放送部
『てく☆すて』座談会・3年間の思い出
みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部3年の番沢陽向です。今週の火曜日、1月28日から3年生は学年末考査が始まっています。30日の木曜日には予餞会が行われ、31日からは家庭研修期間に入ります。そういうわけで、1月24日のお昼の校内放送『てく☆すて』は3年生に聴いてもらえる最後の放送になりました。そこで放送部では『てく☆すて』の取材を通して知り合った3年生に出演してもらって、3年間の思い出を語ってもらうトークライブを企画しました。出演してくれたのは元生徒会長の松村祐希くんと、元合唱部部長の富樫健太くんです。司会は私、番沢が担当しました。
卒業を目前に控えた今、三工技での生活を振り返って一番印象に残っていることは何かという質問に対して、松村くんは、なによりも今日まで学校生活を続けてこられたことが嬉しいと話してくれました。「校則とかレポートとか結構厳しくて続かないんじゃないかなって思ったこともありましたが、クラスの雰囲気が楽しくて、今日まで楽しく学校生活を続けてくることが出来ました。」確かに頭髪指導とか大変でしたが、今から振り返ってみれば楽しい思い出のようでもあります。
富樫くんは部活動の思い出が一番だといいます。「入学した後合唱部に入った時は本当にメンバーが少なかったんですけど、頑張って新しい取り組みなどが増やしていきました」私も3年間で印象に残っているのはやっぱり部活動かなと思います。僕が入部したころは部員も少なくて、何をやるのもてんやわんやでしたが、今では部員も増えて楽しくなりました。
3年間で一番印象に残っている行事を聞きました。松村君の答えは修学旅行です。「クラスのみんなで旅行して、いろいろなところを回ったりして楽しかったです。」私たちの学年の修学旅行は沖縄でした。飛行機に乗ったのも初めてでした。2年生の皆さんもこの後、2月の初めにありますね。楽しみにしていてもらえればと思います。富樫くんの答えは体育祭でした。特に3年生になってからの最後の体育祭はクラスが団結できてよかったと言います。「本当に最後だからって気持ちで臨みました。みんなで協力していこうという意識が同じ方向に向いていって、とても熱く胸に残るような体育祭でした。」やっぱり3年生になると責任というのもいっぱい出てくるので大変な所もありますが、それが楽しみにも繋がってくるのかなと思います。
つぎに3年間で一番大変だったことを聞くと、2人とも実習レポートを挙げてくれました。やっぱり工業高校なのでレポートは大変なんですけれども、それを乗り越えないと卒業できないということで後輩の皆さんも頑張ってほしいと思います。
最後に感謝の気持ちを伝えたい人がいるか聞きました。松村くんは生徒会活動を進めてくれた当時の生徒会顧問の相馬先生を挙げてくれました。「生徒会の仕事は大変で、辛いことも沢山ありましたが、それもまた良い思い出だったな。やっぱり嬉しかったなと思います。」富樫くんが挙げたのはクラス担任の庄司先生です。「1年生の頃に学校に来るのが辛い時期があって、そんなときに相談に乗ってくれた担任の庄司先生には本当に感謝の気持ちを伝えたいです」そして別れるのが辛いと話してくれました。私も感謝の気持ちを伝えるなら担任の大塚先生ですね。文化祭の時とか色々大変なお願いをされたりもしましたが、結局それがクラスの団結力にも繋がったのかなと思います。
私たち3年生は間もなくこの学校から卒業してしいますが、三工技の歴史はその後もまだまだ続いていきます。1年生や2年生の皆さんが引き継いでいただければなと思います。がんばってください。
( 3年 番沢 陽向 )
気になる部活⑥ 新人戦に挑む卓球部/エコランカーの改良に励む機械研究部
みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。放送部ではお昼の校内放送『てく☆すて』で、部活動を頑張る仲間たちの姿をお届けしています。1月22日(水)の放送では卓球部と機械研究部の活動を紹介しました。
卓球部は、27日(月)から始まる東部地区新人大会に向けて最後の追い込みに入っています。私たちが取材でお邪魔した18日は大会出場者を決めるための部内リーグ戦の最終日でした。大会には各学校からシングルス10人、ダブルス5ペア、団体戦1チームが出場します。男子の部で出場できるのは14人の男子部員の中の10名です。部内ランキング上位10名が代表として戦います。
東部地区大会の参加校は約40校。そのなかから上位10校が県大会に進出します。大会をひかえた部員たちの様子を、顧問の松崎先生にお聞きしました。
『大会まで残り一週間を切りました。部員たちは一生懸命練習しています。今部内戦をやっていて自分たちが大会に出れるか出れないかというところで頑張っています。冬休みから練習試合や練習をしっかり積み重ねてきたのでそれなりの結果が出ると期待しています。』
年末から年始にかけて電気工事士試験や情報技術検定などの資格試験が沢山ありましたが、卓球部のみなさんは検定のための勉強の合間を縫って練習を積み重ねてきました。その中でも特に精力的に活動している2年生の藤原くんに大会に向けての意気込みを聞きました。
『卓球部は月曜日から土曜日まで活動しています。三工技の中ではけっこう活発に活動している部活だと思います。大会がもうすぐ始まります。大会に向けて沢山の練習や練習試合を積んできたので、団体戦でできればベスト8を狙いたいと思っています。シングルスやダブルスでもベスト8を狙いたいと思っています。』
ここ数年部員数が増えてきて活動も活発になり、徐々に力も付けてきた卓球部ですが、公式戦で結果を出すまでには至っていません。ここは頑張りどころです。卓球部の皆さんの健闘を祈ります。
機械研究部は部長を務める2年生の小島くんを中心に3年生2人、2年生1人、1年生6人の9人で活動しています。機械科専属の工業技術なので機械科の実習で使う材料の準備や工場の整理なども行っていますが、主な活動はエコカーの大会の参加です。ガソリン1リットルで何キロの距離を走れるかを競う大会で、1000キロ以上もの距離を走ります。大会のたびにマシンの改良を重ね、記録の更新に挑みます。詳しい活動内容を部長の小嶋くんに聞きました。
『大会の時期には全国大会や県大会に向けてマシンを改良したり、大会がないときはマシンの改良点を考えたりしています。』
普段の部活動の雰囲気はどんな感じなのかを聞きました。
『普段の部活の雰囲気はゆったり、のんびりです。でも大会の時などちゃんとやるべきときにはメリハリをつけてしっかりやる感じです。』
来年度のエコランの大会は今年の7月下旬からはじまります。
機械研究部の皆さん頑張ってください。
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おしらせです
1月19日(日)栃木県で行われた「関東地区高等学校囲碁選手権大会」に1年6組の岩月祐子さんが出場し、準優勝という成績を収めました。 https://misato-th.spec.ed.jp/35fb198cb48af944df83fccf380ff1b3 岩月さんにコメントをいただきました。関東大会に出場した感想について、岩月さんは『一局一局は心臓が溶けるような凄い戦いでした。準優勝出来て良かったです。』と語りました。今回は優勝を逃したものの、全国大会の出場枠は3人。準優勝の岩月さんも全国大会の出場権を獲得しました。全国大会に向けた意気込みを聞きました。『ベストを尽くせば結果は出せるって誰かから聞きました。それをモットーに頑張っていきたいと思います。』全国大会は3月22日に大阪で行われます。岩月さん頑張ってください。
( 1年 滝澤 颯太 )
気になる部活⑤ 一つ一つを丁寧に。陸上部の冬の練習。
みなさんこんにちは。三郷工業技術高等学校放送部です。寒い日が続きますね。インフルエンザに注意しましょう。1月17日(金)のお昼の校内放送『てく☆すて』では陸上部の活動をレポートしました。
陸上部は、1年生11人、2年生5人、計16人で活動しています。1年生の割合が多い部活です。活動日は週6日で、練習メニューが曜日によって決められています。
みなさんは陸上部が取り組んでいる種目にどんなものがあるかご存知ですか? 本校の陸上部が取り組んでいる種目は短距離走、中距離走、長距離走、ハードル、砲丸投げ、幅跳びの6種目です。以前は槍投げに取り組む先輩がいたそうですが、その先輩が引退してしまってからは今の種目になったそうです。
3年生が引退してからの陸上部で、どんなことが大変なのかを部長の森田くんに聞きくと「皆をまとめるのが大変です」と話してくれました。
長距離の練習をしている1年生の和田くんに練習で大変なことを聞きました。
「体育の授業で1500Mなどの長い距離を走った後は大変ですね。部活でまた長い距離を走るので足に負担がかかって辛いです。」
陸上部員でも体育の後の練習は辛いのですね。
和田君と一緒に練習していた日下君に長距離を走るときの工夫を聞きました。
「長距離をやるうえで大事なのはペースを維持することです。そして呼吸。呼吸の仕方を考えないとペースが同じように維持できませんからね。」
私は体力に自信がないので、ぜひこのコツを学びたいと思いました。長距離専門の2人は練習では1週900メートルの敷地外周を10~15週くらい走るそうです。走るのが苦手な私には想像もつかないハードな練習です。とても驚きました。
陸上部の部長にこれからやっていきたいことを聞きました。
「うちの学校は決して強い高校ではないのですが、今やっている練習をしっかり一つ一つこなしていけるようにしていきたいです。それで徐々に記録をしっかり上げられたらなと思っています。」
今、陸上部はオフシーズンです。みっちり基礎体力を積み重ねる季節です。
次の大会シーズンは4月のインターハイ予選です。陸上部のみなさん、頑張ってください。
( 1年 山賀 琉騎 )
3年生課題研究大詰めです!! 電気科ドロ―ン班に聴きました
みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。
新学期が始まって1週間が過ぎましたが、3年生が学校に来るのもあとわずかです。残り少ない学校生活の中で、今3年生が直面している大きな山場が課題研究の発表会です。1月15日(水)のお昼の校内放送『てく☆すて』では課題研究の話題をお届けしました。
課題研究というのは工業高校3年間の集大成ともいうべき科目です。3年生に進級した段階で、各自が自分の研究テーマをきめて1年間みっちり研究します。その研究の発表会が各学科ごとに間もなく行われるのです。後輩たちの前で1年間の研究成果を発表するのです。
今年も各学科で様々な研究が行われました。機械科ではロボット製作や精密機械加工。電子機械科はロボットコンテストに出場してたくさんの賞を受賞しています。電気科は電動スケボーやエレキギターの製作。情報電子科はセグウェイやビデオ作品「ゴカレンジャー」の制作。情報技術科はゲーム制作など、どの学科でも個性的な研究が行われました。3年生が必死に取り組んでいる課題研究の中から、今回の放送では電気科のドローン製作を紹介させていただきました。
電気科ドローン班のメンバーは内山くん、神成くん、庄司くん、富田くん、本田くん、安原くんの6人です。どうしてドローンを作ろうと思ったのか発案者の富田くんにきいてみると『課題研究で過去に例のない作品を作りたいと思ってドローンを発案しました』と話してくれました。
ドローンを作るのに大変だったことを神成くんに聞きました。『ドローンのキットを買ったのですが、その時に説明書が無くて作り方がわからなかったんです。それで、いろいろ作り方を調べて、作って、間違えて、それをずっと繰り返してということがありました。大変でした。』説明書がないのに製作するのは大変ですね。
ドローンを製作してうれしかったこと富田くんに聞きました。『ドローンを作っていてうれしかったことは、何度も失敗した中でも、はじめてドローンが飛んだ時ですね。』そのほかにもドローンを作ってるとほかの人も見に来てくれるのでそれもうれしかったです。と話してくれました。
文化祭の時には屋外ステージの上空を飛んで空中撮影も行いました。これはもともと研究計画には入っていなかったのですが、直前になって先生に「文化祭の風景を空撮したら面白いんじゃない」と言われてで飛ばすことにしたそうです。文化祭の日にドローンを操縦していた庄司くんに聞きました。『練習時間が前日と当日の朝しかなくて、ほとんどぶっつけ本番の操縦だったので大変でした』他にも、ドローンは風に流されやすいので風を考えるのも大変だったそうです。
課題研究の発表会は1月17日の電気科の発表会を皮切りにして14日までの期間、各学科ごとに開催されます。各学科の発表日は以下の通りです。
機 械 科 1月23日(木)
電子機械科 1月23日(木)
電 気 科 1月17日(金)
情報電子科 1月20日(月)
情報技術科 1月24日(金)
3年生のみなさん、発表頑張ってください。1年生や2年生は先輩の発表をよく聞いて自分たちの専門教科に対する見識を深めてください。そして自分たちが3年生になった時に素晴らしい研究をしてください。
( 2年 釜島 睦 )
学校説明会のお手伝い・・・
みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。寒い日が続きますね・・・・
入試の願書受付を1ケ月後に控えた1月17日(土)、今年度3回目の学校説明会が行われました。前回と同様に全体会の司会その他の放送業務を私たちが担当させていただきました。
小雪まじりの空模様の中、たくさんの中学生と保護者の皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。三郷工業技術高校はいかがだったでしょうか。興味をもっていただけたらありがたいです。
サッカー部、U18最後の試合に勝利!!
みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。冬休みも終わって新学期が始まりました。1月10日(金)にはお昼の校内放送『てく☆すて』も再開しました。3学期最初の放送では年末年始期間中に活躍した部活動の話題をお届けしました。
今年の冬休みも様々な部活が活躍しました。
バレー部は12月22日にウィンターカップ西東京に出場しました。10校を会場にした大会で、三工技バレー部は東京都立上水高校を会場にした8校のブロックに出場。3位に入賞しました。
剣道部は12月15日に行われた「はじめ杯」に2名が出場。高校に入ってから剣道を始めた人たちの大会です。年明けの1月5日には越谷総合体育館を会場にして行われた「越谷練成会」に参加。練習試合ではありますが180校もの高校の剣道部員が集まる大きなイベントです。
その他にもたくさんの部活が活躍しましたが、今回はサッカー部の大会の様子をレポートしました。昨年12月22日に行われたU18埼玉県東部3部リーグの試合です。U18は半年以上の期間をかけて行われる大きな大会です。三工技サッカー部が出場する埼玉東部3部リーグに参加するのは18チーム。その総当たり戦の最後の試合が本校グラウンドを会場にして行われました。相手は叡明高校Bチームです。
試合前半から積極的に点を取りに行く三工技イレブン。試合開始後11分に秋元くん、21分後に伊藤くん、38分後に木曽くんがゴールを決めて前半を3-0でリードしました。後半は追加得点はなかったもののしっかりと守り切り、見事叡明高校Bチームに勝利しました。
今回の試合は3年生にとっての最後の公式戦でもありました。3年4組の大日向流星くんに試合を終えての感想を聞きました。「最後の試合を終えて、無失点で抑えられたことが自分にとって一番うれしかったです。自分は1点を決めたことがありませんでした。今回は最後の試合ということでトップにおいてもらって仲間たちがつないでくれたのですが、決められなかったのが悔しかったです。」
今日の試合について2年3組の木曽詩音くんに聞きました。「叡明Bとの試合は初めてでした。強いかなと思ったんですけど、みんなでしっかり3点を決めてアシストもゴールも決められて良かった思います。」同じく2年生の2年4組の倉持永波くんは「3年生と一緒に戦える最後の試合で無失点で終われたのが良かったです。自分もアシストができたので良かったです。」と話してくれました。
今回の試合で3年生が引退になります。そのことについて2年5組の高松利行くんは「今日の試合で勝ててよかったんですけど、ちょっと残念です。3年生の先輩たちがいなくなってしまうのは寂しいです。」と話してくれました。2年4組の小野雄馬は「3年生が引退してからも部活を楽しんで盛り上げていきたい」と話してくれました。サッカー部の3年生の皆さん、長い間お疲れさまでした。
サッカー部の次の大会は新人戦です。第一試合は1月18日(土)、対戦相手は白岡高校です。サッカー部の皆さんこれからも頑張ってください。
( 2年 高橋 晃 )
3学期が始まったのだ!!
みなさん、あけましておめでとうございます。埼玉県立三郷工業技術高等学校放送部です。
今年もよろしくお願いします。
楽しい冬休みが終わって、3学期が始まりました。今日は始業式が行われました。
今年も校歌斉唱でスタートです。今年度も残りわずかです。最後まで頑張ります!!
そして終業式・・・・
みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。今日は終業式でした。2学期もいよいよ終わりです。
全校生徒で今年の校歌の歌いおさめです。音楽科の木元先生が指揮をしました。ピアノ伴奏はDJミキサーで文化祭の野外ステージを盛り上げた電気科の小川先生です。校長先生と生徒指導部長の逸見先生の講和のあと、2学期に活躍した生徒の表彰が行われました。ロボットコンテストで大勢が入賞した電子技術部と電子機械科の3年生、関東大会進出を決めた囲碁将棋部の岩月さんと並んで、放送コンクールで入選した放送部1年の滝沢くんも表彰されました。
今日はクリスマスイブ、そして間もなく2019年も暮れようとしています。今年もいろいろなことがありました。三郷工業技術高校もわたしたち放送部がお知らせできた出来事もあれば、残念ながらお知らせから漏れてしまった出来事もありました。楽しかったこともつらかったこともいろいろでしたが、1年間お世話になりました。三郷工業技術高校放送部、来年も頑張りますのでよろしくお願いします!!
学期末は行事がいっぱい!!
みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。
期末テストも無事(?!)終わって学期末の学校行事ラッシュの季節が巡ってきました。私たち放送部の活躍の季節です。今日は体育館を会場にして「人権教育」が行われました。人権啓発に関するDVDをみんなで観て感想文を書きます。映写と放送機材の担当は私たちです。機材の設営と運用を行います。
ちなみに今回の2学期末の行事で私たちがお手伝いしたのは・・・・・・
・3年生の身だしなみ教室。紳士服メーカーの方にスーツの上手な着方を教わりました。(12月11日)
・2年生の修学旅行事前指導。沖縄から講師の方がお話に来てくれました。(12月17日)
・薬物乱用防止教室。ドラックに手を出してしまう心の背景について講話していただきました。(12月18日)
そして今回の人権教育です。そしていよいよ明日は終業式。最後まで気を抜かないで頑張りす!!
気になる部活④ 三工技のアートな人たち
みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。
秋ですね。食欲の秋、スポーツの秋、そして芸術の秋です。本校には絵を描くことを活動の中心にしている部活が2つあります。美術部と映像技術部イラスト班です。同じ絵を描くといっても考え方や活動形態には違いがあります。それぞれがそれぞれのやり方で活動しています。11月28日(木)のお昼の校内放送『てく☆すて』では気になる部活特集④、三工技のアートな人々、美術部と映像技術部イラスト班の活躍の様子をお届けしました。
美術部は習熟室を活動場所にして週3日、火曜日、水曜日、金曜日の放課後に活動しています。部員数は約10名。基本的に自分たちが描きたいものを描くという方針で活動しています。2カ月に1回、作品を提出することになっています。文化祭では作品展を行いました。
三年生の松丸くんはアクティブな部員の一人です。副部長を務めています。松丸くんは画用紙にシャープペンシルを使ってモノクロの絵を描きます。特撮映画が好きで、ロボットなどを描くことが多いそうです。私たちが活動場所にお邪魔した時はちょうど作品制作中でした。
いま制作している作品について聞くと、『今描いている作品については、まだ頭の部分だけなんですけど、めっちゃ細かく描いているので、頭の途中部分だけなのに、今のところ合計5時間以上かかってるんですよね。なのでこのペースで行くと全体を仕上げるのに50時間以上はかかりそうなんですよね。』と話してくれました。
絵を描くときに大事なことは何か聞くと、『僕が絵を描くにあたって大事だと思っていることは、技術的側面についていえばバランスよく描くことだと思うんですよね。そして個人個人の価値観とかそういう側面で言えば、やはり自分で好きなものを書くべきかなと思います。まぁ特にそれが版権のものしかり、オリジナルのものしかり、やはり何事であれ自分で好きなものを描くことにつきるかなと、僕は思います。』と答えてくれました。
美術部の皆さんの作品は習熟室前に展示されています。みなさん是非見に行ってください。
も一つのアートな部活、映像技術部は情報電子科のCG実習室で活動しています。動画の制作を中心に活動している映像班と、主にイラスト作成を行っているイラスト班に分かれて活動しています。イラスト班の活動について、1年生の荻野さんに聞くと、『映像技術部は基本毎日活動しています。イラスト班は風景を描いているときもありますが、ほとんどの時は人物を描いています。最近は6頭身と8頭身を描き分けたり、服をちゃんと考えて描いたりしています。先生に自分の描いたイラストを持って行ってアドバイスをもらって改善します。例えば骨格を意識するといいとか、喜怒哀楽をはっきりさせるなどです。』と答えてくれました。
映像技術部イラスト班では毎年、文化祭で大きな絵を展示しています。今年の作品の内、青色の市松模様の絵は一年生が制作しました。この絵の制作に参加した人に話を聞きました。原画を担当した近藤さんにどのようにして原画が決まった聞くと、『原画のアイディアは3枚ぐらいあったんですけど、どれも一般の方に見せるとなると雰囲気がどれも暗くて困っていたら、河住先生に背景の市松模様の案をいただいたので、それをもとに看板の絵を描いて今のに落ち着いた感じです。』様々な試行錯誤の上で決まったそうです。次に、近藤さんが描いた原画を元に製作を行った野上さんに苦労したことを聞くと、『一週間よる8時ごろまで残って作製したことや、背景の市松模様を三日間かけて描いたり、普段使わないペンキを使って大きい板に塗るのが大変でした。』と話してくれました。
イラスト班のみなさんはとても楽しそうに活動していました。これからも頑張ってください!
今回は美術部と映像技術部イラスト班のみなさんに話を聞きました。取材に協力していただきありがとうございました!
( 3年 番沢 陽向 )