日誌

電気科課題研究発表会 講評

 3年4組の皆さん、本日は課題研究の発表、大変お疲れ様でした。

 本日発表いただいた「課題研究」は、「生徒が主体的に工業に関する課題を設定し、その課題の解決を図る学習を通して専門的な知識と技術の深化、総合化を図るとともに、問題解決能力の育成および成果発表等による言語活動により、自発的、創造的な学習態度を育てる」ことが「ねらい」とされています。

 皆さんの発表はいかがでしたでしょうか。

 「電気」は目に見えない。だから本校の電気科は「ものづくり」にこだわり、電気科としての学習の成果は、目に見えるものを製作して発表する。電気科の先生方から、以前このように聞いたことがあります。

 今年の研究テーマは、「エレキギター」「イライラ棒」「電車に関するものづくり」「自然エネルギーを利用した発電」「微生物電池」ということですが、まずは、研究テーマの設定が、伝統的な課題から、現代的な課題まで、実にバラエティに富んでいると感じました。

 恐らく、3年生の皆さんは、小学校4年生の3月に、東日本大震災を経験されたのではないかと思います。福島で原子力発電所の事故が起こったことにより、自然エネルギーの研究は、近年大変注目されているテーマであると思います。今回の課題研究では、「自然エネルギーを利用した発電」と「微生物電池」という、大学で研究するようなテーマを設定し、研究に取り組んでくれました。本校電気科の皆さんが、こうした重要なテーマを掲げ、課題研究で取り上げてくれたことを、大変うれしく思っています。

 ほかにも、プロジェクトDの皆さんによる「電車に関するものづくり」は、7月のみさと団地夏まつりから、鉄道博物館での工業高校生がつくる鉄道展まで、子どもたちを乗せて、本校の地域連携事業に、大いに貢献してくれました。今後も改良を続け、研究を継続していただきたいと思います。

 そのほかの取組も、目には見えない「電気」というものの可能性を、大いに感じさせてくれる研究でした。取り組んでいただいた生徒の皆さんと、ご指導くださいました先生方に、感謝の気持ちを伝えたいと思います。

 以上で、講評を終わります。ありがとうございました。