日誌

5年経験者研修 異校種授業研究会 開会行事 会場校あいさつ

 おはようございます。
 本日は、5年経験者研修異校種授業研究会の会場校として、本校までお越しくださいまして、ありがとうございます。校長の山本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 本校は先端工業技術を学ぶことを目的として、昭和60年に開校し、今年で創立34年目を迎える工業高校でございます。お手元の学校案内の表紙にございますとおり、機械科、電子機械科、電気科、情報電子科、情報技術科と、五つの学科がございます。
 実は昨年、ある中学校から依頼を受け、本校の電気科の教員が、中学校の理科の研究授業の指導助言を務めるということがありました。ちょうど2年生の回路の授業ということで、中学校のねらいとしては、今学んでいる電気の知識が、将来の仕事とどのようにつながっているかを生徒に理解させるという、キャリア教育の視点から、工業高校である本校にお声がかかったということでした。
 このように、ふだんはそれぞれに教育活動を行っている異なる校種の学校も、お互いの取組を知ることによって、新たな連携のアイデアが生まれてくるということがあるのではないかと思います。本日の研修会が、その一助となれば幸いに存じます。
 また、本校では先日、特別支援教育に係る校内研修を実施しました。発達障害や合理的配慮などのことばの理解をはじめ、特別支援教育そのものに対する本校教職員の学習意欲には、非常に高いものがございます。
 本日は、工業科の授業の他、協調学習の授業実践をご覧いただきます。午後は、工業高校である本校のさまざまな施設設備もご覧いただきますので、工業教育に対するご理解を深めていただければ幸いに存じます。また、研究協議を通じまして、本日参加された皆様方が、校種を超えて、相互の理解を深めていただきますことをご祈念申し上げ、会場校のあいさつとさせていただきます。
 それでは、本日はどうぞよろしくお願いいたします。