日誌

新規日誌2

6月1日朝礼

1,2年生は体育館、3年生は教室からリモート参加で朝礼が行われました。コロナ禍ではありますが、生徒たちのがんばりで、1学期も中盤を過ぎました。一方、ここ1か月に交通事故や授業中・部活動中の事故で骨折などの大怪我をする生徒が多く出ており心配しています。生徒が安心して安全に高校生活を充実させてくれることを願い、講話をしました。

(以下、校長講話)

おはようございます。昨日の代休はいかがでしたか。ゆっくり休んだり、好きなことをしたり、または勉強や進路研究をすすめたりと、それぞれ有意義にすごせたのではないかと思います。

土曜日は学校公開がありましたが、中学生とその保護者併せて150名ほどの来校がありました。本校は工業高校ですから、中学生には興味深い授業や設備がたくさん披露できたと思います。来年度本校への入学を目指してくれればいいなあと考えています。

さて1学期も中間点を過ぎ、最も授業が充実する時期になりました。みなさん、しっかり頑張ってください。学校は勉強をするところです。当たり前ですが、忘れないでください。そこで生徒の皆さんが安心して安全に学校生活を送るために注意してほしいこと、以前に話したこともありますが4つお話しします。

1つめは交通安全などの事故防止です。ここ1カ月で骨折や内臓損傷といった大けがで入院を伴う交通事故が2件起きました。いずれも交通ルールに違反していないのに被害にあったのです。交通ルールを守るのはもちろんですが、うっかり違反してくる相手がいても自分の身を守り切る注意力を常に持ってください。(交差点直進×右折、左折車巻き込み、一時停止違反や飛び出し)

交通事故以外にも体育や部活動などで骨折を伴う事故がさらに複数件起きました。先にある危険を常に想像できるように注意を払ってください。

2つ目は生徒同士の人間関係です。常に相手の気持ちや立場を思い、尊重して行動や発言をしてください。以外に難しいですよ。自分は言われても良いことでも、相手は「いや」と思うかもしれません。想像力が大切です。要領の一つとしては、大人の人間関係を意識することです。自分を無意識にまだまだ子供だと思って、好き勝手をしていると、相手にいやな思いをさせても分かりません。大人の近所づきあいや、町内会議を想像し、自分が普段学校でやっている言動が通用するのか、その調子で近所付き合いが続けていけるのか想像してください。1,2年生も未成年とはいえ、もう小さい子供ではないのですから、相手が黙っているのをいいことに、調子に乗ってKYにならないよう注意しましょう。

3つ目はしっかり勉強することです。さきほど触れましたが、そもそも学校は勉強するところです。そしてここは高校です。小中学校ではありません。高校生としての自分を維持していくためには、出席や成績をしっかり積み重ねることが必要です。しっかり勉強することは、高校生としての自分の身を守り、進路実現、自己実現へと道を切り拓く、唯一の手段だということを忘れないでください。特別なことではありません。地道に努力し、本校のキャッチフレーズにもある通り、「一つ上」を目指して努力を続けていけばよいのです。

最後4つ目は、コロナ対策です。インド変異株の影が迫っていますが、やるべきことは変わりません。飛沫と接触が感染経路ですので、意識してください。マスク、手洗い・消毒、黙食、生徒同士の会食禁止など、守ってください。濃厚接触者になれば2週間保健所に生活を管理させることになります。また自分が体調が悪い時はもちろん、同居の家族が体調が悪いときも、学校に連絡して登校を自粛してください。ウイルスの拡散を確実にブロックしてください。

それでは、全ての生徒の皆さんが、安全安心な学校生活を過ごせることを強く希望して私の話を終わります。

 

学校公開

見学者登録制と感染防止対策徹底のもと、中学生とその保護者に御来校いただき、学校公開(授業見学と個別相談会)を実施しました。本来であれは、本校保護者の皆様にも授業を見ていただくべきところ、コロナ禍において縮小させていただきました。楽しみにしていただいていた皆様には本当に申し訳ありません。少しですが、その様子を御覧ください。生徒は皆授業に集中しつつ、中学生の質問に親切に応じる場面もありました。本校生徒の魅力と教育内容・教育環境の魅力を知っていただく良い機会となりました。

始業式・入学式

新学年、新学期がスタートしました。生徒一人一人が、学校生活を充実させ、自己実現を目指せるよう、全力で支援していきたいと思います。特に新入生は「工業技術高校」という、中学校までとは違う特色ある教育環境での学習活動に早く慣れて、高校生活を満喫して欲しいと願っています。

(始業式校長講話)

おはようございます。今日から新学年となります。この1年が皆さんにとって有意義であって欲しいと願っていますが、そのためにはスタートが肝心です。3月終業式の校長講話を覚えていますか。走り幅跳びの話をしましたが、その中で十分な助走をして踏み切れれば遠くまで飛び、好記録につながる、つまり皆さんの進路実現も早くスタートして十分な準備ができれば高い目標にたどり着けたり、余裕をもって合格することができますよ、と話しました。3年生は踏切り地点がもうすぐそこまで来ていますから、準備不足な人は助走スピードをアップして遅れを取り戻してください。そして進路実現の先にある皆さんの将来を明るくするためには、その基礎となる今の学校生活を充実させることがとても重要ですので、今日はそこにスポットを当てて話をします。今日のテーマは二つの「そうぞう」についてです。

一つ目は、校歌の1番にある「創造」です。創造とは、「新しいものを生み出すこと」です。校歌では「理想は高く 創造の 英知を磨き 励みつつ いざや極めん  工業(たくみ)の道を」とあります。「創造」は高い理想であり、それを獲得し極めるためには、日々学問に努力しなければならないということです。つまり、技術者を目指す皆さんにとって新しいものを生み出すのは叶えたい夢ではありますが、はじめから新しいものを作れるわけではなく、それ相応の知識や技術を身に付けていることが前提であるということです。また、こんな格言があります。「独創性とは思慮深い模倣にすぎない」。独創性は「創造」に通じるものではありますが、その基本は模倣であり、かつよく考えながら模倣していくことが重要だと教えています。まとめます。技術者を目指す皆さんにとって、オリジナリティあふれる新しいものを作り出すことは夢であるが、それを実現するためには知識や技術を磨き、今あるものを十分研究しながら、独自により良いものを作り出そうと工夫することが大切であるということです。本校においてまさにこれを実践するのが「課題研究」です。3年生は心得て課題研究に臨み、2年生はなるべく多くの知識、技術を身に付けて来年が迎えられるよう頑張ってください。

二つ目は、「想像」です。想像力をもって発言したり、行動したりして欲しいということです。ここでは特に人間関係を良好に保つうえで想像力を働かせてほしいという話をします。何かを言ったり行動を起こす前に、周囲の状況や相手の立場に立ってチェックする習慣を身に付けてください。つまり、思いやりを持ちましょうということです。周囲や相手を不快にすれば、それは仇(あなたに不利益をもたらすもの)となって還ってきます。逆に相手を良い気分にさせられれば、人間関係は良好となり、あなた自身も気持ちよく日常を過ごすことができるはずです。是非、言動前に「想像力」を働かせてください。

終わりになりますが、コロナ感染状況はますます怪しさを加速させています。地域によっては蔓延防止対策も実施されました。みなさんも引き続き、感染防止対策をよろしくお願いします。特に食事中の会話を控え、生徒同士の会食は当分の間我慢してください。

二つの「そうぞう」力と、コロナ感染防止で、みなさんの新学期が快調にスタートすることを期して、私の話を終わります。

(入学式 校長式辞)

式辞

 若草が目にも鮮やかに燃え立ち、いよいよ生命力あふれる季節到来の本日、百四十五名の新しい仲間を迎え、第37回入学式を開催できますことを大変うれしく思います。ただ今、入学を許可された皆さんは、本日から晴れて埼玉県立三郷工業技術高等学校の生徒となりました。入学おめでとうございます。

 本校は、「ものづくりの精神」に基づき、豊かな人間性を培うとともに、地域に貢献できる技術者の育成を目指す工業技術高校です。校訓は、「正確に、はやく、美しく」です。情報化社会に続くソサイエティ5.0と言われる現在、急速な科学技術の進歩を支える技術者、エンジニアを目指す皆さんは、これからの日本社会にとって重要な人材であります。そのことを胸に刻んで大切な自分自身の成長のため、しっかりと努力して欲しいと思います。本日は、そのために必要な2つの注文をします。

 ひとつ目は、将来の自分をイメージして今から進路目標を立て、自分から進んで勉強して欲しいということです。つまり夢を持てということです。「目標無くして努力無し、努力無くして成果無し」と言われます。毎日の授業には、皆さんの成長にとっておいしい栄養がたくさんあります。その栄養をしっかり吸収して自分のものにするためには、「将来自分はこうなる。なって見せる。」という強い意志、目標を持っていることが大事です。長そうに思えても高校3年間はあっという間に過ぎます。そしてそれは長い人生の基盤となるかけがえのない時間です。高校生活は中学校に比べると自分で決められる範囲が広がります。しかしその分責任も重くなります。自分自身を律するのは自分自身です。誘惑に負けず進路実現を目指し、夢を勝ち取ってください。なお、本校では各種資格の取得にも力を入れています。将来の可能性を広げる頼りになる逸品ですので大いにチャレンジしてください。

 ふたつ目は、互いに尊重しあい、成長し合える人間関係を築いて欲しいということです。どんな相手にも、自分には無いものや自分より優れたものがあるという観点を持ち、それを見つけて感心し、そこから学ぼうとすること。互いに考えを話し合い、相手の立場に立ってみて理解し合おうとすること。これらのことは、人間関係を良好にするだけでなく、自分自身を人間的に大きく成長させてくれます。逆に、相手を見下したり、痛めつけたりするようなことは許しません。そうなれば、自分自身もいじめの加害者としての責任を背負うことになってしまいます。本校では、一学科一学級です。進級してもクラス替えはありません。皆さん全員が心地よい人間関係の中で、安心して学校生活を満喫できることを願っています。また、部活動では学科、学年を超えて人間関係が広がります。興味をもって積極的に活動し、将来に向けて付き合える友人をたくさん作ってください。

 最後になりますが、保護者の皆様、本日は大変おめでとうございます。ただいま申し上げました通り、本校では誠心誠意お子様の成長と進路実現に取り組んでまいります。授業の他にも、学校行事や地域交流など様々な教育内容を準備してお迎えいたします。しかしながら、これを真に効果のある実践とするためには、保護者、御家族の御理解と御協力がぜひ必要です。どうぞよろしくお願いいたします。

 結びに、新入生の皆さんが本校において有意義で実りある高校生活を送ることをあらためて切望し、式辞といたします。

                 令和三年四月八日

                 埼玉県立三郷工業技術高等学校長  石塚 貴久

 

令和2年度修了式 / 表彰式

修了式に先立ち、表彰式が行われました。以下の皆さんです。おめでとうございます。

全国高等学校囲碁選抜大会 女子個人選手権戦第5位 岩月さん

全国工業高校校長協会相撲ロボット製作コンテスト 技術賞 千葉さん

全国工業高校校長協会相撲ロボット製作コンテスト 特別賞 上瀧さん

令和2年度CG-ARTS検定 文部科学大臣表彰 情報電子科

岩月さん 校長室表敬訪問(R3.3.23)

修了式に際し、生徒がしっかりと自分の意思をもって元気に進路実現に取り組んでくれることを願い、講話を行いました。1年間ありがとうございました。

(以下、校長講話)

おはようございます。

 先日、室内陸上の日本選手権で、さいたま市出身で日本大学所属の橋岡優輝選手が日本新記録で優勝というニュースに目が留まりました。種目は違いますが、大昔私も陸上競技をやっていたということもありますが、橋岡選手のお父さんの活躍をよく知っていたからです。橋岡選手のお父さんは本校のお隣、川口工業高校の棒高跳びの選手で私と年齢は同じ、インターハイは高校日本新記録で優勝し、その後日本選手権を何回も優勝するスーパースターでした。お母さんも埼玉栄高校出身のハードルの選手で日本代表クラスだったと記憶しています。興味を持った人は、今後の橋岡選手の活躍に注目してみてください。

 ところで、「走り幅跳び」は高校生の進路実現活動によく似ていると私は思っています。まず重要なのは助走です。十分な助走でしっかり踏み切れれば、より遠くまで飛ぶこと、つまり高い進路目標に到達することができます。または、余裕をもって進路目標をクリアすることができるでしょう。十分に助走するには、なるべく早くスタートを切ることが重要です。スタートが遅れて短い助走になってしまっては十分な記録が出せません。今すぐ行動に移してください。

 助走の前半は、踏切と着地をイメージしつつスタートを切り、しっかりリズムを刻んでスピードをアップしていきます。後半はトップスピードを維持しつつ、力強い踏切につなげていきます。みなさんの進路実現に向けた取組でも、まずは着地点である進路目標をしっかり決め、力強い踏切に必要な要素、つまり入試や就職試験で求められるものは何かを十分に研究したうえで、リズミカルでスピーディな助走、つまり必要な試験勉強や面接練習、資格取得などを、生活のリズムを保ちながらどんどん進めていく必要があります。

 3月13日土曜日、3年生は皆さんに見送られ卒業していきました。3年生はもういません。皆さんの出番は確実に近づいています。

 先週は、1年生は講師を招いての進路分科会、2年生は企業現場と教室をリモートでつないだオンライン企業見学会、SPI基礎テストやキャリアパスポートなど、皆さんの進路実現を支援する授業が実施されました。前向きに取り組めましたか。ちょっと焦らせてしまったかもしれませんが、大丈夫です。これからも皆さんの先生方は、皆さんの味方です。進路実現を支援する取り組みはこれからも計画的に実施されますので、先生方の御指導を無駄にすること無く、しっかり自分から行動を起こして頑張っていきましょう。

 さて、コロナ禍の春休みとなります。若者の深刻な後遺症も報告されています。引き続き、感染防止に努めてください。具体的には、手洗い、消毒、マスク着用、不要不急の外出自粛などです。生徒、友人同士での食事なども避けてください。より大切なものを守るために、今はまだ我慢してください。

 4月から、あるいは今から、皆さんが自分自身の進路実現を見据えながら、元気に進んでいくことを願いつつ、私の話を終わりにします。

 

 

 

 

 

 

(株)OGISHI様から寄贈品をいただきました。

3月23日(火)本日、代表取締役小岸昭義様、総務人事課長橋本綾子様が来校され、贈呈式が行われました。御寄贈品は、3Dプリンタ2台、素材3個(3色)です。早速、CAD実習室に設置し、新年度からの授業等に有効活用させていただきます。ありがとうございました。OGISHI様は、寄贈品の他、教育講演等を通じて、広く地域の教育活動に貢献されています。https://www.ogishikougyou.com/

ちなみに、三郷市出身の小岸代表は、昔サッカー少年で、本校OB中澤佑二さんとはお知り合いとのことです。

進路行事、球技大会

3月16日(火)、17日(水)に進路行事が実施されました。1年生は企業や上級学校など15の事業所から講師を招いて職業別分科会。時間入替でひとり2講座に参加しました。2年生は例年の企業見学会がコロナ禍で中止され、その代替として企業や上級学校をオンラインでつなぎ、時間入替で3つの企業等をまわる見学会を実施しました。

また、18日(木)には1年生、19日(金)には2年生が球技大会を行いました。三密を避けるため、種目をバドミントン、卓球、PK(サッカー)、フリースロー(バスケ)としました。

1年生進路行事

 

2年生進路行事

 

1年生球技大会

 

 

2年生球技大会

 

 

第34回卒業証書授与式

令和3年3月13日土曜日、卒業式を挙行しました。あいにくの雨となりましたが、194名の卒業生は保護者と在校生、教職員の祝福を受け、元気に巣立っていきました。証書授与の場面では、卒業生ひとり一人と目礼を交わしましたが、その眼差しは緊張の中にも自らの前途への希望に満ちていました。それぞれの進路先で自信をもって、そして謙虚に、新しい仲間と協調しながら伸び伸びと学び、活躍して欲しい。心からそう願っています。

(以下、校長式辞)

 春本番に向かい、学び舎の木々の芽がいよいよ勢いを増しつつある今日、親愛なる卒業生を祝い、第34回卒業証書授与式を挙行できますことを大変うれしく思います。

卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。 

 三郷工業技術高校での3年間はいかがでしたか。友人と精いっぱい楽しんだ学校行事や、部活動、果敢に挑んだ資格検定、もちろん授業も。時には友人と意見が合わず、気まずい思いをしたことがあったかもしれません。そんな中、たくさんの思いを胸に抱いて本日を迎えていることでしょう。 

 3年前の入学以来、日々工業教育を学び続け、精進を重ね、日本の将来を担う技術者として皆さんは成長してきました。その集大成たる課題研究発表会では、学んだ技術を駆使し、創意工夫、挑戦、社会貢献など、様々な思いを形にすべく仲間と協力して製作活動に取り組みました。私の目には、とても頼もしく映っていましたよ。 

 私の好きな言葉を一つだけ送ります。「自分を励ませるのは、過去の自分だけ」というものです。課題研究をはじめ三工技でがんばったことは、将来壁にぶつかったときや、新しいことに挑戦しようとするとき、必ず大きな自信となって皆さん自身を励ましてくれることでしょう。また、言い換えると「未来の自分を励ませるのは、現在の自分だけ」ということにもなります。これからのがんばりは、未来の自分を励まし支える力になっていくということです。科学技術の進歩目まぐるしい今日、皆さんには工業高校生としての強みを活かして努力を重ね、未来を切り拓いていって欲しいと願っています。 

 最後になりますが、保護者の皆様、ここにたくましく成長されたお子様の晴れ姿を目にされ、喜びもひとしおのことと存じます。心からお祝いを申し上げます。また、三年間にわたり、本校教育の充実と発展のために温かい御支援と御協力を賜り、誠にありがとうございました。心から感謝申し上げます。 

 結びに、卒業生の皆さんの限りない発展と洋々たる前途を祝して式辞といたします。

 

                       令和三年三月十三日

                       埼玉県立三郷工業技術高等学校

                       校長 石塚 貴久

 

5科合同課題研究発表会

令和3年1月29日(金)第1,2限、3年生による5科合同課題研究発表会が開催されました。当日は、視聴覚室から各学科代表グループの発表が、全ホームルームに配信されました。

→ 各学科の発表概要はこちらです

→ 放送部による中継の様子はこちらから

これに先立ち、各学科別の発表会が実施されましたが、どれも主体的に課題に取り組み、試行錯誤を繰り返しながら、グループのメンバーで協力して研究が進められていました。

卒業後の職場では、「ニーズを的確にとらえて応える姿勢」「専門性(強味)をもって主体的に取り組む力」「多様性を活かす共創の精神」などが求められます。「課題研究」にはその力を育て、高める要素がたくさん詰まっていました。卒業後も専門性をさらに高めながら、自信をもって伸び伸びと精一杯活躍して欲しいです。1,2年生は先輩に学び、追い越すつもりで自身の課題研究に挑戦してほしいと思います。

令和2年度第3学期始業式

明けましておめでとうございます。

久しぶりに生徒たちと会うことができ、元気をもらった一日となりました。冬季休業中にラグビー部が東部地区新人戦で準優勝に輝くというニュースもあり、本日の始業式で表彰されました。令和3年のスタートが、生徒たちにとって明るいものとなるよう、教職員一同力を合わせていきたいと思います。

さて、昨日緊急事態宣言が一都三県に発令されました。学校の一斉休校はありませんが、始業時間を送らせるなどの感染防止策を追加いたします。保護者の皆様には本日御協力のお願いを配布いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

 

(以下、始業式校長講話)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

3年生2名から年賀状をいただきました。ありがとうございました。

 みなさん、冬休みはどのように過ごしましたか?

今回は、ステイホームの冬休みということで、あまり自由に出かけたり、部活動もできなかったりと、不自由だったと思います。成績挽回に奮闘した生徒もいるかと思いますが、少しはゆっくりできたでしょうか。

 私は毎年、テレビでスポーツ観戦を少々ですが楽しんでいます。駅伝に母校出身の選手が出ていたりすると気になります。今年は全国高校サッカー埼玉県代表の昌平高校に注目しました。

 本校以外の部活動を応援することは普通ないのですが、小学校からの友人の息子さんが出場していたものですから、応援席の友人とメッセージを交換しながら楽しみました。ベスト8止まりでしたが、8決めの2回戦や、県大会の決勝で得点するなど活躍したので新聞記事にもなりました。

 監督の話では、基礎基本がしっかりしているので、チャンスに対応した活躍ができるということです。このことは、スポーツに限らず、すべてのことに当てはまると感じました。基礎基本は普段の継続的な努力から身につき、進歩していくものです。生徒の皆さんは、平成3年のスタートから進路実現や進路先での活躍を見据えて、基礎基本を身に付け、伸ばしてほしいと思います。

 さてそのことで、2学期の終業式には「今年の目標を冬休みに立ててほしい」と話しましたがおぼえていますか。「1年の計は元旦にあり」の由来は明の時代の中国文献「月令広義」と言われますが、「計」は計画を意味します。目標を達成するためには、初めにしっかりとした計画を立てて取り組むことがとても効果的だということです。計画で大切なのは「具体策」と「スケジュール」です。今からでも間に合います。「今年はこれを目指す。自分はこうなる。」という目標を立ててください。そして、そのためには何をすればいいのか、実際に自分の動きがイメージできる具体的な行動として「具体策」を決めてください。具体策は複数になるかもしれません。あとは、それぞれの具体策をいつ始めていつまでに完了させるのか決めていきます。ここまでの「計画」がとても大切です。あとは、実行あるのみです。

例えば、「この資格を取る」という目標であれば、試験はいつなのか、どのような問題が出るのかを調べ、どの教材で何をいつまでに勉強するか決めていくといった具合です。あとは頑張るのみ。計画は自分で立てます。「自分で」は大事ですが、迷ったら先生などに相談してもOKです。それは自分で取り組んだことと同じです。皆さんのグレードアップに期待しています。

 最後に、昨日2度目の緊急事態宣言が一都三県に発令されました。新型コロナウイルス感染拡大は危機的に深刻な状況で、とくに医療の崩壊が間近に迫っています。実際に入院できずに症状が悪化して亡くなる方も出ています。学校の一斉休業はありませんが、外出時も含めてマスク着用、手洗いと消毒、不要不急の外出自粛など、さらにしっかりと責任ある感染防止策を続けてください。

今回は、登下校時の飲食や食事中の会話禁止も県教育委員会からの方針に盛り込まれました。担任、担当の先生方から随時指導がありますので、注意してしっかり守ってください。 

 コロナ禍においても、目標をもって計画的にしっかり取り組み、令和3年が生徒の皆さんにとって飛躍の年となることを希望して、私の話を終わります。

 

 

令和2年度第2学期終業式

 保護者、地域の皆様の御協力をいただきつつ2学期を終了し、本日終業式を実施しました。期末考査後には、文化部祭、校外学習、進路行事、地域交流等が実施されましたが、一部の写真を掲載します。また社会情勢を踏まえて、残念ながら修学旅行は中止とさせていただきました。(令和和2年度修学旅行の中止について.pdf) コロナ禍ではありますが、生徒とともに、来る新年に希望を見据えていきたいと思います。この年末年始は「ステイホーム」が推奨されています。御家族の「きずな」を深めつつ、良いお年をお迎えください。

(終業式校長講話)

 生徒の皆さんおはようございます。

 いつもしっかりあいさつしてくれて、ありがとう。私から先にあいさつするようにしているつもりが、うっかりしていると、皆さんから先にあいさつしてもらうことが増えました。とてもうれしく思っています。

 さて先日、土曜日のあるトーク番組で、位の高いお坊さんの話を聞きました。何やら、普通の人では死んでしまうような命を懸けた荒修行を、仏教史上1300年ぶりに、2人目の達成を果たした方だそうです。1日48キロの険しい山道を16時間かけて歩き、それを1000日間続けるとか、9日間「飲まず食わず眠らず横にならず」で、お経を唱え続けるといった具合です。そして幽体離脱のような感覚になり、悟りの境地に至ったということでした。 

 その方が言うには、「人は笑顔でいることが大切。面白くない時でも、口角をあげて笑顔でいれば、自然と前向きになれる。そうすれば、人が寄ってくる。人生が豊かになる。今自分が置かれている現実を認め、まあそれでもいいじゃないかと考え、今できることを一生懸命やることこそが自身の人生を豊かに切り拓く。」ということです。

 今年はコロナに開け、コロナに暮れた1年、生徒の皆さんは様々に活躍の場を制約されることとなりました。そんな中でも、今できることを懸命にがんばれた人が多くいたんじゃないかなと感じています。一年の計は元旦にありといいます。コロナ禍ではありますが、皆さん、口の両端をうえに上げて笑顔で、来年の目標を考える冬休みにしてください。

(中略)

 最後に、新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかかりません。医療機関や保健所も限界という報道が連日のようにされています。さらに欧州からは、変異してより感染力の高いウイルスが広まっているとの情報が流れてきています。みなさん、冬休み中は不要な外出を避け、どうしても外出が必要な場合はマスクを正しく着け、なるべく短時間となるよう工夫してください。手洗いや手指の消毒などとあわせて、感染防止に努めてください。自分の健康だけでなく、家族の健康や命を守り、医療機関への感謝を忘れず負担をかけないようにするうえでも、とても大切です。よろしくお願いします。

 それでは、新年1月8日、皆さんが元気に登校するのを楽しみに、私の話を終わります。

良い年を、お迎えください。

 

 文化部祭開始式(無線部)           校外学習出発(3年テーブルマナー:浦和へ)

 

 進路講話(1年)               マネー教育(3年)

 

 みさと団地幼稚園ご招待(電気科)

  

 (ミニ新幹線)          (フライングボール※左端上部)

 

 

立花小学校プログラミング教育支援授業

11月20日(金)14:00から、お隣の立花小学校5年生を対象に、プログラミング教育支援授業が行われました。本校電気科生徒が作ったロボットに、児童が作ったプログラムをmicro:bitとパソコンを使って転送し、ロボットをラジコン化します。本校から生徒7名と教員2名が派遣され、授業を実施。児童たちは興味深く集中してプログラムを作成し、押しボタン式コントローラを使ってロボットの操縦を楽しみました。7名の生徒は、親切な指導補助を実施し、児童のニーズに応えていました。

 

 

中学生体験入学11/15(日)

11月15日の日曜日、中学3年の生徒と保護者(120組程)をお招きし、中学生体験入学(授業)を実施しました。各学科とも、本日用に特別授業を準備し、本校で学ぶ教育内容を体験いただきました。生徒は皆、興味関心をもって授業に集中し、それぞれの作業に取り組んでいました。準備されたメニューは次の通りです。

機械科(オシレーションエンジン、汎用エンジン組み立て、ネームプレート刻印)、電子機械科(ドリンククーラーを作ろう)、電気科(電気工作)、情報電子科(CG制作、制御、通信)、情報技術科(アルゴリズム、プログラミング)

今日の体験で、工業科の学習に興味を深めていただき、進路選択の材料に役立ったとしたらうれしく思います。

 

 

 

学年別体育行事を行いました

10月29日(木)1年生、10月30日(金)2年生、10月31日(土)3年生の3日間にわたり、体育的行事が開催されました。例年の体育祭がコロナの影響で実施できない中、規模を縮小し、感染防止を図っての実施となりました。1年生では、実行委員長あいさつ、選手宣誓とも、クラスや学年の団結力を高めるメッセージが込められ、大きな拍手がおこりました。2年生では、教員も参加したリレーでアンカーだけ1500mを走りましたが、最後を走る教員のアンカー、学年主任佐藤先生のラスト半周は多くの生徒が一緒に並走するシーンがあり、まとまりのある学年の雰囲気を感じました。3年生は、球技会形式でドッジボール、サッカー、バスケットボールが実施されましたが、体育委員と部活動生徒による運営で、大変盛り上がりました。さすがに、3年生の行事だなといった感じです。これをきっかけに、益々生徒間の交流・親睦や団結が深まってほしいと希望しています。

第1回オープンスクール

10月3日(土)第1回オープンスクールが開催されました。新型コロナウイルス感染拡大防止の関係で、だいぶ遅れてしまいましたが、3蜜を避け、人数制限をお願いしながらの実施となりました。学校概要、進路状況等の全体会の後、希望学科に分かれて見学をしていただきました。本校の教育内容を知っていただくうえで、貴重な機会だったと思います。今後も、体験入学、オープンスクールを予定していますので、本校ホームページからお申し込みください。

        ☞ オープンスクール・体験入学のお知らせ

(以下、校長あいさつ)

おはようございます。校長の石塚でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

本校は先端工業技術を学ぶことを目的として昭和60年に開校し、今年で創立36年目となる工業高校でございます。産業や「ものづくり」に直結する専門的な学習をとおして資格を取得し、地域や日本の未来を担う人材育成を目指しています。

お手元の学校案内の表紙をご覧ください。本校の校章でございます。真ん中の「高」は本校です。その周りを囲む3つには2つの意味があります。

一つ目は、カタカナの「ト」に見立てて三郷を表し、三郷市に貢献し、ともに発展しようとする本校の姿勢を示しています。もう一つは、テクノロジーの「T」に見立て本校で扱う機械、電気、情報の3つの工業分野を表しています。そして、3つのTは精巧な歯車を形成し、本校の校訓である「正確に」「はやく」「美しく」を表現しています。この「正確に」「はやく」「美しく」の校訓は、将来、社会で信頼される技術者となるために、本校で身に付けてもらいたい資質・能力を表したものとなっております。

このような思いを込めて、本校の目指す学校像は「『ものづくりの精神』に基づき、豊かな人間性を育成するとともに、学力向上をとおして、生徒の自信を高め、地域に貢献できる技術者を育成する」としております。

卒業後の進路は進学、就職と様々になりますが、教職員一同、「わかる授業」の実践と丁寧な学習支援、「課題研究」や地域交流、部活動などあらゆる教育活動を駆使して、生徒の自己実現を全力でサポートしております。

ところで皆さん、これからの社会は「Society(ソサエティー)5.0」と言われています。Society5.0とは、現代の情報社会の次に訪れる新しい社会のことで、そこでは、様々なセンサーや活動履歴(ログ)等から得られる膨大なデータ(ビッグデータ)がAI により解析され、その結果がインターネットに接続されて、多くのモノやロボットが動作することで、様々な分野において作業の自動化等といった革新的な変化を起こす、と言われています。

私も想像しきれないところではありますが、AI、つまり人工知能のような最新テクノロジーの積極的な活用によって、最終的には一人ひとりが快適に暮らせる社会が実現するというものです。

現在、この新たな社会を担う人材の育成が急務ということで、新学習指導要領の導入など国を挙げての動きが始まっていますが、こうした時代を迎えるにあたり、最も不足しているのがエンジニア、つまり最新テクノロジーを支える「技術者」です。

本校には全部で5つの学科がございますが、それぞれの学科において、「Society5.0」を支える「技術者」を育てています。ぜひ、志ある多くの中学生の皆さんに本校の扉をたたいていただき、皆さん自身の「幸せ」を実現する「技術」を身に付けていただくとともに、身に付けた技術で、明日の地域や日本の発展を支えていただきたいと願っております。

本日はこの後、各学科に分かれて詳しい説明をさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

10月1日(木)朝礼(放送)

本日、放送による朝礼が行われました。相変わらずのコロナ禍、中間テストを間近に控え、生徒激励の気持ちを込めて、少しだけお話を致しました。広報部、放送部からも様子をアップしていただきましたので、ご覧ください。 

(以下、校長講話)

生徒の皆さんおはようございます。

いつもお話している「あいさつ」ですが、今日もすすんで挨拶をしてくれる生徒がたくさんいて、とてもいい気持ちになりました。はずかしいとか、苦手な人もいるでしょうが、勇気を出して少しずつやっていきましょう。あいさつがさわやかな三工技生のイメージを定着させていきたいと思っています。

さて、今日は2つ、話をします。一つは、コロナ関係。もう一つは、人間関係の話です。

まずはコロナですが、なかなか感染者数がおさまらない状況ですね。他人事ではありません。「あすは、わが身」です。ところで、「濃厚接触者」とは何か、知っていますか。感染者と、「発症の2日前から」「1メートル以内」「マスクなしで15分以上接触」となります。もちろん自分が感染したら、しっかり休んで治すことが大事ですが、濃厚接触者となった場合も、保健所の指導を受けて、検査や自宅待機など、多くの制約を受けることになります。だから、「マスクは大事」なんです。みんなで守っていきましょう。 

次に人間関係の話ですが、「君子は和して同ぜず」という言葉を聞いたことありますか?これは、昔わたしが担任の先生からいただいた言葉です。これは「論語」にある「孔子」の言葉を起源とするものです。「君子」とは立派な人のこと。和は平和の和と書きますが、志を合わせて協力することです。「同ぜず」の同は、同じという漢字を書きますが、安易に流されて同調しない、そういう安い付き合い方をせず、主体性を持つということです。つまり、「立派な人は、お互いに協力して物事を成し遂げるが、それぞれ自分自身をしっかり持っていて、意味もなく調子を合わせているだけのような付き合い方はしない。」ということです。皆さんは、自分自身を振り返ってみて、どうですか?協力すべき時に、しっかり行動できていますか? ついつい、やるべきことを忘れて、いつまでも、おしゃべりやSNSなどで時間を無駄にしていませんか?皆さんにはぜひ、「君子」をめざして、学校生活を送ってもらいたいと思います。

最後に、ずいぶん涼しく、秋らしくなってきましたが、元気に過ごせていますか?よく食べて、活動し、しっかり睡眠をとる。これは元気の基本です。元気であれば、体力的にも精神的にも頑張れます。もうすぐ中間テストがあります。元気にテスト勉強に集中し、頑張ってください。

以上で、私の話を終わります。

 

三工技生の人助け「ちょっと いい話」

9月1日(火)本校生徒5人が帰宅途中、苦しんで倒れている男性を発見し、救急搬送へとつなげました。男性は10日間ほど緊急入院し、退院後の金曜日、学校に感謝の電話をくださいました。さっそく本日昼休み、5人には校長室に来てもらい、私からもお礼の気持ちを伝えました。

詳しくは、放送部の記事をご覧ください。ちょっと(とても!)よい話です。

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https://misato-th.spec.ed.jp/blogs/blog_entries/view/1051/b23c67a87acd2e1444bf4ffd78ffb088?frame_id=459

令和2年度第2学期始業式

コロナ禍のうちに短い夏休みが明け、第2学期がスタートしました。夏休み中は、部活動や進路実現など、それぞれの目標に向けて直向きに取り組む生徒たちの姿に触れ、限りない可能性を感じることができました。今回の始業式は放送で、ということになりましたが、生徒たちの未来を見据えた頑張りに期待を込めて、あいさつさせていただきました。

(校長講話)

 生徒の皆さんおはようございます。

 例年より、短い夏休みが終わりました。ゆっくりと、そして充実した休暇を過ごすことはできましたか?

 私は、部活動の練習や試合、面接練習など、暑い中を頑張る皆さんを応援することができ、逆にたくさん元気をもらってしまったようです。様々な場面で、私があいさつするより早く、「こんにちは!」ともらうことがとても多く、うれしい気持ちになりました。進路の江本先生と皆さんの就職活動先を何か所か訪問したところ、「あいさつ」ができることは求められる人材の大きな要因になっています。これからも、気持ちよいあいさつを続けていきましょう。 

 さて2学期を迎えるにあたり、皆さんに一つ提案があります。それは、「自分自身に磨きをかけ、お互いにリスペクトしあえる人間関係づくりをめざしましょう」ということです。

 先々週の土曜日、「サワコの朝」というトーク番組のゲスト、菅田将暉(すだまさき)さんの話です。彼は、ドラマやCMでマルチに大活躍中の人気者ですから、皆さんもよく知っていますね。彼曰く、ジャンルは違っても「同世代でがんばっている人に刺激を受けている」そうで、シンガーソングライターの米津玄師(よねづけんし)や、あいみょんらと親交があるほか、偶然道端で出会った熱意溢れる同じ年の服職人に服を作ってもらったこともあり、関係が続いているそうです。 

 このように有意義な人生の送り方は、なにも有名人に限るわけではなく、ほぼ同世代で人生これからの皆さんにも大いに当てはまるなあと、私は思ってしまいました。そのためには、まず日々の学校生活で自分自身を磨き、確かな技術を身に着けることが大切ではないでしょうか。もちろん卒業後も、この自分磨きは続きます。

 ちなみに菅田(すだ)さんは数学が好きで、級友に勉強を教えて感謝されたことが自信につながり、映画「アルキメデスの大戦」の演技で生かされたとも言っています。 

 人間関係づくりは、本校内かもしれませんし、卒業後の大学や専門学校、職場や得意先かもしれません。いずれにしても皆さんひとり一人が確かな力を持ち、それを自信にがんばり、輝いていることが大切なんだと思います。 

 熱中症を避けたり、コロナ感染を防止しながらの2学期スタートとなりますが、皆さんの将来を見据えたがんばりに期待しつつ、私の話を終わりにします。

 

令和2年度第1学期終業式

 コロナに振り回された1学期、例年に比べて不十分、かつ不自由な学校生活となりましたが、生徒たちはよく頑張ってくれたと感じております。保護者の皆様におかれましては、多岐にわたる御理解、御協力ありがとうございました。

 さて、新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかかりません。本日東京都の新規感染者数は驚きの「463人」との報道が先ほどありました。明日から3週間ほどの夏休みとなりますが、生徒には感染防止に最大限の配慮をお願いしました。

 また、3年生は進路実現に向けての活動がまさに本番を迎えます。頑張ってほしい、最大限のエールを送ります。生徒には主体的に取組むよう指導していますが、御家庭でのサポートもよろしくお願いします。

 以下、終業式での校長講話を掲載させていただきます。有意義な夏休みを過ごしてください。

 

(校長講話)

 おはようございます。

学校が6月1日に再開して2カ月、平常授業になってからは1カ月と10日。あっという間に1学期最終日となりました。生徒の皆さんは、さまざまに不自由を強いられることになりました。本当に、ご苦労様でした。

 例年より短い夏休みを迎えるにあたり、校長から4つお話をいたします。

 1つ目は、あいさつです。私の印象では、なかなか良い感じだと思います。あいさつは、相手への敬意だけでなく、自分の存在を相手に伝える意味も重要です。これからずっと将来にわたって、皆さんは人との関係を持ちながら生活していくことになります。「挨拶もできないのか。」と言われることはあっても、「挨拶するなんて失礼な奴だ。」と言う人はいません。これからも、「生徒のあいさつが気持ちいい、三郷工業技術高校」を目指していきましょう。

 2つ目は、生徒同士の心地よい人間関係の維持です。集団生活では、全員が安心して学校生活を送れるよう、全員が配慮をすることが大切です。相手の気持ちを思ったり、場の空気を考えて発言する想像力が必要です。1学期はどうだったでしょうか。夏休み中は、直接会わなくてもSNSのやり取りで関係を壊すことがあるかもしれません。送信前に、見た人がどう思うか、個人情報は守られているかなど、一度立ち止まって考えてください。

 3つ目は、進路や学習成績についてです。

 特に3年生は、就職、進学ともいよいよ本番を目前に、夏休みをどう過ごすかがとても重要になります。目指すゴールをしっかり決めて、見据えて、目標達成のためにすべきことをきちんと理解して、全力で、決してめげずに、あきらめずに、粘り強く取り組んでください。長い人生で、高校3年生は今だけです。頑張りましょう。

 1,2年生は、3年生での進路実現を見据えて、しっかりと勉強し、実力をつけていくことが重要です。間近になって慌てても、思うような進路実現はかないません。早く準備を始めたほうが、就職や進学の可能性が広がります。この夏休みも、有効に活用してください。

 また、1学期の成績に欠点があるなど、心配が残る人は、担当の先生からしっかり指導を受けて、必ず挽回するよう頑張ってください。進級や卒業が危うくなることが決して無いよう、直ちに行動に移してください。

 最後4つ目は、新型コロナウイルス感染拡大防止についてです。報道でご存じでしょうが、感染拡大にストップがかかりません。陰性になっても症状が治まらず、大学を休学するなど、若者でも、後遺症に苦しむ例があります。手洗い、マスク、消毒はもちろん、人が多く集まる場所への出歩きを控えるなど、できる限りの努力で、自分や家族、友達を守ってください。ただし、感染してしまった場合は、直ちに学校、担任の先生に連絡してください。

 私の話は以上になります。不自由もありますが、それぞれの工夫で、夏休みを充実させて下さい。8月25日始業式、皆さんの元気な姿を楽しみにしています。 

 

進路行事が実施されました。

7月28日(火)、29日(水)、夏休みを前に各学年ごとに進路行事を実施しました。29日の活動です。

1年生は、自分自身を振り返り、ポートフォリオを入力することで進路への動機づけ

 

2年生は、動画による職種ガイダンス

 

3年生は、講師を招いての面接指導の様子です。

 

それぞれのステージに応じて、主体的な進路実現に向けて取り組んでいます。

PTA・後援会7月臨時理事会 ごあいさつ

7月21日(火)午後、臨時理事会及び常任理事会が行われ、67名の皆様に御出席いただきました。

(以下、校長あいさつ)

本日はご多用中、またコロナ禍でのご来校、恐縮です。

誠にありがとうございます。 

 やっとの思いで再開した本校も、おかげさまでなんとか1学期の期末考査を終えることができました。

 本校は専門高校でございますので、普通教科に加えて、専門知識や技能を身に着けたり、資格を取ったりと、生徒にはがんばっていただいておりますが、まずは授業が大切ということで、「わかる授業」の実践を年度当初の方針に掲げて、取組んでいるところです。

 校長としても、授業再開後、授業見学にまわりましたが、生徒は一様に落ち着いて授業に集中しておりました。頑張れた生徒は、結果が楽しみかと思いますが、思うようにいかなかった場合も、教科担当の指導をしっかり受けて、夏休みもございますので、巻き返しを図ってもらいたいと思っています。 

 3年生の進路に向けての取組ですが、まずは就職活動が動き始めております。7月から求人票が公開され、企業見学が計画されたところです。この件につきましては、NHKの取材があり、生徒の取組の様子が8日のニュース番組で報道されました。加えて2学期以降は進学指導も本格的に動き始めます。3年生にはおかれましては、家庭でのご支援もよろしくお願いします。 

 また、学校行事でございますが、感染拡大防止の観点から、教育委員会からの指導もあり、悩ましい調整を強いられているところです。体育祭、文化祭ですが、期日や内容の変更、そもそも実施できるのかというところも論点になりそうです。慎重に審議ののち、ご報告いたしますのでお待ちください。例年のように、保護者の皆様にご支援いただけるかも難しい情勢ですのでご理解ください。 

 最後になりますが、首都圏を中心にコロナ感染拡大が止まりません。県内の公立学校でも、授業再開以来10校が休校や学級閉鎖を経験しております。県立高校では、大宮南高校と西部地区の1校の計2校が該当しております。間もなく、夏休みに入りますが、引き続き油断せず、感染拡大防止指導を継続していく必要があります。生徒には、例年より短い夏休みでなおかつ、行動も様々な制約を強いられるということで、とてもかわいそうなのですが、御家庭でも、マスク、手洗い、不要な人混み等への外出を避けるなどのご指導をよろしくお願いします。(若くても、後遺症に苦しむ例があるようです。) 

以上でございます。どうぞよろしくお願い致します。

 

期末考査1週間前になりました

うっとおしい雨模様が続いています。九州では、梅雨前線の影響で甚大な被害が出ておりますが、心からお悔みとお見舞いを申し上げます。

さて、本校は学校再開後なんとかここまで学習活動、進路指導等をできる限りの努力をもって行ってまいりました。保護者の皆様には、御理解、御協力ありがとうございます。

早いもので、夏休み短縮で延期になった期末考査も1週間後に迫っております。生徒の皆さんは準備大丈夫ですか?やっと始まった部活動も、今しばらくがまんして、しっかり勉強してください。特に1年生は高校入学後初めての定期考査試験です。中学校とは違い、2年生への進級や進路実現にも大きく影響する重要なテストになります。油断は禁物ですよ。悔いを残さないように全力で取り組みましょう。御家庭でも、その環境づくりに御協力よろしくお願いします。

また、心配なコロナ感染拡大状況ですが、東京を中心に首都圏では1日当たりの最大感染者数が更新される事態となっております。生徒の皆さんは、この週末はもちろん、不要な外出、特に繁華街など人が大勢集まるところへは、極力立ち寄らないよう留意してください。一人一人の努力で、健康を守っていきましょう。

 

6月22日から通常登校!

なんとか通常登校となりましたが、本来のように伸び伸びとはいかず、生徒の皆さんにはやや窮屈な学校生活かもしれません。3密を避け、ソーシャルディスタンスを意識して…といった具合です。とはいっても、仲間と顔を合わせての学校生活で、元気を取り戻した生徒が大方のように感じています。部活動も、まだまだ従来のようにはいきませんが、再開されました。しばらくは、感染拡大防止に神経を使いつつですが、生徒にとって少しでも有意義な学校生活となるよう学校と家庭で連携していきたいと思います。よろしくお願いします。

 

   

6月1日~3日 学年登校日

3日間、授業再開に向けて、1年生から1日ずつの登校日となりました。

各学年とも始業式(2,3年は着任式を含む)、学年集会、ホームルーム等の内容で実施しました。

校長からは、①あいさつの励行、②コロナ感染防止と生活の両立、③主体的な取り組みを、④良好な人間関係作り について講話を行いました。

8日からは、分散登校ですが、いよいよ授業が再開されます。校長講話の趣旨を踏まえ、学校生活のスタートをお願いいたします。

 

 

5月29日(金)学校再開に向けて

 だいぶ日が開いてしまいました。生徒の皆さんはいかがお過ごしですか?健康管理は大丈夫でしょうか?課題は順調ですか?

 間もなく、学校が再開されます。3年生は、5月27~29日に登校し、個別面談など進路に向けた準備を進めています。6月1日からは、学年ごとの分散登校がありますが、私も生徒の皆さんの前で話ができるのを楽しみにしています。

 さて、世の中は緊急事態宣言が解除され、経済活動が徐々に始まっています。新型コロナウイルス感染拡大防止との両立が大きな課題となっていますが、学校も置かれた状況は同じです。登下校時を含めた学校生活はもちろんですが、帰宅後の生活も油断ができる状況ではなさそうです。「緊急事態宣言解除」の意味は、経済活動や学校教育活動をウイルス感染防止を図りながら遂行するということで、以前のような自由が直ちに許されたわけではありません。

 我々はこのことを十分わきまえたうえで、学習活動の遅れを取り戻したり、進路実現に向けた活動を進めていかなければなりません。学校からも指導しますが、生徒一人一人が今まで以上に、この非常事態だからこその主体的、自律的な行動をとれるよう、お願いします。

     

         「学校再開に向けた子供たちへの教育長動画メッセージ」

            https://youtu.be/GKk63bCWaTg

 

 

4月22日(水)登校日

本日は、午前2年生2クラス、午後3年生2クラスが登校しました。臨時休業中登校日の予定は、今日が最終日です。5月7日(木)の学校再開までしばらくありますが、生徒の皆さんは引き続き感染拡大防止に留意しながら、課題や進路実現対策などに主体的に取り組んでください。

 

 

4月21日(火)登校日

本日は、午前2年生2クラス、午後3年生2クラスが登校しました。昨日の雨はあがり、のんびりとしたうす曇りの天気となりました。とは言え、新型コロナウイルス感染拡大は相変わらず予断を許さない状態で、登校日も必要最小限の設定としています。どうぞ、ご理解ください。

埼玉県教育委員会髙田教育長から、生徒と保護者へのメッセージがありますので、ご視聴ください。

http://www.pref.saitama.lg.jp/e2201/coronavirus/index.html#kyouikutyoudougamesse-ji

また、埼玉県知事からGWの過ごし方について、お願いのメッセージが発出されていますので、併せてご確認ください。

http://www.pref.saitama.lg.jp/index.html

 

 

4月20日(月)登校日

本日は1年生の登校日。午前3クラス、午後3クラスが担任の先生方から指導を受けました。あいにくの雨となりましたが、生徒の元気な様子が見られて少しだけ安心しました。

 

4月17日(金)登校日

臨時休業中の登校日初日。午前に2年生2クラス、午後は3年生2クラスが登校し、健康状態確認と今後の学習指導や進路指導などが行われました。マスクや消毒、広い教室の使用など、コロナウイルス感染防止策を講じながらの実施となりました。学校での授業が行えず、生徒の皆さんには不自由な高校生活となっていますが、今しばらく我慢して家庭でできる学習や進路実現対策に主体的に取り組んでください。20日(月)は1年生、21日(火)・22日(水)は2,3年生が予定されています。

 

 

第36回入学式を行いました。

 十分な換気や、座席間隔を大きく開けた会場レイアウトなど、新型コロナウイルス感染防止策を講じながら、第36回入学式が挙行されました。入学許可の場面では、一人ずつ呼名を受けながら起立し、校長とあいさつ(会釈)を交わしました。新入生代表の「誓いのことば」では、保護者への謝意を示しつつ、新生活での精進の決意が述べられました。新入生たちの顔は、少し緊張した様子ではありましたが、期待を胸に、とても晴れやかに感じられました。

 保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。3年間、いろいろあろうかとは思いますが、教職員一同、新入生の皆さんが伸び伸びと精いっぱい頑張り、たくましく成長していただけるよう誠意をもって支援してまいります。ご家庭のご理解、ご協力は不可欠です。どうぞよろしくお願いいたします

 

PTA会長祝辞.pdf   校長式辞.pdf

準備登校

4月から着任いたしました、校長の石塚です。よろしくお願いします。

早速ですが、本日は入学許可候補者を集めて、準備登校が実施されました。

コロナウイルス感染拡大防止策を講じながらとなりましたが、全体会、クラス別説明、物品受領と、スムーズに日程をこなすことができました。

みんな、程よい緊張感とワクワク感を持ちながら新生活の準備ができるのではないかなと感じました。

全体会では、入学式、進路、生活等について話がありました。

クラスに分かれて説明を受けています。

物品受領。受け取った中身を確認中です。

PTA広報誌 さきがけ 第86号 校長より

 3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。1月には各学科の課題研究発表会を見学させていただきました。3年間の集大成ということで、各学科とも、大変見ごたえのある発表会だったと思います。

 さて、1月31日に、学校評価懇話会の一環として、5科合同課題研究発表会が開催されました。各学科から選抜された研究発表ばかりということで、ご覧になった学校評価懇話会委員の皆様からも、「楽しそうに研究している様子が伝わってきてとてもよかった」とのお褒めのことばをいただきました。

 発表会後の学校評価懇話会では、委員から「重点目標に『社会人基礎力を身につけさせる』とあるが、課題研究の取組が、社会人基礎力の育成につながるのではないか」とのご指摘をいただきました。

 そこで、3年生に尋ねます。「社会人基礎力」身に付いていますか。

 経済産業省でも、「人生100年時代の社会人基礎力」として、「これまで以上に長くなる個人の企業・組織・社会との関わりの中で、ライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力」と定義されています。本校でも「目指す学校像」を実現するための「重点目標」の一つに位置付け、3年間かけて、この「社会人基礎力」を皆さんに身に付けてもらうべく指導してきました。3年生の卒業を祝うにあたり、改めて確認してみたいと思います。

 この「社会人基礎力」は、大きく3つの力から構成されています。

 一つ目は、「前に踏み出す力」です。一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力とされています。「主体性」「働きかけ力」「実行力」がここに含まれます。指示待ちにならず、一人称で物事を捉え、自ら行動できるようになることが求められています。

 二つ目は、「考え抜く力」です。疑問を持ち、考え抜く力とされています。「課題発見力」「計画力」「創造力」がここに含まれます。論理的に答えを出すこと以上に、自ら課題提起し、解決のためのシナリオを描く、自律的な思考力が求められています。

 三つめは、「チームで働く力」です。多様な人々とともに、目標に向けて協力する力とされています。「発信力」「傾聴力」「柔軟性」「状況把握力」「規律性」「ストレスコントロール力」がここに含まれます。グループ内の協調性だけに留まらず、多様な人々との繋がりや協働を生み出す力が求められています。

 いかがでしょうか。「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」。どれをとっても、3年生の皆さんが一年間の課題研究を進める中で、必要とされた「力」だったのではないでしょうか。そして、その課題研究を終えた今、結構な割合で、こうした「社会人基礎力」が身に付いた、と感じている方もいるのではないかと思います。

 大学や専門学校へ進学される皆さんも、求められる力は共通していると思います。「人生100年時代」とのことです。皆さんは若く、前途は洋々としています。3年生の皆さんは、今後の様々なライフステージの各段階で、ぜひ、本校の3年間で身に付けたこの「社会人基礎力」を振り返るとともに、学び続ける姿勢を持ち続けていただきたいと思います。

 結びに、小島博子PTA・後援会会長様をはじめ、特に卒業生のPTA理事様、会員の皆様には、3年間にわたって本校を支えてくださいましてありがとうございました。今後とも、本校の応援団として、お力添えを頂戴できると幸いでございます。

第33回卒業証書授与式 式辞

 新しい命の息吹を感じるこの春の佳き日、卒業生の皆さんに卒業証書を授与いたしました。ご卒業おめでとうございます。

 さて、卒業生の皆さんへ、はなむけの気持ちを込めて、お願いがあります。

 私たちは、皆さんを「創造性あふれる技術者」、「地域に貢献できる技術者」になっていただくべく教育を行ってきました。だから、本校を卒業しても、「技術者」ということばにこだわっていただきたいと思っています。

 卒業式にあたり、改めて尋ねます。皆さんは、すでに「技術者」でしょうか。実感はありますか。

 皆さんを育ててきた本校の先生方も、みなはじめから「先生」であったわけではありません。かく言う校長先生も、教員生活の初めは、3月31日まで学生で、4月1日から「先生」という状態を経験してきました。進学される方はともかく、就職される方はこの4月1日からいきなり社会人という、同じような状況に置かれることと思います。

 およそ「先生」と呼ばれる職業は、自分のことを一人前の「先生」と思ってしまったところから、「おごり」の気持ち、「油断」とでもいうのでしょうか、そうした気持ちが生じてくるものだと思います。そうならないためには、一人前の「先生」なんて、そう簡単になれるものではない、だから毎日毎日、一人前の「先生」になろうとして、努力を続けることが大切になってきます。校長先生は、一人前の「先生」ということにゴールはない、それくらいに思っています。だから、毎日毎日、一人前の「先生」になるための努力を続けることが大切だと思うのです。

 この「先生」を、「技術者」に置き換えます。進学される皆さんも、いずれはなんらかの仕事につくことになると思うので、よく聞いておいていただきたいと思います。

 私たちは、皆さんに「技術者」になっていただくよう育ててまいりました。しかしながら、本当の勝負は、これからではないかと思います。私たちが目指す、校訓である「正確に、はやく、美しく」を身につけた「創造性あふれる技術者」、「地域に貢献できる技術者」は、一朝一夕になれるものではありません。社会に出た皆さんが、いつか本物の「技術者」になることを目指して、あるいはなろうとして、毎日毎日、努力を継続することこそが重要だと思います。皆さんが選択した職種が多様であることは十分承知していますが、どの職にあっても、極めたい仕事上の「技術」というものがあると思います。工業高校である本校を卒業する皆さんは、よい意味で「普通」であることに満足するべきではありません。いくつになっても、「技術」ということに、「技術者」ということばにこだわっていただきたい、そのように願っています。皆さんならすばらしい「技術者」に必ずなれる、そう信じています。

 最後にもう一度「卒業おめでとう」と言ってお別れしたいと思います。卒業後、10年、20年、30年と、年を重ねるごとに、わが人生の原点は、埼玉県立三郷工業技術高等学校での学びにあったと思っていただけることを信じて式辞といたします。

令和2年3月14日 埼玉県立三郷工業技術高等学校長 山本 康義

今帰仁村民泊・家業体験離村式 団長あいさつ

 皆さん、おはようございます。

 生徒の皆さん、民泊・家業体験はいかがだったでしょうか。

 今帰仁村の皆様におかれましては、3日間、本校生徒が大変お世話になりました。ご迷惑をおかけしたことも多かったのではないかと思います。また、様々に工夫を凝らした体験メニューをご提供いただいたと伺っております。改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 また、今帰仁村観光協会の皆様におかれましては、この度の民泊・家業体験に際しまして、民家の皆様と本校生徒とのマッチングなど、事前にご配慮を賜りまして、ありがとうございました。おかげさまで、大きな事故もなく、生徒たちは楽しく過ごすことができました。

 今回の民泊・家業体験で得られた、今帰仁村の素晴らしい自然や歴史、文化と、村の皆様との温かい交流を、大切な思い出として、しっかり持ち帰りたいと存じます。

 実は、現在の一年生の学年は、修学旅行の目的地を北海道としております。しかしながら今後の学年において、方面が沖縄となった暁には、再び今帰仁村の皆様にお世話になることもあるかと思います。その節は、どうぞよろしくお願いいたします。

 それでは、今帰仁村の皆さま、本当にお世話になりました。改めてお礼のことばを述べさせていただきまして、離村式における団長あいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

今帰仁村民泊・家業体験入村式 団長あいさつ

 皆さん、こんにちは。埼玉県からまいりました、三郷工業技術高等学校校長の山本でございます。

 本校の修学旅行で今帰仁村の皆様にお世話になるのは、2018年から3年連続になります。2018年の修学旅行では、民泊課の松田様、民泊推進協議会会長の宍戸様、副会長の宮地様をはじめ、今帰仁村観光協会の皆様には大変お世話になりました。改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 今年も7日までの3日間、今帰仁村での民泊・家業体験ということで、本校生徒が大変お世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、改めまして本校は、埼玉県の三郷市にある県立の工業高校でございます。

 先端工業技術を学ぶ工業高校として昭和60年に開校し、今年で創立36年目を迎えます。卒業生の中には、サッカー元日本代表の中澤祐二選手がおります。

 私は2018年に一度お世話になっておりますので、今回で二度目の訪問となります。現在、今帰仁グスクの「桜まつり」の期間中と聞いております。濃いピンク色のカンヒザクラは大変美しく、再会を今から大変楽しみにしております。

 生徒の皆さん。校長先生は、学年の先生方から、皆さんが今回の修学旅行の中で、今帰仁村での民泊・家業体験を、一番楽しみにしているということを聞いています。試されているのは、あいさつをはじめとする、一人の社会人としての気配りやマナーです。「さすがは三工技生」とお褒めのことばがいただけるよう、しっかりとした行動をお願いいたします。

 また、自分の持ち物をなくして、民家の皆様に迷惑をかけることがないよう、持ち物の管理をしっかりとお願いいたします。

 それでは、楽しい体験学習が始まります。皆様どうぞよろしくお願いいたします。

2学年修学旅行結団式 団長あいさつ

 皆さん、こんにちは。いよいよ明日から修学旅行です。準備の方はいかがでしょうか。

 皆さんもご案内のことと思いますが、新型コロナウイルスの流行が心配されています。現在のところ、沖縄県内での感染報告はないということです。一般的なインフルエンザに準じた対応が有効とのことですので、マスクの着用や手洗いの励行など、各自でできる予防をお願いします。

 さて、皆さんが持っている修学旅行のしおりの3ページには、修学旅行の目的が3点示されています。

 要約すると、「自主性や集団での規律を身に付ける」「豊かな心を育み見聞を広める」「平和について考える」、この3点です。

 大きな心配はしていませんが、一人ひとりが三郷工業技術高校の代表です。旅行中は、誇りと自覚を持って、行動してください。

 一つだけ、修学旅行を楽しく過ごすためのポイントを教えます。

 それは、「先生に怒られないこと」です。

 どんなに楽しい修学旅行でも、皆さんが守るべきルールを破り、先生方に怒られるようなことがあると、楽しい気分は台無しになります。怒られてからでは遅いです。怒られることがないよう、前もって意識を高く持つことが大切です。ルール違反をしないよう、十分気を付けてください。

 それでは、楽しい修学旅行が始まります。どうぞよろしくお願いします。

5科合同課題研究発表会 校長あいさつ

 みなさん、こんにちは。

 3年生の皆さんは家庭研修中にも拘らず、発表会に参加してくださいましてありがとうございます。

 先日、各学科における発表会が行われました。

 電気科の発表会では、「たくみ祭」でもデモンストレーションを行った「ドローンの製作」や、プログラミングにより制御する「電気模型の製作」が目を引きました。情報電子科では、三郷特別支援学校と連携した「工業デザイン班」や、足利大学学生・生徒CGコンテストで優秀賞を受賞した「コンテスト総なめ班」の取組が面白いと思いました。機械科・電子機械科の発表会は、同じ時間帯で二つの会場で行われたため、教頭先生と分担した結果、視聴覚室で行われた発表を拝見しました。実習で扱ったマイコンでプラモデルを動かす「マイコン制御」や、全国大会出場を果たした「ロボット相撲」など、見ている側が楽しくなるような発表が印象的でした。情報技術科の発表会も、教頭先生と分担して前半を拝見しました。「Arduinoでお掃除ロボット」や「お掃除楽器バンド」など、情報技術科で学んだ技術を活用してものづくりに取り組む姿勢に好感が持てました。

 この課題研究は、普通科の高校では「総合的な学習の時間」として履修されているものですが、工業高校における課題研究の学びは質が高いと感じております。生徒が自ら課題を設定してその解決に取り組む課題研究の授業は、大学のゼミを髣髴とさせるような自由さがあり、まさに、これからの時代で求められている「探究的な学び」が実践されていると思います。

 本日はこの後、各学科の発表会で、特に優れていると評価された発表を見ることができるということで、大変楽しみにしております。また、本校の学校評議員の皆様もお迎えしておりますので、この後の学校評価懇話会で、ご講評をいただけるものと思います。

 それでは、どうぞよろしくお願いいたします。

予餞会 校長あいさつ

 皆さんこんにちは。

 3年生の皆さんは、学年末考査大変お疲れ様でした。先生方もご指導ありがとうございました。3年生は明日から家庭研修に入ります。課題やレポートの提出が残っているという方は、笑顔で卒業式を迎えることができるよう、この後もしっかり取り組んでいただきたいと思います。

 さて、本日は「予餞会」ということですが、校長先生は国語の先生なので、毎年「予餞会」ということばの意味を確認しています。「予餞会」は、読んで字の如く「あらかじめはなむけする会」という意味だと思います。「はなむけ」は、「社会へ旅立つ3年生を送る」でよいと思いますが、「予め」がついています。おそらく「卒業式」に先立って、「予め」送別会を開く、という趣旨ではないかと思います。

 3年生の皆さんは、校長先生と一緒に、平成29年4月に本校にやってきました。入学式の校長式辞で、厳しい整容指導やレポート提出の重要性などについて話しかけたことを、昨日のことのように覚えています。あれから3年。先日は各学科の課題研究発表会を見せていただきましたが、とにかく見ているこちらが楽しくなる、素晴らしい発表ばかりでした。特に電気科のある先生からは「ここ数年で最高の出来だ」とのお褒めのことばをいただきました。

 先生方にとっては、いつの時代も、成長する生徒の姿を見るのは嬉しいものであります。

 本日の予餞会では、3年生の卒業を祝って、先生方からも、「おめでとう」の気持ちを込めたビデオメッセージが披露されると聞いております。映像技術部の皆さんの高い技術力にも、大いに期待したいと思います。

 それでは、予餞会が始まります。一緒に楽しんでいきましょう。以上で校長あいさつを終わります。

情報技術科課題研究発表会 校長あいさつ

 皆さんこんにちは。本日は、課題研究発表会にお招きいただきありがとうございます。先生方におかれましては、一年間のご指導ありがとうございました。

 校長先生は年に何度か、皆さんの授業の様子を見学させていただくことがありますが、今年度はたまたま、1学期に課題研究のテーマ決めの様子を、2学期には発表に向けた準備の様子を、それぞれ見ることができました。そのときに感じたのは、情報技術科は、生徒の皆さんの主体性をとても重視しているということでした。

 1学期のテーマ決めでは、生徒が自分たちで考えたテーマの概要についてプレゼンテーションを行なっていました。提案した皆さん自身が、テーマの内容をどこまで理解しているかが問われていると感じました。

 2学期の発表準備の授業は、それぞれの班に分かれて、生徒の皆さん同士の活発なディスカッションや作業が行われていました。先生方も、質問があれば答えていましたが、基本的に見守っていました。

 この授業の雰囲気は、どこかで経験したことがあると思いましたが、いわゆる進学校や、大学のゼミによくある雰囲気であることに思い至りました。

 私たちは経験的に、クリエイティブなものづくりには、自由な雰囲気が必要であることを理解しています。情報技術科の授業では、先生・生徒ともに、こうしたクリエイティブな授業の雰囲気を重視していてすばらしいと思いました。

 いよいよ発表会が始まります。自由な雰囲気の授業から生まれてくる皆さんのクリエイティブな発表に大変期待しております。

 それでは、3年生の皆さん、発表をよろしくお願いします。以上で校長あいさつを終わります。

MR科課題研究発表会(視聴覚室会場) 講評

 3年生の皆さん、課題研究の発表、大変お疲れ様でした。

 本日発表いただいた「課題研究」は、その目標の一つに、「工業に関する課題を発見し、工業に携わる者として独創的に解決策を探究し、科学的な根拠に基づき創造的に解決する力を養う」ことが掲げられています。

 今年のこの会場の研究テーマは、「マイコン制御」「ロボット相撲」「アームロボット」「精密加工」「キャリアロボット」「ライントレース」ということですが、見事にどの班も、機械科・電子機械科の各分野における日ごろの研究成果を踏まえた取組であると思いました。それでは、個々の発表について、感想を申し上げます。

 初めに、「マイコン制御」です。実は校長先生は、プラモデル制作にはまった過去を持つ自称「モデラー」ですが、たくみ祭の展示でプラモデルを見るたびに、生徒の持つ技術で動かしたら面白いのではないかと密かに思っていました。今回は動いていたので、大変うれしく思いました。電子機械科の技術力は高いと思いました。

 次に、「ロボット相撲」です。今年は全国大会まで出場して、すごい成果を挙げたと思います。残念ながら福島県は応援に行けませんでしたが、両国国技館の全国大会に行ったところ、電子技術部がルーマニアと対戦していました。ロボット相撲は勿論日本発祥ですが、実はルーマニアでは競技人口が増えてブームになっているとのことでした。ロボットの技術は世界共通であると、改めて思いました。

 次に、「アームロボット」です。平将門の首塚で有名な神田明神のおみくじロボットにインスピレーションを受け、中学生や保護者から評価をいただきながら、三工技生としてのアレンジを施した研究であると思います。実際のお客さんのリアクションを想像しながらの改良ということで、探究的な学びとなったと思いました。

 次に、「精密機械加工」です。本校では機械科と並んで、電子機械科においても、一定の時間を機械分野に係る学習に充てています。3年間の学習の集大成として、意義のある研究発表であったと思います。

 次に、「キャリアロボット」です。女優の長澤まさみさんの初主演映画は「ロボコン」といって、キャリアロボットコンテストのお話です。キャリアロボットはロボットコンテストの華ですが、様々な技術の正確さが問われ、3分間という短い時間にすべてをつぎ込むという、日本的情緒溢れる種目でもあると思います。課題研究としては初めてのチャレンジということですが、今年のメンバーの勇気を称えたいと思います。

 最後に、「ライントレース」です。今年の産業教育フェアの大会は、本校が上位を独占しました。本校の技術力の高さを県下に示したのだと思います。一般の大会では、村石先生をはじめ、本当に多くの大人が自らのマシンでタイムに挑戦しています。3年生の皆さんも、卒業してもぜひ、ライントレースの大会に挑戦していただきたいと思います。

 さて、来年は2年生の番です。一つお願いがあります。ぜひ、この機械科・電子機械科の課題研究のすばらしさを、後輩になる中学生にアピールする方法を考えていただきたいと思います。授業で学んだ技術をきっかけに、「これ動くかな」と考え、実際に動かしてみる。ものづくりの原点だと思います。前向きなご検討をお願いいたします。

 以上で講評といたします。生徒の皆さん、先生方、ありがとうございました。

情報電子科課題研究発表会 校長あいさつ

 皆さんこんにちは。本日は課題研究発表会にお招きいただきありがとうございます。

 3年生の皆さんは、校長先生と一緒に、平成29年4月に本校にやってきました。早3年。時の経つのは誠に早いものだと、改めて感じます。

 校長先生も3年目を迎えて、改めて、県内で唯一の学科である本校の情報電子科について考えてみました。沿革を見ると、平成4年4月に情報電子科の1期生が入学しています。電気科の定員が1学級減になって生まれたと聞いています。

 ところで、情報電子科は、何を学ぶ学科なのでしょうか。

 情報電子科の「指導目標」というものが定められています。先生方が皆さんを指導するにあたり、目標としているものです。その一部を見てみたいと思います。

 大きな目標として、「時代の変化に柔軟に対応できる生徒を育成する」とあります。その下に五つの項目を掲げていますが、その中の一つに「コンピュータグラフィックス技術や制御技術、通信技術など、様々な職種のスペシャリストとして活躍できるよう指導する」とあります。

 本日の発表会では、制御班、工業デザイン班、DTP班、webdesign班、映像班、コンテスト総なめ班、AI班の七つの班が発表すると聞いていますが、こうして学科の掲げる指導目標と照らしてみますと、時代の変化に柔軟に対応するとともに、CGや制御など、高校3年間で皆さんが身に付けた様々な技術がベースとなった課題研究となっているということがうかがえます。

 実は、昨年の課題研究発表会の講評で、指導者の早川さんが「クリエイティブとは、新しいことに挑戦することだ」と話されていたことをヒントに、今年の校長としての学校経営のキャッチフレーズ「Be Creative!」を、「新しいことに挑戦しよう」と読み替えた経緯があります。情報電子科はその指導目標に「時代の変化に柔軟に対応できる生徒を育成する」ことを掲げた唯一の学科です。本校が校歌の歌詞に「先端技術(さきがけ)」と掲げ、県内に15校ある工業系高校の中で、常に時代の先端を走り続けることができているのも、ひとえに情報電子科の皆さんが日々格闘しながら、時代の先端を走り続けていこうとする方向性、ベクトルを持ち続けていただいているおかげであると思います。

 新しいことに挑戦すればするほど評価されるというユニークな学科です。本日の発表会も大変楽しみにしております。

 3年生の皆さん、発表頑張ってください。以上で校長あいさつを終わります。

第3回学校説明会 校長あいさつ

 おはようございます。校長の山本でございます。本日はお足元の悪い中、本校の第3回学校説明会にお越しくださいましてありがとうございます。

 本校は先端工業技術を学ぶことを目的として昭和60年に開校し、今年で創立36年目を迎える工業高校でございます。

 本日は、本校への入学を検討されている皆様に、本校の校訓などの理念について、お話しさせていただきたいと思います。

 恐れ入りますが、お手元の学校案内の1ページをご覧いただきたいと存じます。

 まず校訓です。1ページの中央右にございます。校訓は「正確に、はやく、美しく」でございます。本校の校訓は将来、社会で信頼される技術者となるために、本校で身に付けていただきたい資質・能力を表したものとなっております。

 次に教育目標です。本校の教育目標は「健康で健全な技術者を育成する」でございます。2ページの中央左側に、この教育目標に続く3点を示してございますので、ご覧いただきたいと存じます。一般的に「知・徳・体」と申しますが、①が徳、②が知、③が体を踏まえたものとなっております。特にこの②の後段で「創造性あふれる技術者を育成する」とございます。この学校案内の表紙にもございますが、本校のキャッチフレーズ「Be Creative!」は、この教育目標の一節から定めたものでございます。

 次に目指す学校像です。本校の目指す学校像は「『ものづくりの精神』に基づき、豊かな人間性を育成するとともに、学力向上をとおして、生徒の自信を高め、地域に貢献できる技術者を育成する」と定めております。

 本校に入学していただく皆さんとは、ぜひとも、これらの「校訓」「教育目標」「目指す学校像」について、共通理解を深めてまいりたいと考えております。

 さて、こうして改めて見てまいりますと、本校は「技術者」を育てる学校であるということが、御理解いただけるのではないかと思います。

 これからの社会は「Society5.0」と言われています。Society5.0とは、狩猟社会(Society1.0)、農耕社会(2.0)、工業社会(3.0)、そして現代の情報社会(4.0)の次に訪れる新しい社会のことで、そこでは、様々なセンサーや活動履歴(ログ)等から得られる膨大なデータ(ビッグデータ)がAI により解析され、その結果がインターネットに接続されて、多くのモノやロボットが動作することで、様々な分野において作業の自動化等といった革新的な変化を起こす、と言われています。現在、この新たな社会を担う人材の育成が急務ということで、国を挙げて動きが始まっていますが、こうした時代を迎えるにあたり、最も不足しているのがエンジニア、つまり「技術者」であります。

 本校には機械科から情報技術科まで5つの学科がございますが、それぞれの学科において、「Society5.0」と呼ばれる社会の発展を支える「技術者」を育てています。ぜひ、志ある多くの中学生の皆さんに本校の扉をたたいていただき、皆さん自身の「幸せ」を実現する「技術」を身に付けていただくとともに、身に付けた技術で、明日の埼玉、更には我が国の発展を支えていただきたいと願っております。

 本日はこの後、各学科に分かれてさらに詳しく説明させていただきます。それでは、どうぞよろしくお願いいたします。

電気科課題研究発表会 講評

 3年生の皆さん、課題研究の発表、大変お疲れ様でした。

 本日発表いただいた「課題研究」は、その目標の一つに、「工業に関する課題を発見し、工業に携わる者として独創的に解決策を探究し、科学的な根拠に基づき創造的に解決する力を養う」ことが掲げられています。

 今年の研究テーマは、「ドローンの製作」「プロジェクトD」「バッテリーカー製作」「電気模型の製作」「スピーカーの製作」「電動スケボーの製作」ということですが、見事にどの班も、「ものづくり」に拘った課題解決の取組であると思いました。それでは、個々の発表について、感想を申し上げます。

 初めに、「ドローンの製作」です。本校のキャッチフレーズである「ビー・クリエイティブ」は、「新しいことに挑戦しよう」という意味も含んでいます。たくみ祭でもデモンストレーションをお願いしましたが、まさに本校が時代に正対し、新しい課題の解決に、果敢にチャレンジしているという姿勢を、全校に示していただきました。素晴らしい取組であったと思います。

 次に、「プロジェクトD」です。今年は「脱線」という課題を皆さんの「技術」で解決していただいたほか、トンネルやイルミネーションの設置など、新しい取組が目を引きました。鉄道博物館においても、カーブを曲がることができる本校の技術力の高さが、ひときわ光っていました。

 次に、「バッテリーカーの製作」です。時代は電気自動車へと、ますます進展しています。自動車のメーカーからも、電気科の卒業生が求められています。電気の持つ可能性を、今後とも追求していただきたいと思います。

 次に、「電気模型の製作」です。内容はプログラミングにより制御するロボットの製作なのではないかと思います。実は、小学校でプログラミング教育が始まりますが、教材としてのロボットがなくて困っているという話をよく耳にします。例えば、皆さんが製作したロボットを使って、三郷市の小学生がプログラミングを学ぶという小高連携などにも、このロボットは活用できるのではないかと思います。

 次に、「スピーカーの製作」です。実習の授業の内容を発展させた取組ではないかと思います。発表を見て、皆さんもよく知っている本校の音楽室に、電気科の皆さんが作成したスピーカーを置いて音楽の授業ができたら素晴らしいのではないかと思いました。

 最後に、「電動スケボーの製作」です。先日、電動キックボードで大学構内を移動するという記事を見かけました。安全性を確保したうえで実用化するという取組も、今後は考えられるのではないかと思います。

 さて、来年は2年生の番です。一つお願いがあります。ぜひ、大学や企業、地域の小中学校などとの「連携」を、課題研究の中に取り入れていただきたいと思います。皆さんが本校電気科3年間で身に付けた技術の力で、地域の様々な課題を発見して解決するということが求められています。前向きなご検討をお願いいたします。

 今年も目には見えない「電気」というものの可能性を、大いに感じさせてくれる発表でした。取り組んでいただいた生徒の皆さんと、ご指導くださいました先生方に、感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございました。以上で講評といたします。

第3学期始業式 校長講話

 あけましておめでとうございます。令和最初の冬休み、皆さんは有意義に過ごすことができたでしょうか。

 さて、校長先生はこの冬休み、本を探す機会に恵まれました。実は、冬休みに入る前、司書の尾澤先生から、毎年恒例の「図書館報」に掲載する「おすすめの本」の原稿執筆を依頼されていました。就職を希望している3年生はみな内定をもらっているので、主に社会に出るときに役立つ本を紹介したいと考えました。

 2年生の皆さんは記憶にあるかもしれませんが、昨年2月に本校で講演していただいた、CSリレーションズの増田社長が「大学生は遊ぶと聞いている。だから就職する自分は、この4年間懸命に働いて大卒に差をつける」と話していたのを思い出しました。また、1学期の終業式の校長講話で紹介した、日本電産の永守重信会長はその講演の中で、工業高校卒業後、最低限の生活を心掛け、28歳までに1千万円貯め、起業の資金としたと話していました。

 就職する3年生は社会人になると、毎月お給料をもらいます。先ほど紹介したお二人に共通するのは、就職して初めの数年間が勝負、ということです。志を高く持って、決して無駄遣いせず、コツコツお金を貯めていった結果、将来起業ができるほどの大きな資金をつくることができたそうです。

 こうした夢を実現するには、まず、様々な世の中や社会の動きに興味を持つことが重要ではないかと考えて、ある本について、紹介することにしました。本のタイトルは、『Vチューバー相内ユウカが経済ニュースわかるまで聞いちゃった。』と言います。テレビ東京で夜放映されている「ワールドビジネスサテライト」という報道番組のコーナーから生まれた本ということです。

 ようやく本題に入ります。この本の中に「終身雇用って、なくなるの?」という章段があります。「終身雇用」とは、同一企業で定年まで雇用され続けるという、日本の正社員雇用における慣行のことを指すそうです。この中で、会社が破綻したときに、優秀なエンジニアだったり、経理のプロだったりした人は、ぱっと転職できたそうですが、部長や課長としか履歴書に書けなかった人は、結構厳しかったというエピソードが出てきます。近い将来、この終身雇用という制度が崩壊すると仮定した場合、「何ができるか」ということが、とても大切になってきます。3年生の多くは4月から社会人です。つらいことも多いと思いますが、将来の転職も視野に入れ、まずは数年間会社で頑張って、一定の「スキル」、教養や訓練を通して獲得した能力を身に付けることをお勧めします。

 また、「履歴書に書く」という観点から、1,2年生には、現在取り組んでいる資格を、一つでも多く取得することをお勧めします。本校で資格取得に本気で取り組んでおくと、将来、別の資格を取得する際、体が資格取得モードに慣れていて、スムーズに勉強に入ることができるメリットがあります。3学期も情報技術検定や技能検定の機械検査など、様々な検定があります。ぜひ合格を目指して頑張っていただきたいと思います。

 3学期は本当にあっという間です。課題研究発表会や予餞会、修学旅行やインターンシップなど、メニューは盛りだくさんです。充実した3学期にしていきましょう。以上で校長講話を終わります。

第2学期終業式 校長講話

 おはようございます。2学期の終業式を迎えました。9月の始業式で先生は「やるべきことは盛りだくさんです。楽しい2学期にしていきましょう。」と呼びかけました。皆さんの2学期は、いかがだったでしょうか。楽しい2学期になったでしょうか。

 3年生の皆さんは、就職活動お疲れさまでした。142名の希望者全員が内定ということで、今年も就職内定率100%を達成することができました。県内に事業所を持つ企業から59名が、いわゆる東証一部上場企業から29名が、それぞれ内定をいただきました。4年制大学にも、日本大学や東京電機大学をはじめ、現時点で10名が進学するということです。3年生はまだ3学期がありますので、気を抜くことなく、最後まで頑張っていただきたいと思います。

 さて、2学期は、大きな学校行事がいくつかありました。今年の第33回たくみ祭は、大成功だったと思います。来場者数も目標であった1,000人を超えました。生徒会役員の皆さんをはじめ、皆さんの頑張りのおかげで、多くのお客様に、ものづくりに取り組む本校のよいところを見ていただくことができました。

 また、11月29日に行われた第35回強歩大会も、生徒全員がゴールして、成功のうちに終わることができました。今年の全日本大学駅伝1区区間賞の荻久保先輩には及びませんでしたが、男子1位の高松君のタイムは33分35秒と立派な成績でした。女子1位の奥野さんも43分18秒と健闘しました。先生方によれば、今年は比較的タイムがよかったのではないかとのことです。皆さんの頑張りに感謝したいと思います。

 さらに、12月18日の芸術鑑賞教室では、日本アートパフォーマンス協会の皆さんによる演劇「僕の生きた時間」を鑑賞しました。初めての生徒参加型の演劇ということで、会場の皆さんが一体となって大きな盛り上がりを見せました。

 ここで、部活動の皆さんの活躍にも少し触れておきたいと思います。

 電子技術部は、12月14日に両国国技館で行われた全日本ロボット相撲全国大会自立型部門の2回戦でルーマニア代表と対戦し、惜しくも敗れました。国際試合という大きな舞台で、部活動として、次につながる貴重な経験ができたのではないかと思います。

 またバレーボール部の太田君が東部地区の2年生選抜に選ばれ、11月17日に行われた埼玉県高等学校バレーボール技術講習会で、東部地区の1位に大きく貢献しました。

 さらに、放送部の皆さんは、様々な部活動の日ごろの活動の様子を丁寧に取材し、トピックとして取り上げ、ホームページを更新してくれました。巷では「放送部のページを見れば三工技の『今』がわかる」と言われているということです。

 このほか、合唱部は今年も、三郷市文化会館で行われた三郷第九演奏会のステージに立ち、合唱団の一員として、ドイツ語で、ベートーベンの交響曲第9番、いわゆる「第九」を合唱しました。

 この後、各ホームルームで2学期の成績表が渡されることと思います。欠点がついている人の多くは、提出物の未提出によるものとのことです。自分で自分を管理する「セルフ・マネジメント」はとても重要な能力です。未提出の課題はすべて提出して、晴れやかな気分で新年を迎えましょう。以上で校長講話を終わります。

PTA広報誌 さきがけ 第85号 教育活動等報告

 小春日和のその名のとおり、日中は汗ばむほどの陽気となるものの、夕刻の日の入りはつるべ落としのごとく、冬の訪れを心待ちにする季節となりました。保護者の皆様におかれましては、本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

 2学期の教育活動を中心に、主なものを報告させていただきます。

■高校生のための学びの基礎診断

 高大接続改革の一環として、1年生から実施することとなりました。2、3年生とあわせて、本校ではベネッセコーポレーションの「基礎力診断テスト」を実施しています。8月下旬には、4月に実施した第1回テストの結果をもとに補習を行いました。9月に第2回を実施しましたが、1年生で92人、2年生で65人の生徒が、自らの学習到達ゾーンを上げることができました。

■地域連携

 本校は三郷市に立地する県立高校として、さまざまな地域連携を行っています。地域連携は、子どもたちに将来必要となるコミュニケーション力を大いに高めています。

 4月13日、におどり公園で開催された「みさと春まつり」に放送部が参加し、司会進行を務めました。6月26日にピアラシティで行われた「社会を明るくする運動」に剣道部6名が参加し、表彰状をいただきました。7月28日の「みさと団地夏祭り」では電気科課題研究プロジェクトDのミニ新幹線と合唱部が、8月24日の「さつきまつり」では、同じくミニ新幹線と放送部がそれぞれ参加して、お祭りを大いに盛り上げました。

 9月28日、草加市にある介護老人保護施設「翔寿苑」に合唱部が赴き、ジョイントコンサートを行いました。

 10月20日、におどり公園で開催された「みさとハロウィンフェス」に生徒会本部役員と放送部が、また、10月27日に三郷市文化会館で開催された「三郷市民文化祭」にミニ新幹線が参加し、それぞれお祭りを大いに盛り上げました。

 11月9日に行われた三郷市主催の「第二大場川クリーン大作戦」に生徒会本部役員、野球部、JRC部が参加し、地域の方々と交流を深めました。

 11月9日・10日にソニックシティで行われた産業教育フェア、また、11月16日・17日に三郷市役所で行われた「みさと産業フェスタ」では、本校生徒が三郷市若手工業研究会ファルコン三郷の皆さんと連携し、万華鏡やドッグタグ、貼って剝がせる布シールや指人形をつくるものづくり体験講座を担当しました。

■大学との連携

 7月16日、千葉県習志野市にある日本大学生産工学部のオープンキャンパスに1、2年生8名がが参加し、大学における学びについて理解を深めました。7月31日から8月2日の3日間、日本工業大学で工業科生徒学習セミナーが開催され、進学を希望する3年生が参加しました。11月13日、電子機械科2年生が日本工業大学を訪問し、大学における講義の様子を見学しました。

■各種コンテスト

 工業技術系の部活動や各学科の課題研究の生徒が、各種コンテストに挑戦し、全国大会に出場しています。成果を上げる生徒は教職員の高い指導力に支えられています。

 機械研究部は、7月27日に鴻巣市で行われた「埼玉県高校生エコカーコンテスト」に出場し、インジェクション部門で4位、キャブレター部門で準優勝、また9月に栃木県のツインリンクもてぎで行われた全国大会では、それぞれ21位、17位と成果を上げました。

 無線部は、新潟県で行われた全国高等学校アマチュア無線コンテストに出場し、高校マルチオペレータ50MHz部門で優勝したほか、144MHz部門と430MHz部門で、それぞれ奨励賞を受賞しました。また、2年生の笹島さんが、7月下旬に新潟県阿賀野市で行われた「全国高等学校ARDF競技大会」女子個人の部で3位となり、北海道千歳市で行われた「全日本ARDF競技大会」に出場しました。

 電子技術部と電子機械科の課題研究は、8月29日に鴻巣市で行われた埼玉県高校生ロボットコンテストでキャリアロボット部門第4位、ライントレース部門優勝、ロボット相撲自立型部門優勝と成果を上げ、キャリアロボットは10月に新潟県で行われた全国大会に出場しました。また、9月7日に横浜市で行われた「全日本ロボット相撲大会高校生の部関東予選会」では、自立型部門で3位となり、11月23日に福島県で開催された全国大会に出場しました。11月9日にソニックシティで行われた埼玉県産業教育フェア「高校生アイデアロボットコンテスト」では、相撲(ラジコン)部門、ライントレース(アドバンス)部門、ライントレース(ベーシック)部門でそれぞれ優勝し、本校の技術力の高さを県下に示しました。

■部活動

 囲碁将棋部は、1年生の岩月さんが7月24日に市ヶ谷にある日本棋院で行われた全国高校囲碁選手権大会の個人戦で全国ベスト16となりました。また、7月27日・28日に佐賀県で行われた「文化部のインターハイ」である全国高等学校総合文化祭に、埼玉県代表の三将として囲碁部門の団体戦に出場し、準優勝という成績を収め、10月25日に小松教育長を表敬訪問し、六戦全勝の報告を行いました。さらに、11月17日には関東大会県予選で優勝し、1月に栃木県宇都宮市で行われる関東大会に出場します。

 運動部も健闘しており、野球部・ラグビー部がともに県大会公式戦で勝利を収めたほか、バレーボール部、陸上部も県大会出場を果たすなど、活躍しています。

芸術鑑賞教室 校長あいさつ

 みなさん、こんにちは。

 今年の芸術鑑賞教室は、日本アートパフォーマンス協会の皆さんによる演劇「僕の生きた時間」を鑑賞することになりました。

 演劇のテーマは、「SNSのいじめ」ということです。

 本校では例年、1年生を対象に「スマートフォン・携帯電話安全教室」を開催しています。今年も4月25日に行いましたが、覚えていますか。

 校長先生もコミュニケーションアプリを利用しますが、特に微妙な内容は、こちらの意図が正しく伝わらないことがあるので、気を付けるようにしています。文字だけのやりとりより電話、電話より会って直接話すことで、きちんと伝わるということも多いと感じています。

 これから上演していただく演劇「僕の生きた時間」は、生徒参加型ということで、皆さんの「はい」「いいえ」の答えによって、物語が変化するということです。皆さんが主体的に参加することで、本日のテーマを自分のこととして受け止め、一緒に考えていくきっかけとしていただくとともに、演劇という芸術のすばらしさを理解していただくことを願っています。

 それでは、芸術鑑賞教室が始まります。一緒に楽しんでいきましょう。以上で校長あいさつを終わります。

2学年 修学旅行事前学習 校長あいさつ及び講師紹介

 皆さんこんにちは。1時間目の進路座談会お疲れさまでした。

 この時間は、修学旅行の事前学習ということで、沖縄の歴史や文化、風土について、講師の先生をお招きし、お話をしていただきます。

 それでは、講師の先生をご紹介いたします。

 仲間 赴人 様でございます。

 仲間様は、一般社団法人 宜野座村観光協会の事務局長をお務めになっていらっしゃいます。

 宜野座村は沖縄本島のちょうど中間に位置しており、阪神タイガースの一軍のキャンプ地としても有名な村です。

 特に仲間様は、宜野座村のむらづくりのリーダーとして活躍され、毎年12月に開催される「沖縄バーガーフェスタin宜野座」のプロジェクトリーダーもお務めになっていると伺っております。

 今回の修学旅行では、多くの皆さんが初めて沖縄を訪れるわけですが、仲間様には、ガマやひめゆり、平和祈念公園をはじめとする平和学習や、沖縄全般についてお話しいただけると伺っております。

 生徒の皆さんは、ここでしか聞くことのできない貴重なお話を伺うことになります。しっかりメモを取りながら聞くことにより、沖縄について、各自の理解を深めていただきたいと思います。

 それでは仲間様、どうぞよろしくお願いいたします。

修学旅行説明会及び第2学年PTA 校長あいさつ

 皆さんこんにちは。校長の山本でございます。本日はお忙しい中お集まりくださいましてありがとうございます。早いもので、12月に入りました。本校は2月に修学旅行を行なっておりますので、学年PTAは例年この時期に開催させていただいております。

 さて、先月の28日木曜日に、2学年は進路懇談会を実施いたしました。本校の卒業生がお世話になっている企業に声をかけ、採用担当の社員や本校の卒業生から、実際の職場の様子を直接聞くことができるという、体験型の進路行事となっております。11月は月初めにたくみ祭、月末に強歩大会と、大きな学校行事がございましたので、例年、2年生はこの進路懇談会をきっかけとして、本格的に進路実現に向けて気持ちを切り替えてもらうため、このように計画しております。

 3年生の進路状況につきましては、この後、進路指導主事の江本よりお話しさせていただきますが、おかげさまで順調に推移しております。進学につきましても、4年生大学は昨年と同数の10名が合格しております。うち6名が指定校推薦、4名はアドミッションオフィス入試、いわゆるAO入試です。この春の卒業生の学年では希望者の出なかった東京電機大学や日本大学生産工学部の指定校推薦も、今年は合格者を確保できました。就職につきましても、就職希望者142名に対し、現時点で141名が内定となっております。うち59名が県内に事業所を持つ企業、また重複いたしますが、29名の生徒が、いわゆる東証1部に上場している企業から内定をいただいております。

 実は、これらの生徒は1回目の入社試験で内定した者ばかりではなく、生徒によっては複数回、粘り強く挑戦して内定を勝ち取っております。一方で、進路指導部には、合否に係る様々な情報が寄せられ、蓄積されて、2年生をはじめ、後輩たちの進路指導に生かされていくことになります。詳しくはこの後、進路指導主事の方からあると思いますが、やはり面接の場で、企業の方に与える印象というものが、大きなウエイトを占めているようです。本校では教育目標達成のための重点目標として、社会人基礎力の育成を掲げておりますが、子どもたちのコミュニケーション能力をしっかりと高めるということが、進路を実現する上で重要になってまいります。

 本日お話しする修学旅行は、こうしたコミュニケーション能力を育成する観点も踏まえ、計画されております。今帰仁村での民泊体験は、グループごとに現地の家庭でホームステイを行うとともに、観光だけでなく、家庭によっては食事を一緒につくるなどの様々な体験ができるとのことです。また、最終日は、沖縄県立博物館を出発点として、各班で協力して、国際通りでの昼食やお土産の購入などのミッションを達成し、沖縄都市モノレールの「ゆいレール」などを利用して、生徒たち自身の力で那覇空港に集合するという班別行動も予定されております。なお、2年生は国の高大接続改革の1期生にあたりますので、「eポートフォリオ」と言いますが、課外活動などの実績をインターネット上に蓄積しなければなりません。詳しくはこの後学年主任から説明がありますが、ご家庭におかれましても、この点のご指導もあわせてお願いいたします。

 本日はこの修学旅行と今後の進路指導について、それぞれの担当から説明させていただきます。修学旅行の成功と、お子様の進路実現はつながっております。保護者の皆様のご理解とご協力をいただくことをお願いし、あいさつとさせていただきます。それでは、どうぞよろしくお願いします。

第35回強歩大会 開会式 校長あいさつ

 皆さん、おはようございます。いよいよ、強歩大会の当日を迎えました。

 体育科の先生方をはじめ、先生方におかれましては、本日の強歩大会の開催にあたり、入念にご準備くださいましてありがとうございました。

 さて、本校の強歩大会は、目的として、「自己の持つ力に挑戦することにより、体力・精神力の向上を図る」ことを掲げています。一人でも多くの皆さんが、これまでの自分の持つ自己ベストを更新できるよう、頑張っていただきたいと思います。

 ただし、無理は禁物です。強歩大会の目的には「健康・安全に留意」することもしっかり示されています。少しでも調子がおかしいと感じたら、コースの周辺にいる先生方に申し出てください。

 ところで、皆さんは、本校情報技術科の卒業生で、現在、城西大学4年生の荻久保寛也(おぎくぼ・ともや)先輩をご存知でしょうか。陸上部の皆さんは、先輩にあたるので知っている方も多いと思います。荻久保先輩は、11月3日の日曜日に名古屋市の熱田神宮を出発点として行われた全日本大学駅伝の1区9.5kmを走り、見事、区間賞を獲得しました。高校では全国大会はインターハイと言いますが、大学ではインカレと言います。この全日本大学駅伝は、駅伝のインカレに相当し、まさに、大学の男子駅伝日本一を決める大会とのことです。荻久保先輩は、この1区9.5kmをトップで駆け抜けました。大学駅伝の日本一の選手が本校の卒業生ということになります。

 本日のコースは、江戸川土手往復約10kmとのことですが、ほぼ、荻久保先輩の走った1区に等しい距離です。ちなみに、日本一の荻久保先輩は、9.5kmを27分49秒で走っています。あくまで参考ということで、皆さんはご自身のペースでお願いいたします。

 それでは、体調管理に各自十分注意して頑張ってください。以上で、校長あいさつを終わります。

第2回学校説明会 校長あいさつ

 おはようございます。校長の山本でございます。本日はご来校ありがとうございます。

 11月も中旬ということで、皆さんの高校選びもいよいよ佳境に差し掛かっていることと思います。本校は工業の専門高校です。普通科の高校とは大きく異なる特色がございますので、大きく3点説明させていただきたいと思います。

 まず教育課程です。1日6時間で週5日、延べ30時間の授業の内、およそ三分の一は専門教科である工業の授業となっております。工業の授業の中心は実習です。体験的な実習の授業を通して、それぞれの学科の専門の「技術」を身に付けていただきます。

 また本校は、資格の取得に力を入れております。機械科であれば技能検定の機械検査や機械保全、電気科であれば電気工事士、情報電子科であればCGクリエーター検定など、それぞれの学科で、授業で身に付けた技術を生かして、様々な資格を取得することができます。

 次に進路指導です。本校ではおよそ7割の生徒が就職を希望しております。普通科の高校と専門学科の高校とでは、学校に来る求人の質と量が大きく異なります。例えば、多くの事業所には、生産性の向上のため、機械が入っています。最近はAIが導入されたり、IoTということでインターネットにつながったりということで、いわゆる「ロボット」が入っている事業所も多くあります。一般的には、こうした機械を操作する人材、いわゆる「オペレータ」を募集することが多いのですが、本校に来る求人の多くは「エンジニア」という職種です。ロボットを操作するだけでなく、機械系統や電気系統、あるいはプログラムがわかり、故障したロボットの面倒を見ることができる「エンジニア」が求められています。これからの社会は「ソサエティ5.0」と言われていますが、こうした時代を迎えるにあたり、最も不足しているのがエンジニアです。本校には5つの学科がありますが、それぞれの学科で、このエンジニアの「卵」を、しっかりと育成しております。この3月の卒業生も147名が就職しましたが、そのおよそ6割の生徒は県内に事業所を持つ企業へ、また重複しますが、およそ2割の生徒は、いわゆる上場企業に入社しています。就職を希望する生徒は、大学を経由しないで直接、いわゆる「いい会社」に就職します。この「エンジニア」を求める求人は、工業高校限定ということです。高校時代に専門性を高めることで、確かな未来への道が開かれていくのだと思います。

 最後に部活動です。今年は囲碁将棋部のほか、工業高校ならではの機械研究部、電子技術部、無線部が全国大会に出場しています。また、運動部も多くの部が県大会に出場していますが、今年、日本開催のワールドカップで大いに盛り上がったラグビー、そのラグビー部も多くの部員を集め、県大会で勝利を収めるなど、活発に活動しております。

 全体会の後は、希望する学科に分かれて説明を聞いていただきますが、本校は出願の際、第二志望を書くことができます。入学者選抜では、募集定員の8割は第一志望を重視いたしますが、残りの2割を選抜する2次選抜では、第二志望も含めて選抜します。第一志望の学科の他に、第二志望の学科までお考えいただくことをお勧めいたします。本日は11:55から希望者を対象に他学科の説明・見学の時間を設けておりますので、遠慮なくお申し出いただければと思います。

 それでは、どうぞよろしくお願いいたします。