放送部活動記録

ちょっといい話・・・

先日、こんなことがありました。三工技の生徒5人が部活を終えて友達と一緒に帰宅している途中の出来事です。たまたま道端で倒れている人を見かけました。声をかけると意識はあるようですが、調子がかなり悪そうです。5人は相談して救急車を呼ぶことにしました。救急車が到着までの間に枕代わりにカバンを貸してあげたり、ペットボトルの飲み物を買ってきてあげたりしました。やがて救急車が到着し、倒れていた人は無事に病院に搬送されました。

 

ちょっといい話でしょ!!

 

後日、その人から学校に電話がありました。「名前を聞くのを忘れてしまったが、三郷工業技術高校の生徒らしい。ぜひ感謝の気持ちをつたえたい。」と話されました。その人は病院に搬送された後、緊急入院しました。手当てが遅れていたら大変なことになっていたそうです。

 

電話の内容は校長先生から5人に伝えられました。校長先生は「助けなきゃ、と思った気持ちを行動に起こせたことが素晴らしい。今回の自分たちの行動に誇りをもってください。私も校長としてとてもうれしいです。君たちを誇りに思います。」とおっしゃいました。

 

   

 

ちなみに、今回いいことをしたのは、バドミントン部2年の大西啓輔くん、野球部2年の小杉瞭太郎くんと渡邉隆人くん、そして野球部1年の大木吾祐夢くんと菊池大助くんの5人です。

 

今回の件について大西くんは「自分としては当たり前のことをしただけで、とくに凄いことをしたとは思っていないんですが、感謝してくれているということなのでとても嬉しいです。」と話してくれました。

 

大西くんたち5人は人のことを思いやれる素敵な人たちだと思います。自分のことを考えるのは大切なことですが、自分のことだけだしか考えられないというのはちょっとイヤな話です。みんなで少しでも協力し合って、気持ちよく生きていきたいものですね。ちょっといい話をプレゼントしてくれた5人に感謝です。

 

放送部でした・・・

 

( 3年 高橋 晃 )