日誌

新規日誌2

第34回体育祭開会式 校長あいさつ

 おはようございます。

 ご来賓のみなさま方におかれましては、ご多用の中お越しくださいまして、ありがとうございます。また、PTA・後援会の皆様におかれましては、生徒の給水など、様々なご支援を賜っております。厚く御礼申し上げます。本校の第34回体育祭が、天候にも恵まれ、このように盛大に開催できますことを、たいへんうれしく思います。

 さて、実は本日の体育祭は、30日水曜日夕方の猛烈な雨の影響が大きかったため、4日月曜日への延期が検討されました。グランドのコンディションも正直、あまりよくありませんでした。それでも、先生方が本日の開催に踏み切った最も大きな要因は、昨日の各団の練習におけるみなさんの熱気でした。みなさんのテンションが非常に高く、各団ともにとても盛り上がっていたことから、本日の開催となりました。

 校長先生は、今年は「応援合戦」に注目しています。ダンスのうまさもさることながら、企画のユニークさ、いわゆる「クリエイティブ」かどうかという点が、得点に大きく影響するようです。皆さんの斬新な発想、表現力に、大いに期待しています。予定では、応援合戦は、午後一番の13時5分からとなっています。ご来賓の皆様、保護者の皆様とともに、楽しみにしたいと思います。

 本日の体育祭では、たくさんの種目が用意されています。どの種目にも、全力で取り組んで、高得点を目指してください。

 また、本日も気温が上昇するようです。早めの水分補給を心がけ、熱中症にはくれぐれも注意してください。

 みなさんにとって、記憶に残るすばらしい体育祭にしていきましょう。

PTA・後援会総会 校長あいさつ

 みなさん、こんにちは。校長の山本でございます。本日はお忙しい中、本校PTA・後援会総会にご出席を賜り、誠にありがとうございます。

 本日は午前中に「学校公開」ということで、本校の授業を見学していただきました。お子様の授業中の様子はいかがでしたでしょうか。中間考査が終わり、昨日は校外学習ということで、1学年は茨城県大洗町で地引網体験、2学年は3学期の修学旅行を想定して羽田空港に集合しての班別自主研修、3学年は東京ディズニーランドにおけるアクティブ・ラーニングを、それぞれ行いました。お子様の中には、少々お疲れと、いう方もいたかもしれません。

 さて、新年度が始まっておよそ2か月が経過しようとしておりますが、本校のホームページには、3年生が取り組んでいる「課題研究」に係るニュースが続々と掲載されております。課題研究とは、生徒が主体的に工業に関する課題を設定し、その課題の解決を図る学習を通して専門的な知識と技術の深化、総合化を図るとともに、問題解決能力の育成および成果発表等による言語活動により、自発的、創造的な学習態度を育てる、ということをねらいとした授業です。「主体的、対話的で深い学び」という観点を、先取りした取組となっております。

 ホームページにもございますが、電気科では、今年は「水力発電」や「微生物電池」などのエネルギー問題に、正面から切り込む研究課題を設定しているようです。また、情報電子科では、学校のプロモーションビデオや、オリジナルの学校アニメーションを新たに制作するということです。情報電子科ではこれまでも、県立小児医療センターの時報アニメーションや、中川水循環センターの料理番組風プロモーションビデオなど、卒業した先輩が相当レベルの高い作品を残しているので、これらを上回る質の高い作品の制作を期待しております。

 お手元には資料として、「平成30年度 学校経営方針」を配付させていただきました。4月2日の第1回職員会議で配付したものです。裏面をご覧いただきますと、「参考」として、本校の校訓等を載せてございます。校訓である「正確に、はやく、美しく」をはじめ、どれも素晴らしい理念を表現しているということで、基本的に継承することとしております。

 表面にお戻りいただきますと、その中で、私も校長2年目となりましたので、「重点目標」に「キャッチフレーズ」を示させていただきました。

 今年のキャッチフレーズは「Be creative!」です。「創造的であれ!」という意味です。人工知能、いわゆる「AI」が将来仕事を奪うと言われていますが、大事なことは、一人ひとりの生徒を、創造性あふれる技術者に育てるということではないかと考え、このように設定しました。先ほどお話しした、電気科や情報電子科の課題研究をはじめ、教職員には、教育活動全般にわたって「Be creative!」ということを意識して取り組むようお願いしております。今後の本校の「クリエイティブ」な教育活動の展開に、ご期待くださいますようお願いいたします。

 それでは、本日は総会ということで、また、月1日には体育祭でさらにお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

PTA・後援会 第2回新旧理事会 校長あいさつ

 皆さん、こんにちは。校長の山本でございます。

 本日はお忙しいところ、本校PTA・後援会の第2回新旧理事会にお集まりくださいまして、誠にありがとうございます。5月26日土曜日の総会に向け、お世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、学校の近況でございますが、ゴールデンウィークの前後に、いくつかの部活動で、いわゆる「春の大会」が行われましたので、応援に行ってまいりました。

 ラグビー部は4月15日、関東大会県予選で所沢北高校と対戦しました。惜しくも敗れましたが、後半、わずかな隙をついて1トライ1ゴールを決め、今後につながる手ごたえを感じることができました。

 ハンドボール部も関東大会県予選に出場しましたが、1回戦で川口東高校に惜敗いたしました。バスケットボール部は、関東大会東部支部予選で、羽生実業高校、三郷北高校に勝利し、東部地区ベスト16まで駒を進めましたが、東部地区優勝の春日部東高校に敗れ、県大会出場はなりませんでした。サッカー部は高校総体東部支部予選会2回戦で八潮南高校と対戦し、2-0で勝利しましたが、3回戦で越ケ谷高校に敗れ、県大会出場を逃しました。剣道部は東部地区予選を突破し、関東高等学校剣道大会埼玉県予選会に出場しました。1回戦で深谷第一高校に3-2で勝利しましたが、2回戦で県立川越高校に敗れました。このほかにも多くの部活動で大会が行われましたが、それぞれ新入生を迎え、各部活動とも、着実に力をつけてきているという印象を持ちました。今後の活躍に、大いに期待したいと思います。

 また、本校では先週から、管理職による授業見学ということで、教頭と分担して授業見学を行っております。

 私もいくつかの授業を見学しましたが、人事異動により新たな教職員を迎えたこともあり、多くの教室で、教員の声が大きく響き、迫力のある授業が行われております。

 中でも、1年6組の工業数理基礎の授業では、入学してまだ一か月足らずであるにもかかわらず、多くの生徒が新たに購入した関数電卓を自在に操り、複雑な計算問題に、次々解答していました。生徒が優秀なのだと思いますが、ひょっとすると教え方も上手なのかなと思いました。この後生徒たちは、計算技術検定の3級に挑戦するということですが、ぜひすべての生徒に合格してもらい、自信を持って、次のステップに進んでほしいと思います。

 来週26日土曜日の午前中は、「第1回学校公開」として、月曜日の4限から6限の授業を公開しております。生徒たちの奮闘ぶりと、わかりやすく教える本校自慢の教授陣を、ぜひご確認願いたいと存じます。

 それでは、本日はどうぞよろしくお願いいたします。

交通安全教室 校長あいさつ

 みなさん、こんにちは。

 本日は、交通安全教室ということですが、4月24日付で県の保健体育課から発出された通知「児童生徒等の通学時の安全確保について」によりますと、自転車乗車中の死亡事故が最も多いのは、16歳、高校1,2年生であるということです。

 昨年度のデータによりますと、本校生のうち、自転車のみで通学している生徒が467名、およそ71.2%の生徒が、自転車のみで通学しています。

 また、電車で通学している生徒のうち、家から駅まで自転車という生徒が91名います。これは全体の13.9%に当たります。

 これらをあわせると、実に85.1%の生徒が、自転車を使って通学しています。

 そしてすでに、本校の1年生で、通学時における自転車事故が2件発生しています。

 昨年度も、近隣で、高校生が被害者となった死亡事故が発生しています。自分の身は、自分で守らなければなりません。ここで、交通事故防止のポイントを3点、確認しておきたいと思います。

 1点目は、交通ルールの遵守です。自転車は車両なので、原則として車道の左側を通行しなければなりません。そもそも危険だという認識が重要です。歩道を通行する場合は歩行者優先です。交差点では信号を守り、一時停止標識では必ず止まってください。運転中は、スマートフォン、ヘッドホン、傘差し、二人乗りなど厳禁です。

 2点目は、ヘルメットの着用です。自動車と接触し、顔面からフロントガラスに激突するという事故も発生しています。ヘルメットの着用で、守れる命があります。

 3点目は、損害賠償責任保険等への加入です。歩行者との事故では、自転車側が第一当事者になることが多いです。病院や相手当事者との示談交渉などを想定し、損害賠償責任保険等への加入について、確認しておくことが必要です。

 本日は、吉川警察署から、大変お忙しい中、講師として、交通課交通総務係長の菊池和男様にお越しいただいております。自転車のマナーに係るお話も聞けるのではないかと思います。この交通安全教室以降、無事故ということで、一年間過ごしたいと思います。

 それでは、本日はどうぞよろしくお願いいたします。

離任式 校長あいさつ及び離任された先生方の紹介

 みなさん、こんにちは。

 本日は、離任式ということで、この3月をもって他校にご栄転となった先生方22名のうち、5名の先生方が、大変お忙しい中にもかかわらず、みなさんのために、ごあいさつにお越しくださいました。

 先生方におかれましては、この後、順に、お一言ずつごあいさつを頂戴したいと存じますが、その前に、私の方から簡潔に、先生方を紹介させていただきます。恐れ入りますが、お名前をお呼びいたしますので、その場でご起立をお願いいたします。

 はじめに、数学科の徳山理先生でございます。本校には8年間ご在職いただきました。授業では、問題解決のため、生徒同士で話し合わせたり、教え合わせたりする指導が好評でございました。昨年度は2年4組の担任を務めるとともに、テニス部を指導し、部員を県大会に出場させました。進路指導部では学年の進路担当とともに、進学指導の担当としても活躍され、進学希望者向けの説明会や模試など、進学指導の充実にご尽力くださいました。現在は、杉戸農業高校にてご活躍でございます。

 続きまして、英語科の小林寛幸先生でございます。本校には3年間ご在職いただきました。授業では冒頭でこの日の課題を黒板に明示し、学習活動の見通しを持たせたことにより、多くの生徒が集中して学習活動に取り組むことができました。教科では英語検定の担当として、また、部活動ではハンドボール部の顧問として、毎日遅くまで、生徒の指導に携わってくださいました。常に生徒のそばで指導されている小林先生の姿勢は、大変すばらしいと感謝しております。現在は、鴻巣女子高校にてご活躍でございます。

 続きまして、情報電子科の水村翔先生でございます。本校には1年間ご在職いただきました。学習指導では、コンピュータ・グラフィックに関する専門知識・技術を活かし、ICTを活用した授業が好評でございました。ラグビー部では、放課後や土日の練習や試合を通した心身の育成に取り組まれました。教務部では、アンケート集計、統計処理等を担当されたほか、学校ホームページの運営も行い、生徒募集にも尽力されました。現在は、大宮工業高校の電子機械科でご活躍でございます。

 続きまして、情報電子科の手代木茂篤先生でございます。本校には1年間ご在職いただきました。情報電子実習や課題研究では、制作過程において、VRなど様々な技術を提案してくださいました。また、振り込め詐欺防止ポスターは、吉川警察署から感謝状をいただき大きく報道されましたが、制作に協力するためご尽力いただきました。山岳部では顧問として、生徒の相談役を引き受けてくださいました。現在は、越ケ谷高校にてご活躍でございます。

 続きまして、情報電子科の吉岡鉄馬先生でございます。本校には1年間ご在職いただきました。実習助手として、計画的な実習準備や補助資料作成などを積極的に行っていただいたほか、工業技術基礎や情報電子実習、課題研究では、情報技術に関する専門知識・技術を活用し、的確な実技指導を行ってくださいました。また、卓球部顧問として、放課後の練習に意欲的に参加し、生徒の意欲向上に努めてくださいました。現在は、浦和工業高校で、教諭としてご活躍でございます。

 それではこの後、徳山先生から順にお一言ずつごあいさつを頂戴いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

第1回PTA・後援会理事会 校長あいさつ

 みなさん、こんにちは。

  本日はお忙しい中、本校PTA・後援会第1回理事会にご出席くださいましてありがとうございます。校長の山本でございます。本校二年目となりました。どうぞよろしくお願いいたします。

  この春の人事異動で、教頭と事務長の異動がございましたので、ご紹介いたします。

  まず教頭でございますが、前任の櫻井は、春日部工業高校の教頭として転出いたしました。後任の関根利夫教頭でございます。お隣の三郷特別支援学校教頭からの異動でございます。教科は工業で、以前、本校の情報電子科に所属しておりました。工業と特別支援教育の双方に精通しているということで、大変心強く思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

  次に事務長でございますが、前任の岡は、宮代高校の事務長として転出いたしました。後任の櫻井由紀子事務長でございます。大宮中央高校事務室の、職名は課長からの異動でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

  さて、本校も平成30年度がスタートいたしました。235名の新入生を迎えて、オリエンテーションや部活動の体験入部の期間も終わり、学校は大変にぎやかになってまいりました。特に、今年の新入生は、女子が25名、うち情報電子科は、40名中18名が女子ということで、新しい時代を迎えている感じがいたします。しっかりとサポートしてまいりたいと存じます。

  また、昨年度は空調設備の設置ということで、PTA・後援会の皆様には物心両面にわたり、大変お世話になりました。今年度は、懸案であった体育館の大規模改修の予算が付いたため、今年度中に改修工事が入ります。詳細は未定ですが、現時点では7月上旬から、来年の1月一杯までの工事期間を見込んでおります。保護者の皆様におかれましては、体育館で活動していた部活動の活動場所が校外の施設になるなど、ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

  さらに、これまで行ってまいりました、一斉メール配信についてでございます。このたび、県のほうで、「ポケットブックまいたま」というスマートフォンアプリに、この一斉メール配信機能を新たに付加したということで、本校といたしましても、使用料が無料というランニングコストの観点も含め、新たなシステムに移行することとし、過日通知をお渡しいたしました。

  ところが、システムの準備が不十分であったことから、アプリへの登録がうまくできないという不具合が発生してしまいました。ご迷惑をおかけしております。改めてお詫び申し上げます。

  現在、来月からの本格稼働に向け準備中でございます。今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。なお、復旧までの間、緊急連絡等につきましては、本校のホームページにて発信してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

  私からは以上でございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

対面式 校長あいさつ

 みなさん、こんにちは。

 今日は、対面式ということですので、一言あいさつを申し上げます。

 2、3年生のみなさん。待望の新入生が入学しました。本校の伝統のバトンを引き継ぐ大切な後輩です。みなさんが改めて先輩であることができるのも、この新入生があってこそです。ぜひ、大切に面倒を見ていただきたいと思います。

 1年生のみなさん。入学式でもお話ししましたが、みなさんは、本校の歴史の34ページ目に、その名前と足跡が刻まれることになりました。上級生とは学科の活動や生徒会活動、部活動や様々な行事で活動を共にします。一日も早く学校に慣れ、本校の一員として、本格的に活動してもらいたいと思います。

 ところで、新入生のみなさんには、すでにあるミッションが課せられています。それは、みなさんの後輩、みなさんに続く35期生を獲得するという重要なミッションです。数ある高校の中から本校を選んでもらうためには、本校が、「楽しい学校」であることが欠かせないと考えます。

 本校が「楽しい学校」であるためには、まず何より、生徒である皆さん自身が、学校を楽しんでいることが必要です。

 「学校が楽しい」と感じることができる最も重要なポイントは、学校の勉強がわかるかどうかです。まずは、基本的な勉強を頑張ってください。そして、学科の活動や学校行事、特に部活動に積極的に取り組んで、みなさん自身が楽しい学校を満喫していただきたいと思います。

 合言葉は、「enjoy school days」 です。楽しんでいきましょう。

 以上で校長あいさつを終わります。

平成30年度 入学式 式辞

 爛漫たる春の装いの中、今年もまた、伝統ある埼玉県立三郷工業技術高等学校に、希望に満ちた新入生を迎える季節が巡ってまいりました。ただ今、入学を許可した皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんの入学を、教職員並びに在校生とともに、心から歓迎いたします。そして、保護者の皆様にとりましても、お喜び一入のことと拝察いたします。

 また、本日は、本校PTA・後援会会長 菊地智代美様をはじめ、多数のご来賓と保護者各位のご臨席を得て、平成30年度の入学式を挙行できますことは、私ども関係者一同、大きな喜びでございます。ご臨席を賜りました皆様に改めてお礼申し上げます。

 本校は、先端工業技術を学ぶことを目的として昭和60年に開校し、今年で創立34年目を迎える工業高校であり、この間、様々な分野で活躍される著名人やリーダーを輩出してきました。歴史と伝統のある本校の扉を皆さんは叩き、開かれました。そして、本校歴史の34ページ目に、皆さんの名前と足跡が刻まれるのです。こうした伝統ある学校で学ぶことに誇りと責任を持ち、3年間の生活を送ってほしいと思います。

 さて、本校に入学する新入生の皆さんに、改めて、本校の校訓を紹介したいと思います。ステージ右手の壁面をご覧いただきたいと思います。

 本校の校訓は、「正確に、はやく、美しく」です。

 信頼されるためには、仕事は正確でなければなりません。また、工業技術の進歩は極めてはやいため、常に創意・発想は豊かに、そして実行はすばやく、集会・授業など時間厳守、5分前の精神で行動し、提出物等の決まりはしっかり守ることが必要です。さらに、工業製品は美しくなければならず、それらを生み出すものづくりの現場も、常に整理整頓が行き届いていることが求められています。本校の校訓は、将来、社会で信頼される技術者となるために、身に付けてもらいたい点をまとめたものとなっております。

 こうした校訓の精神は、時代を超え、先輩から後輩へ受け継がれながら、在校生一人ひとりの中に、本当にしっかりと生き続けています。学校全体に、「正確に、はやく、美しく」が浸透し、校風となっていますので、皆さんも先輩に負けずに、学校生活のあらゆる場面で、この校訓を心がけていただきたいと思います。

 もう一つ、本校で学ぶにあたってお伝えしておきたいことは、これからの社会は、どれだけ勉強したか、あるいは多くの知識を持ったかではなく、何ができるようになったかが重視されるということです。そこで、本校では、何ができるようになったかといった力をつけることを、皆さんに求めていきたいと考えています。本校では、工業教育における学力保障の一環として、資格取得に力を入れております。一つの資格を取得することで達成感が生まれ、次の資格に挑戦する気持ちが生まれてきます。また、本校では、埼玉県高校生専門資格等取得表彰制度やジュニアマイスター顕彰制度により、卒業時には多くの資格を取得した生徒の表彰を行っております。平成29年度は、116名の卒業生が表彰されましたが、その表情はみな自信にあふれ、よい笑顔でありました。このように、学びに向かう力の育成や、自己肯定感を高める観点からも、資格取得は有効であると考えております。多くの皆さんが前向きに取り組み、卒業時には、一人でも多くの皆さんが表彰されることを願っております。

 最後になりましたが、保護者の皆様におかれましては、重ねてご入学のお慶びを申し上げます。この15年間、様々なご苦労があったかと存じますが、お子様をここまで立派にお育てになったことに対し、心より敬意を表します。

 本日、大切なお子様を確かにお預かりいたしました。必ずや、まだあどけなさが残るお子様を、大人の若者へと成長させることをお約束します。ぜひ学校のことを百パーセント信頼していただくとともに、家庭と学校との風通しをよくしながら、お子様の成長に向け、一緒に取り組んでいきたいと思いますので、ご支援・ご協力をお願いいたします。

 それでは、3年後の卒業式の際、ここにいるすべての生徒・保護者の皆様が「三郷工業技術高校に来て本当によかった」と思っていただけることを心から願い、私の式辞といたします。

 

平成30年4月9日

埼玉県立三郷工業技術高等学校長

山本康義

第1学期 始業式 校長講話

 みなさん、おはようございます。まずは、進級おめでとうございます。学年が変わると、新2年生は3階に、新3年生は1階にホームルームが移動します。窓から見る風景も、教室が変わるとまた異なって見えるのではないかと思います。

 3月13日に卒業式があって、皆さんの先輩は卒業したわけですが、情報電子科の卒業生が課題研究で取り組んでいた、中川水循環センターのPR動画が完成した、との県政ニュースが、3月27日に県庁のホームページに掲載されました。ニュースでは見どころとして「下水がきれいになる過程、仕組みを高校生の感性で料理番組風にアレンジ」とありました。動画のタイトルは「タガイと学ぶ下水料理教室-中川流域下水道PR動画-」といいます。YouTubeで視聴できるようです。

 この動画は、1月に行われた情報電子科の課題研究発表会で上映されたので、情報電子科の皆さんは見たことがあると思います。校長先生も初めて見たときは驚きました。県政ニュースにもありましたが、下水がきれいになる過程、仕組みを、料理番組のスタイルで説明しようという発想が、斬新だと思いました。実は、情報電子科では、外部講師を招いて、アイデア出しや、ブレインストーミングなどを用いて、アイデアを形にする手法を学んでいます。課題研究発表会では、この動画の制作過程の説明もありましたが、とてもクリエイティブ、創造的な学習環境であると感じました。

  さて、3年生の皆さんは、課題研究に取り組むことと思います。世間では、AI、人工知能が仕事を奪うと言われていますが、先ほど例に挙げた、下水の処理過程を料理番組で説明するというような「アイデアを形にする」ことは、人工知能にとっては、とても苦手な分野であるようです。今年の課題研究では、こうしたクリエイティブ、創造的な面がたくさん感じられるものに取り組んでいただきたいと思います。昨年度は他にも、電子機械科のロボットや、電気科の電動スケートボードなど、クリエイティブな取組が数多く見られました。皆さんの斬新な発想力に大いに期待しています。また、3年生の皆さんは、今日から始まる1学期の間、ぜひ無遅刻、無欠席、無早退の皆勤を目指してください。就職活動に際して、きっといいことがあると思います。

  2年生の皆さん、1年生のとき入部した部活動は、継続して活動していますか。3年生で行う就職活動では、部活動の加入の有無が、内定状況に大きく影響します。顧問の先生が新しくなっている部も多くあります。現在活動できていない皆さんは、この機会に新しい部活動に加入することを強くお薦めします。

  また、2学年は、ジュニアマイスターや県知事表彰の受賞に向け、様々な資格を取得する期間でもあります。保護者の方のご理解もいただきながら、一つでも多くの資格が取得できるよう、挑戦してみてください。特に、ジュニアマイスターのポイントの合計が20点を超えると、英語検定1級取得のポイント数を越えることになります。ぜひ英検1級超えを目指し、出身中学校の先生方に、笑顔で報告していただきたいと思います。

  それでは新年度、クリエイティブ、創造的に全力で取り組んでいきましょう。本日の講話は以上です。

第3学期終業式 校長講話

 みなさん、おはようございます。

 早いもので、終業式を迎えました。皆さんの3学期はいかがだったでしょうか。

 さて、3学期は進路に関する行事が多くありました。1年生も2年生も進級を控えていますので、将来のことをじっくり考えるよいタイミングなのかなと思います。

 まず、1月25日には、1学年進路講演会がありました。川島真人様を講師にお迎えし、主に「学校生活と仕事とのつながり」についてお話を伺いました。

 2月には、1年生の各学科で、キャリア教育に係る体験活動が行われました。

 情報電子科は2月7日から9日までの3日間、インターンシップを行いました。学科の学習内容に関連する職種ということで、情報電子科の先生方が一軒一軒開拓し、今年は19の企業・学校に受け入れていただくことができました。

 情報技術科は2月7日、「大学・工場見学」ということで、午前中は宮代町にある日本工業大学、午後は久喜市にある株式会社エフテックを、それぞれ訪問しました。

 電子機械科は2月8日、県の「高校生ものづくり最前線体感事業」により、午前中はさいたま市中央区の埼玉機器で工場見学及び部品製作体験、午後は行田市にあるものつくり大学を訪問しました。また、電子機械科の2年生は2月14日、県の「目指せ プロフェッショナル」事業により、埼玉工業大学工学部機械工学科の石原敦教授を講師に招き、電子機械実習の一環として、「本物のロケットの感動」をテーマにハイブリッド・ロケットの製作を体験しました。

 2月15日には、3年生を講師とする「1・2学年対象進路懇談会」が開催され、それぞれの学科の先輩の進路体験を聞きました。進学や公務員を希望する生徒向けの部屋も用意され、貴重な体験談を聞くことができたようです。

 3月15日、16日には進路行事として、1年生は体験型進路ガイダンスとSPI・クレペリン検査、2年生はSPI基礎テストと履歴書指導が、それぞれ行われました。

 このように振り返ってみると、本校のキャリア教育は、学校と地域・社会や産業界等が連携・協働した、体験活動を中心とした取組であることがよくわかります。校長先生は、高校生のころは政治経済の授業の影響で、漠然と弁護士を目指していました。現在で言えば、日曜夜9時からTBSで放映されていた「99.9」で松本潤が演じていた、あの弁護士です。実は以前の職場で弁護士の方と一緒に仕事をする機会があったのですが、実際に仕事ぶりを見る限り、自分には務まらない仕事だったと改めて思いました。

 しかしながら、高校生のころは仕事の実際を知らなかったため、イメージが先行して志望していたことになります。みなさんも3学期は多くの進路行事で大変だったと思いますが、実際に職場や大学等を見たり、仕事を体験したり、就職活動を経験した先輩の話が聞けたりというのは、とても恵まれた環境であると思います。

 これから春休みを迎えます。部活動などで忙しい人も多いと思いますが、気になる進路先があれば、企業であれ、大学等であれ、まずは本校の進路指導室を訪ねてください。実際に見学する際に必要となる、様々な情報を得ることができると思います。

 それでは、春休み中、くれぐれも、事故等には気を付けてください。全員揃って、4月9日の始業式で再会しましょう。以上で校長講話を終わります。