夏の公開講座レポート② ライントレースロボットを作ろう!!
みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。埼玉県では夏休みや冬休みの期間に県立高校の施設を活用して地域のみなさまが参加できる公開講座を実施しています。この夏休みに三郷工業技術高校では9つの講座が開設されました。そのなかから今回は電子技術部が主催する「ライントレースロボット製作体験」の様子をレポートします。
ライントレースカーというのはロボットの一種です。床の上に引かれたラインに沿って進みます。今回の講座ではライントレースカーのキットを組み立てました。参加者は小学生と中学生です。小学校1年生の子も参加していました。
今回の講師を担当する電子技術部顧問の村石先生は「このイベントを通して工業高校を知ってもらいたい」とおっしゃっていました。実際にイベントが終わった後に参加した中学生に話を聞くと・・・・・
楽しかったです。工業高に入りたいと思いました。
なかなかの好印象。よかったですね( ^^)
今回の講座に参加を申し込んだのは9人でしたが、親御さんと一緒に来た子や、友達と一緒に来た中学生もいて、会場はかなりにぎやかな雰囲気でした。参加者一人一人に電子技術部の部員がサポートにつきます。それぞれが先生の説明を聞き、わからないところがあればサポート役の電子技術部員に教えてもらっていました。ロボットづくりはスムーズに、そして楽しく進んでいました。子供と一緒に参加したお母さんに話を伺いました。
子供たちに楽しんでもらってよかったです。自分も楽しかったです(笑)
完成したライントレースカーでレースを行います。会場には同じ形状の2つのコースが準備され、2台のマシンが競争します。同時にスタートして早くゴールしたほうが勝ちです。モーターの回転数を上げるとスピードは上がりますが、センサーがラインをとらえるのが難しくなってコースを逸れてしまう可能性も大きくなります。調整が難しいところです。
大会は大いに盛り上がりを見せ、決勝戦ではかなりの接戦でした。
優勝したのは「マリオカート8号」でした。製作者のコメントです。
嬉しかったです!!!
惜しくも準優勝だったのは「カルロス・ブーン」でした。製作者のコメントです。
悔しかったけど楽しかったです!!
お2人ともお疲れ様でした。そしておめでとうございます。
今回の講座でサポート役を務めた電子技術部の人に、今回の感想を聞きました。
細かい部品も多かったし、配線の向きなどを教えるのも大変でした。製作には予想以上の時間がかかってしまいましたが、最後にレースに出場してちゃんと走ってくれたので嬉しかったです。ロボットを作った子も喜んでくれてよかったと思います。
イベントは大成功でした。これをきっかけにものづくりに興味を持つ子が増えてくれるといいですね。
( 1年 賀波澤 凪 )