放送部活動記録

2022年6月の記事一覧

久しぶりの地域イベント協力です

みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。6月26日(日)越谷レイクタウンKAZEで行われた「こしがやエフエム」主催の「 ハロー ハッピーフェスティバル」に大型モニター出演団体として協力しました。

 

  

 

イベントのプログラムの合間に上映するショートムービーを提供させていただきました。私たちの他にも越谷南高校、越谷西高校、草加西高校の放送部が制作した動画が上映されました。それぞれの学校の個性が出ていて面白かったです。

 

主催者からはイベントのテーマソングの楽譜をいただき、この曲の雰囲気に合った動画を自由に作ってほしいといわれました。合唱部の皆さんにテーマソングを歌っていただくことにしました。合唱部の皆さんありがとう! 感謝です!!

 

  

 

動画は2本つくりました。1本目は部長の宮島遼司(3年生)が監督です。合唱部が歌っている様子の合間に放送部員が学校生活の雰囲気を演出する作品を仕上げました。

 

  

 

もう1本は放送部のマスコット「ジタロ」を主人公にしたコマ撮り動画です。「ジタロ」が校内をさまよう物語です。副部長の鳥山稜太(2年生)が監督を務めました。

 

  

 

私たち放送部が地域のイベントのお手伝いをさせていただくのは久しぶりです。2019年10月に三郷中央駅前の「におどり公園」で行われた「Misato Halloween Fes 2019」のステージ司会をやらせていただいたのが最後なので2年半ぶりになります。コロナで活動が制限される日々が続きましたが、これからはいろんなところで活動したいですね。放送部でした。

先生方の好きな曲 青柳先生&新井先生編

みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。5月30日のお昼の校内放送「てく☆すて」では「先生方の好きな曲!」というテーマでお届けしました。今回登場していただいたのは音楽の青柳先生と国語の新井先生です。

 

青柳先生の好きな曲はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲の「クラリネット協奏曲」です。この曲は3つの楽章から構成されていますが、青柳先生が特に好きなのは第1楽章です。どのような曲なのか、青柳先生に話してもらいました。

 

この曲はモーツァルトが晩年に作曲して亡くなる年に作曲されたものです。まるで自分の死を意識したようなところがあります。しかもその死を明るい旋律で表現しています。クラリネットという楽器を愛した気持ちが要所々々に溢れています。

 

  

 

この曲の魅力について伺いました。

 

クラリネットは他の木管楽器、フルートとかオーボエなどと比べてとても音域が広いです。その音域の広さをモーツァルトは知り尽くしていました。この曲は友人のアントン・シュタードラーにささげた曲で、そのシュタードラ-が演奏することを想定して書かれています。クラリネットの音域の広さをふんだんに使っていて、高い音から低い音まで見事に効果的に使っている、それがこの曲の魅力的なところです。そして協奏曲というと独奏楽器がメロディーを受け持つことをイメージすると思うのですが、メロディーだけではなくて時には伴奏に移ったり、時にはメロディーに移ったりして役割を交代します。その美しさがモーツァルトの素晴らしさだと思います。

 

青柳先生とこの曲のかかわりについて話していただきました。

 

私が大学に入る前からこのモーツァルトの曲は憧れの曲でした。大学に入学した時に先生にぜひこの協奏曲を試験で演奏したいんだと話したら、1年生にはまだ早いと言われました。そこで卒業試験の時に演奏しようと入学した時から決めていました。私は大学時代の4年間で前期後期の試験であわせて8曲演奏しましたが、その1番最後、大学4年生卒業の時この曲を演奏しました。とても思い出深い曲です。演奏した時には自分のクラリネット人生を掛けて大学のホールで演奏したことを覚えています。

            

これは青柳先生自身のクラリネット協奏曲に関するエピソードです。「一年生には早い」と言われるほど、この曲がどれほど特別であるかがうかがえますね。青柳先生もこの曲を思い出深い曲とコメントしており、青柳先生の大学生時代の軸となった曲といえますね。

青柳先生、ありがとうございました!

 

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新井先生の好きな曲は、Official髭男dismの「宿命」です

 

新井先生の好きな曲はなんと!!髭男の宿命です!!かなり有名な曲ですよね。曲名を聞いただけで“あの”メロディーが頭に流れてくる人も少なくないと思います。私も脳裏から離れません。この曲が好きな理由を話していただきました。

 

私は高校野球を見るのが好きなんです。この曲は高校野球のテーマソングで使われていたものですけれども、雰囲気が高校野球に合っているなと思いました。高校野球を見始めてけっこう経ちますが、何となく刺さってくるところがあります。刺さった理由はいろいろあると思うんですけれど、頑張ってる努力を否定しない歌だなっていうのがあります。かといって、一方的にがんばれっていう歌じゃなくて、どういうことかというと、見えない努力をちゃんと見る歌だなあと思います。

 

 

 

この曲で一番注目してほしい歌詞や、メロディーを聞きました。

 

もちろんサビが一番盛り上がるんですけど、サビじゃない部分もすごく歌詞がいいので聞いてもらえるといいかなと思います。耳で聞いただけじゃわかりずらいかもしれないので良かったら歌詞も調べてくれるといいかな。今頑張っている子には刺さるんじゃないかと思います。

 

人の心を奮い立たせるような曲、ちゃんと頑張っている子にはすごく響く曲ですね。

 

例えば、私は高校受験、大学受験、その先のいろんな試験を受けてきましたが、先の見えない目標に向かって頑張るときって誰もが必ず心が1回は折れると思うんですよ。そういう折れそうなときとか、折れちゃったときとかに聞きたい曲だと思います。結局結果が出ないこともあると思うんですよ。受からない時もあるし、点数が取れないこともある。でも頑張った結果としてそれがあるのであって、その頑張り自体は無駄にならないわけじゃないですか。その結果にならないけど残ってく努力っていうのをちゃんと肯定してくれる歌だなと思いました。やっぱり高校野球って甲子園に出られる学校と出られない学校があるから、出られる学校ばっかりじゃない。そういうところも含めて甲子園に合ってる歌だなと思いながら毎年聞いています。

 

新井先生のこの曲に対する熱意が伝わってきますね。それ程、新井先生にとって衝撃的な曲だったのでしょう。みなさんも行き詰ったり、挫折してしまったときは、新井先生おススメの“宿命”を聞いてみてはいかがでしょうか。

 

皆さんにも自分の好きな曲があると思います。その曲の歌詞の意味や、エピソードなどを調べてみると楽しいですよ。新たな発見でその曲がもっと好きになるかもしれません。

 

( 放送部1年 中村 朔哉 )

三工技のあるある集めてみた!!

みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。5月27日(金)のお昼の校内放送『てく☆すて』では、三工技にまつわる『あるある』をお届けしました。三工技でよくあることをお伝えします。

 

三工技あるある その1は・・・・・・・

 

4限の終わりが近づくとソワソワしだす人がいる です。

 

何故ソワソワしてしまうのでしょうか? それは・・・・

 

三工技では購買のパン屋さんが1階にあります。お弁当を忘れてしまった人、お弁当が足らなかった人がみんな買いに行きます。全員1つの購買に集まるため、ものの数分ですごい人数が集まります。何人並んでいるか数えるのも億劫になるほどの長蛇の列ができてしまうのです。

 

3年生の教室は、購買と同じ1階にあるため、購買までたどり着くのにそこまで時間はかかりませんが、2年生は3階に、1年生は最上階の4階に教室があるため1階にある購買に行くまで時間がかかってしまいます。

 

ですが、購買のことを考えるあまり、授業の最後を聞き逃してしまうことがあります。お腹がすいてソワソワしだす気持ちはわかりますが、先生方が丹精込めて準備してくれた授業ですから、終わりのあいさつをするまでは、集中して授業を受けないといけませんね。

 

このあるあるを教えてくれたのは国語科 佐々木範子先生です。ありがとうございました。

 

  

 

続きまして三工技あるある その2は・・・・

 

 再提出レポートによる離島めぐり です。

 

再提出レポートと、離島めぐりとは・・・・

 

工業高校では実習科目を実施したあとには報告レポートを提出します。内容に不備があると書き直して再提出しなければなりません。

 

再提出は実習を担当してくれた先生に直接手渡しするのが原則ですが、先生の側からしてみればたった1人の再提出を待つなんてことはしている暇はありません。仕事の都合で職員室にいないことも多くなります。生徒の側からするとHR棟から離れた実習棟(離島)をめぐり、その先生を探しまわらなければいけません。

 

レポートに限らず、ほかの課題等でも再提出というのはありますが、焦って修正箇所が疎かになったりするのはとてもよくないことです。課題等は期限内に、ミスなく提出できるようにしましょう。

 

このあるあるを教えてくれたのは、図書室の司書さん。尾澤咲先生です。尾澤先生、ありがとうございました。

 

  

 

今回お伝えした2つのあるある楽しめて頂けたでしょうか。三工技には面白いあるあるがまだまだ沢山あります。あるあるというのは意外と身近に潜んでいます。皆さんもあるある探しをしてみませんか。

 

(1年 上野瑛士 田中恋夢 福元匠海 青山陽向)

1年生、初めての実習(電気科編)

みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部の鳥山稜太です。電気科の2年生です。⚡⚡⚡

 

1年生が入学して2か月ほど過ぎた5月23日に放送された『てく☆すて』では、新1年生が専門科目の授業に臨む姿にスポットを当てました。各学科で初めての実習が行われ、そのレポートを仕上げたころのお話です。工業高校ならではの実習とレポートに苦しむ1年生たち。そのうめき声が七色を奏でて実習棟に響き渡っていました。私も1年生の頃を思い出します。去年の私は実習で慣れない作業が多くて大変でした。今年の1年生たちはどんな実習を受けたのでしょうか。

 

私と同じ電気科の1年生に話を聞いてみることにしました。放送部1年で私と同じ電気科の上野瑛士くんと、上野くんのクラスメートの阿部千仁くんです。上野くんは資格の取得に意欲を燃やしています。電気科を選んだのは就職に強いからだそうです。阿部くんはゲームが好きです。ゲーム機を動かしている電気に興味を感じて電気科に入ってきました。今年の電気科の1年生はとっても元気です。少し騒がしいところもあると2人は言っていました。

 

2人が最初に取り組んだ実習はテスタの製作でした。テスタというのは携帯用の検電器です。手のひらに乗るぐらいの大きさの機器です。これ1台で直流電流、直流電圧、交流電流、交流電圧、そして電気抵抗が測定できます。電気工事で現場では通電チェックなど多くの場面で使われる便利な機械です。電気科の生徒は自作のテスタを1人1台持っています。自分のテスタを製作するのが1年生の最初の実習のテーマなのです。初実習の感想を上野君にききました。

 

テスタのキッドを配られたときは「これから始まるんだ」という気持ちになりました。作業の順番は班ごとに違います。最初に基盤を作る班、抵抗の種類を分ける班、基盤を入れるケースを作る班です。私はテスタの基盤作成の班に入りました。細かい抵抗を仕分けするのがとても大変だったけど、仕分けした抵抗を基盤に半田で付けて完成した時はとても嬉しかったです。

 

 

 

テスタはダイオードや抵抗などの電子部品から構成されています。小さくて細かい部品です。抵抗には4色のカラーのラインが入っています。この色の組み合わせが抵抗値を表しています。色を見分けて計算して抵抗値を算出し、回路の基盤の上の必要な場所に取り付けます。上野君が言うように細かい作業です。私も去年苦労しました。

 

電子部品の取り付けには様々な工具を使います。電線を切るニッパーや折り曲げに使うラジオペンチ、半田を溶かす半田ごてなどです。1年生のなかには初めて見たり触ったりという人も少なくありません。上野君に初めて実習道具を触った時の感想を聞きました。見たことのない道具ばかりでワクワクしましたそうです。阿部くんは、ニッパーや半田ごてなど見たことがある道具もあったけどすべて扱えるか不安だったと言っていました。私にもこんな不安や好奇心があったことを思い出しました。

 

細かい電子部品を基板に取り付けたらそれをケースに収めます。切り替えダイヤルを調整し、ヒューズや電源端子を取り付けます。阿部くんはこの仕上げ作業が印象に残ったようです。こんな話をしてくれました。

 

実習では出来上がった基盤とボディを組み合わせて中にヒューズを入れます。ヒューズを見たのは初めてでした。うまく組み込むことができて嬉しかったです。出来上がったんだなという実感がわいてきました。

 

  

 

完成した時はうれしいですよね。半田付けは電気科としてのスタート合図のようなものです。これからだんだんと難しくなっていきますよ!

 

工業高校では実習が終わった後に必ず報告書を提出します。レポートはボールペンで書かなければなりません。書き間違えたら修正液を使います。グラフを書くときはシャーペンを使います。修正液が使えないからです。内容に不備があったり、書き間違えがあったりすると再提出が求められます。最初のレポートはどうだったでしょうか。上野君に聞きました。

 

順調とは言えなかったです。ボールペンで図を模写したり目的を書いたりするのは慣れなくて、何度も修正ペンを使って書き直しをしました。やっと完成したと思って提出したレポートも実習担当の先生から感想や日付の不備を指摘され直すのがとても大変で辛かったです。

 

さっそく再提出になってしまったようですね。阿部君も図の線がはみ出してしまって再提出になってしまいました。初々しいですね~。1年生の初めはみんなこんなものです。これからレポートが頭から離れなくなりますがだんだん慣れていきます。実習やレポートをくじけずに頑張ってください。

 

今回は1年生の「初めての実習」についてでした。

 

( 放送部2年 鳥山稜太 )

 

 

 

 

 

 

剣道部が県大会に出場!!

みなさんこんにちは。三郷工業技術高校放送部です。剣道部3年の布施志真くんと2年のガエデイチローくんが県大会の個人戦の部に出場しました。5月2日のお昼の校内放送『てく☆すて』では剣道部の県大会出場の話題をお届けしました。

 3年生の布施くんは地区予選で3位に入賞しています。活躍が期待されていました。県大会では4回戦出場を果たしています。布施くんに大会に出た感想をききました。

 地区大会では調子もよかったので3位に入賞できました、県大会では剣道部の代表です。上位入賞を目標にして日々稽古に取り組みました。自分の実力を発揮できるようにがんばりました。県大会当日は、日々の稽古の成果を出せるように、集中して試合に取り組みました。結果は3回戦を突破し4回戦まで駒を進めました。残念ながらそこで負けてしまいましたが、まだ団体戦が残っているので、そこでも実力を発揮できるように頑張りたいです。

 布施くん大活躍でしたね。団体戦も頑張ってください。

 ガエデくんは2年生です。県大会出場は初めてです。初戦敗退でしたが善戦しました。ガエデくんにもコメントをもらいました。

 大会に向けてたくさん稽古しました。目標は2勝することでしたが、結果は惜しくも初戦負けでした。練習の成果を出し切れなくて残念です。次の団体戦では練習の成果を発揮できるようにしたいと思います。

 県大初出場、お疲れさまでした。これからも頑張ってください。

 顧問の前田先生にもお話を伺いました。

 今回の大会には布施とガエデの2人が出場しました。ガエデは2年生です。県大会出場は初めてです。ガエデは1回戦負けという結果でした。負けた悔しさがあると思いますが、ほかの子たちには経験できなかったものがあるので、それを活かして欲しいです。布施は東部地区3位になった実力もあったので欲をいうともう少し勝ち進んでほしかったところです。本人が一番悔しいと思います。いまの悔しさをばねにして、団体戦に向けて頑張ってもらいたいとおもいます。

 団体戦に向けて頑張ってください。

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放送の後の後日談です・・・・・・

 県大会の団体戦では初戦で鳩ケ谷高校、2回戦目で秀明高校と対戦。勝ち続けて3回戦に進出しました。対戦相手は越谷総合高校でした。善戦しましたが一歩及びませんでした。結果は県でベスト32。すごい成績だと思います。お疲れさまでした。

 そして次の大会がインターハイ予選です。こちらの大会でも剣道部は県大会進出を決めました。6月1日に行われた個人戦では部長の鈴木くんが2回戦進出、3年生の布施くんが3回戦進出を果たしています。また、初戦で敗退してしまいましたが1年生女子の平田さんが出場しました。団体戦は男子が6月17日、女子が6月18日に行われました。男子団体戦では初戦で市立川越高校を破り2回戦進出。次の鶴ヶ島清風との対戦では力及ばず、3回戦進出はなりませんでした。

 

  

 

さて、今回の大会で剣道部は3年生が引退になります。おつかれさまでした。部長の鈴木くんに今の心境を聞きました。

 私たち3年生にとって最後の大会になったインハイ予選も終わりました。団体戦はもう少し勝ち進みたかったです。残念です。悔いの残る結果ではありましたが、全員で、全力で闘えたことはよかったと思っています。私は1年生の時からレギュラーで試合に出場してきましたが、ベストの結果を残せたのは2年生の時の地区大会3位です。その時の闘いが一番の思い出です。勝つためには雰囲気作りが大切です。その雰囲気は試合の時に急に作れるものではなくて、普段の練習の時からみんなで作っていかないとできないものです。私たちが引退した後で部を引っ張っていく後輩のみんなにはぜひとも普段の練習の雰囲気づくりを大切にしてほしいです。

 

  

鈴木くん、ありがとうございました。剣道部だけでなく、多くの運動部が3年生引退・代替わりのシーズンを迎えています。3年生の先輩のみなさん、お疲れさまでした。次は進路活動が正念場を迎えますね。部活動で培った精神力を生かして頑張ってください。放送部でした。

 

( 放送部2年 菅谷 佐藤 瀧澤 )