日誌

校長ブログ

学校公開日&学科説明会(10/18)

10月18日(土)

 本日は、午前中に学校公開を開催いたします。対象は、本校生徒の保護者ならびに中学生とその保護者の皆様です。嬉しいことに、保護者様からは昨日の時点で173名の申し込みをいただいております。また、中学生も45組の申し込みがあり、多くの皆様にご来校いただく予定です。

 公開は9時30分から開始し、ご来校の皆様には、本校の日頃の学校生活や授業の様子をご覧いただきます。生徒たちが真剣に授業に取り組む姿や、専門科目に熱心に向き合う様子を通して、本校の教育の特色や雰囲気を感じていただける機会となることを願っております。

 また今回は、PTA役員による保護者対象の相談会も実施いたします。初の試みとなるこの企画では、先輩保護者の皆様が、進路や学校生活に関する不安や疑問に対して、実体験をもとに親身にアドバイスをくださる予定です。保護者同士のつながりを深める貴重な場となることを期待しています。

 午後からは、中学生対象の学科説明会を開催いたします。参加予定者は以下の通りです:

 機械科:19名
 電子機械科:10名
 電気科:19名
 情報電子科:10名
 情報技術科:15名
 各学科の特色や学びの内容を丁寧に説明し、本校での「ものづくり教育」への理解を深めていただきます。ものづくりに興味がある中学生の皆さんには、ぜひ本校への入学をご検討いただければ幸いです。

 本日は、多くの皆様との出会いを通じて、本校の魅力を直接感じていただける一日となることを心より願っております。

 

全国大会出場選手壮行会 (10/14)

10月14日(火)

 

 本日、放課後に、全国大会へと出場する選手の壮行会を開催いたしました。本校からは、今年の秋から冬にかけて開催される全国大会へ、各分野で優れた成果を収めた生徒たちが出場いたします。

【出場大会一覧】

・高校生ものづくりコンテスト全国大会(電子回路組立て部門)
・第63回技能五輪全国大会(情報ネットワーク施工部門)
・ロボット相撲全国大会(3kg自立型/500gラジコン型)
・プログラミングコンテスト 全国大会

 まず、高校生ものづくりコンテスト 関東大会 電子回路組立て部門において見事優勝を果たした生徒が、全国大会へと進出いたします。埼玉県からは初めて関東大会を勝ち上がり、全国大会に出場する快挙です。この大会は、11月8日(金)・9日(土)に高知県立高知東工業高等学校(高知県)にて開催されます。

 次に、学生日本一位決定戦 情報ネットワーク施工部門において優勝し、全国大会への出場権を獲得しました。そして技能五輪全国大会予選会 メタルケーブル早つなぎ競技において優勝し、それぞれ第63回技能五輪全国大会情報ネットワーク施工部門に挑みます。この大会は、10月17日(金)から20日(日)まで、愛知県国際展示場にて開催されます。なお、10月18日(土)には本校の学校公開および学科説明会が予定されており、情報電子科では特設会場にてパブリックビューイングを開設し、出場選手の活躍を皆で応援する予定です。

 また、ロボット相撲全国大会においては、3kg自立型部門にて、11月22日(土)に福島県郡山市「ビッグパレットふくしま」で開催される全国大会、さらに、12月6日・7日に東京都墨田区「両国国技館」*で行われる決勝大会への出場権を獲得いたしました。加えて、500gラジコン型部門においても、両国国技館で開催される全国大会への出場が決定しております。

 そして、第34回埼玉県工業高等学校プログラミングコンテストにおいて、全国大会の出場権を得た生徒が、11月16日(日)に日本工業大学(埼玉県)にて開催される全国大会に臨みます。

 これらの大会は、いずれも全国の舞台であり、技術力・創造力・精神力が試される場です。出場する皆さんには、これまでの努力の成果を存分に発揮し、堂々と戦ってきてほしいと思います。

 本校一同、皆さんの健闘を心より祈念しております!

中間試験が始まりました!(10/14)

10月14日(火)

 本日から4日間、17日(金)まで中間試験が行われます。
 皆さん、準備は万全でしょうか?

 2学期は、体育祭や文化祭など、たくみ祭をはじめとする様々な行事が控えています。オンとオフの切り替えが大切な時期です。日頃からの積み重ねが、試験本番での力になります。とはいえ、今できることに集中して、しっかり成果を発揮してください。

 今朝、1時間目の様子を見に行きましたが、皆さん真剣な表情で取り組んでいました。ただ、鼻をすすったり、咳をしている生徒も見受けられ、少し心配です。季節の変わり目でもありますので、体調管理にも十分気を配りましょう。

 そして、中間試験が終われば、いよいよ「たくみ祭週間」が始まります!体育祭、文化祭と続く一大イベントを思い切り楽しむためにも、今週はしっかり頑張りましょう!

中間試験まで1週間

10月7日(火)

 先週は、2年生が関西方面への修学旅行に出かけ、神戸での震災学習、USJでの体験、大阪・関西万博の学習、京都での文化体験など、充実した学年行事が続きました。生徒たちはそれぞれの活動を通して、学びと感動を得て、元気に帰ってきました。

 1学年では、校外学習や学年・学科行事を通じて仲間との絆を深めるとともに、各学科での専門的な学びにも触れ、興味・関心を広げる貴重な機会となりました。

 3学年では、就職希望者の内定が徐々に決まり始め、進路実現に向けた動きが本格化しています。進学希望者にとっては、これからが本番。志望校に向けて、計画的な準備が求められる時期です。中間試験も目前に迫っており、学習との両立が重要になります。試験勉強と併せて、進路に向けた取り組みも計画的に進めていきましょう。

 さて、来週14日(火)からは中間試験が始まります。試験勉強はもちろん、レポート提出なども重なり、忙しい時期となりますが、日々の積み重ねが力になります。季節の変わり目でもありますので、体調管理にも十分気をつけながら、ベストを尽くしてください。皆さんの健闘を期待しています。

第2弾「42_Tokyo」による出前授業

10月1日(水)

 本日は、1年生を対象に「42 Tokyo」による出前授業**を実施しました。

 42 Tokyoは、フランス発の革新的なエンジニア養成機関で、世界32カ国に展開されています。日本では2020年に東京校が設立され、学費完全無料・教師不在・ピアラーニング(生徒同士の教え合い)を特徴とする教育スタイルで、実社会で求められる問題解決力や協働力を育むことを目的としています。

 本校では、昨年度よりこの出前授業を1年生の恒例行事として位置づけており、今年度も1組から3組は視聴覚室で、4組から6組は各教室でオンライン形式にて参加しました。今回は、本場フランス校を卒業された講師を含む4名の方々にご来校いただき、生徒たちに直接ご指導いただきました。世界基準の教育を体験できる貴重な機会となり、生徒たちにとって大きな刺激となりました。

 この授業の目的は、プログラミングの基礎学習を通じて、デジタル時代に必要とされるスキルを習得し、将来の選択肢を広げることにあります。また、課題に取り組む過程で、自ら行動を起こし、新たな価値を創造する技術力を育成し、テクノロジーを活用して社会に貢献できる人材の育成を目指しています。さらに、生徒同士の学び合いや教え合いを通じて、コミュニケーション能力の向上も期待されています。

 授業では、2つの課題に挑戦しました。2つ目の課題では、最初は一人で取り組み、自分の力でどこまで進められるかに挑戦しました。後半はチームで話し合いながら解決に取り組み、互いの考えを共有しながら答えを導き出すプロセスを経験しました。実際に、みんなで協力して取り組んだことで、個人で挑戦したときよりも、より深く、より遠くまで課題を進めることができました。このような協働的な学びを通じて、仲間とともに課題を乗り越える力の大切さを実感することができました。講師の方からは、アフリカのことわざ「早く行きたいなら一人で進め。遠くへ行きたいならみんなで進め。」が紹介され、生徒たちに深い印象を与えました。この言葉は、個人の力だけでなく、仲間との協力が未来を切り拓く鍵であることを教えてくれました。

 大人顔負けのスピードでサラッと解いてしまう生徒もいれば、なかなかうまくいかず苦戦する生徒もいましたが、互いに教え合いながら、笑顔あふれる楽しいひとときを過ごしていました。

<42 Tokyoの皆様へ>

このたびは、本校1年生のために貴重な出前授業をご提供いただき、誠にありがとうございました。生徒たちは、プログラミングの楽しさや奥深さに触れ、将来への可能性を広げる貴重な体験をすることができました。今後とも、若い世代の育成にご協力いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

2年生 修学旅行がスタートしました!

9月30日(火)

 本日、2年生が関西方面への3泊4日の修学旅行に出発しました。朝の集合では、全員が時間通りに揃い、予定通りの出発となりました。生徒たちは元気に、旅の始まりを迎えました。

 今回の修学旅行は「関西三都物語」と題し、神戸・大阪・京都の三都市を巡ります。

【1日目】神戸:震災学習
 初日は神戸に入り、阪神・淡路大震災をテーマとした震災学習を行います。被災地の復興の歩みや、当時の人々の体験を通して、災害への備えや命の尊さについて考える機会となります。防災意識を高めるとともに、地域社会の絆や助け合いの精神を学ぶ貴重な時間です。

【2日目】大阪:USJで思いっきり楽しむ!
 2日目は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)での一日。映画の世界に入り込んだようなアトラクションやショーを、仲間と一緒に思いっきり楽しみます。笑顔と歓声があふれる中で、仲間との絆を深める時間となるでしょう。非日常の空間で過ごすことで、心のリフレッシュにもつなげてください!

【3日目】大阪:関西万博の学習
 3日目は、2025年大阪・関西万博の会場を訪れ、未来社会の姿や最先端技術に触れる学習を行います。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマにした万博では、環境・医療・AI・国際協力など、幅広い分野の展示が行われており、生徒たちが自らの将来や社会の在り方について考えるきっかけとなることを期待しています。持続可能な社会の実現に向けた視点を養うことも、この学習の大きな目的です!

【4日目】京都:歴史と文化の体験
 最終日は京都を訪れ、4つの体験コースに分かれて、日本の伝統文化や歴史に触れる活動を行います。

① 八つ橋づくりと南禅寺の散策
 京都の代表的な和菓子「八つ橋」を手作りし、南禅寺の歴史ある境内を散策。味覚と風景の両面から京都を感じるコースです。
② 抹茶づくりと平等院鳳凰堂の見学
 自分で点てた抹茶を味わいながら、宇治の文化に触れ、世界遺産・平等院鳳凰堂の美しさと歴史を学びます。
③ 伏見稲荷大社の参拝と友禅染体験
 千本鳥居で有名な伏見稲荷大社を訪れた後、京都の伝統工芸「友禅染」に挑戦。色彩と信仰の世界を体感します。
④ 法話・座禅体験と三十三間堂の見学
 僧侶の法話を聞き、座禅を体験した後、千体の仏像が並ぶ三十三間堂を訪問。心を静める時間と仏教文化への理解を深めます。
 どのコースも、それぞれに京都らしさが詰まっていて、「どこも魅力的でいいなぁ!」と思えるような、素晴らしい体験ばかりです!

 修学旅行は、単なる観光ではなく、学びと成長の場です。仲間と過ごす時間の中で、協調性や責任感を育み、見聞を広げることで、自分自身の可能性に気づくことができます。震災から命の大切さを学び、万博で未来の社会を考え、京都では日本の文化の奥深さに触れる。そんな濃い4日間になるはずです。そして、USJでは思いっきり楽しんで、心もリフレッシュしてくださいね!今回の旅が、生徒一人ひとりにとってかけがえのない経験となることを願っています。みなさんが元気に、安全に、そしてたくさんの思い出を持って帰ってきてくれることを、心から楽しみにしています。

 今回の修学旅行は教頭先生が引率してくださっており、現地から活動の様子を随時報告していただく予定です。保護者の皆様、そして学校で待っている私たちも、その報告を楽しみにしています。今後の更新も、ぜひご期待ください!

今週は行事が満載!まずは第1弾、「ゼブラ株式会社」による出前授業

9月29日(月)

 今週は、2年生の修学旅行のため、各学年・学科でさまざまな行事が予定されています。そんな中、第一弾として、本日、情報電子科1年生を対象に、ゼブラ株式会社による出前授業が行われました。

 今回の授業では、ゼブラが発表した新しい筆記体験プラットフォーム「kaku lab.(カクラボ)」を中心に、以下の4つの分野をローテーション形式で体験するという、非常に魅力的な内容でした。

①マイルドライナー(調色体験)
 お客様から依頼された色を再現するという課題に挑戦しながら、色の調合に取り組みました。色の微妙な違いやバランスを考えながら、自分の手で調色を行い、世界に一つだけのオリジナルマーカーを完成させました。実際の製品開発に近い工程を体験することで、色彩に対する理解を深めるとともに、創造力や感性を活かした活動に、生徒たちは夢中になって取り組んでいました。

②サラサクリップ(組立体験)
 普段は工場の機械で大量生産されるボールペンを、自分の手で一つひとつ組み立てることで、ものづくりの工程を実感することができました。ペンの内部構造や部品の役割を理解しながら、精密な作業に取り組むことで、製品が完成するまでの工程の複雑さや工夫に気づく機会となりました。組み立てがうまくいったときには、生徒たちから「できた!」という声が上がり、達成感とともに、製品づくりの面白さを体感していました。

 

 3 kaku lab.(実演&体験)
 「書く」ことの新しい可能性を探るゼブラのプロジェクト「kaku lab.」の世界を、実演と体験を通じて学びました。XR(クロスリアリティ)技術や生成AIとの融合によって、紙に書くという行為が、視覚・感覚・デジタルの世界とつながる新しい体験へと進化していることを、生徒たちは実際に体感しました。体験では、デジタルとアナログが融合した筆記のインターフェースに触れ、未来の文具のあり方や、書くことの意味について考えるきっかけとなりました。生徒たちは、これまでの「書く」イメージを超えた新しい表現方法に驚きながらも、積極的に参加し、技術と創造性のつながりに大きな関心を寄せていました。

4 業界・会社説明
 ゼブラ株式会社の企業理念や製品開発へのこだわり、そして文具業界全体の動向について、丁寧な説明をいただきました。単なる「文具メーカー」という枠を超え、日常の「書く」体験をより豊かにするための技術革新やデザインへの工夫、ユーザー視点に立ったものづくりの姿勢など、企業としての魅力が伝わる内容でした。また、文具業界が持つ多様な職種やグローバルな展開についても紹介され、生徒たちは「文具=身近な道具」という認識から、「文具=創造と技術の融合」という新たな視点へと理解を深めることができました。将来の進路や職業選択を考えるうえでも、大変有意義な時間となりました。

 

 生徒たちは終始、興味津々で各プログラムに取り組み、教室には笑顔と活気があふれていました。初めて触れる技術や工程に驚きながらも、自らの手で作り上げる楽しさや、色や構造に込められた工夫に気づくことで、学びの深さを実感している様子が印象的でした。
 今回の出前授業は、創造性と探究心を大いに刺激する、まさに“体験から学ぶ”貴重な機会となりました。文具という身近な道具を通して、技術・デザイン・仕事の意義に触れることができたことは、生徒たちの今後の学びや進路選択にも大きな影響を与えることでしょう。
 このような素晴らしい学びの場を提供してくださったゼブラ株式会社の皆様に、心より感謝申し上げます。

 

2学期のスタートにあたって(9/1)

9月1日(月)

 本日より、令和7年度の第2学期が始まりました。まだまだ暑さが厳しい日々が続いていますが、生徒の皆さんは元気に登校し、新たな学期のスタートを迎えました。

 3年生にとっては、いよいよ進路決定の大切な時期です。これまでの学びや経験をもとに、自分の将来と真剣に向き合い、一歩一歩着実に進んでいってほしいと思います。

 2年生は、10月に予定されている修学旅行を通して、仲間との絆を深め、視野を広げる貴重な機会となります。事前学習や準備を通じて、学びをより深めていきましょう。

 1年生にとっては、高校生活で初めての文化祭や体育祭が控えています。仲間と協力しながら行事に取り組む中で、学校生活の楽しさや達成感を味わい、自信を育んでほしいと願っています。

 2学期は、学習面でも行事面でも大きく成長できる時期です。一人ひとりが目標を持ち、充実した日々を過ごせるよう、教職員一同、全力でサポートしてまいります!

<始業式_校長講話>

 みなさん、おはようございます。長い44日間の夏休みが終わりましたが、皆さん、どのように過ごしましたか?1学期の終業式で、“小さな積み重ねが、大きな力になります!”と伝えましたが、この夏、成長することができましたか?その成果の一つとして、部活動や、その他、学科等の活動において、成果や優秀な結果を残した生徒がたくさんいました。

  2学期の始業式に、私から皆さんに、3点お話しします。この3つにはそれぞれ、「知ってほしいこと」「考えてほしいこと」「実践してほしいこと」が込められています。

  1つ目は「戦後80年と、今も続く世界の紛争」について

 今年の夏、日本は戦後80年という節目を迎えました。1945年の終戦から80年。戦争を経験した世代が少なくなる中で、私たちは「平和とは何か」「命の尊さとは何か」を改めて考える必要があります。しかし、世界に目を向けると、ロシアによるウクライナ侵攻をはじめ、今も多くの地域で紛争が続いています。戦争は遠い過去の話ではなく、今この瞬間にも命が失われ、日常が壊されている現実があります。私たちが平和な社会の中で学び、生活できることは決して「当たり前」ではありません。だからこそ、平和の尊さを知り、それを守る意識を持つことが、皆さん一人ひとりに求められています。では、高校生の皆さんに今できることは何でしょうか。

 “まずは「知ること」”世界で何が起きているのか、ニュースや本を通じて関心を持ち、事実を知ることが第一歩です。情報に触れることで、視野が広がり、自分の考えを深めるきっかけになります。

 “次に「考えること」”「なぜ争いが起きるのか」「どうすれば平和を築けるのか」を、自分自身で考える機会をつくってください。そして、友人との会話の中で意見を交わすことも大切です。異なる考えに触れることで、対話の力を育むことができます。

 “そして「身近な平和を守ること」”学校や家庭、地域の中で、互いを尊重し、思いやりを持って接すること—、つまり「リスペクト」することです。小さな言葉づかいや態度の中に、平和の種があります。身近な人との関係を大切にすることが、社会全体の平和につながっていきます。

 平和は、誰かが守ってくれるものではなく、私たち一人ひとりがつくっていくものです。皆さんが日々の生活の中で、争いではなく対話を選び、無関心ではなく関心を持つこと。それが、未来の平和につながっていきます。私自身も戦争を経験していません。しかし、戦争の悲惨さと平和の尊さを、次の世代に伝えていく責任があると感じています。皆さんも、これからの時代を担う者として、平和の大切さを後世に伝えていってください。

  2つ目は「日航機墜落事故から40年と、工業高校としての使命」ついて

 1985年8月12日、日本航空123便が群馬県の御巣鷹の尾根に墜落し、520名の尊い命が失われました。これは単なる事故ではなく、「安全とは何か」「技術とは何のためにあるのか」を深く問いかける出来事でした。本校は工業高校です。皆さんは、機械、電気、情報など、さまざまな技術を学んでいます。技術は人の生活を便利にするだけでなく、「命を守る」ためにも使われるべきものです。日航機事故では、整備や設計、運航の中での小さなミスが大きな悲劇につながりました。だからこそ、技術者を目指す皆さんには、「安全を最優先する姿勢」「責任あるものづくりの心」を持ってほしいと思います。技術は人を幸せにする力があります。皆さんの手で、安心して暮らせる社会をつくっていってください。

 3つ目は「9月1日「防災の日」~今、災害が起きたらどうする?そして、どう備える?~」ついて

 本日9月1日は「防災の日」です。これは、1923年の関東大震災を教訓として定められた日です。日本は地震や台風など、自然災害が多い国です。災害はいつ、どこで起こるかわかりません。では、もし今この瞬間に大きな地震が起きたら、皆さんはどうしますか?まずは、その場でどう動くか、何を守るか、誰に声をかけるか。その「最初の行動」が命を左右します。ここで大切になるのが、「自助・共助・公助」という考え方です。

自助(じじょ):まずは自分の命を守ること。机の下に身を隠す、窓や棚から離れる、火を使っていたらすぐに消す。冷静に判断し、行動する力を日頃から養っておくことが大切です。

共助(きょうじょ):周囲の人と助け合うこと。友人が困っていたら声をかける、避難の際に高齢者やけが人を支える。学校という集団の中では、共助の力が非常に重要です。

公助(こうじょ):行政や消防、警察など、公的機関による支援です。ただし、公助が届くまでには時間がかかることもあります。だからこそ、自助と共助が先に動けるようにしておく必要があります。

 そして、災害が起きたとき、学校は地域の避難所になる可能性があります。そのとき、皆さんは単なる「避難者」ではなく、避難所を支える人材として活躍できる存在になってほしいと思います。避難所では、物資の管理、情報の伝達、電気や水の確保、衛生管理など、さまざまな役割があります。皆さんには「自分の命を守る」だけでなく、「誰かの命を支える」ことができる人になってください。

 以上3点ですが、この夏は、戦後80年、日航機事故から40年、そして防災の日という、命と社会を見つめ直す節目が重なりました。皆さんには、冒頭にお伝えしたとおり、「知ってほしいこと」「考えてほしいこと」「実践してほしいこと」が込められています。皆さん一人ひとりが、自分の行動で「よりよい未来」をつくる一歩を踏み出してくれることを期待しています。

 最後になりますが、まず3年生にとっては、進路決定の大事な時期です。今までの学びや活動の集大成を迎える時期でもあります。現状に満足せず、さらに一歩先を見据えた努力が必要です。就職や大学や専門学校など、進むべき道を明確にするために、改めて自分自身を振り返り、まだ足りない部分を補う努力を惜しまないでください。そして、進路が決定したら終わりではありません。逆に決定後が大事です。進むべき道を究めるためにも、その準備期間として過ごしてください。2年生は、修学旅行という大きな行事があります。これは単なる旅行ではなく、新しい知識や経験、人間関係を築くチャンスです。現状に安住せず、積極的に新しいことに挑戦し、自己成長を図る機会にしてください。そして、来年の3年生を見据えた準備期間としても重要です。1日1日を大切に過ごしてください。1年生にとっては、高校生活初めての文化祭や体育祭など、多くの行事があります。これらの行事は学校生活を彩るだけでなく、自分を表現する場でもあります。何事も最初が肝心です。現状に甘んじず、新しい友達を作り、積極的に活動に参加することで、自分の可能性を広げてください。

  この2学期が、皆さん一人ひとりにとって「自分を高める時間」となり、仲間とともに成長できる充実した日々になることを、心から願っています。

夏休みも残り1週間となりました!(8/25)

8月25日(月)

 長かった夏休みも、いよいよ残り1週間となりました。皆さん、元気にお過ごしでしょうか?

 この夏休み期間中には、部活動や各種コンテストにおいて、多くの生徒が日頃の努力の成果を発揮し、素晴らしい結果を残しました。

・第20回若年者ものづくり競技大会(全国大会):ウェブデザイン部門にて「敢闘賞」受賞

・第49回全国高等学校総合文化祭:ロボット部門 Basic Class にて「第8位」入賞

・高校生ものづくりコンテスト関東大会:電子回路組立部門にて「優勝」全国大会出場!!

・埼玉県高校生エコカーコンテスト:燃料噴射方式部門「優勝」し、「総合優勝」を獲得

・埼玉県アイデアロボットコンテスト:キャリアロボット部門「準優勝」、ライントレース部門「優勝」

 また、先週の土曜日・日曜日の2日間には、電気科の生徒が武蔵浦和コミュニティセンター主催「親子で一緒に電車で遊ぼう!」というイベントに参加し、「ミニ新幹線」の乗車体験を提供しました。当日は多くの子どもたちが来場し、笑顔いっぱいで乗車を楽しんでいました。地域との交流を通じて、生徒たちも大きな達成感を得ることができました。

 さらに、本日(8月25日)は、2年生が修学旅行に向けた事前学習のため登校しています。生徒たちは元気に登校し、大阪・関西万博のパビリオンについての調査・検討や、文化祭に向けた企画決めなど、意欲的に取り組んでいます。修学旅行や文化祭といった行事を通して、さらに学びを深め、仲間との絆を強めていってくれることを期待しています。

 残りの夏休み期間は、これまでの生活を振り返り、2学期に向けて心と体の準備を整える大切な時間です。宿題や課題の進捗を確認し、生活リズムを整えて、新学期を気持ちよく迎えられるようにしましょう。また、引き続き熱中症や感染症の予防にも十分ご注意ください。

 2学期の始業式で、皆さんの元気な姿に会えるのを楽しみにしています!

第24回埼玉県高校生エコカーコンテスト「総合優勝!」

8月2日(土)

 関東工業自動車大学校にて「第24回埼玉県高校生エコカーコンテスト」(主催:埼玉新聞社・テレビ埼玉)が開催され、県内8校から11チームが参加しました。

 この大会において、本校・三郷工業技術高等学校の機械研究部が「燃料噴射方式部門」で見事優勝を果たすとともに、総合優勝の栄冠にも輝きました。総合優勝は2年ぶり2回目の快挙となります。おめでとうございます!

 エコカーコンテストは、工業系高校などが部活動や実習を通じて製作した低燃費車(エコカー)で競う大会です。50ccエンジンを搭載した車両にカーボンニュートラル(CN)燃料180mlを注入し、制限時間10分57秒以内にどれだけの距離を走行できるかを競います。

 本校のマシン「鯰(なまず)」は、1リットルあたり1268.711メートルという高記録を達成し、堂々の優勝を飾りました。

 なお、コンテストの模様は、8月27日(月)午後4時30分から、テレビ埼玉の情報番組「マチコミ」内で放映される予定です。ぜひご覧ください!