校長挨拶

 

 皆さま、こんにちは。ようこそ三工技のHPへ。

 本校は、1985年4月(創立42年)に開校し、機械科・電子機械科・電気科・情報電子科・情報技術科の5学科からなる専門高校(工業高校)です。

 校訓として、「正確に、はやく、美しく」をかかげ、「ものづくりの精神」に基づいて、豊かな人間性を培うとともに、地域に貢献できる技術者の育成を目指いています。また、三郷市の北部に位置し、地元の方々からは開校以来「三工技(さんこうぎ)」と親しみを込めて呼ばれています。

 卒業生総数は、7,300名を超えており(令和7年度末現在)、卒業後すぐに民間企業等に就職する割合が高い傾向にありますが、より高度な技術や理論を学ぶために、大学や専門学校に進学する卒業生も毎年おり、最近は、現役で国公立大学に合格している生徒もいます。

 産業や「ものづくり」に直結する各学科の専門的な学習をとおして資格取得も目指していますが、最近では、地域の産業界等と本校が連携し、ロボットやプログラミングなどの先端科学技術に関する授業を産業界と協働し、新たな学びを取り入れた魅力ある学校づくりに力を入れています。

 「ものづくり」は、私たちの生活の基盤を構築し、日本社会の発展を支えるものです。中学生のみなさん、本校で3年間勉学を重ね、様々な実験や実習を経験し、多くの資格を取得してみませんか。そしてそれらを礎に、日本の将来を担うエンジニアとなり、地域、日本、世界を舞台に活躍しましょう!

埼玉県立三郷工業技術高等学校長 大沼 潤一

  

お知らせ

【令和8年度】学校自己評価システムシート(年度当初).pdf

【令和7年度】学校自己評価システムシート(最終評価).pdf

【令和6年度】学校自己評価システムシート(最終評価).pdf

 

【令和7年度】活性化・特色化方針.pdf

生徒心得.pdf

令和7年度いじめ防止基本方針.pdf

<スクール・ミッション>

ものづくりの精神の下、豊かな人間性を育成するとともに、工業の専門性を高めるカリキュラムや基礎学力向上を重視した学習を通して、一人一人の自信を高め、地域に貢献でき、健康で健全な技術者となる人材を育成します。

日誌

校長ブログ

4/8令和8年度始業式・入学式

令和8年度始業式と入学式を実施しました。

始業式、2・3年生が集まり、頼もしい姿を見ることができました。三工技の中心となって活躍し、さすが先輩と憧れられる存在になってほしいです。

入学式、148名全員が呼名に対して大きな返事で答えていました。今後の高校生活を通じて大きく成長することを願っています。みんなで三工技を盛り上げよう!

4/6準備登校日の風景

4月6日(月)令和8年度入学許可候補者の準備登校でした。

みんな緊張して体育館に集まり、クラス発表や入学式に向けたガイダンスを実施しました。

校長としても8日の入学式が楽しみです。

5科合同課題研究発表会を実施(1/30)

1月30日(金)

 本日、「5科合同課題研究発表会」を実施しました。今年度は、これまでの“学科ごとの実施”から一歩進め、初めて5学科が合同で開催する形式で行いました。

 体育館・柔道場・剣道場の3会場に分かれ、ポスターセッション方式で実施。生徒たちが自ら作成した研究成果のポスターを前に説明を行い、来場者からの質問にも丁寧に答える姿が見られました。また、1・2年生も全員参加し、先輩たちの発表を熱心に聴きながら、来年度以降の課題研究に向けて多くのヒントを得ていました。当日は、約50名もの保護者の皆様にもご来校いただき、温かいご声援をいただきました。

3年生は1年間取り組んできた研究の成果を堂々と発表し、質疑応答でも的確に答えるなど、非常に充実した発表となりました。会場は終始活気にあふれ、大いに盛り上がりました。1・2年生の皆さんも、今回見聞きしたことをぜひ次年度以降の学びに役立ててください。

3年生 学年末試験(卒業試験)開始!(1/27~29)

1月27日(火)

 本日より、3年生の 学年末試験(卒業試験) が始まります。高校3年間の学習成果を確認する重要な試験であり、卒業に向けた総仕上げとなるものです。生徒の皆さんが落ち着いて試験に臨み、これまでの努力をしっかり発揮できることを期待しています。

◆インフルエンザ流行への注意喚起

 近隣地域では、インフルエンザの感染者が再び増加傾向 にあります。3年生の試験期間中であると同時に、1・2年生の学習・学校生活にも影響が出ないよう、学校全体で感染予防に取り組む必要があります。以下の点について、生徒・保護者の皆さまのご協力をお願いいたします。 

・毎朝の検温・体調チェックの徹底

・発熱・咳・強いだるさなどの症状がある場合は無理をしない

・こまめな手洗い・手指消毒の継続

・教室内の 適切な換気

・必要に応じた マスクの着用

 生徒の皆さんが健やかな状態で学校生活を送れるよう、また3年生が安心して試験に臨めるよう、引き続き健康管理へのご協力をお願いいたします。

挨拶強化週間を実施(1/19~1/23)

1月20日(火)

 今週は、「挨拶強化週間」を実施しています。毎朝、生活委員会の生徒が正門付近に立ち、登校する皆さんへ元気よく挨拶を行っています。日頃は、先生方が毎朝挨拶運動を行っていますが、そこに生活委員会の生徒が加わることで、さらに明るく大きな挨拶が返ってきて、朝からとても気持ちのよい雰囲気が広がっていました。

 また本日は、PTAの皆さまにもご参加いただき、温かい声かけで活動を支えてくださいました。お忙しい中ご協力いただき、心より感謝申し上げます。

 挨拶はお互いの一日を気持ちよくスタートさせる大切な習慣です。今後も、生徒・教職員・PTAが一体となり、挨拶の定着と学校全体の活気づくりに取り組んでいきます。

ジャパンマイコンカーラリー全国大会(1/10・11)

1月10日(土)・11日(日)

 北海道登別市で開催されました「ジャパンマイコンカーラリー2026全国大会」 に、本校から 2名の生徒が関東代表として出場 しました。

 ジャパンマイコンカーラリー(Micom Car Rally, MCR) は、マイコンボードを搭載した独自製作のロボットカーが、決められたコースを自律走行し、完走タイムを競う全国規模のロボット競技大会です。独自に製作・プログラミングした手作りロボットカーで競う競技であり、センサやカメラでコースを読み取り、制御処理を行いながら走行します。高校生がものづくりやメカトロニクス技術の基礎を学び、創造性・課題解決力を育むことを目的として実施されています。競技には、Basic Class(規定内で製作し基礎技術を競う部門)、Advanced Class(高度なカスタマイズが可能な部門)、Camera Class(カメラ画像を用いた高度な制御を競う部門)の3つがあり、地区大会を勝ち上がった高校生が全国大会に出場します。

 

<本校生徒の結果>

●Basic Class

織 翼 さん「ハンマーヘットシャー」

目標としていた 完走を達成し、見事に決勝大会へ進出 しました。

●Camera Class

井岡 龍之介 さん「チェイサー3.0」

健闘しましたが、残念ながら予選敗退 となりました。

 

 今回の全国大会への出場を通じて、生徒たちは技術面はもちろんのこと、自律走行の調整やプログラム改善など、ものづくりの過程で多くの学びと成長を得ることができました。応援いただきました皆様に心より御礼申し上げます。

3学期始業式(1/8)

1月8日(木)

 本日、3学期の始業式を行いました。私からは、新年の挨拶とともに、「3学期は年度の締めくくりの大切な時期。“人事を尽くして天命を待つ”という姿勢で、前向きに年度を締めくくり、新たな一歩を力強く踏み出してください。」
という話しました。また、式の前には表彰式を行い、2学期終業式と同様に、これまでの活動で活躍した多くの生徒を表彰しました。仲間の努力と成果を全校で称える、素晴らしい時間となりました。3学期は短い期間ですが、進級や卒業に向けて、一人ひとりが目標を持ち、最後まで全力を尽くすことが求められます。本校では、皆さんの挑戦と成長を、教職員一同、全力で応援していきます。

<校長講話>

 皆さん、おはようございます。そして、新年おめでとうございます。冬休みはいかがでしたでしょうか。ゆっくり休息できた人もいれば、部活動や補習で忙しく過ごした人もいるでしょう。どちらにしても、心と体をリセットし、新たな気持ちで3学期をスタートできたならうれしいです。

 3学期は登校日数も少なく、2学期以上にあっという間に過ぎてしまいます。3年生は卒業式を控え、4月から社会人になる人や、進学してさらに専門性の高い学びを習得する人など、それぞれの道へ進みます。2年生は1年後に、1年生は2年後に社会へと巣立っていきます。ここで皆さんに知ってほしいことは、社会には皆さんが想像以上に厳しい現実が待っています。学校という守られた環境から一歩外に出れば、甘えは許されず、自分の力が試される場面ばかりです。だからこそ、今のうちに心の準備をしておくことがとても大切なのです。新年を迎えるこのタイミングで、改めて夢や目標を見直し、新しい目標を立ててみてください。進路のことでも、学業、部活動、人間関係でも構いません。大切なのは、「これから自分はどう生きていきたいか」を真剣に考えることです。「夢は見るだけでは夢ではない」、「目標は立てただけでは意味がない」、その夢や目標に向かって、一歩でも前に進むための行動です。どんなに素晴らしい計画を立てても、動き出さなければ、それは理想のままで終わってしまいます。今年一年が皆さんにとって充実したものになることを心から願っていますが、その夢が叶うのは、皆さん自身の努力によってのみ「もたらされること」を忘れないでください。3年生は、卒業までの残りの日々を悔いなく過ごし、新しいステージに進む準備をしてください。2年生、1年生は、これからの社会で生き抜くために、興味を広げ、主体的に学び、成長してください。決して進級だけを目標にするのではなく、自分を少しずつ高めていく意識を大切にしてください。短い3学期ですが、しっかり年度を締めくくり、次につながる芽を育てる期間にしてほしいと思います。

 さて、年の初めということで、初詣に出かけた方も多いのではないでしょうか。神社やお寺で手を合わせるとき、皆さんはどんなことを願いましたか?進路、学業、健康など、それぞれに思いを込めたことでしょう。今日は「神頼み」という言葉について考えてみたいと思います。皆さんも「苦しいときの神頼み」という言葉を聞いたことがあるでしょう。普段は神様や仏様を信じていないのに、困ったときだけ助けてもらおうとするそんな意味合いで使われます。確かに、何も努力せずにただ祈るだけでは、人生の結果は変わりません。しかし、神頼みが全くダメというわけではありません。日本には、これを見事に表現した言葉があります。それが「人事を尽くして天命を待つ」です。この言葉は、自分にできることをすべてやり尽くしたうえで、最後は運命に任せるという意味です。つまり、努力を重ねた人だけが、最後に神様に祈る資格を持つのです。言い換えるなら、祈りとは努力の終着点であるということです。

 ここで、京セラの創業者・稲盛和夫(いなもり かずお)さんを知っていますか?稲盛和夫さんは、日本を代表する事業社で、1959年に京セラ(当時は京都セラミック)を創業しました。京セラを世界的企業へと成長させたほか、通信事業の第二電電(現KDDI)を設立。さらに、経営破綻した日本航空(JAL)の再建を無報酬で引き受け、短期間で再生させたことで知られている方です。残念ながら2022年に90歳で他界されました。その稲盛さんと京セラの専務取締役を務めた近藤さんの話を紹介します。京セラがまだ小さな会社だった頃、近藤さんは経営の厳しさに直面しながらも必死に努力を続けていました。ある時、短期間に大量の製品を納める大きな契約を受けることになったのです。ところが、何をやっても製品がうまく作れず、プロとして、経営者として、その責任の重さに近藤さんは悔しくて涙を流していたそうです。そこへ社長の稲盛和夫さんがやってきて事情を聞き、こう尋ねたそうです。「一度でも神様に祈ったことはあるか」と。この言葉に近藤さんは目を覚まされました。その後、近藤さんは決心したのです。「もう祈るしかないほど、自分にできることをすべてやり切ろう」と。そして、その覚悟を持って困難に立ち向かった結果、彼は難局を乗り切ることができたのです。稲盛さんは「経営は科学であり、哲学である」と語り、数字だけでなく、人としての心のあり方を重視しました。近藤さんはその教えを胸に、できる限りの努力を尽くしたうえで、最後に「もう祈るしかない」という境地に立ったことがあったそうです。その後、京セラは世界的企業へと成長しました。

 これは偶然ではなく、彼ら経営者の必死の努力があったからこそ実現した結果なのです。この話が示すのは、実にシンプルな真理です。祈りは「努力の証」であるということです。何もせずに祈るのは、単なる願い事です。しかし、やれることをすべてやり切った人が、最後に天に任せるために祈る、それが本当の「神頼み」です。そこには、自分の無力さを認め、同時に自分の努力を信じる謙虚さと強さが共存しています。皆さんも、これからの進路や仕事、学びにおいて困難に直面することがあるでしょう。資格試験に落ちることもあれば、思い通りにいかないこともあります。そのときに「神頼み」をするなら、まずは自分にできることをすべてやり尽くしてください。努力して努力して勉強する、何度も何度も練習する、自分の弱点と向き合う!そうした努力を積み重ねたうえで、初めて祈る資格が生まれるのです。覚えておいてください。努力を重ねた人だけが、最後に運を味方につけることができるのです。

 短い3学期ですが、ぜひ「人事を尽くして天命を待つ」という姿勢で、前向きに年度を締めくくり、新たな一歩を力強く踏み出してください。皆さん一人ひとりが、自分の可能性を信じ、最後まで全力を尽くす。そうした皆さんの努力と姿勢を、私たち教職員も全力でサポートします。2026年が皆さんにとって、そして本校にとって、飛躍の年となることを心から祈っています。

 

令和8年 新年のごあいさつ

1月5日(月)

 新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、希望に満ちた新春をお迎えのことと存じます。本年も、三郷工業技術高等学校の教育活動に温かいご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。本校では、昨年も生徒一人ひとりが主体的に学び、数多くのコンテストや大会に挑戦し、工業技術高校としての専門性を存分に発揮してくれました。こうした成果は、生徒の努力はもちろん、日頃より支えてくださる保護者の皆様、地域の皆様、そして教職員の熱意によるものです。改めて深く感謝申し上げます。

 本年も専門教育のさらなる充実に加え、大学進学を目指す生徒の多様な進路を支える「大学コース」においても、学びの質の向上を図ってまいります。今年も『確かな技術力と豊かな創造力を備えた人材の育成』を目標に、「専門科目の充実と実践的な学びの強化」、「探究活動(課題研究)を中心とした学びの改革」、「大学コースを含む進路支援体制の強化」、「地域や企業との連携による幅広い学習機会の創出」を積極的に進めてまいります。また、これまで本校を支えてくださった多くの皆様への感謝を胸に、学校全体が一層活気に満ち、未来を拓く学びの場として進化できるよう、教育環境の整備や学校行事のさらなる充実にも取り組んでまいります。生徒の皆さんには、自らの可能性を信じ、仲間とともに挑戦を続ける一年としてほしいと思います。失敗を恐れず一歩を踏み出す勇気こそが、皆さんの未来を切り拓く力になります。本年が、皆様にとりまして健康で実り多い一年となりますことを心より祈念し、新年のごあいさつといたします。

 令和8年1月 三郷工業技術高等学校
  校長 高橋 正行

2学期終業式(12/24)

12月24日(水)

 本日、令和7年12月24日(火)、本校体育館にて2学期終業式を行いました。

 2学期は、たくみ祭や体育祭、強歩大会、修学旅行をはじめ、さまざまな行事や大会が続き、生徒一人ひとりが多くの挑戦と成長を見せた学期でした。式では、全国大会出場やコンテスト、文化部・同好会の活躍、専門資格の取得など、多方面で成果を挙げた生徒への表彰も行われました。多くの生徒が日頃の努力の成果を形にし、学校全体として大きな励みとなりました。校長講話では、今年の流行語を題材にした一年の振り返りや、国立科学博物館「大絶滅展」を通した地球環境・未来へのメッセージを伝えました。

 終業式後には、「ビブリオバトル」と、「手帳甲子園」の実演が行われました。「ビブリオバトル」では、生徒が自分のお気に入りの一冊を紹介し、その魅力や読んでほしいポイントをわかりやすく発表しました5分間の中で内容を要約し、「どこが心に残ったのか」「なぜ読んでほしいのか」を自分の言葉で伝える姿が印象的で、会場全体が本の世界へ引き込まれるような時間となりました。続いて、「手帳甲子園」の実演では、生徒が普段取り組んでいる手帳活用の工夫や学びの整理の方法を紹介しました。どちらの発表にも共通していたのは、自分で考え、言葉にし、他者に伝える力と、
主体的に学びを深めようとする姿勢です。本校が大切にしている「自ら学ぶ生徒」の姿がよく表れた発表となりました。会場からは温かい拍手が送られ、互いの学びを共有する貴重な時間となりました。

 【校長講話】

 みなさん、おはようございます。2学期は早いもので、本日が修了式となりました。

 始業式でもお話ししたとおり、2学期は学校行事やイベント、各種大会が目白押しで、振り返ればあっという間だったのではないでしょうか。その中で、多くの生徒が挑戦し、努力を重ね、成果を上げてくれたことを心から誇りに思います。今日も多くの表彰ができたことに、私としては皆さんの頑張りに敬意を表します。特に、全国大会に出場した

・高校生ものづくりコンテスト全国大会(電子回路組立て部門)

・第63回技能五輪全国大会(情報ネットワーク施工部門)

・ロボット相撲全国大会(3kg自立型/500gラジコン型)

・プログラミングコンテスト 全国大会

をはじめ「専門資格(知事表彰)」「手帳甲子園」や「科学の甲子園埼玉大会」、放送部、囲碁将棋部、電子技術部など、多くの分野にて、日頃の努力が実ったことに憂く思います。

 3年生は、就職や進学の進路決定に向けて最後の山場をよく乗り越えました。まだ、チャレンジしている生徒もいますが、ほとんどの生徒が合格や内定が決まり、新たなステージへの切符を手にしました。残り少ない高校生活、しっかり有終の美を飾れるよう1日1日を大切に送ってください。

 2年生は、関西方面への3泊4日の修学旅行で、神戸での震災学習、USJでの体験学習、大阪・関西万博に向けた学び、そして京都での文化体験を通して友情を深め、視野を広げる貴重な機会になったと思います。

 1年生は、初めてのたくみ祭を経験し、探究・ものづくりの喜びを実感した学期でした。進路行事や工場見学、課題解決型の学び、42Tokyoによるプログラミング学習(ピアラーニング)などを通じて、新しい発見と学ぶ楽しさに出会えたことと思います。

 私は、2学期、できる限り皆さんに寄り添うことを意識して過ごしました。授業を数多く見学し、学びに向かう姿や日々の学校生活から、皆さんの確かな成長を感じ取ることができました。特に印象的だったのは、たくみ祭週間や文化祭での各クラスの企画の工夫、体育祭での白熱した「綱引き」対決、そして強歩大会で皆さんと一緒に走れたことです。どの場面でも、仲間と力を合わせ、最後までやり抜こうとする姿がとても輝いているのが印象的でした。こうした経験は、単なる行事の思い出にとどまらず、皆さんの中に「挑戦する力」、「協力する力」、「楽しむ力」としてしっかり根づいていると思います。これらは、これからの人生で必ず役立つ大切な力につながります。

 さて、今日は年末ということで2点。1年の振り返りと、地球の未来へとながる話をします。

 1つ目は、「今年の流行語」から1年を振り返ってみたいと思います。まず、年間大賞に選ばれたのは…知っている人もいるかと思いますが、「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」。女性初の首相が就任のときに言った言葉です。「え、そんなに働くの!?」って、SNSでも話題になりました。でも、この言葉には「全力でやる」という覚悟が込められています。みなさんも、部活や勉強で「やり切る」って気持ち、私は大事だと考えます。

  次に、今年のトップテンからいくつか紹介します。「エッホエッホ」メンフクロウのヒナが一生懸命走る動画から生まれた言葉です。かわいすぎて、皆さん癒されましたよね。「頑張ってる姿って、やっぱり応援したくなる」そんな気持ちが広がった1年でした。続いて「二季」。春と秋がどんどん短くなって、夏と冬ばかり…「え、もう冬!?」って思った人、いますよね?気候変動の影響を、こんな短い言葉で表すのが流行語の面白さです。そして忘れちゃいけないのが、「ミャクミャク」。大阪・関西万博のキャラクター。最初は「ちょっと不思議…」って声もありましたが、始まってみればグッズも大人気!「変わってるけど、愛される」そんな存在になりました。今年の流行語を見ていると、かわいいものから、社会問題まで、いろんなことが詰まっています。みなさんも、この1年で「頑張ったこと」「笑ったこと」「考えたこと」きっとたくさんあったと思います。来年も、みんなで「メンフクロウのヒナ」のように、全力で走り抜けていきましょう!

 2つ目は、今年の締めくくりということで、地球の未来へつなぐ話をしたいと思います。2・3年生は、昨年、2学期の終業式で話した「地球カレンダー」について、覚えていますか?1年生は、聞いていないので、簡単にお話しします。「地球カレンダー」は、地球の46億年の歴史を1年に置き換えると、という話です。地球誕生は1月1日、生命は3月21日、恐竜は12月12日に登場し、26日に絶滅。人類の祖先は12月31日午後7時、現代人は23時49分、文明は23時58分34秒。そして産業革命は最後の2秒です。23時59分58秒、つまり、私たちの文明は地球の歴史のほんの一瞬であり、その間に環境問題も生まれた、という内容です。

 今日は、この視点をさらに深めるために、現在開催されている国立科学博物館の「大絶滅展」を紹介します。私は興味があり、見に行きました。この展覧会は、地球の歴史を振り返ると、生命は何度も危機に直面し、そのたびに大きな変化を遂げてきました。という内容です。「大絶滅展」では、生命誕生から40億年の間に起きた5回の大規模絶滅を紹介しています。恐竜の絶滅もその一つです。展示のポイントは、「絶滅は終わりではなく、新しい進化の始まり」ということで、恐竜の絶滅が哺乳類の繁栄を導いたように、危機は次の多様性を生む転換点となったことです。「大絶滅展」では、過去の危機が新しい進化を生んだことを示しています。しかし、今進行している『第6の絶滅』は、人類の活動が原因です。過去とは違い、今回は私たちの選択次第と言われております。この事実は、未来を守るために私たち1人ひとりがどんな行動を取るべきかを考えるきっかけになります。地球の歴史を学ぶことは、単なる知識ではなく、これからの社会をどう生きるかを考えるヒントです。そして、右側の「人間活動が変えた地球環境とこれから」先ほど、地球カレンダーで話した、地球の始まりを1月1日にすると、人類の祖先は12月31日午後7時、現代人は23時49分、文明は23時58分34秒。そして産業革命は最後の2秒です。23時59分58秒、たった2秒の間で地球環境が大きく変化したことです。では、どうすればよいのか、左側の「わたしたちにできること」につながります。今進行している『第6の絶滅』は、人類の活動が原因です。だからこそ人類によって、将来何をもたらしうるかを予測し、準備や対策を行い、絶滅を食い止めなければなりません。

  そこで、皆さんにぜひ考えてほしいことを、次の4つにまとめました。これから皆さんに考えてほしいこと

 1つ目は、「自分の行動が未来に与える影響を意識すること」小さな選択「例えば、資源の使い方やエネルギーの使い方」が、地球の未来を左右します。

 2つ目は、「持続可能な社会」を自分事として捉えること。SDGsや環境問題は教科書の中だけの話ではありません。皆さんの生活、そして将来の仕事にも直結します。

 3つ目は、「変化を恐れず、創造する力」を育てること。絶滅が新しい進化を生んだように、社会の課題も新しい技術やアイデアで乗り越えられます。皆さんの探究心とものづくりの力が、その鍵になります。

 4つ目に、「仲間と協力し、学び続ける姿勢」を持つこと。未来の課題は1人では解決できません。多様な考えを尊重し、協働する力を磨いてください。そして、自分1人がやっても意味がないのでは?と考えるかもしれませんが、その1人から始めることが大きな成果へとつながります。冬休みは自分を見つめ直す良い機会です。新しい年に向けて、今日の話を心に留め、未来を創る一歩を踏み出してください。

 年明けの3学期は、いよいよ今年度の締めくくりです。3年生は卒業に向けて、1・2年生は次の学年への準備に向けて、それぞれの目標をしっかり見据え、最後まで全力で取り組んでください。私も引き続き、皆さんの頑張りをそばで応援していきます。

 最後になりますが、今年も残すところ1週間、良い年を過ごすとともに、冬休み中の体調管理や生活習慣に十分に気をつけてください。1月8日に、元気な姿で新年のあいさつができることを楽しみにしております。私からの話は以上です。

球技大会が開催されました!(12/18,19)

12月18日(木)・19日(金)

 2日間、校内競技大会が開催されました。今年度の種目も「バスケットボール」「サッカー」「卓球」の3種目です。特に3年生にとっては高校生活最後の競技大会となり、どのクラスも気合十分。各種目で白熱した試合が繰り広げられました。

 バスケットボールでは、教職員チームも予選リーグに参加し、生徒たちと本気の勝負を展開しました。さらに2日目には、見事優勝した生徒チームと教職員チームによるエキシビションマッチを実施。バスケットボール・卓球ともに接戦となりましたが、今回は教職員チームに軍配が上がりました。

 私もバスケットボールと卓球に参戦しましたが……正直なところ、チームの足を引っ張ってしまう場面も多く、反省しきりです。絶好調とは言えず””絶不調”でした(泣)それでも、生徒のみなさんと同じコート・同じ卓で汗を流せたことは、とても楽しく、貴重な時間となりました。

 2日間を通して、どの学年も真剣な表情と笑顔があふれ、仲間とともに全力で挑む姿が印象的でした。今回の経験を、今後の学校生活にもぜひ生かしていってほしいと思います。