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交通安全教室 校長あいさつ
みなさん、こんにちは。
本日は、交通安全教室ということですが、4月24日付で県の保健体育課から発出された通知「児童生徒等の通学時の安全確保について」によりますと、自転車乗車中の死亡事故が最も多いのは、16歳、高校1,2年生であるということです。
昨年度のデータによりますと、本校生のうち、自転車のみで通学している生徒が467名、およそ71.2%の生徒が、自転車のみで通学しています。
また、電車で通学している生徒のうち、家から駅まで自転車という生徒が91名います。これは全体の13.9%に当たります。
これらをあわせると、実に85.1%の生徒が、自転車を使って通学しています。
そしてすでに、本校の1年生で、通学時における自転車事故が2件発生しています。
昨年度も、近隣で、高校生が被害者となった死亡事故が発生しています。自分の身は、自分で守らなければなりません。ここで、交通事故防止のポイントを3点、確認しておきたいと思います。
1点目は、交通ルールの遵守です。自転車は車両なので、原則として車道の左側を通行しなければなりません。そもそも危険だという認識が重要です。歩道を通行する場合は歩行者優先です。交差点では信号を守り、一時停止標識では必ず止まってください。運転中は、スマートフォン、ヘッドホン、傘差し、二人乗りなど厳禁です。
2点目は、ヘルメットの着用です。自動車と接触し、顔面からフロントガラスに激突するという事故も発生しています。ヘルメットの着用で、守れる命があります。
3点目は、損害賠償責任保険等への加入です。歩行者との事故では、自転車側が第一当事者になることが多いです。病院や相手当事者との示談交渉などを想定し、損害賠償責任保険等への加入について、確認しておくことが必要です。
本日は、吉川警察署から、大変お忙しい中、講師として、交通課交通総務係長の菊池和男様にお越しいただいております。自転車のマナーに係るお話も聞けるのではないかと思います。この交通安全教室以降、無事故ということで、一年間過ごしたいと思います。
それでは、本日はどうぞよろしくお願いいたします。