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第2学期終業式 校長講話
おはようございます。2学期の終業式を迎えました。9月の始業式で先生は「健康管理に留意して、学習に、学校行事に、部活動に、大いに取り組んでください」と呼びかけました。みなさんの2学期は、いかがだったでしょうか。充実していたでしょうか。
3年生の皆さんは、就職活動お疲れさまでした。進学希望者や、まだ活動中の皆さんは、最後まで頑張っていただきたいと思います。
現在内定をいただいている3年生は145名と聞いていますが、先日、皆さんがお世話になるすべての会社のホームページを拝見しました。県内に事業所を持つ企業をはじめ、どこも素晴らしい会社ばかりでした。来年4月からこのような職場で働くことができる皆さんを、正直なところ、うらやましいと思っています。
さて、2学期は、大きな学校行事がいくつかありました。先日配付されたPTA広報誌の『さきがけ』にも書きましたが、今年の第32回たくみ祭は、特に大成功だったと思います。体育館の大規模改修という「ピンチ」を、会場全体で盛り上がりを共有することができるという「チャンス」に転じてくれた屋外ステージの設置は、素晴らしいアイデアだったと思います。
また、11月30日に行われた第34回強歩大会も、生徒全員がゴールして、成功のうちに終わることができました。特に、記録計測用タグを初めて導入したことにより、記録が速報として掲示され、確認できたことは、大きな進歩であったと思います。
さらに、12月17日の芸術鑑賞教室では、東京ブラススタイルの皆さんによるジャズコンサートを鑑賞しました。会場の皆さんが一体となって、予想をはるかに上回る盛り上がりを見せました。
このように、2学期は、数々の学校行事を通じて、生徒の皆さんが確実に成長しているという様子を感じ取ることができました。
10月27日の文化祭の閉会式では、全国大会に出場する部活動の皆さんの壮行会を行いましたが、それぞれ活躍してくれました。
電子計算機部は、11月17日の産業教育フェアで行われた全国高校生プログラミングコンテストに出場し、全国5位という成績を収めてくれました。また、電子技術部は、11月23日に福島県郡山市で行われたロボット相撲の全国大会に出場し、初出場ながら全国ベスト16と大健闘しました。電子技術部はほかにも、12月2日に神奈川県厚木市で行われたライントレースカーの全国大会に出場し、129台中、28位と31位に入りました。
このほか、放送部が、予選を勝ち抜いて、11月18日に川越市で開催された第38回高校生放送コンクールの決勝大会に出場し、朗読部門で入選しました。また、合唱部は、毎年年末になると、ベートーベンの交響曲第9番、いわゆる「第九」を合唱するというイベントが行われますが、今年は初めて、明後日23日に、三郷市文化会館で行われる三郷第九演奏会のステージに立つことになっています。
全体を通して、生徒の皆さんの活躍により、学校の勢いを感じることができた2学期でした。ありがとうございました。来年の干支は猪です。この勢いを緩めることなく、来年も「猪突猛進」で駆け抜けていきましょう。以上で校長講話を終わります。