2021年11月の記事一覧
生徒指導部だより第7号を発行しました
11月29日に、生徒指導部だより第7号を発行しました。
・遅刻防止強化運動週間の報告
・防寒着、防寒具の準備
について掲載しました。
御家庭でも御一読頂きますよう、よろしくお願いします。
埼玉県ネットトラブル注意報 第8号
埼玉県より、児童生徒のネットトラブル防止のため「ネットトラブル注意報」が配布されました。
今回の注意報は【位置情報共有アプリについて】です。
利用者同士でお互いの居場所を確認し合える、位置情報共有アプリが若者を中心に人気を呼んでいます。友だちとの待ち合わせに便利ですし、災害時の安否確認にも使えて、とても役に立つアプリですが、使い方によっては、トラブルのきっかけとなることもあります。
位置情報共有アプリの機能について
位置情報共有アプリの機能はサービスごとに違いますが、機能の例としては以下のようなものがあげられます。
位置情報共有アプリの機能の例
- 友だちの現在地と、その場所での滞在時間を確認できる
- 友だちとメッセージのやりとりができる
- 友だちのスマートフォンの電池の残量を確認できる
- 一部の友だちに、自分の位置情報を知らせなくしたり、大まかな場所しか知らせないようにしたりできる
このような機能があるため、誰か遊びに誘いたいときに、近くにいる友だちを探したり、スマートフォンを落としてしまったときに、どこにあるか友だちに確認してもらったりといった使い方ができます。
こんなトラブルが起きることも……
位置情報共有アプリの利用をきっかけに起きるトラブルには、どのようなものがあるのでしょうか。
ひとつは、友だち同士でのトラブルです。例えば、「○○に行くって言ってたのに、違うところにいる」ということがわかったり、他の友だちには居場所を公開していたのに、ある友だちにだけ知らせない設定にしていたことが発覚したりといったことから、けんかなどのトラブルになってしまうことがあります。
それからもうひとつは、ストーカー被害です。位置情報共有アプリを使っていると、知らない人から突然友だち申請がくることがありますし、中には自分のIDをSNS上で公開して友だち申請を求めている人もいます。
そのようにして友だちになった面識のない人から、「毎日いる同じ場所」ということで自宅や学校が特定され、ストーカー被害を受けてしまうという事案が発生しています。
位置情報共有アプリは便利な反面、トラブルのきっかけとなることがあります。そのことを頭に入れ、面識のない人とはつながらないこと、自分のIDをインターネット上に載せないこと、友だち同士でトラブルになるような使い方はしないことに注意してください。