日誌

10月1日朝礼

緊急事態宣言が明け、本日から1日授業が再開となりました。とは言え、引き続きコロナ感染防止対策が欠かせません。2学期中後半の生徒の活躍、順調な学校生活を期し、講話を行いました。

(以下校長講話)

皆さんおはようございます。

一日のうちで私が一番楽しみにいているのは、皆さんの登校を迎える時間です。毎回少しの時間しか立てませんが、生徒用玄関の前で皆さんと挨拶ができるからです。私は本校生徒の挨拶が好きです。とても元気がもらえます。ありがとう。これからもよろしくお願いします。

 そんな皆さんの活躍も、とてもうれしく、誇りに思っています。始業式でも表彰がありましたが、最近では全国ロボット競技大会の県予選があり、本校のチームが優勝して今月末の産業教育フェアにおける全国大会出場権を獲得しました。ラグビー部は全国高校選手権予選で川口北高校に圧勝し、県ベスト8をかけて準備を進めています。また、こんなうれしい話もありました。9月のはじめに、1年生の男子生徒が大袋駅近くで自転車で荷物ごと転んで困っているお年寄りを助け、ご自宅の近くまで送ってさしあげたという話です。それを見ていた近所の方が学校に連絡をくださいました。

 このような特別な活躍や人助けの機会は、いつでもだれにでもあるわけではありませんが、大切なのは常に人として、高校生としてどうあるべきか考えて行動できたり、目標の実現のために主体的に計画を立て、頑張ったりできることではないでしょうか。

 今日から午前午後授業が再開しますが、皆さん調子はいかがですか。やる気はみなぎっているでしょうか。今一つ元気が出ない時もあるかと思います。そんな場合に、「自分にやる気」を出させる、言い方を変えると「自分をその気にさせる」という方法を紹介します。

ある出版社が運営するページなどで見かけたものです。それは「体を動かす」こと。「やる気」は大脳にある「淡蒼球」というところが刺激を受けて活性化することでみなぎる仕組みになっています。くよくよ悩まず、まず体を動かし、そしてやってみることが大事です。「やればできる!」とオレンジ色の人が言っていますが、やる気が出てからやるのではなく、やりながらやる気を増していくということです。それが、私たちの体の仕組みであるということです。ポジティブに頑張りましょう。

 最後に、コロナ対策です。新規感染者数は大きく減少し、緊急事態宣言が明けましたが、まだまだWithコロナの意識が重要です。発熱など風症状があるときは登校せず学校に連絡すること。手洗い、マスク、換気に注意すること。マスクで効果が高いのは不織布マスク、いわゆる紙マスクです。飲食中は会話をしないこと。会話はマスクをしてすること。寄り道をしないこと。ワクチン接種についても考えてください。体育祭や文化祭は県教育委員会の方針により、生徒と教員のみで実施されますが、感染者の出方によっては実施が危うくなるかもしれません。みんなで協力して、大切な学校生活を守っていきましょう。特に3年生は進路実現の大切な時期となります。2学期後半、皆さんの元気な頑張りに期待しつつ、私の話を終わります。