めながら、自信をもって伸び伸びと精一杯活躍して欲しいです。1,2年生は先輩に学び、追い越すつもりで自身の課題研究に挑戦してほしいと思います。

令和2年度第3学期始業式

明けましておめでとうございます。

久しぶりに生徒たちと会うことができ、元気をもらった一日となりました。冬季休業中にラグビー部が東部地区新人戦で準優勝に輝くというニュースもあり、本日の始業式で表彰されました。令和3年のスタートが、生徒たちにとって明るいものとなるよう、教職員一同力を合わせていきたいと思います。

さて、昨日緊急事態宣言が一都三県に発令されました。学校の一斉休校はありませんが、始業時間を送らせるなどの感染防止策を追加いたします。保護者の皆様には本日御協力のお願いを配布いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

 

(以下、始業式校長講話)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

3年生2名から年賀状をいただきました。ありがとうございました。

 みなさん、冬休みはどのように過ごしましたか?

今回は、ステイホームの冬休みということで、あまり自由に出かけたり、部活動もできなかったりと、不自由だったと思います。成績挽回に奮闘した生徒もいるかと思いますが、少しはゆっくりできたでしょうか。

 私は毎年、テレビでスポーツ観戦を少々ですが楽しんでいます。駅伝に母校出身の選手が出ていたりすると気になります。今年は全国高校サッカー埼玉県代表の昌平高校に注目しました。

 本校以外の部活動を応援することは普通ないのですが、小学校からの友人の息子さんが出場していたものですから、応援席の友人とメッセージを交換しながら楽しみました。ベスト8止まりでしたが、8決めの2回戦や、県大会の決勝で得点するなど活躍したので新聞記事にもなりました。

 監督の話では、基礎基本がしっかりしているので、チャンスに対応した活躍ができるということです。このことは、スポーツに限らず、すべてのことに当てはまると感じました。基礎基本は普段の継続的な努力から身につき、進歩していくものです。生徒の皆さんは、平成3年のスタートから進路実現や進路先での活躍を見据えて、基礎基本を身に付け、伸ばしてほしいと思います。

 さてそのことで、2学期の終業式には「今年の目標を冬休みに立ててほしい」と話しましたがおぼえていますか。「1年の計は元旦にあり」の由来は明の時代の中国文献「月令広義」と言われますが、「計」は計画を意味します。目標を達成するためには、初めにしっかりとした計画を立てて取り組むことがとても効果的だということです。計画で大切なのは「具体策」と「スケジュール」です。今からでも間に合います。「今年はこれを目指す。自分はこうなる。」という目標を立ててください。そして、そのためには何をすればいいのか、実際に自分の動きがイメージできる具体的な行動として「具体策」を決めてください。具体策は複数になるかもしれません。あとは、それぞれの具体策をいつ始めていつまでに完了させるのか決めていきます。ここまでの「計画」がとても大切です。あとは、実行あるのみです。

例えば、「この資格を取る」という目標であれば、試験はいつなのか、どのような問題が出るのかを調べ、どの教材で何をいつまでに勉強するか決めていくといった具合です。あとは頑張るのみ。計画は自分で立てます。「自分で」は大事ですが、迷ったら先生などに相談してもOKです。それは自分で取り組んだことと同じです。皆さんのグレードアップに期待しています。

 最後に、昨日2度目の緊急事態宣言が一都三県に発令されました。新型コロナウイルス感染拡大は危機的に深刻な状況で、とくに医療の崩壊が間近に迫っています。実際に入院できずに症状が悪化して亡くなる方も出ています。学校の一斉休業はありませんが、外出時も含めてマスク着用、手洗いと消毒、不要不急の外出自粛など、さらにしっかりと責任ある感染防止策を続けてください。

今回は、登下校時の飲食や食事中の会話禁止も県教育委員会からの方針に盛り込まれました。担任、担当の先生方から随時指導がありますので、注意してしっかり守ってください。 

 コロナ禍においても、目標をもって計画的にしっかり取り組み、令和3年が生徒の皆さんにとって飛躍の年となることを希望して、私の話を終わります。

 

 

令和2年度第2学期終業式

 保護者、地域の皆様の御協力をいただきつつ2学期を終了し、本日終業式を実施しました。期末考査後には、文化部祭、校外学習、進路行事、地域交流等が実施されましたが、一部の写真を掲載します。また社会情勢を踏まえて、残念ながら修学旅行は中止とさせていただきました。(令和和2年度修学旅行の中止について.pdf) コロナ禍ではありますが、生徒とともに、来る新年に希望を見据えていきたいと思います。この年末年始は「ステイホーム」が推奨されています。御家族の「きずな」を深めつつ、良いお年をお迎えください。

(終業式校長講話)

 生徒の皆さんおはようございます。

 いつもしっかりあいさつしてくれて、ありがとう。私から先にあいさつするようにしているつもりが、うっかりしていると、皆さんから先にあいさつしてもらうことが増えました。とてもうれしく思っています。

 さて先日、土曜日のあるトーク番組で、位の高いお坊さんの話を聞きました。何やら、普通の人では死んでしまうような命を懸けた荒修行を、仏教史上1300年ぶりに、2人目の達成を果たした方だそうです。1日48キロの険しい山道を16時間かけて歩き、それを1000日間続けるとか、9日間「飲まず食わず眠らず横にならず」で、お経を唱え続けるといった具合です。そして幽体離脱のような感覚になり、悟りの境地に至ったということでした。 

 その方が言うには、「人は笑顔でいることが大切。面白くない時でも、口角をあげて笑顔でいれば、自然と前向きになれる。そうすれば、人が寄ってくる。人生が豊かになる。今自分が置かれている現実を認め、まあそれでもいいじゃないかと考え、今できることを一生懸命やることこそが自身の人生を豊かに切り拓く。」ということです。

 今年はコロナに開け、コロナに暮れた1年、生徒の皆さんは様々に活躍の場を制約されることとなりました。そんな中でも、今できることを懸命にがんばれた人が多くいたんじゃないかなと感じています。一年の計は元旦にありといいます。コロナ禍ではありますが、皆さん、口の両端をうえに上げて笑顔で、来年の目標を考える冬休みにしてください。

(中略)

 最後に、新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかかりません。医療機関や保健所も限界という報道が連日のようにされています。さらに欧州からは、変異してより感染力の高いウイルスが広まっているとの情報が流れてきています。みなさん、冬休み中は不要な外出を避け、どうしても外出が必要な場合はマスクを正しく着け、なるべく短時間となるよう工夫してください。手洗いや手指の消毒などとあわせて、感染防止に努めてください。自分の健康だけでなく、家族の健康や命を守り、医療機関への感謝を忘れず負担をかけないようにするうえでも、とても大切です。よろしくお願いします。

 それでは、新年1月8日、皆さんが元気に登校するのを楽しみに、私の話を終わります。

良い年を、お迎えください。

 

 文化部祭開始式(無線部)           校外学習出発(3年テーブルマナー:浦和へ)

 

 進路講話(1年)               マネー教育(3年)

 

 みさと団地幼稚園ご招待(電気科)

  

 (ミニ新幹線)          (フライングボール※左端上部)

 

 

立花小学校プログラミング教育支援授業

11月20日(金)14:00から、お隣の立花小学校5年生を対象に、プログラミング教育支援授業が行われました。本校電気科生徒が作ったロボットに、児童が作ったプログラムをmicro:bitとパソコンを使って転送し、ロボットをラジコン化します。本校から生徒7名と教員2名が派遣され、授業を実施。児童たちは興味深く集中してプログラムを作成し、押しボタン式コントローラを使ってロボットの操縦を楽しみました。7名の生徒は、親切な指導補助を実施し、児童のニーズに応えていました。

 

 

中学生体験入学11/15(日)

11月15日の日曜日、中学3年の生徒と保護者(120組程)をお招きし、中学生体験入学(授業)を実施しました。各学科とも、本日用に特別授業を準備し、本校で学ぶ教育内容を体験いただきました。生徒は皆、興味関心をもって授業に集中し、それぞれの作業に取り組んでいました。準備されたメニューは次の通りです。

機械科(オシレーションエンジン、汎用エンジン組み立て、ネームプレート刻印)、電子機械科(ドリンククーラーを作ろう)、電気科(電気工作)、情報電子科(CG制作、制御、通信)、情報技術科(アルゴリズム、プログラミング)

今日の体験で、工業科の学習に興味を深めていただき、進路選択の材料に役立ったとしたらうれしく思います。