日誌

新規日誌2

平成29年度入学式式辞

 春爛漫のこの佳き日 本校PTA・後援会会長 菊地智代美様をはじめ 多くのご来賓の皆様のご臨席を賜り ここに 平成29年度埼玉県立三郷工業技術高等学校入学式を挙行できますことは 誠に喜ばしい限りでございます 教職員一同を代表しまして 厚くお礼申し上げます

 本校は 県東部地区の工業高校として 昭和60年に開校しました 初代校長和泉英夫先生が示した「正確に はやく 美しく」を校訓とし これまでに六千名を超える卒業生を送り出しています 卒業生は 日本の「ものつくり」を支える技術者として 各方面で活躍しています

 卒業生の中には サッカー元日本代表として活躍した中澤佑二さんや 平成27年 ブラジルのサンパウロ市で開催された世界技能五輪において 情報ネットワーク職種で見事 金メダルに輝いた島瀬竜次さんなどもおり 多彩な人材を輩出しています

 まさに 工業の可能性は 無限大であります

 さて ただ今入学を許可した239名の新入生のみなさん ご入学誠におめでとうございます 教職員一同 皆さんの入学を心より歓迎いたします

 本校は工業高校のため 普通科の高校と比べて 実習の授業が多くなっています 実習の後には 課題やレポートを提出することになっていますので その都度 しっかり提出して 実習の効果を高めてください

 また 高校は義務教育ではありません

 一日も早く中学生気分を一掃し 目標を高く掲げ 将来 社会に貢献できる技術者となるよう 日々精進を重ねていただきたいと思います そして 本校が力を入れている資格取得に意欲的に取り組むとともに 部活動に積極的に参加して心身を鍛え 生涯の友人を得てください

 高校3年間は あっという間に過ぎ去ります 悔いが残らないよう これはと思ったことには 積極的に挑戦してください あわせて これまでみなさんを温かく見守ってくださった多くの方々への感謝の気持ちを忘れないでいただきたいと思います

 保護者の皆様に申し上げます 本日は お子様のご入学 誠におめでとうございます 先ほど 入学を許可いたしました 239名の生徒の皆様に対しまして 私どもの持てる力を最大限発揮し きめ細かな指導を とことんやり抜く覚悟でございます

 本校は昨年度 新たに「目指す学校像」を定めました 「ものづくりの精神」に基づき 豊かな人間性を育成するとともに 学力向上を通して生徒の自信を高め 「生きる力」を持つ技術者を育成する というものです この理念を 保護者の皆様と共有していきたいと考えております

 本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますよう 何卒よろしくお願い申し上げます

 なお 本校は 約8割の生徒が 卒業後 ただちに就職することを希望しております 年間を通して 様々な企業の採用担当者が来校します

 このため 本校では いつでも採用面接に臨めるよう 整容指導を行っております 頭髪や服装等につきまして 保護者の皆様にご協力をいただくことがございますが 本校の状況をお汲み取りの上 ご理解賜りますようお願いいたします

 結びに 本日ご多用の折 ご臨席を賜りましたご来賓の皆様に厚くお礼申し上げるとともに 本校の教育活動に引き続きご支援賜りますようお願い申し上げ 式辞といたします

 

平成29年4月10日 埼玉県立三郷工業技術高等学校長 山本 康義

平成29年度第一学期始業式 校長講話

おはようございます。校長の山本です。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、みなさんは、県内に数ある高等学校の中から、本校を自ら選んで受検され、そして自らの実力で合格を勝ち取って、本校に入学されました。まず、本校を選んだその英断に、敬意を表したいと思います。

先週は、市内の小中学校を訪問して、校長に就任したご挨拶を申し上げてまいりました。すると、多くの学校から、本校と連携したいとの申し出がありました。

みなさんは、「プログラミング教育」ということばを聞いたことがありますか。

先日、小中学校の次期学習指導要領の内容が公表され、将来、小学校からこの「プログラミング教育」に取り組まなくてはならないことになりました。

みなさんは、回転寿司のお店の中で、受付業務をロボットが行っているお店に行ったことがありますか。校長先生はよく行くのですが、なかなか賢くて、たくさんのお客さんを効率よくさばいていました。

いわゆるAI、人工知能が進化すると、現在ある仕事の多くがロボットに奪われてしまうと言われています。

みなさんの中には、野球のワールドベースボールクラッシックをテレビで観戦した方も多くいると思いますが、日本代表の4番を打っていた、筒香という選手は、DeNAという球団の選手です。その会社の社長である南場智子さんは、取材で、これからの人材は、コンピュータに使われる人、コンピュータと競争する人、コンピュータに指示が出せる人の三つに分かれると話しています。これからもっとも重要になるのは、三番目の、コンピュータに指示が出せる人材です。また、いわゆる製造業、メーカーの多くも、ITを使って仕事を効率化することが必要になっていると指摘しています。

こうした人材育成の将来像を考えたとき、五つの学科を持って、五科連携を積極的に推進している本校は、埼玉県内に数ある高校の中で、間違いなくトップ、先端を走っています。数年前に、本校への入学を選んだみなさんの先見性には、まことに素晴らしいものがあると、改めて思います。

ITを使うとこんなことができる、こんなに正確に、こんなにはやく、こんなに美しくできる。こんな発想を持った人材を、多くの企業が求めています。

そして、本校のこうした人材育成のノウハウを、市内の多くの小中学校が求めています。

時代はようやく本校に追いついてきました。みなさんも大いに自信を持ちましょう。
 まずは、自らの学科の学習を極めましょう。そして、校内の五つの学科で相互に連携し、共通理解を深めてほしいと思います。一緒に、ITで時代を変える人材を目指しましょう。