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CとHの素敵な世界
みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。
みなさんは、チェイサーオンラインと言うゲームを知っていますか?情報技術科の生徒や電算部の部員が授業や部活で取り組んでいるネットワーク対戦型のゲームです。このゲーム、とても奥が深いのです。10月2日(水)のお昼の校内放送『てく☆すて』では情報技術科以外の皆さんにもチェイサーオンラインの世界に付き合ってもらいました。
チェイサーオンラインはネットワーク対戦型のゲームです。プレーヤーはネットワークを介してゲーム場にアクセスします。それぞれに「C」と「H」のキャラクターが割り振られ、自作したプログラムでマップ上を自由に動かし、敵を追いかけます。マップの中にはたくさんのアイテムも埋め込まれていて、これをゲットしても得点になります。
チェイサーオンラインのどんなところが面白いのか電算部部長の白岩くんにきいてみました。
『プログラムのクオリティを上げるためにいろいろ勉強します。自分の勉強した成果が目の前で分かります。高得点を取った時はすごくうれしいです。自分の成長できたと実感できて面白いです。』
白岩くんは情報技術科ではなく電子機械科の生徒です。授業でチェイサーオンラインに取り組んでいるわけでもなく、プログラミングの授業時間も状補遺技術科ほど多くありません。部活を通じて、ほとんど独学で7000点を獲得するプログラムを仕上げました。学科の授業でいろいろ教わっている情報技術科の私ですら5000点を取るのが精一杯です。尊敬してしまいます。
電算部に所属している2年6組の斎藤くんはチェイサーオンラインの校内ランキングではいつも上位に名前が出でいます。斎藤くんの最高得点記録は20000点です。これはもう凄いとしかいいようがありません。
そんな斎藤くんでもチェイサーオンラインの難しい所があるのでしょうか。聞いてみました。
『プログラムでは、得点の高いアイテムを優先的にとるようにさせるのが大変でした。特に自分の思った通りに動かなかった場合プログラムの書き直しが大変でした。』
プログラムは1文字でも間違っていると動いてくれません。機械は正直なのです。私もプログラムのスペルが逆になっていたことがありました。プログラムがうまく動かなかったときに間違いを見つける作業の大変さは忘れられません。ゲームをする際に意識いていることはあるのか聞いてみました。
『得点の高いアイテムを取りこぼしていないか気つけています。』
ゲーム中もモニターから目を離さず高得点を取れるように考えているようです。私も斎藤くんにならって高得点を取れるように頑張りたいと思います。
実はチェイサーオンラインには全国大会もあります。情報技術協議会が主催している「全国高校生プログラミングコンテスト」という大会です。運営を行っているのは情報技術科の稲田先生です。話を聞いてみました。
『情報技術系の大会なので表面的には非常に静かに大会は進んでいきます。しかしプログラムにいろんな技が込められているので内面的には熱いになっています。』
今年の全国大会は11月9日(土)に大宮ソニックシティで行われます。わたしたち放送部は司会としてお手伝いをさせていただくことになっています。
みなさん、チェイサーオンラインに興味を持っていただけましたか? ぜひ自分でもやってみたいと思った人は是非、全国情報技術教育研究会のホームページを覗いて見てください。
http://www.zenjouken.com/?page_id=583
みなさんとチェイサーオンラインで対戦できることを楽しみにしています。
( 2年 釜島 睦 )