卓球部、工業系高等学校卓球合同練習会に出場
皆さんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。
お昼の校内放送「てく☆すて」では冬休みの話題を2回にわたってお届けしてきました。3回目にあたる1月16日の放送では卓球部の活躍を紹介しました。
卓球部も2学期に入ってから代替わりして、現在は2年生6人、1年生11人で活動しています。新体制になって初めての公式戦が1月末に控えています。新人大会の地区予選です。大会に向かって練習を重ねる卓球部に迫りました。
本校では夏休みからの改修工事の影響で体育館が使えなくなりました。当然体育館の1階にある卓球場も使えません。卓球部は夏休み以降、体育館で活動する他の運動部と同様に、学校外で練習する日々が続きました。近所の小学校の体育館を借りたりしましたが、練習時間はどうしても短くなってしまいます。時にはセミナーハウスの1階に卓球台を出して練習したりすることもありました。
不利な状況にもめげずに活動を続ける卓球部は、冬休みの最後の日にあたる1月7日にさいたま市にある大宮武道館で行われた「工業系高等学校卓球合同練習会」というイベントに出場することになりました。この大会では埼玉県内の工業高校が集まり団体戦形式で試合をします。11校から16チームが参加しました。三郷工業技術高校からは2年生で編成したAチームと1年生で編成したBチームの2チームで出場です。抽選で分けられた4つのブロックの中で予選リーグを行い、それぞれのリーグの1位、2位、3位、4位がトーナメントで対戦します。1日で最低4つのチームと対戦できます。
午前中の予選リーグが終わったところで選手の皆さんに話を聞きました。1年3組の加藤琉椰くんは『今回の大会は団体戦で結構多くの試合が出来ます。午前中ダメなところも午後の練習試合で改善していくことが出来るので、これからいろいろ試してみようと思います。』と話してくれました。1年1組の小松佑輔くんは『今回の大会では別の学校と試合ができ、新しい人と闘うことが出来たのでよかったと思います。』と話してくれました。埼玉県の工業高校は卓球が盛んで、地区予選を抜けて県大会に出場するチームも多いです。卓球部の皆さんは今回の試合で貴重な経験が出来たようです。
卓球部の部長は2年3組の長尾望海くんです。目前に迫っている新人大会に向けて、現在の課題を聞きました。『今日の合同練習会ではドライブの打ち合いであまりいい具合にできませんでした。新人大会までにドライブのラリーの技術をもっと磨きたいです。』
顧問の中島先生にも今回の合同練習会のコメントを頂きました。『この工業系高校合同練習会は今年度から始まった大会でしたが、県内の工業系高校11校が参加し、多くの試合を行うことが出来ました。大会は団体戦のみでしたが、1日に5試合行える練習は皆無ですので、貴重な経験になりました。冬休みまでの練習の成果の確認を含めて臨みましたが、選手それぞれの状況や課題を多く見ることが出来ました。特に1年生の伸びが非常に感じられました。しかし地区予選を勝ち抜くには、まだまだ上乗せが必要です。今回の成果を次の新人戦に活かせるように、これから練習に臨みたいと思います。』
卓球部の新人戦東部地区予選は1月28日からウィングハット春日部で始まります。卓球部のみなさん、日ごろの練習の成果を存分に発揮してきてください。
(1年 釜島 睦)