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第3学期始業式 校長講話
みなさん、あけましておめでとうございます。
平成30年となりました。冬休みは、有意義に過ごすことができたでしょうか。
さて、冬休み中に、卒業生に関する話題が2件ありました。
一つ目は、サッカー元日本代表の中澤佑二さんが、12月28日放映のテレビ東京「追跡Live!SPORTSウォッチャーSP 怪物再会!アイツは俺よりスゴかった!」という番組で取り上げられました。吉川東中出身で、本校では情報技術科に在籍していた中澤さんが、彦成中出身で、本校では機械科に在籍していた同級生、増田知弘さんと20年ぶりに再会するという内容で、本校が舞台の一つとなっていました。
「見た」という方は挙手をお願いします。ありがとうございました。
中澤さんは現役で、昨年は、フィールドプレーヤーとして歴代1位となる140試合連続フル出場を果たされました。増田さんは、現在はアパレルブランドの店舗チーフを務めていらっしゃるとのことです。番組ではともに「怪物」と称されていましたが、この二人の「怪物」が、青春時代をともに過ごしたのが本校ということです。三郷工業技術高校、結構すごいな、と思いました。
二つ目は、二学期の終業式でも触れましたが、平成28年3月に本校情報技術科を卒業した荻久保寛也さんが、城西大学のアンカーとして箱根駅伝の10区を走り、シード権獲得となる7位でゴールしました。
当日は品川駅の南側にある新八ツ山橋まで応援に駆け付けましたが、沿道は黒山の人だかりで、箱根駅伝の人気の高さを目の当たりにしました。12:58にトップの青山学院の選手が通過した後、遅れること13分、荻久保さんの雄姿を見ることができました。10区はシード権の獲得を左右する重要な区間と言われていますが、7位で襷を引き継ぎ、順位を落とすことなくゴールしたのですから、大きな仕事をしたのだと思います。4日の読売新聞埼玉版では、ゴールする荻久保さんの雄姿が、写真付きで大きく報道されました。
今日は、冬休みにおける、卒業生に関する話題を二つお話ししました。学校の使命の一つに人材育成があるとすれば、本校は着実に、その使命を果たしているのではないかと思います。
今度は、皆さんの番です。
まず、3年生の皆さんに内定を出した企業の方々は、4月に大きく成長した皆さんを迎えることを、今から楽しみにしています。成績に不安のある方は、4月以降の輝かしい未来に思いを馳せて、学習面の総仕上げを確実に行ってください。
1,2年生の皆さんは、今回の箱根駅伝における荻久保さんの活躍をどのように受け止めたでしょうか。卒業後の進路として就職を希望されている方が多いと思いますが、こうして身近な先輩の活躍のニュースに接してみると、大学に進学して活躍する、という選択肢も、意外と「あり」なのではないかと思います。
それでは、3学期が始まります。3学期は大変短いので、気を抜くことなく、一気に駆け抜けていきましょう。以上で校長講話を終わります。