在り方生き方講演会を実施しました(12/17)
12月17日(水)
本日は、在り方生き方講演会を開催し、真和建設株式会社 労務部長 人材育成担当であり、元ヤクルトスワローズ選手として活躍され、その後は読売ジャイアンツなど複数球団でコーチを務められた 秦 真司 様 を講師としてお迎えしました。演題は「トップアスリートの心構え」でした。
<講演会の目的>
今回の講演会は、「社会に出て働く」という未来を見据え、自分の進路を主体的に考える契機とすること。トップアスリートとしての厳しい競争を経験しつつ、高い目標に挑戦し続けてこられた秦様の生き方から、プロフェッショナルとしての心構えや努力のあり方を学ぶこと。困難に向き合う勇気やチャレンジ精神を育み、将来の進路選択や社会人としての成長への意識を高めることを目的として実施しました。
<講演内容>
講演は大きく 「セルフマネジメント」 と 「社会での適応力」 の二つのテーマで構成されました。秦様はまず、「自分を知ること」こそが成長の出発点であり、プロ選手としてのキャリアも、日々の小さな積み重ねと自己管理から築かれていったことを語られました。そこから、目標設定、努力の継続、挑戦する姿勢へと話がつながり、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。また、コーチとして多くの選手を育成してきた経験から、指導者として大切にしている「観察力(目)」、「考察力(頭)」、「聞く力(耳)」、「会話力(口)」、「行動力(体)」についても紹介されました。これは生徒だけでなく、私たち教職員にとっても、教育現場に通じる示唆に富んだ内容でした。
さらに社会で求められる力として、秦様は「まずは礼儀を身につけること」の重要性を強調されました。ここで秦様は、全国で子どもの成長を支援する活動を展開している 「ひのまるキッズ」 を例に挙げられました。ひのまるキッズは、スポーツを通じて礼儀・自己肯定感・挑戦心などを育む取り組みとして知られ、競技力だけでなく「人としての強さ」を身につけることを重視しています。そこで大切にしているのが、子どもたちが日常生活の中で意識できる6つの心です。①“はい” という素直な心 ②“ありがとう” という感謝の心 ③“私がします” という奉仕の心 ④“すみません” という反省の心 ⑤“おかげさま” という謙虚な心 ⑥“いまから・これから” という不屈の心
秦様は、これらの心を実践することで、スポーツだけでなく、学校生活や将来の社会生活においても信頼される人間へと成長できると述べられました。挨拶や相手への敬意といった基本的な姿勢が、信頼を得るうえでどれほど大切かを、具体的な経験を交えて伝えてくださいました。
<終わりに>
今回の講演会を通して、生徒たちが「自分の未来を主体的に切り拓く力」の一端を確かに掴み取ったと感じています。秦様のお話は、トップアスリートとしてのご経験に裏打ちされた説得力があり、生徒一人ひとりが自分自身と向き合い、これからの生き方を考える貴重な機会となりました。特に、自己管理の大切さや礼儀を重んじる姿勢、そして人としてどうあるべきかを語ってくださった内容は、生徒だけでなく我々教職員にとっても大きな学びとなりました。お忙しい中、本校のために熱意あるご講演をいただきました 秦 真司 様に心より感謝申し上げます。
本校では、これからも在り方生き方教育を軸に、生徒が自分の力を信じ、夢や目標に向かって努力し続ける姿勢を育んでまいります。今回の学びが、日々の学校生活や将来の進路選択に生かされることを強く期待しています。