放送部活動記録

JRC部がヒマワリを育てています

みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。
6月23日(金)のお昼の校内放送「てく☆すて」ではJRC部が取り組んでいる「花いっぱい運動」を紹介しました。

「花いっぱい運動」は三郷市でも積極的に取り組んでいるので、ご存知の人も多いと思います。小学生や中学生のころに学校で花を育てたり、街に花を植えるイベントに参加した経験のあるひとも多いのではないでしょうか。この「花いっぱい運動」は昭和27年に長野県松本市の小学校の先生によってはじめられました。それから65年が過ぎ、いまや全国的な広がりのある運動になっています。三郷工業技術高校では、JRC部の皆さんが部活動としてこの運動に取り組んでいます。毎年、学校の東側に流れる第二大場川沿いにいろいろな花を植えて育てる活動をしてきました。今年は5月中旬にヒマワリの種をまいて500鉢の苗を育て、そのうち350鉢を6月15日に定植しました。植え付け作業は生徒会執行部のみなさんや山岳部のみなさんも手伝ったそうです。現在、JRC部の皆さんが毎日の水やり作業を行っています。

  

JRC部は3人の部員で活動しています。部長は電気科3年生の遠藤くんです。コメントをいただきました。

「夏休みも毎日学校に来て水をやります。水やりの仕事は大変ですが、綺麗な花が咲くと嬉しいし、やりがいも感じます。昨年はマリーゴールドを植えましたが、今年はヒマワリにしました。昨年までとは違った景色が見られると思いますよ。」

JRC部ではいままで、マリーゴールドやポピー、百日草、サルビアなどの花の苗を植えて育ててきましたが、担当している川沿いの定植場所は雑草の勢いが強く、小さな花だと埋もれてしまうことが少なくなかったそうです。そこで今年は雑草よりも背が高くて強いヒマワリを試してみることにしたそうです。

  

顧問の難波先生にもお話を伺いました。

「夏場の雑草取りは本当に大変な作業です。部員たちと一緒に汗だくになって作業していると、近所の人が話しかけてきてくれることがあります。『ご苦労様です』とか『綺麗な花が咲くといいですね』とか『楽しみにしています』とかね。ときには冷たい飲み物を差し入れてくれようとする人もいます。部活動でやっていることだからといって断るんですけどね。別に近所の人たちのためにやっているわけではないんですが、結果的に地域のみなさんに喜んでもらえる作業をしてきたことになるのかな、と思ってます。」

JRC部のみなさんが種から育てて世話をしてきたヒマワリは、夏には綺麗な花を咲かせるでしょう。皆さんも成長を見守ってくださいね。