日誌

校長ブログ

球技大会が開催されました!(12/18,19)

12月18日(木)・19日(金)

 2日間、校内競技大会が開催されました。今年度の種目も「バスケットボール」「サッカー」「卓球」の3種目です。特に3年生にとっては高校生活最後の競技大会となり、どのクラスも気合十分。各種目で白熱した試合が繰り広げられました。

 バスケットボールでは、教職員チームも予選リーグに参加し、生徒たちと本気の勝負を展開しました。さらに2日目には、見事優勝した生徒チームと教職員チームによるエキシビションマッチを実施。バスケットボール・卓球ともに接戦となりましたが、今回は教職員チームに軍配が上がりました。

 私もバスケットボールと卓球に参戦しましたが……正直なところ、チームの足を引っ張ってしまう場面も多く、反省しきりです。絶好調とは言えず””絶不調”でした(泣)それでも、生徒のみなさんと同じコート・同じ卓で汗を流せたことは、とても楽しく、貴重な時間となりました。

 2日間を通して、どの学年も真剣な表情と笑顔があふれ、仲間とともに全力で挑む姿が印象的でした。今回の経験を、今後の学校生活にもぜひ生かしていってほしいと思います。

在り方生き方講演会を実施しました(12/17)

12月17日(水)

 本日は、在り方生き方講演会を開催し、真和建設株式会社 労務部長 人材育成担当であり、元ヤクルトスワローズ選手として活躍され、その後は読売ジャイアンツなど複数球団でコーチを務められた 秦 真司 様 を講師としてお迎えしました。演題は「トップアスリートの心構え」でした。

<講演会の目的>

 今回の講演会は、「社会に出て働く」という未来を見据え、自分の進路を主体的に考える契機とすること。トップアスリートとしての厳しい競争を経験しつつ、高い目標に挑戦し続けてこられた秦様の生き方から、プロフェッショナルとしての心構えや努力のあり方を学ぶこと。困難に向き合う勇気やチャレンジ精神を育み、将来の進路選択や社会人としての成長への意識を高めることを目的として実施しました。

 <講演内容>

 講演は大きく 「セルフマネジメント」 と 「社会での適応力」 の二つのテーマで構成されました。秦様はまず、「自分を知ること」こそが成長の出発点であり、プロ選手としてのキャリアも、日々の小さな積み重ねと自己管理から築かれていったことを語られました。そこから、目標設定、努力の継続、挑戦する姿勢へと話がつながり、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。また、コーチとして多くの選手を育成してきた経験から、指導者として大切にしている「観察力(目)」、「考察力(頭)」、「聞く力(耳)」、「会話力(口)」、「行動力(体)」についても紹介されました。これは生徒だけでなく、私たち教職員にとっても、教育現場に通じる示唆に富んだ内容でした。

 さらに社会で求められる力として、秦様は「まずは礼儀を身につけること」の重要性を強調されました。ここで秦様は、全国で子どもの成長を支援する活動を展開している 「ひのまるキッズ」 を例に挙げられました。ひのまるキッズは、スポーツを通じて礼儀・自己肯定感・挑戦心などを育む取り組みとして知られ、競技力だけでなく「人としての強さ」を身につけることを重視しています。そこで大切にしているのが、子どもたちが日常生活の中で意識できる6つの心です。①“はい” という素直な心 ②“ありがとう” という感謝の心 ③“私がします” という奉仕の心 ④“すみません” という反省の心 ⑤“おかげさま” という謙虚な心 ⑥“いまから・これから” という不屈の心

 秦様は、これらの心を実践することで、スポーツだけでなく、学校生活や将来の社会生活においても信頼される人間へと成長できると述べられました。挨拶や相手への敬意といった基本的な姿勢が、信頼を得るうえでどれほど大切かを、具体的な経験を交えて伝えてくださいました。

 <終わりに>

 今回の講演会を通して、生徒たちが「自分の未来を主体的に切り拓く力」の一端を確かに掴み取ったと感じています。秦様のお話は、トップアスリートとしてのご経験に裏打ちされた説得力があり、生徒一人ひとりが自分自身と向き合い、これからの生き方を考える貴重な機会となりました。特に、自己管理の大切さや礼儀を重んじる姿勢、そして人としてどうあるべきかを語ってくださった内容は、生徒だけでなく我々教職員にとっても大きな学びとなりました。お忙しい中、本校のために熱意あるご講演をいただきました 秦 真司 様に心より感謝申し上げます。

 本校では、これからも在り方生き方教育を軸に、生徒が自分の力を信じ、夢や目標に向かって努力し続ける姿勢を育んでまいります。今回の学びが、日々の学校生活や将来の進路選択に生かされることを強く期待しています。

temiロボット活用推進研修会に参加しました(12/16PM)

12月16日(火)午後

 大塚商会 北関東(大宮)事業所にて「AIアシスタントロボット活用研修会」が開催され、本校も参加しました。本研修は、大塚商会が企業版ふるさと納税を活用し、AIロボットの普及と高校生がこれからの時代に必要なAI技術を身につけられるよう支援する取り組みの一環として実施されています。大塚商会からは、埼玉県6校・和歌山県4校・神奈川県2校の計12校にtemiロボットが寄贈され、最初に寄贈いただいたのが埼玉県であり、本校もその1校です。この貴重な機会にあらためて深く感謝申し上げます。

 また、この日は午前中に本校でも「AI研修会」を開催しており、午後の本研修会と合わせて、まさに1日を通して“AI Day”となりました。生徒・教職員ともにAIの学びを深める、大変充実した一日となりました。

【研修内容】

● 基調講演

 富田直美氏(株式会社 hapi-robo st 代表取締役社長)

 テーマ:「STEAMは誰のため? ― 全人類のための STEAM+P(Philosophy)」

 STEAM教育に哲学を加える意義が語られ、AIロボットを“技術”として扱うだけでなく、人の学びにどう貢献するかという視点の重要性が示されました。

● ロボット活用レクチャー

 高椋大寛氏(コミュナルテクノロジーサービス株式会社 代表取締役社長)

 導入の成否は「技術そのものではなく初動のデザイン」にあるとされ、学校現場での導入課題とその解決策が紹介されました。学校現場でも段階的導入や“小さな成功”から始めることの大切さが示されました。

 ● 事例紹介(本校も発表)

・発表① 埼玉県立大宮工業高等学校

・発表② 埼玉県立三郷工業技術高等学校 百合川先生、相馬先生

・発表③ 埼玉県立浦和第一女子高等学校

・発表④ 和歌山県立桐蔭高等学校 藤木先生

・総 評 埼玉県立三郷工業技術高等学校長

 各校から、temiロボットを活用した授業やイベント、コミュニケーション支援などの具体的な実践が報告されました。本校からは以下の2名が発表しました。

 百合川教諭:三郷商工祭でのtemi活用(学校案内・追従体験など)

 相馬教諭:県庁オープンデーでの活用と授業実践(小学生向けプログラミング体験)

 最後に総括として、私から今後の方向性について述べました。今後も、各企業の皆さまからのご支援のもと、寄贈校同士が情報共有を進めながら、temiの活用を一層活発化させていくことの重要性を確認しました。生徒だけでなく教職員もAI技術を身につけ、次世代の教育を創造していくことが求められています。日本はAI教育において世界の先進国に比べ遅れが指摘される中、このような取り組みを積極的に進めることは極めて重要です。本校としても、temiをはじめとするAI技術を教育に取り入れることで、生徒が将来、世界をリードできる技術者へと成長できるよう育成していきたいと考えています。また、地域や小中学生にもAI技術に触れる機会を広げ、temiを通じて教育活動の幅と可能性が大きく広がったことをお伝えしました。

■ 今後の展開

 今回の研修を通して得られた多くの学びを踏まえ、本校ではtemiロボットの活用をさらに発展させていきます。日本ではAI教育が諸外国に比べ遅れが指摘されていますが、このような取り組みを積極的に推し進めることで、生徒が将来、国際社会で活躍し、世界をリードする技術者へと成長できるよう支援していきたいと考えています。

 また、寄贈校同士が連携し、実践例を共有することで、より効果的な活用方策を構築してまいります。加えて、地域や小中学生にもAI技術に触れる機会を広げ、temiを通して教育活動の幅と可能性が広がるよう努めていきます!

 

AI研修会実施(12/16AM)

12月16日(火)午前

 本日、情報電子科・情報技術科の3年生を対象に AI研修会 を実施し、シンガポールより 後藤 智 氏 を講師としてお迎えしました。後藤氏は日本・インド・アメリカで経験を積み、現在はシンガポールとカンボジアで複数の企業を経営されています。講演では、各国の働き方の違いや世界で活躍するエンジニアの姿、そして急速に進化するAI技術について分かりやすくお話しいただきました。

 AIが自己学習によって囲碁や将棋のプロを超えた例や、今後のAIエージェント時代の展望など、生徒にとって刺激的な内容が多く、興味深い学びとなりました。

 講演後の質疑応答では、生徒から 多くの質問が寄せられ、会場は非常に活発な雰囲気 に包まれました。将来の働き方、AIと共存するために必要な力、グローバルで活躍するための学び方など、具体的で意欲的な質問が次々に上がり、生徒の関心の高さがうかがえました。

 最後に後藤氏は、AI時代を生きるために必要な姿勢として

〇 「自ら考え、企画し、行動すること」、

〇 「AIと協働しながら学び続けること」の重要性を強調されました。

 生徒にとって、将来を考えるうえで大変意義深く、主体的な学びを促す貴重な機会となりました。

学校説明会を開催(12/14)

12月14日(日)

 本日、学校説明会を開催しました。朝からあいにくの雨と寒さにもかかわらず、中学生91名と保護者を合わせて196名の皆様にご参加いただき、誠にありがとうございました。

<開催概要>

説明会開始 13:45~
校内見学 終了後40分程度
個別相談 全体会終了後(2階習熟室)

<説明会次第>

・校長挨拶
・学校概要説明(教務部)
 (通学人数、市町村別、ミックスホームルーム、行事、昼食、部活動など)
・工業科説明(工業科)
・学校生活について(生徒代表)座談会形式
・進路状況(進路指導部)
・生徒指導関係(生徒指導部)
・入試選抜基準・第二希望について(教頭)


 今回は、初の試みとして、在校生による「学校生活について」をインタビュー形式で実施しました。中学生の皆さんに、在校生のリアルな声を直接届けることで、学校生活の雰囲気や魅力をより身近に感じていただけたと思います。さらに、本校PTAによる相談コーナーも設け、教職員だけでなく保護者の視点からも学校の紹介や進路相談に対応しました。こうした取り組みにより、より多角的な情報提供ができたと考えています。

 説明会終了後には、校内見学や個別相談も行い、参加者の皆様から多くのご質問をいただきました。今後も、皆様に安心して進路選択をしていただけるよう、情報発信に努めてまいります。
本日は誠にありがとうございました。

【校長挨拶】

  皆さん、こんにちは。本校校長の髙橋と申します。本日は寒い中、保護者の皆様におかれましてはお忙しい中、本校の説明会にご参加いただき、心より感謝申し上げます。また、皆様をお迎えできることを大変嬉しく思います。

 本校の在校生の多くは地元の中学校から入学しており、地域に根ざした高校として発展し、地元の方々からは開校以来「三工技(さんこうぎ)」と親しみを込めて呼ばれています。卒業生は7,000名を超えます。以前は卒業後すぐに民間企業に就職する割合が高い傾向にありましたが、近年では、より高度な技術や理論を学ぶために大学へ進学する生徒も増えています。そのため、令和4年度より「大学コース」を設置しました。(65:35)

 本校の卒業生は、製造・販売・運輸・情報通信など幅広い分野で活躍しています。中には、プロサッカー選手の中澤佑二さん、プロレーシングライダーの高橋裕紀さんといった有名人もいます。また、技術界のオリンピック「技能五輪」で金メダルを獲得し“世界一”となったOBさんもいます。さらに、企業の役員として活躍している方も多くいます。

 このあと、学校概要やカリキュラム、各学科の説明については担当者からご案内しますので、私からは「高校選びのポイント」を1つお話しします。

 皆さんにとって高校選びは、もしかしたら「人生初の重要な決断」かもしれません。まず、自分の興味・関心をしっかり把握し、そのうえで多くの学校を見学し、比較検討することが大切です。そして、「入れる高校」ではなく、「入りたい高校」を選ぶことが成功への第一歩につながります。それは、「入りたい高校で」学ぶことは、皆さんにとって大きな意味があります。なぜなら高校3年間は、人生の中でも「特に成長できる」時期です。新しい知識や技術を身につけ、仲間と協力しながら挑戦を重ねることで、人としても大きく成長できます。この3年間をどう過ごすかが、将来の夢や希望を叶えるための大切な土台となります。

 ここで、本校の特徴を5つご紹介します。

 1つ目は、5学科を6クラスで展開していることです。1年生はミックスホームルーム、2年生からは各学科の5クラスと「大学コース」の1クラス、計6クラスとなり、少人数指導を行っています。そのため、先生の目が行き届き、生徒指導も他校より厳しいですが、その分、企業や保護者から高い評価をいただいています。

 2つ目は、産業界との連携を重視し、実践的な学びを実現していることです。今年度から県の「未来共創プロジェクト」という事業に指定され、地域産業と連携したカリキュラムを開発し、最新の知識・技術を学べる仕組みを整えています。週2回、コーディネーターが来校し、企業とのマッチングや教員への助言を行っています。コーディネーターは、元埼玉新聞社の社長・会長を務めた小川秀樹さんで、県内企業や自治体とのネットワークを活かし、生徒たちに実践的な学びを提供しています。

 3つ目は、進路指導です。「就職もできる・進学もできる」ことが専門高校の最大の特徴です。就職は3,000社以上の求人があります。さらに、本校には他の工業高校にはない「大学コース」があります。一昨年は国公立大学に3名が現役合格し、今年度も1名が合格しました。これは県内の専門高校の中でも、本校だけの実績です。

 4つ目は、皆さんの可能性を最大限に引き出すスタッフ(教職員)です。皆さんには無限の可能性があります。本校でその力を開花させてみませんか?機械科ではエコカーやエンジン製作、電子機械科ではロボット、電気科では電気工事やミニ新幹線、情報電子科では情報施工やCG・Webデザイン、情報技術科ではプログラミングなど、全国レベルを目指した学びができます。また、部活動も運動部・文化部ともに盛んです。私は高校時代においては、部活動への積極的な参加を勧めています。何かに打ち込み、失敗し、悔しい思いをし、再び挑戦する「その経験が将来の糧になると考えているからです。」

 そして、最後、5つ目は、多くの学校行事があることです。学校行事を通して、「仲間との絆」や「協調性を育み」、互いに支え合う力を身につけることができます。文化祭や体育祭、修学旅行などは、学びの場を超えて、生徒一人ひとりが役割を果たし、達成感を共有する貴重な機会です。こうした経験は、社会に出たときに必要なコミュニケーション力やリーダーシップを養う土台となります。本校では、体育祭と文化祭を1週間の通しで開催します。これも他校にはない実施方法です。今年度は、10月の最終週に行い、体育祭では、綱引きの優勝クラスと教職員チームが戦うなど、生徒と教職員が一体となって取り組みました。また、強歩大会(マラソン大会)では、私も走り、生徒と励まし合いながらゴールしました。私も含め教職員は、時には生徒の近くで一緒になって汗を流し、笑い合い、同じ目標に向かって取り組みます。こうした場面は、単なるイベントではなく、先生と生徒が互いに信頼を深め、絆を強める貴重な機会だと考えています。本校では、学習だけでなく、学校生活全体を通して成長できる環境を大切にしています。この2学期、多くの学校行事から生徒の成長を実感できるくらい感じることができました。本当に充実した2学期でした。

 私から本校の5つの特徴をお伝えしましたが、このような特徴に共感していただける方は、ぜひ本校を選んでください。高校3年間は大きく成長する時期です。この3年間を有意義に過ごすことで、将来の夢や希望を叶えるきっかけになります。今日は、本校の特色ある学びを、ぜひ自分の目で見て、耳で聞いて、「自分に合っているか」を確認してください。

 最後に、本日ご参加いただいた皆さん全員が、次の桜が咲く頃、夢と希望に満ちた姿で入学式に参列していることを心より願い、挨拶とさせていただきます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。