無線部がNHKのラジオ番組に出演!!
みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。
無線部がNHKのラジオ番組に出演しました。NHK-FMで毎日夕方6時から放送されている『日刊!さいたま~ず』という番組です。2年生の吉岡くんが出演しました。『日刊!さいたま~ず』ではこの夏、中学生や高校生がコロナ禍での苦労や挑戦していることについて話す『シリーズみんなの夏2020』というコーナーを設けました。無線部の吉岡君は8月26日(水)の番組に出演しました。
番組の出演は電話で行われました。インタビュー会場は進路室です。録音ではなく生放送!!
番組の進行役を務めるキャスターの岸田祥子さんと電話でやり取りする吉岡君の声がそのまま電波に乗って放送されました。
番組の一部を紹介しましょう。
岸田さん:緊急事態宣言の時、学校もお休みになったと思うんですが、どんな気持ちですごしていましたか?
吉岡くん:部活がいつから再開できるか気になっていました。
その期間中にも大会やコンテストがあったのでどうなってしまうのか不安でした。
岸田さん:その大会は中止になったそうですね。その時はやはりショックでしたか?
吉岡くん:やっぱり、これだけ沢山練習してきたのに中止になったから、その時は悔しかったですね。
無線部では通信回数を競うコンテストに出場したり、毎年ビックサイトで開催されている「ハムフェア」にブースを出展したりしていましたが、それらはみんな中止。ARDFという大会では昨年は全国大会出場し、部長の笹島さんが3位に入賞するなどの輝かしい成果を上げましたが、この大会にも出場できませんでした。ほかの部活もそうですが、無線部も多くの活躍の場を失ったのです。
コロナ禍はまだまだ予断を許しませんが、とりあえず無線部は部活を再開することができました。9月には高校生の無線の大会に出場します。頑張ってくださいね。
『シリーズみんなの夏2020』はコロナの影響で苦労している高校生たちがエールを交換し合う場でもあります。吉岡君も全国の中学生や高校生に向けてメッセージを発信しました。
岸田さん:仲間へメッセージをお願いします。
吉岡君:私たちとおなじように大会やコンテストが中止になって活動の場が少なくなってしまったみなさん。
このような状況ではなかなか外に出られませんが、その分、校内での練習などを充実させましょう。
再び活躍できる場が出来たらお互い頑張りましょう!!
しっかり全国の仲間たちとエールの交換が出来たようですね。
ところで、私たちが面白いと思ったのは岸田さんの番組での雰囲気の作り方です。たとえばこんな話がありました。無線で交信するときにどのくらい離れた距離の相手と交信できるのかという質問に、吉岡君が「沖縄の人と交信したことがある」と答えると、岸田さんがびっくりします。そのリアクションがまるで目に見えるようでした。ラジオなので声しか聞こえないのですが、ほんとうに身振り手振りをつけて驚いている様子が目に浮かぶようで、すごい表現力だと思いました。私たち放送部もこんな風に番組を盛り上げてみたいです。
吉岡君のインタビューは無線部顧問の吉岡先生や部長の笹島さんたち無線部員が見守る中で行われました。吉岡君は緊張気味でしたが、周りのみんながエールを送る中、最後まで頑張りました。
インタビューが終わった吉岡君に、直後の感想を聞きました・・・・・
何も考えずに、思ったことを口にして、ということを繰り返していました。
終始心配そうな様子で見守っていた無線部顧問の吉岡先生にもお話を伺いました。
正直、最初は私たちもヒヤヒヤして、大丈夫なのかなと思ったんですけど、後半は吉岡君がエンジンがかかってスラスラ喋れていて良かったかなと思ってます。
無線部の吉岡君が出演した番組は、NHKラジオのwebサイト『らじる☆らじる』の聞き逃しコーナーで9月4日(金)まで聴くことができます。ぜひ聴いてみてくださいね!!
( 1年 永井 真希 )
※この話題は9月3日(木)のお昼の校内放送『てく☆すて』で取り上げます。