第21回ウェブデザイン技能競技会 結果報告

 今年8月に富山県で開催される「第21回若年者ものづくり競技大会 ウェブデザイン職種」の出場権をかけた予選会が、本校にてオンライン形式で行われました。

 この予選会は「ウェブデザイン技能競技会」と呼ばれ、若年者部門と一般部門の2部門で実施されます。今回、若年者部門に情報電子科3年の澤優菜さんが出場しました。(以下、「ウェブデザイン技能競技会」は「予選会」、「若年者ものづくり競技大会」は「本選」とします)

 予選会・本選ともに、国内のウェブデザイン技術・技能に関わる若者が、その技術力を競い合う大会です。優れた技能に触れる機会を提供することで、ウェブデザイン分野の技術・技能の振興と、業界のさらなる発展を目指しています。

 本校は3年前から予選会に参加しており、毎年本選へ選手を送り出しています。実は吉澤さんは昨年度の本選に出場し、「敢闘賞」を受賞した実績をもつ選手です。

 予選会の競技時間は90分で、次の6つの課題に取り組みます。

 (1) レイアウト
  仕様に従い、HTMLおよびCSSファイルを作成する

 (2) アニメーション
  (1)で作成したデータに、CSSやJavaScriptを用いたアニメーションを追加する

 (3) レスポンシブウェブデザイン
  (2)で作成したファイルをレスポンシブ対応させる

 (4) ハンバーガーメニュー
  仕様に従って動作するよう修正を行う

 (5) テーブルデザイン
  レスポンシブ対応によってレイアウトが変化するテーブルを作成する

 (6) フォーム作成
  スマートフォン向けにデザインされたフォームを作成する

 どの課題にも高度な専門知識と作業スピードが求められるため、吉澤さんは毎日遅くまで指導員とともに訓練を重ねてきました。その努力の成果もあってか、予選会終了後に感想を聞くと、「自信はあります」と笑顔で答えてくれました。

予選会開始直後の様子予選会開始後の様子

             

競技中の様子

  競技の様子について担当指導員に伺ったところ、「想像以上に早く課題を仕上げていた」と話していました。


 大会結果ですが、吉澤さんは見事1位を獲得し本選への出場を決めました。おめでとうございます。引き続き、温かい応援をよろしくお願いいたします。

 

最後に、選手と学科について少し紹介させてください。

 「若年者ものづくり競技大会」を勝ち進むと「技能五輪全国大会」という日本最高峰の技能競技大会へ進むことができます。こうした大会に出場する選手は、「特別な存在で、自分とは違う」と思われることがあります。

 しかし、「若年者ものづくり競技大会」や「技能五輪」は、単なる“すごい職人の大会”ではありません。工業高校生にとっての「未来の選択肢」の一つです。普段の授業や実習の延長線上に、全国大会や世界大会があります。しかしその舞台に挑戦するかどうかは、一人ひとりに委ねられています。

 吉澤さんは、「挑戦する」と決めたことは自分の時間を削ることを惜しまず、コツコツと努力を積み重ねることができる生徒です。

 

 情報電子科には様々ことに挑戦できる環境があります。また、生徒一人ひとりの努力に最後まで寄り添ってくれる先生方がいます。

「情報電子科ってどんな学科だろう」
「情報電子科でこんなことに挑戦してみたい」

そう思っていただけたら、ぜひ一度、本校へ足を運んでみてください。