何事も気持ちで乗り切る元気なチーム~部活紹介・硬式テニス部~
みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。
運動部は春の公式戦シーズンが続いています。前回のお昼の校内放送「てく☆すて」ではバスケットボール部の活躍についてお伝えしました。今回は硬式テニス部の登場です。(放送は5月24日)
硬式テニス部は3年生3人、2年生2人の5人で活動していましたが、この春に新1年生8人を迎えて13人になりました。新入部員の長江莉夢さんに入部した理由を聞くと「中学の時からテニスをやっていて、高校でも続けようと思っていました。テニス部の体験入部に行くと先輩たちが打っている姿がカッコよかったので入部することにしました。」と答えてくれました。同じ新入部員の大岩辰也くんは「先輩たちは面白い人ばかりだし、顧問の先生もノリがよくて毎日充実しています」と部活の雰囲気について語ります。3年生の石井歩くんに硬式テニス部はどんな部活かと尋ねると、は「練習時間が長く大変ですが、気持ちで乗り切る元気な部活です。」と答えてくれました。
テニス部のインターハイ地区予選は4月にはいってすぐに始まりました。個人戦ではシングルスで上位24位、ダブルスで上位12位までの選手が県大会に出場できます。三郷工業技術高校では3年生の江守一輝くんが善戦し、地区49位に食い込みましたが、残念ながら県大会出場枠には手が届きませんでした。団体戦は地区から17校が県大会に進めます。個人戦で県大会に進む選手がいる学校が団体戦の出場権を持ちます。今回は個人戦で県大会出場権を獲得した学校は13校でした。残りの4校を選考するための団体戦の地区予選は4月29日に独協埼玉高校のテニスコートで行われました。
29校が抽選で4つのブロックに分かれて、トーナメント戦で戦います。各ブロックは4校。2試合勝てばブロック優勝で県大会出場です。団体戦ではダブルス1試合、シングルス2試合の3試合が行われ、2試合を先取したほうが勝ちになります。今回の大会では3年生の力を集中して臨みました。ダブルスに3年生の篠崎貴翔くんと石井歩くんのペア、シングルスに3年生の江守一輝くんと2年生の山本大葵くんを配します。試合の様子を江守くんに聞きました。
第1試合の対戦相手は久喜工業高校です。江守くんのシングルスと篠崎くん、石井くんのダブルスペアが勝ち、2対1で2回戦進出を決めました。試合を振り返って江守くんは「ダブルスで思ったよりも苦戦しましたが、なんとか勝ててよかったです」と語りました。
続く第2試合の対戦相手は八潮南高校でした。練習試合でも何度か対戦しているライバル校です。この試合に勝てば県大会出場。江守くんがシングルスで1勝しましたが、結果は1対2で一歩及びませんでした。「結果的には負けてしまったけれど、苦い思い出ではなくていい思い出になった試合だと思う」と江守くんは語りました。
顧問の渡邉隼也先生にもコメントをいただきました。
さて、いくつかの運動部では春のインターハイ予選が3年生の最後の公式戦になります。卓球部、バドミントン部とテニス部では3年生が引退し、2年生に代替わりします。この1年間テニス部の部長を務めてきた篠崎貴翔くんに話を引退に当たって思っていることを聞きました。「練習はキツかったけれどもだんだん身についてきて今ではうまく打てるようになった。自分たちの代は3人で人数も多くはなかったけれども、がんばってみんなで上手くなることが出来た」と答えてくれました。
引退する篠崎くんから部長の役職を引き継ぐのは今回の大会で2年生で団体戦メンバーに抜擢された2年1組の山本大葵くんです。山本くんにこれからのテニス部の目標をきくと「県大会出場」という答えが返ってきました。
テニス部のみなさんありがとうございました。これからもさまざまな困難を気持ちで乗り切っていってください。
お知らせです。
5月26日は学校公開です。時間割は月曜日の4、5、6時間目です。放課後には3年生の進学希望者向けの説明会が行われます。大学や専門学校に進学した場合にどのくらいの費用がかかるのか、奨学金にはどんなものがあるのかなどを講師の先生が説明してくれます。進学を考えている3年生は是非出席するようにしてください。
放送部でした・・・・・