2020年2月の記事一覧
修学旅行は楽しかったぞい!!
みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部2年、部長の高橋晃です。2月4日(火)から7日(金)まで、4泊5日で修学旅行に行って来ました。行き先は沖縄です。ものすごく楽しかったです。2月13日(木)のお昼の校内放送『てく☆すて』は今年度の最終回でしたが、僕と副部長の釜島くんとで沖縄修学旅行のレポートをトークライブ形式で行いました。そこでの内容を紹介します。
出発は2月4日です。朝7時30分に羽田空港に集合して飛行機で飛び立ちました。朝が早かったです。僕は朝の4時に起きて始発の電車にのりました。釜島くんも4時半には起きて5時の電車で羽田に向かったそうです。
さて、飛行機ですが、搭乗前から緊張している人も多かったですね。2年6組の三井くんは、飛行機は初めてではないけれど耳が痛くなりそうでちょっと怖いといっていました。実際には耳が痛くなることはありませんでしたが、飲みかけのペットボトルがへこんだりしていてびっくりしました。
2年4組の上野くんは飛行機に乗るのは初めてでした。飛行機からの景色が楽しみだと言っていました。僕は通路側の席で窓の外の景色はほとんど見ることが出来なかったのですが、釜島くんは窓際の席で、富士山が綺麗だったと話してくれました。あぁ、羨ましい!!
飛行機は無事に那覇空港に到着し、午後には平和学習を行いました。空港からバスでガマに向かい、その後「ひめゆりの塔」と資料館を見学、平和祈念公園で千羽鶴を奉納してきました。
ガマというのは自然にできた洞窟ですが、戦争の時には日本軍の陣地になったり、野戦病院として使われたりしました。ガマで亡くなった方も大勢いらっしゃいます。戦争が終わって70年以上たった今でも遺骨の収集が続けられています。
僕が行ったのは「アンティラ豪」というところでした。ガマはすごく暗かったです。子供や赤ん坊が泣くと危ないというので殺されてしまったそうです。実際にこの場所でそんなことがあったかと思うと、言葉を失いました。「轟豪」に入った釜島くんは中で気分が悪くなったそうです。こんなに暗くて狭い場所で一か月も過ごすなんて想像するだけでも大変なことだと思ったと話してくれました。
ガマの次に行ったのは「ひめゆりの塔」と資料館です。「ひめゆり学徒隊」というのは戦争中に陸軍病院に動員された女子学生たちで、多くの方が命を落としました。「ひめゆりの塔」は亡くなった女学生と教師のための慰霊碑で、終戦の翌年に作られました。資料館では遺品や証言集、野戦病院の再現模型などがあります。「かたりべ」の方の話を聞くこともできます。自分たちと同じ年頃の人たちが戦争に参加していたのかと思うと恐ろしいことだなぁと思いました。今が平和でよかったと思います。釜島くんは「日本は今戦争が無いけれども他の国はまだ戦争を行っているところがあるので早く戦争が無くなってほしいですね」と話してくれました。
1日目の最後は平和祈念公園に行きました。平和祈念公園は沖縄本島南部の糸満市まぶにの丘にあります。アメリカ軍に追い詰められた住民が大勢、海に飛び込んで亡くなったそうです。公園には沖縄戦で亡くなったすべての人々の名前が刻まれた「平和の礎(いしじ)」があります。千羽鶴を奉納して黙とうしてきました。
さて、平和学習の後はホテルに向かったのですが、これがちょーデラックスなホテルでびっくりです。私たちが泊まったのは『ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート』です。海辺に立つ豪華なホテルで窓から沖縄の海が一望できます。みんな満足だったみたいです。ごはんも最高でした。2年6組の西浦くんは「すごく種類が多くて、いろんなものが食べれたので、満足できました」と話してくれました。バイキング形式の夕食に大満足だったようです。やっぱり修学旅行の宿泊はいい思い出ですね。ちょっとはめをはずした人もいたようですが、楽しかったです。
2日目は体験プログラムと美ら海水族館の見学です。体験プログラムはグループに分かれてマリンスポーツやカヌー体験、サイクリングなどを楽しみます。僕は伊江島のサイクリング体験に参加しました。船に乗って島に行き、自転車でいろいろなところを自由に散策しました。朝からあいにくの雨で、自転車をこぎ始めてしばらくしたら土砂降りになって大変でしたが、ビーチがとてもきれいでいい写真が撮れました。釜島くんはマリンスポーツに参加しました。沖縄の海の美しさをたっぷり堪能してきたようです。シュノーケリングでの海中散歩では不思議な感覚を味わったそうです。
体験学習のあとは美ら海水族館の見学です。美ら海水族館は沖縄海洋公園の中にあります。高さ8.2メートル、幅22.5メートルの大きな水槽の中を体長さ8メートル以上のジンベイザメが悠々と泳いでいる様子を見ることが出来ました。ジンベイザメ、本当に大きかったですね。
僕が気に入った生き物はクラゲです。「ミズクラゲ」という名前で手の平くらいの大きさです。水中をゆっくり、ふわふわと漂っていて、まるで何も考えてなさそうなところが気に入りました。2年5組の武藤くんも美ら海水族館が楽しかったそうです。コメントをいただきました。「美ら海水族館で印象に残った生き物は、ちんあなごと、ウツボと蟹ですね。ちっちゃい蟹がいたんですけど、すごく可愛らしかったのを覚えています」釜島くんも蟹が可愛かったと言っていました。蟹の口を隠すしぐさがすごく可愛かったそうです。
2日目の夜から今帰仁村に入りました。ここから2泊の民泊です。今帰仁村は自然が豊かで静かな村です。海はとてもきれいで、ほとんどが天然のビーチです。僕がお世話になったのは上間さんのお宅です。奥さんと2人で僕を含めて6人のグループを受け入れてくれました。山や海に連れて行ってもらいました。山では世界遺産に指定されている今帰仁城に連れて行ってもらいました。桜が咲いていました。
海にも連れて行ってもらいました。釣りをしました。クロハギという魚が一匹連れました。夕ご飯に奥さんがさばいて食卓に出してくれました。美味しかったです。骨は油で揚げて骨せんべいにしてもらいました。これもとってもおいしかったです。
上間さんのお宅にはビリアードの台がありました。上間さんにルールを教えてもらって、みんなで遊びました。上間さんは指笛の名人です。指笛というのは親指と人差し指で輪を作って口にくわえて吹きます。アルプスの少女ハイジで羊飼いのペーターが吹いている、アレですね。みんなで指笛を教わりました。お世話になった上間さんに私たち三工技生の印象を聞きました。
「最初お会いした時には、ちょっと難しい子供たちかなと思っていたんですけど、家で2泊3日泊まって、いろいろコミュニケーションをとることによって、非常に誠実な、素晴らしい好青年であると感じました。いろいろ質問してくれたり、いろいろ話をしてくれて非常に楽しく過ごすことができました。私もお母さんも楽しい思い出が出来ました。」
上間さん、お世話になりました。ありがとうございました。釜島くんも釣りに連れて行ってもらったり、サーターアンダギーをつくってもらったりして、沖縄ならではの楽しい体験をたくさんさせてもらったそうです。
最終日は首里城で記念写真を撮った後、班別自由行動でした。ご存知の方も多いと思いますが、首里城は去年10月31日に火災が起きて正殿を中心にかなり広い部分が焼失してしまいました。記念写真を撮影した後に見学してきました。立ち入り禁止の場所も多かったのですが、なんとか正殿跡を除くことが出来ました。がれきの撤去作業が行われている様子でした。燃える前の姿を一目みたかったと思います。1日も早く再建してほしいですね。釜島くんは国際通りに買い物に行ったそうです。こちらでは売っていない珍しいものがたくさんあって楽しかったそうです。
こうして楽しい修学旅行は無事に終わりました。番組の終わりにそれぞれが一番の思い出を語りました。釜島くんは体験学習のマリン体験を挙げました。埼玉県は海がないので、海に入ることはあまりないし、とにかく沖縄の海はきれいで修学旅行の一番の思い出になったと話してくれました。
僕の一番の思い出はとってもおいしかった食べ物たちです。沖縄そば、タコライス、タコス、マンゴースムージー、紅イモタルト、ちんすこう、島かぼちゃのシュークリーム、その他にもいろんなものを食べました。もっていったおこずかいの7割は食べ物代で消えました。一番おいしかったのはブルーシールのアイスでした。いろんな味があって、紅いも、塩ちんすこう、琉球ロイヤルミルクティー、シークゥアーサーシャーベット、トロピカルマーブルなど、沖縄ならではの多彩な味が楽しめます。4日間で10個食べました。また食べに行きたいなぁと心の底から思ってます。
修学旅行、サイコーでした!! 楽しい思い出がたくさん残りました。来年の修学旅行は北海道ですね。1年生のみなさん、僕たち以上に修学旅行をエンジョイしちゃってください。
( 2年 高橋 晃 )
気になる部活⑨ バスケ部&ハンドメイド部
みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。
2月12日(火)のお昼の校内放送『てく☆すて』では、気になる部活特集の9回目をお届けしました。今回紹介させていただいたのはバスケットボール部とハンドメイド部です。
バスケ部は2年生2人、1年生9人の計11人で活動しています。2年生が少ないので、1年生も中心的な役割を担います。部長も1年生です。去年の5月に3年生が引退するときに部長に指名されたのは1年6組の矢内くんです。真面目に練習に取り組む姿勢が評価されて部長に選ばれました。1年生が多いので普段の練習の雰囲気も少し変わっているようです。部長の矢内君に話を聞きました。
「1年生が多いからちょっとだらしなさがあるかもしれないですね。けれども楽しい雰囲気は大事にしていきたいです。ただあんまり気を抜くとケガをするので、ケガをしないようにケガしないようにケジメをつけた練習ができるように気を付けています。」
先輩後輩の壁がなく、部員同士平等に接し、楽しむことができる部活。何だかとても羨ましいですね。
部員たちがこれほど熱心に活動しているスポーツ。バスケには、一体どんな魅力や楽しさがあるのでしょうか。1年生の黒須くんにバスケの面白さについてききました。
「やっぱりシュートを決めたりするとスッキリしますよね。バスケにはそういう楽しさがあると思います。小学校からやってきても飽きない楽しさもあって、まだ自分の知らない技術がたくさんあるからこれからも頑張りたいと思います。」
部員たちが切磋琢磨し身に着けた技術を発揮する場が大会です。顧問の林先生にこれからの大会の予定や意気込みについて聞きました。
「次の大会が、4月の終わりと、5月の初めのゴールデンウィークの頃にあります。東部地区の大会です。うちは1年生中心のチームですが、この1年間を通してチームづくりを頑張ってきて、少しずつ上手になってきたので、まずは1勝、そこなら2勝に繋げていけるように頑張っていきたいと思います。」
1年生が中心なので経験的には他校に劣る部分があり、厳しいところもあるでしょう。それでもいままで培ってきた努力は無駄にならず実を結んでくれると思います。バスケ部の皆さん頑張ってください。
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ハンドメイド部は毎週水曜日に被覆室で活動しています。私たちが取材でお邪魔した時はは新入生歓迎企画の準備をしていました。部長の八木岡くんにハンドメイド部の紹介をしてもらいました。
「ハンドメイド部は総員17人で活動しています。1年生は16人、2年生は1人です。主な活動内容は文化祭の企画に向けた取り組みをしています。」
ハンドメイド部が新入生向けの体験プログラムとして準備しているのは「消しゴムはんこづくり」と「プラスチックキーホルダーづくり」です。「消しゴムはんこづくり」の練習風景を見学させてもらいました。はんこのデザインはみんなではなしあって決めていました。とても楽しそうでした。完成品を見せてもらいました。丁寧に作り込まれていて見事な出来栄えでした。新入生歓迎企画がうまくいって、新1年生がたくさん入ってきてくれるといいですね。
( 1年 滝澤 颯太 & 山賀 琉騎 )
気になる部活⑧ ハンドボール部&JRC部
みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。2年生が無事に修学旅行に旅立ちました。3年生も家庭研修期間に入っています。学校にいるのは1年生だけなのでちょっぴり静かな三郷工業技術高校です。1月31日(金)のお昼の校内放送『てく☆すて』ではハンドボール部とJRC部の活動を紹介しました。
ハンドボール部は1年生2人で活動しています。石井晃喜くんと石井瑛斗くんの2人です。苗字が同じですが、別に兄弟というわけではありません。晃喜くんは三郷彦成中、瑛斗くんは八潮潮止中の出身で、二人とも中学時代からハンドボールの選手をしていました。
活動日や活動時間について石井瑛斗くんに聞きました。平日は火曜日から金曜日まで、毎日1時間程度、休日は土曜日に3時間程度、顧問の黒川先生、矢島先生と練習しているそうです。オフは日曜日と月曜日だけ。かなり活発に活動しているんですね。普段の活動ではシュート練習とパス練習をしているそうです。
ハンドボールのルールや楽しいところについて石井晃喜くんに聞きました。「ゲームは7人対7人で行います。パスをつなぎながら相手のゴールにボールを入れるとポイントが与えられます。自分のシュートが決まった時や難しいシュートが入ると楽しいですね。」難しいシュートをたくさん決められるといいですね。これからも練習頑張ってください。
JRC部は3年生1人、2年生1人、1年生2人で活動しています。顧問の先生は秋山先生、安田先生、そして養護教諭の鍵冨先生の3人です。活動日は月曜日、火曜日、水曜日、金曜日の週4日で木曜日はお休みです。主に保健室で活動しています。部長の松田くんに活動内容を聞きました。
「夏は花を育てます。苗を育てて花が咲いたら学校のまえを流れる第2大場川沿いに植えます。三郷市が行っている「花いっぱい運動」です。夏の間は水やりが大変です。夏休み中は学校の近所の北部児童館で行われるお祭りの手伝いもしています。秋には野球部と一緒に川の清掃活動をします。今の季節はミサンガづくりをしています。もうすぐ卒業式ですが、式の会場の飾り付けに使った鉢植えの花はピロティ―の花壇に植えかえます。」
文化祭では車椅子体験の企画を行いました。昨年11月には三郷市の木津市長と一緒に駅前で募金活動を行いました。年間を通して多彩な活動を展開しているJRC部です。これからも頑張ってください。
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お知らせです。
埼玉県が緑化推進事業の一環として取り組んでいる「さいたま緑のトラスト写真・動画コンクール」に本校写真部が応募し、1年2組の山口悠哉くんが「身近な緑の部」で佳作に選ばれました。表彰式は2月4日(火)13時30分から緑豊かな大宮第二公園ギャラリー1階展示コーナーで行われました。(写真提供:写真部)
作品について、山口くんにコメントをいただきました。「草加公園でランニングをしているときに疲れて、ふと上を見上げたら綺麗な光景だったので一枚とりました」山口くん、おめでとうございます。これからもがんばってください。
生徒会執行部と協力して予餞会を乗り切りました!!
みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。今年の予餞会は1月30日に行われました。
司会を担当するのは放送部部長の高橋くんと生徒会総務の入来院くんです。今回の予餞会は生徒会執行部と私たち放送部の共同運営体制を取りました。進行シナリオも司会2人の共同執筆。この2人が今回の予餞会のフロント兼アンカーマンです。
予餞会はなかなか大がかりなイベントです。ステージ前にはプロジェクターとDVDプレーヤー、パソコンを設置しました。3年生に感謝の気持ちを伝える大事なイベントですから準備も操作も入念に・・・です。機器操作ブースも放送部と生徒会執行部の合同チームが仕切りました。担当は生徒会書記の菊池くんと放送部の目黒さん。さぁ、いい仕事をするぞ!!
放送室ではBGMと照明機器のコントロールを担当します。出演者もよりよい発表を目指してギリギリまで内容の再検討を重ねています。開会直前に持ち込まれる音源もたくさんある中で、見事なBGMさばきをみせたのは放送部の釜島くんです。照明担当は生徒会総務の小出くん。機器操作の仕事は初めてですが、見事にやりとげました。
内容の方も簡単に紹介を・・・・。今年から始まった団対抗ポイント合戦。その結果発表が行われました。去年までは体育祭だけだった団対抗イベントを今年から文化祭や球技大会、計算技術検定なんかにまで拡大。体力自慢の機械科に対して女子が多い情報系学科もけっこう抗えるルールになりました。体育祭の優勝は4連覇達成の2団(機械科)。対して文化祭でのたくみ祭受賞は3年5組(情報電子科)。さてどちらがポイント総合1位かとみんながハラハラするなかで発表されてた結果はなんと6団(情報技術科)でした。最後の決め手になったのは図書館の本の貸し出し数です。6組のライトノベル愛読者が勝利のカギでした。ちなみに今回は賞状&賞品はなしだそうです。なんでじゃぁぁぁぁぁぁぁぁ(6団の声)
合唱部はいつものように寸劇を交えた発表です。合唱では3年生も参加して大いに盛り上がります。体育館全体が震えるようでした。
こちらも恒例の映像技術部による動画の発表。3年生の3年間を追いかけたスライド写真の上映と3学年の先生方のインタビューをまとめた作品が発表されました。
有志の発表ではたくみ祭で大人気だったサイリウムダンスチーム「アウラス」が登場。3年生を送り出したあと新たなメンバーを迎えた「アウラス2期生」の初舞台です。発表中に元メンバーが合流して舞台を盛り上げる一コマもありました。そのほかにも、こちらもたくみ祭を盛り上げた電気科の小川先生によるDJショーが再登場。会場を沸かせました。
3学年の先生方によるバラエティーイベント『節子の部屋』です。クイズあり、マシュマロ投げありで盛りだくさんでした。最後は先生方全員が参加したダンスムービーが上映されて、大盛況のうちに今年の予餞会も幕を閉じました。