活動記録

2021年7月の記事一覧

埼玉県ネットトラブル注意報 第4号

埼玉県より、児童生徒のネットトラブル防止のため「ネットトラブル注意報」が配布されました。

 

 

 今回の注意報は、【スマートフォンにもウイルス対策を】です。

 スマートフォンをねらったウイルスは日々増加しており、その手口もだんだん巧妙になっています。そのため、パソコンと同様、スマートフォンにもしっかりとウイルス対策を行う必要があります。

 

スマートフォンがウイルス感染する原因は何か?

 スマートフォンがウイルス感染する主な原因としては、以下の4つがあげられます。

 1.不正アプリのダウンロード

 名前やアイコンを似せて、人気のゲームアプリなどを装った不正アプリや、「ウイルスに感染しました」などの偽の警告画面を表示させ、ウイルス対策アプリを装ってダウンロードさせようとする不正アプリなどが確認されています。

 2.「フリーWi-Fi」の利用

 外出先で誰でも「Wi-Fi」が利用できる「フリーWi-Fi」の中には、アクセスしたスマートフォンをウイルス感染させるものも存在します。

 3.Webサイトの閲覧

 Webサイトの中には、犯罪への利用などを目的として作られたものもあり、こうしたサイトを閲覧すると、ウイルスに感染する可能性があります。

 4.メールに添付されたファイルの開封

 著名な企業をかたって送られてきたメールの添付ファイルを開くと、ウイルス感染してしまったという被害が発生しています。

 

 スマートフォンがウイルスに感染すると、こんな被害を受けることが……

・電話帳のデータを抜き取られ、不正に利用される

・位置情報を盗み取られ、住所を特定される

・通話を盗聴されたり、メールのやりとりを盗み見られたりする

・勝手に不審な電話番号に電話をかけられ、高額な通話料を請求される

・他の誰かに、不正アプリのダウンロードを促すメッセージを送られる

 

スマートフォンがウイルスに感染するリスクを減らすために

 スマートフォンのウイルス感染のリスクを減らすためには、セキュリティソフトの利用が有効です。セキュリティソフトには、不正アプリのダウンロードを防いだり、危険なWebサイトへのアクセスを制限したり、受信したメールと、メールに添付されたファイルにウイルスがひそんでいないかチェックしたりする機能があります。

 自分のスマートフォンにセキュリティソフトが入っているかは、アプリ一覧のページか、契約内容一覧のページで確認してください。もし入っていなかった場合は、携帯電話会社が提供しているサービスに加入するか、公式アプリストアでダウンロードしてください。

 

 セキュリティソフトを利用したうえで、自身でも以下のような点に気をつけましょう。

 ・アプリのダウンロードは公式ストアからだけにする

 ・あやしいURLや広告はクリックしない(例:運送業者を装って送られてきたメッセージ内に掲載されたURLや、応募した覚えのない商品が当選したという広告)

 ・OSやアプリのバージョンは最新版にアップデートする

 ・提供元が不明な「フリーWi-Fi」(例:誰かの名前のWi-Fiや、意味不明な文字列のWi-Fi、飲食店と似た名前を使ったWi-Fi など)は使わない、「Wi-Fi」に自動接続にしておかない 

 ・知らないアドレスからきたメール及び、添付されたファイルは開かない

 

 セキュリティソフトを利用したうえで、自身でもウイルス対策を意識してスマートフォンを利用しましょう。

生徒指導部だより第4号を発行しました

7月20日に、生徒指導部だより第4号を発行しました。

 

<内容>

  • 1学期を振り返って(各学年生徒指導部担当より)
  • 非行防止教室
  • 10分前行動推進活動
  • 夏季休業中の生活心得
  • 2学期当初予定 等

 

御家庭でも御一読頂きますよう、よろしくお願いします。

埼玉県ネットトラブル注意報 第3号

埼玉県より、児童生徒のネットトラブル防止のため「ネットトラブル注意報」が配布されました。

 

第3号個人情報

 

今回の注意報は、【個人情報の投稿に注意しましょう】です。

  SNSなどのサービスでは、誰でも気軽に情報を発信することができます。しかしその気軽さゆえに、自分や友だちの個人情報に関する投稿をしてしまう人も少なくありません。

 

インターネット上でよく見られる、個人情報に関する投稿

 

 インターネット上でよく見られるのが、SNSなどのプロフィール欄に氏名や学校名、顔写真などの自分の個人情報を掲載したものや、友だちと一緒に撮影した写真や動画を投稿したものです。

 

・SNSのプロフィール

 (〇川 A男 □□学校2年A組/サッカー部)

・友だちと一緒に撮影した写真の投稿

 

 詳細な個人情報を載せていなくても、個人情報がわかってしまう投稿もあります。

 

・自宅から撮影した外の風景の写真から、住所がわかる

・家の近くの店の写真から、住んでいる地域がわかる

・学校行事の話題から、学校名がわかる

 (明日の○○祭楽しみだな♪2Bのみんながんばろう! 午後10:14・2020年10月23日)

 

 他にも、家の中で撮影した写真に賞状が写り込んでいたことから名前がわかったり、宅配便の伝票が写り込んでいたことから住所がわかったり、部活やテスト、校則などの話題を投稿したことから学校名がわかったりといったケースがあります。

 

 インターネットに個人情報を載せていると、自分になりすまされて、いたずら目的に不適切な投稿をされたりストーカー被害にあったりする可能性があります。また、万が一不適切な投稿をしてしまった際、問題の投稿とあわせて個人情報をインターネット上で拡散されることもあります。

 

 インターネットに投稿する前に、自分や友だちの個人情報につながるものが含まれていないか、必ず確認するようにしましょう。

埼玉県ネットトラブル注意報 第2号

埼玉県より、児童生徒のネットトラブル防止のため「ネットトラブル注意報」が配布されました。

 

第2号パスワード

 

今回の注意報は、【パスワードの設定について】です。

 

 インターネットを使っていると、パスワードの設定を求められることがよくあります。パスワードはインターネット上のサービスを使う上で、本人であることを証明するための重要な情報です。覚えやすいようにと、安易なパスワードを設定してしまいがちですが、そうしたパスワードを使っていると、他人から推測されてしまうことがあります。

こんなパスワードは推測されやすい

他人から推測されやすいパスワードには、どのようなものがあるのでしょうか。以下にいくつか例を紹介します。

 

 ◆推測されやすいパスワード

  •  名前や生年月日、住所、学校名など、個人に関するもの
  •  6文字以下の短いもの
  •  連番や連続の英数字(9999、123456、abcde)
  •  パソコンのキーボードの配列の一部(qwert、zxcvbn)
  •  簡単な単語のみを使ったもの(password、apple)

 

 ◆パスワードを推測されると……

 アカウントを乗っ取られ、自分になりすまされて、いたずら目的で不適切な投稿をされたり、詐欺を目的に友だちや家族にメッセージを送られたりすることがあります。

  複数のサービスで同じパスワードを使っていると、どれかひとつのサービスのアカウントを乗っ取られてしまうと他のサービスのアカウントも乗っ取られ、被害が大きくなってしまうことがあります。  

 

他人から推測されにくいパスワードを設定しましょう

 

 以下のようなルールに従ってパスワードを設定すると、他人から推測される危険性を減らすことができます。

 

  •  個人に関する情報は入れないようにする
  •  8文字以上の長いものにする
  •  大小の英字と数字、記号を組み合わせる

 

 何種類もパスワードを覚えられない、という人は、以下の作り方の例を参考にしてください。

 

  1.  左のルールを守って、ひとつパスワードを作ります。(6g3H/aw1)
  2.  各サービス名の1番最初の文字を抜き出します。(「Game saite」→「G」)
  3.  1で作ったものに2の文字を入れ込みます。(G6g3H/aw1)

 

 

 他人から推測されにくいパスワードを自分で工夫して設定し、複数のサービスで同じパスワードを使いまわさないように気をつけましょう。