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亀田奈々さん、技能五輪出場権獲得おめでとう!!
「技能五輪」は文字通り日本一を目指して様々な分野の技術者が腕を競い合う大会です。機械組み立てや電気溶接、メカトロニクスなど42の種目があります。出場するのはもちろんそれぞれの分野のプロですが、種目によっては学生にも門戸が開かれています。情報ネットワーク施工の競技もその一つです。「情報ネットワーク施工学生日本一決定戦」は光ファイバーやメタルケーブルを用いて配線工事を行う技術を競う学生の大会です。作業の正確さやスピードを競います。そして上位入賞者には技能五輪の出場権が与えられます。
写真提供 情報電子科
この大会に3年5組の亀田奈々さんが出場し、見事、技能五輪の出場権を獲得しました。亀田さんにコメントをいただきました。
こういう大会に出るのは初めてなので緊張しましたが、全力を出し切って楽しめたかなぁって思います。
技能五輪では企業の方が相手になるのでどのくらい歯が立つかわかりませんが練習を重ねて頑張りたいです。
亀田さんおめでとうございます。今回の大会には亀田さんのほかにも何人かの情報電子科の生徒も出場しました。技能を競う大会です。出場者は大会の4か月前から練習に取り組みました。指導を担当した渡邉隼也先生にお話を伺いました。
練習を始めたころは非常にキラキラして、技術に向けてほんとうに努力していくという姿勢があったんですけれども、途中では人間的な未熟が出たり、まあ高校生ですので欲求に負けそうになる時が来たりといったことがありました。かなり長いスパンでやっている中で、まあいろいろありましたけども、最終的には技術者として、どこに出しても恥ずかしくないような選手に育ったと思います。
4か月に及ぶトレーニング!! なかなか大変だったようですが、出場者はみんな確かな技術を身に着けたようです。
2年生の3人に聞きました。松野さんは「4か月の練習の成果をだす事が出来ました」と話してくれました。竹澤さんは「練習の成果を出し切れましたが、満足のいく結果で終われなかったので来年リベンジしたいです。」と早くも来年に向けて意欲を燃やしています。下田さんも「4か月間の成果はうまく出せませんでしたが、来年は日本一取ってきます」と次回に向けて決意を新たにしています。みなさんのこれからの活躍が楽しみです。
さて技能五輪は12月に行われます。亀田さんの闘いはまだまだ続きます。これからのことについて、渡邉隼也先生に聞きました。
私だけではなく佐藤幸一先生をはじめとした学科の先生、あとは生徒を取り巻いてくれる方たちのご理解ご協力だったり支援だったりを受けながら練習に努めさせていただきます。我々の方は万全な練習体制を整えていきたいと思います。それをガツガツ利用して、ほんのわずかでも技術をあげられるようハングリー精神を持って頑張ってもらいたいと思います。
亀田さん、技能五輪でも頑張ってください。
※この話題は6月17日のお昼の校内放送『てく☆すて』で放送されました