電算部がプロコン全国大会5位入賞!!
みなさんこんにちは、三郷工業技術高校放送部です。
11月17日、第39回全国高校生プログラミングコンテスト決勝大会が大宮ソニックシティで行われました。全国20校55チームの中から2回の予選を勝ち抜いた8校が出場しました。出場校の顔ぶれは、宮城県工業高等学校、愛媛県立松山工業高等学校、埼玉県立越谷総合技術高等学校、長崎県立長崎工業校高等学校、山梨県立都留興譲館高等学校、東京都立蔵前工業高等学校、北海道旭川工業高等学校そしてわれらが三郷工業技術高校電算部です。
本校電算部の全国プロコン出場は3年ぶりになります。昨年は2次予選まで進んだものの、全国大会出場枠には入れませんでした。悔しさをバネにして今年は見事、全国大会出場を果たしました。全国大会出場チームのメンバーは電子技術部3年生の鈴木つばさくん、2年生の岩崎丈くんと住谷瑠音くん、そして1年生の高屋裕充くんと春木望海くんの5人です。
この大会は毎年、私たち放送部が司会を担当させていただいています。今回の司会を務めたのは2年の番沢陽向と1年の高橋晃です。11月21日のお昼の校内放送『てく☆すて』では、全国プロコン決勝大会の様子をお届けしました。
全国情報技術教育研究会が主催するプログラミングコンテストでは、Chsaer-onlineというネットワーク対戦型のゲームでプログラムの優劣を競います。出場者は大会主催者のサーバーに接続し、交互にコマンドを送信してゲームを進めます。マップの中のキャラクターを動かしてアイテムを捕ったり敵を倒したりするゲームです。大会では審判長がリアルタイムで解説を行い、会場を盛り上げていました。大会の審判長は情報技術科の稲田先生です。
午前中は最終予選が行われました。8校の中から、決勝トーナメントに出場する4校が選ばれます。試合形式は総当たり戦です。総当たり戦なのでいろいろなところで攻撃合戦が起きていました。三工技は地道にアイテムを拾い、ポイントを増やしていましたが、攻撃合戦に巻き込まれ、ポイントが大きく減ってしまい、残念ながら決勝には残れませんでした。予選の感想をリーダーの鈴木つばさくんに聴きました。
「想像していたよりもプット合戦が多かったと思います。やはり全国大会だけあって、他の学校のプログラムは非常に強いなと感じました。」
午後は決勝トーナメントです。決勝に残ったのは 長崎工業高校、旭川工業高校、都留興譲館高校、そして埼玉県の越谷総合技術高校の4校です。とてもハイレベルな戦いが繰り広げられました。攻撃合戦は当たり前、激しい攻防が準決勝2試合では繰り広げられました。準決勝戦を経て、決勝戦に残ったのは長崎工業高校と越谷総合技術高校でした。決勝戦では立ち上がりは静かでお互いにアイテム拾いあっていましたが、後半は攻防戦になりました。最後に勝利を収めたのは越谷総合技術高校でした。
最後に、今回の大会を振り返っての感想を鈴木くんに聞きました。
「目標としていた上位入賞が出来なかったという残念な結果になってしまいましたが、来年も大会があります。2年生、1年生には頑張ってほしいと思います。来年度も大会があるので、今年以上に全力を尽くしてほしいと思います。」
審判長を務めた稲田先生に三工技のチームはどうだったかを聞きました。
「三工技のチームは1年生、2年生、3年生の混成チームでした。なんとか頑張って3年生中心にプログラムを組んだのですが、残念ながら予選リーグで5位となってしまいました。どのチームも予選の時から1勝づつぐらいの差だったので、本校チームも優勝する可能性が十分あったと思います。やはり実際にやってみると緊張もあったのか、うまく動かないチームもあったりしました。うちのチームとしては、いままで強豪校にも勝ってきていたので、行けるかなと思ったんですけど、残念ながら他のチームが強かったということがあって今回は5位に終わってしまいました。大会自体は、大変盛り上がったと思います。」
電算部の皆さんおつかれさまでした。来年は全国優勝を目指して頑張ってください。
( 1年 高橋 晃 )