放送部活動記録

明日は計算技術検定だ!!

みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。

 

全国工業校長協会が主催する計算技術検定試験は毎年2回、春と秋に実施されています。毎回多くの工業高校の生徒が受験しています。本校では6月の試験の時に5科6クラスの1年生全員が3級の試験を受験することになっています。工業高校では多くの資格試験や検定試験が行われますが、1年生にとってはこれが入学後最初の検定試験になります。是非合格したいところです。今年の試験は6月21日(金)に行われます。私たち放送部では試験前日の6月20日(木)のお昼の校内放送『てく☆すて』で、計算技術検定試験直前特集を放送しました。

 

どの学科でも授業の一部や放課後の時間を使って検定補習を行っています。先週の三者面談期間の午後にみっちり練習したクラスもあれば、今週に入ってから朝補習を始めたクラスもあります。1年生のクラスにお邪魔して出来栄えをきいたところ、自信満々という人もいれば悲鳴を上げている人もいました。


  

  

計算技術検定3級は「四則計算」「関数計算」「実務計算」の3種目からなっています。「関数計算」では三角関数や対数関数を含む計算問題が、「実務計算」では順列・組み合わせや文字式の計算問題が出題されます。計算には関数電卓を使います。規定時間内に必要な計算を全て終わらせるためにはこの関数電卓を自由自在に使いこなせなければなりません。

 

補習ではどの学科でも過去に出題された問題を使って模擬試験を実施しています。合格ラインは3つの種目の全てで70点以上の得点を取ることです。「四則計算」と「関数計算」で100点だったとしても、「実務計算」で65点だったら不合格です。機械科で検定に向けた指導を担当されている荻原先生に合格の秘訣をきいたところ、「一生懸命練習することです」というお答えをいただきました。とにかく頑張るしかないということですね。他の学科の先生にも話を聞きましたが、やはり過去の問題を解いたり、関数電卓の操作を覚えるのが一番だそうです。1年生の皆さん、頑張りましょう!!

 

  

  

ちなみに今の2年生は昨年、3年生は一昨年にこの検定試験を受けています。荻原先生に2,3年生の先輩たちと新1年生を比べてどうかも聞いてみましたが、「あまり変わりません。頑張っているものが合格すると思います」とのことでした。

 

ところで、今年の計算技術検定は例年と大きくちがうことがあります。生徒会が今年から団対抗のイベントを増やして1年間を通じて総合得点を競い合うことになりました。そのポイント合戦にこの計算技術検定が組み込まれています。1年生のそれぞれのクラスの合格率で順位付けをし、1位のクラスには60ポイント、2位のクラスには50ポイント、3位のクラスには40ポイント、4位のクラスには30ポイント、5位のクラスには20ポイント、6位のクラスには10ポイントが加算され、それぞれのクラスが所属する団の得点となります。先日行われた体育祭では2団が総合優勝。他の団は悔しい思いをしましたが、今回の計算技術検定合戦で雪辱を晴らすのか、あるいは2団がさらにポイントを伸ばすのか、注目の集まるところです。

 

1年生にとって初めての資格試験。これからの為にもぜひ頑張って合格してほしいところです。そして自分の為だけでなくクラスの為、団の為にも頑張ってください。放送部も応援しています。どのクラスも頑張れ!! 

 

( 2年 高橋 晃 )