日誌

JICA 国際協力出前講座 校長挨拶及び講師紹介

 皆さん、おはようございます。

 先週末の卒業式では、円滑な式の進行にご協力いただきありがとうございました。おかげさまで、来賓の皆様からも「よい卒業式だった」とのお褒めのことばをいただくことができました。

 さて、本日は「JICA 国際協力出前講座」ということでお集まりいただきました。 みなさんは、「国際協力」ということについて、どのような関心をお持ちでしょうか。

 2年生の皆さんの中には、平成29年11月に本校を訪れた、台湾の国立羅東高級工業職業学校の皆さんとの交流事業に参加した方もいらっしゃると思います。本校に居ながらにして外国の生徒と交流ができる貴重な機会だったと思います。

 また、同じく平成29年度のことでしたが、機械研究部の全国大会の応援で、栃木県のツインリンクもてぎに行ったとき、やはり後輩の応援に駆けつけてくれた本校の卒業生と話をしました。彼は、現在勤めている仕事の関係で中国の天津に赴任していて、たまたま休暇で帰国していたので、後輩の応援に来た、とのことでした。本校の卒業生の中にも、海外勤務を経験しているOBがいることを知りました。

 実は、本日の出前講座は、埼玉県が主催する「持続可能な社会を生きるグローバル人材育成事業」の一環として行われます。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けて、地球規模の視野と課題意識を持ち、国際貢献意識やボランティアマインドの醸成を図ることをそのねらいとしています。

 本日は講師として、酒井学(さかい・まなぶ)様にお越しいただきました。

 それでは、酒井様の紹介をさせていただきます。

 酒井様はJICA、国際協力機構のシニア海外ボランティアとして活躍されています。派遣国はメキシコで、派遣期間は2015年10月から2017年10月まで約2年間、職種はTV設計エンジニアと伺っております。ホームページを拝見しましたが、受け入れ先はメキシコ州の教育省で、2年間で5つの大学に赴任され、学生に講義を行ったり、近くの企業で品質管理や生産性向上に係る指導を行ったりする活動をされたということです。

 本日は、メキシコでの貴重なご体験を中心に、皆さんの視野が広がり課題意識が高まるとともに、国際貢献意識やボランティアマインドが高まるようなお話を頂戴できるのではないかと期待しております。

 それでは酒井様、よろしくお願いいたします。