電気科日誌

実習について

学校見学会や体験入学などが始まり、中学生が本校の見学をしていただく機会が多くなってきました。
工業高校での説明では、「実習」について話されることが多くあります。
しかし、なかなか実際の「実習」授業をご覧いただく機会がありません。
そこで、今回は「実習」の1つの班にスポットを当てて「実習授業」の流れを追いたいと思います。

まず、電気科においての実習授業科目は下の4つです。
○工業技術基礎(週4時間)・・・・1学年
○電気実習(週5時間)・・・・・・・・2学年
○電気実習(週3時間)・・・・・・・・3学年
○課題研究(週3時間)・・・・・・・・3学年

工業技術基礎、電気実習は教室で勉強する「電気」についての授業を実際に実験して確認する授業です。
課題研究は、2年生までで勉強した内容をもとに、生徒自らが課題を設定し様々なものづくりをします。

今回は2学年の電気実習(3時間連続)の内、「直流発電機」の実習を取り上げます。

「直流発電機の特性(2学年)」
発電機は電気を発生させるための機械です。
すでに1年生の「電気基礎」、2年生の「電気機器」という科目で、教室の授業で計算方法や特性についての
知識は勉強しています。これを実際に実験して、値を計測後データをまとめ理論との比較をしていきます。

①理論の確認
まず最初に担当の先生が、理論の説明をします。授業を思い出すと共に、データがどのようになるのかを確認
します。また、実習科目ではこの時必ず、安全指導を行い怪我がないよう注意・確認を行います。この実習では、
8人の生徒に対し2人の教員が付きます。

②結線
回路図をもとに、実験回路を作ります。回路を間違えると、大きな事故になります。危険である事を認識しながら、
真剣に作業を行います。

③実験
役割分担をし、声をかけながらデータを取っていきます。

④データ整理
お互い声を掛け合い、データをまとめていきます。データはグラフ化して、結果について検討します。

⑤レポート作成
データをまとめ、自分の考察を記述しレポートとして、まとめたものを提出して完了です。


毎週これを繰り返すことで、理論の理解を深め、さらに文書作成やコミュニケーション能力も高めていきます。