日誌

新潟県高等学校長協会工業部会工業教育活性化委員会学校訪問 校長挨拶

 改めまして、こんにちは。校長の山本でございます。
 この度はようこそ、埼玉県立三郷工業技術高等学校にお越しくださいました。皆様を歓迎いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
 貴県校長協会工業教育活性化委員会におかれましては、「技能スタンダードにおける定性目標、定量目標の設定」をテーマに調査研究を行われていると伺っております。

 本日はあらかじめ、「各種資格の取得に向けた対策」「基礎学力の向上に向けての対策、補習体制」「工業科目の多面的な評価の具体的な取組」などの項目をお示しいただいております。この後、担当から説明させていただきます。私からは、お手元の本校の学校案内をもとに、本校の概要につきまして、簡単に説明させていただきます。

 恐れ入りますが、おめくりいただきまして、1ページ、2ページをご覧ください。

 本校は、昭和60年に開校し、今年で創立33年目を迎える、埼玉県で最も新しい工業高校です。機械科、電子機械科、電気科、情報電子科、情報技術科の5つの学科を有しております。

 2ページ上段は全国ジュニア・マイスター表彰及び県知事表彰を受けた生徒の写真です。3ページ以降から、見開き2ページずつ、各学科の紹介がございますが、どの学科におきましても、中央下段に各学科で取得可能な資格の一覧を載せております。このように本校では、すべての学科におきまして、資格取得を重視しております。

 ところで、資格取得につきましては、今年の5月下旬、大宮ソニックシティで全高長の総会がございましたが、その中で、文部科学省の方から、工業高校においては、全国ジュニア・マイスター表彰など、生徒の学力保障に取り組んでいるのは大変すばらしいという趣旨のお話がございました。

 また、すでにご案内のとおり、次期学習指導要領におきましては、各教科等の目標・内容が、「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」の3つの柱に再整理され、評価においては、「何ができるようになるか」という観点が最も重視されております。工業教育は、資格取得に係る指導を通して、このような改訂の方向性を先取りしていたと考えることもできるのではないかと思います。

 私はこの4月に着任いたしましたが、例えば第一種電気工事士の資格を取得した電気科の3年生などの、自信にあふれた笑顔に接しますと、資格の取得ということが、自己肯定感を高め、次の課題に取り組む「学びに向かう力」の源泉となっているということが、よくわかります。

 また、次期学習指導要領では、「社会に開かれた教育課程」として、「よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創る」ということも言われておりますが、本校は、地域に愛される工業高校として、本当に数多くの地域のイベントに参加しております。生徒たちは、地域の方々と連携・協働しながら、未来の創り手となるために必要な資質・能力を育んでいるのではないかと捉えております。

 この後、お尋ねの点について、教頭から説明がございます。また、資格取得に詳しい教員もおりますので、質疑応答にも対応してまいります。それでは、本日はどうぞよろしくお願いいたします。