放送部活動記録

てくすてレポート「うまいもの見つけた!!全国版!!」

みなさんこんにちは!三郷工業技術高校放送部です。

 

 2学期は文化祭や体育祭などいろいろな行事が盛りだくさんで、放送部の活躍の場もたくさんありましたが、毎日のお昼の放送「てく☆すて」も日々グレードアップしています。寒さが増してきた11月上旬は、「食欲の秋」ということで「地域の料理!ごはん!」をテーマにしました。「関東」「九州」「東北」「中国・近畿」のご出身、お育ち、ゆかりを持った先生をお招きして地元のごはんトークを繰り広げていく番組を放送しました。リスナーの生徒たちにも人気だったのでwebでもレポートさせていただきます。少し長いですが、ぜひ最後までご覧ください。

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 11月5日放送 「関東」

 

ゲストは、機械科の長塩莞爾先生。聞き手は放送部3年倉品龍一。

長塩先生は東京都育ちの代表として、倉品くんは埼玉県育ちの代表としてお迎えしました。

 

?埼玉県の給食について

 

倉品(以下K):「埼玉県の給食と言えば、“ゼリーフライ”、“くわいご飯”とかが有名です。長塩先生ご存じですか?」

長塩先生(以下N):「くわいご飯は初めて聞いたなあ…。ゼリーフライは行田市発祥ですよね?以前訪れた際に「なんだあれ?」って思いました(笑)本当にゼリーが入ったフライなのかと…」

K:「最初はみんな思いますよね!!公式サイトには、衣の無いコロッケだと説明がありました。是非機会があれば召し上がってみてください!」

 

?東京の郷土料理

 

N:「僕の出身地は東京都の鎌田っていうところです。郷土料理とかはよくわからないですね。」

K:「下町の方だともんじゃ焼きとか有名らしいですよ。」

N:「もんじゃ焼き!!学生時代に食べてましたよ。高校が渋谷の方だったんですけど、近くにもんじゃ屋さんがありました。よく食べに行ってました。」

K:「うわ、羨ましい…」

N:「自分よりも年上の人だと駄菓子屋さんで食べていたらしいですよ。自分たちの年代になるとさすがにそういうのは少なくなってしまいましたが、近所に手軽に食べられるお店があったので良く食べました。すごく好きです(笑)」

 

?東京の特産物

 

K:「江戸前寿司とか、うなぎとか、すき焼きが有名ですかね。」

N:「なるほど!!」

K:「あとこれあまり知られてないかなって思うんですけど、佃煮が実は有名なんですよ。知ってましたか?」

N:「それも知らないなあ…意外と調べないと自分の地元の特産って分かんないんだね、食べないし」

K:「確かに(笑) 江戸の町で漁業の中心だった佃島、今の東京都中央区、佃エリアっていうところなのですが、そこで作られていたことから佃煮という名前が付いたそうなんですよ」

N:「知らなかった…。ちょっとたまに食べる程度だったけど、今度食べてみようかな」

 

?最後に地元愛を語ってください

 

N:「東京となるとかなり的が絞りにくいところがありますが、鎌田で言ったら、気取ってない町ってところが好きかな。高級な感じというよりも、気楽なところがいいです。何にも考えないで、気取らず生活できる町。先生は少しだけお酒飲むんだけど、飲もうと思ったら飲み屋に入れちゃうような、そういう所がいいですかねぇ。」

 

  

 

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 11月6日放送 「九州」

ゲストは、化学の迎陽介先生。聞き手は私、放送部3年の田中恋夢。

迎先生は福岡県出身です。九州の有名な郷土料理と先生の一番好きなお店を聞きました。

 

?九州の郷土料理

 

福岡:豚骨らーめん、辛子明太子

宮崎:地鶏の炭火焼、冷や汁

佐賀:イカの活造り、伊万里牛ハンバーグ

長崎:皿うどん、ちゃんぽん

熊本:一文字のぐるぐる、いきなり団子

大分:関アジ、関サバ、とり天

鹿児島:さつまえび雑煮、ぶり大根

沖縄:チャンプルー、沖縄そば

 

?先生の好きなお店

 

「“豚骨らーめん”が九州ではおいしいという人もいますが、私は味噌ラーメン派です。で、とってもおいしいお店があるんですけど…。是非みんなに行ってほしい。日高屋。あれはね。凄いですよ。みんな、仕事終わった後、疲れた後に日高屋行ってみてほしい。あれは飛ぶよ。」

 

 

 

迎先生、ありがとうございました。

地域の料理というテーマだったのですが…まさかのチェーン店でした。

部活に疲れた放課後に是非食べたいですね(笑)

 

※ちょっとしたトラブルがあり、この日の放送の録音データが消失してしまいました。

 迎先生のお話にはもっと紹介したいエピソードがたくさんあったのですが、残念です。

 迎先生、ごめんなさい。また楽しいお話聞かせてください。

 

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11月7日放送 「東北」

 

ゲストは、情報電子科の相馬祐也先生。聞き手は放送部3年 中村朔哉。

2人とも青森県出身です。青森愛が強い印象があってお呼びしました。

 

?先生方の「好きな郷土料理」について

 

相馬先生(以下S):「けの汁って知ってますか?知らない人も結構多いと思うんですけど美味しいんですよね。」

中村(以下N):「あー!!おいしいですよね!!」

S:「ごぼうとか、山菜とか、ニンジンとか、サイコロ状にしてお味噌汁にするっていうのがあるんですよ。結構いろんな野菜が入ってて」

N:「“飲む”より“食べる”って感じですよね!ザ・食べる味噌汁ってイメージです。」

S:「そうそう!あと、地元で有名なのは”味噌カレー牛乳ラーメン”。中村は知ってる?」

N:「知ってはいます。でも食べたことはないなあ…」

S:「あれね、食べてるほうもよくわからないの(笑)」

N:「ええ!?(笑)」

S:「ほんとにもう全部合わせた感じなんだけどおいしいんだよ。青森駅の前に大西っていうラーメン屋さんが有名で、昼はディズニーランド並みに混むんですよね。」

N:「食べてみたいです!!」

 

?青森と言えば「りんご」だが…家庭で出るのは当たり前なのか

 

S:「そうですね。こんなこといっていいのかわかんないんですけどリンゴを買ったことがないんですよね」

N:「そう!!それ!」

S:「今でも実家から送られてくるんですよ。家の中で誰かしら農家なんですよね」

N:「だから段ボールいっぱいに送られてくる(笑)」

 

?りんごのおすすめアレンジ方法教えてください

S:「最近はアップルパイが青森県民の中じゃホットなんじゃないですか?最近はアップルパイを置いてあるお店が多いのかなと思う。青森市内だけでも沢山あるんですよね」

N:「うちは全部煮ちゃいます。シナモンかけたり、パンにのっけてトーストしたりしてます」

S:「それいいね」

 

?他の地域と違う代表料理は

 

S:「青森のお赤飯は甘いんです!!知ってました?埼玉県で食べた時“なんでしょっぱいんだろう?”って思ってました。」

N:「あれ実は、小豆じゃなくて甘納豆を使ってるから甘いんですよ!!ぜひ気になる方食べてみてください」

 

?最後に地元愛を語ってください

 

S:「はい、埼玉に来てからスーパーとか行くと結構青森県のものがあるんですよ。ゴボウだったり、長ネギだったり、ニンニクだったり、ちょっと高くても買うのを心がけてます。ちょっとでも応援になればという気持ちもこめてね。あとは何といってもねぶた祭りは、血がたぎりますね。ぜひ、埼玉の皆さんにも来てもらいたいと思っています。」

 

 

 

相馬先生、中村さん、ありがとうございました!

青森愛の強いお二人の熱弁が聞けて、とても楽しかったです(笑)

 

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11月8日放送 「中国・近畿」

ゲストは、国語科の丸山丸尾先生。聞き手は放送部3年青山陽向。

丸山先生は広島で大学生活を送りました。

 

?先生の好きな「広島の食べ物」

 

丸山先生(以下M):「多くありすぎて一つに絞れないんですけど、いいですか?」

青山(以下A):「ぜひぜひ!」

M:「甘いもの系で行けば、言わずと知れた「もみじ饅頭」とか「新平家物語」っていうお菓子もあって…。作品の名前にもなってるんですけどそういう名前の銘菓があって、それがすごいおいしいんですよね!」

A:「新平家物語は初めて知りました。」

M:「あとは、お好み焼き、とか牡蠣飯。その辺を4年間、ひたすら食べ続けていました(笑)」

 

?大阪の食べ物と言えば

A:「まぁ大阪はね、いっぱいありますから(笑)たこ焼きとか、お好み焼きとか。いろいろありますが、一番好きなのは串カツです。たまらん。行ったら毎回食べちゃうね。」

M:「よく行くおすすめのお店ってあったりする?」

A:「大阪市にある「てんぐ」って言うお店がおすすめです!そこは串カツももちろんおいしいんだけど土手焼きっていうホルモンを煮たのがおいしいんだよね」

M:「土手焼き!知ってる!いいね、行ってみたい。」

 

?広島のお好み焼きと大阪のお好み焼きの違いは??

 

A:「大阪はもう、皆様ご存じの通り。具材を全部混ぜて焼くものです。そもそも発祥は大阪なんですよ。

しかも混ぜずに別々に焼くってなんでですか?」

M:「皆さん文字に注目してほしいです。お好みっていうのは、焼き手のお好みですよね。大阪のお好み焼きは完成されすぎて、カスタマイズができないんですよね。でも広島焼きはいろいろなカスタマイズが楽しめるんですよね。邪道王道かかわらず、食べるなら広島風ですね。まず広島風といわれるのにも私は怒りを覚えていますけれども。風ってなに?!?!風って!!!まるで大阪のほうがメジャーみたいじゃないですか!!!!」

A:「まぁお好み焼きなんて言わずに、“広島焼”として広めていけばいいんじゃないですか。お好み焼きは混ぜて作るものなんですよ、別々に作ったらそれはもはやお好み焼きではないんですよ」

(長すぎる戦いのため省略)

M:「まあまあ、ここは大人として。どちらもおいしいでいいですよ?」

A:「そんなこと言われたらこちらもそうですよ。お好み焼き最高ですよ。」

M:「卒業したら一緒にどっちも食べに行こうか(笑)」

A:「はい!ぜひ!!!!」

 

 

 

丸山先生、青山くん、ありがとうございました!

お好み焼き論争はパーソナリティの興味の元設定されたお題です(笑)

放送室内でも大きな盛り上がりを見せた回の一つでした。

 

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今回の「てく☆すて」Web版はいかがだったでしょうか?

たくさんの方にご協力いただき、充実した放送になったと思います。本当にありがとうございました!あなたの生まれた地域、育った地域の郷土料理や特産物をこの機会にぜひ調べてみてはいかがですか?寒暖差が激しい季節ですが、おいしいごはんをたくさん食べて健康に気を付けて過ごしましょう!

放送部でした!

 

※今回上げた郷土料理については、Webで独自に調べたものになります。諸説あるかと思いますので、エンタメとしてお楽しみください。

 

(放送部3年 田中恋夢)