2022年7月の記事一覧
埼玉県ネットトラブル注意報 第3号
埼玉県より、児童生徒のネットトラブル防止のため「ネットトラブル注意報」が配布されました。
今回の注意報は【「ながらスマホ」やっていませんか?】です。
みなさんは歩行中や自転車の運転中にスマートフォンを使っていませんか? 街中などで歩きながら、あるいは車や自転車を運転しながらスマートフォンを操作している人をよく目にしますし、自分もちょっとくらい平気だろうと考えてしまう人もいるかもしれません。しかし「ながらスマホ」はとても危険な行為です。大きな事故やトラブルを引き起こしてしまう可能性もあります。
「ながらスマホ」がきっかけで、こんな事故やトラブルが……
- 駅のホームから転落した
- 赤信号になったことに気づかず横断歩道を渡り、車と接触した
- 通行人とぶつかり、トラブルになった
- 自転車で歩行者とぶつかり、大けがをさせてしまった
道路交通法の改正により、2019年12月1日から「ながらスマホ」の罰則が強化され、自転車運転中の「ながらスマホ」も厳罰化されています。
過去には、スマートフォンを操作しながら自転車を運転していた学生が、歩行者とぶつかって大きな障害が残るけがを負わせ、多額の損害賠償の支払いを命じられたケースもあります。
スマートフォンを操作しながら歩いていると、周りの状況が把握できなくなるため、つきまといやひったくりなどの被害にあうこともあります。
携帯ゲームプレイヤーやタブレットの使用も、視野がせまくなり注意力が散漫になるので、「ながらスマホ」と同様の危険性があります。
歩行中や自転車の運転中に、イヤホンやヘッドホンをつけて音楽を聴いたり通話をしたりしている人がいますが、周りの音が聞こえなくなるので、事故のリスクが高くなります。
「ながらスマホ」は自分だけでなく、他人にまでけがを負わせてしまうことがある危険な行為です。絶対にやってはいけません。歩行中や自転車の運転中にスマートフォンを使いたくなったときは、周りの人たちのじゃまにならない場所に移動し、必ず立ち止まって操作しましょう。
埼玉県ネットトラブル注意報 第2号
埼玉県より、児童生徒のネットトラブル防止のため「ネットトラブル注意報」が配布されました。
今回の注意報は【ネットいじめの実態】です。
自分専用のスマートフォンを持っている人が増え、SNSなどのサービスの利用が日常的なものになってきた一方で、ネットいじめの問題も深刻化しています。今回は、ネットいじめの実態についてお話ししたいと思います。
ネットいじめにはどのようなものがあるのか
ネットいじめとはどのようなものなのか、代表的な例を以下に紹介します。
- 友だちの写真を勝手に撮影し、冗談半分の悪口と一緒にSNSに投稿する
- SNSで特定の生徒になりすましたアカウントを作り、不適切な投稿をする
- 無料通話アプリの(※)ステータスメッセージの欄に、対象の人物は明記せず、読む人が読めばわかるように悪口を書く
- チャットグループで特定の生徒の悪口を言う、また特定の生徒が発言したときだけ無視をする
※ステータスメッセージとは……無料通話アプリのプロフィールで、アカウント名の下に表示されるメッセージ。
自己紹介や自分の近況、今の気持ちなどが書かれることが多い。
インターネット上のコミュニケーションの特徴を理解しておきましょう
インターネット上のコミュニケーションは、顔の見えない相手との文字でのやりとりです。対面での会話と違って、声のトーンや相手の表情などの情報もなく、文字だけで相手の気持ちを判断しなくてはいけません。文字だけで気持ちを伝えるのはとても難しく、自分は普段と同じ感覚で冗談を言っていただけなのに、相手はそれをいじめと受け取っていたということもあります。
ネットいじめは被害者に大きな精神的ダメージを与えます。日頃から、相手がどう感じるかを意識してメッセージを送るようにしましょう。また、自分がいじめの被害にあったときや、いじめが疑われる書き込みを見つけたときは、すぐに周りの大人に相談してください。
埼玉県ネットトラブル注意報 第1号
埼玉県より、児童生徒のネットトラブル防止のため「ネットトラブル注意報」が配布されました。
今回の注意報は【インターネットの長時間利用を防ぐために】です。
SNSや動画共有サイト、ゲームサイトなど、インターネット上には楽しいサービスがたくさんあります。こうしたサービスを使っているうちに、ついつい利用時間が長引いてしまった、というような経験がみなさんにもあるのではないでしょうか。しかし、インターネットを長時間利用していると、みなさんの生活に悪影響が及んでしまうことがあります。
インターネットを長時間利用していると……
インターネットを長時間利用していると、生活に必要な時間が削られて、日常生活に悪影響が及んでしまいます。睡眠時間が削られて、健康や成長に悪影響が出たり、勉強の時間が削られて、成績が下がってしまったり。また、インターネットを使っていないとイライラして、精神的にストレスを抱えてしまうケースもあります。
家庭内でのルール作りと、フィルタリングサービスの利用で対策を
インターネットの長時間利用を防ぐためには、家庭内でインターネット利用に関するルールを作ることが大切です。以下のルールの例を参考に家族で話し合って、自分に適したルールを作成してください。
≪インターネット利用に関するルールの例≫
- 夜〇時以降はインターネット機器を使わない(学習で使用する場合は除く)
- 寝る部屋にインターネット機器は持ち込まない
- 食事中や会話中など、何か他のことをしているときは、インターネット機器を使わない
「夜〇時以降は~」という利用時間に関するルールについては、必ず具体的な時間を設定してください。またルールを作ったら、「夜〇時以降はインターネット機器を使えないから、メッセージを返せない」などと、友だちに伝えておきましょう。
フィルタリングサービスの利用も、インターネットの長時間利用を防ぐための有効な対策です。フィルタリングサービスには、インターネットの利用時間を管理する機能があります。インターネットの利用は1日何時間までと制限を設けたり、曜日ごとにインターネットの利用を禁止する時間帯を決めたりすることができるので、インターネットの使いすぎを防いでくれます。
インターネットの長時間利用は、日常生活に大きな悪影響を及ぼします。自身の利用状況をふりかえり、家庭内でのルール作りとフィルタリングサービスの利用で、対策を行ってください。
生徒指導部だより第3号を発行しました
7月1日に、生徒指導部だより第3号を発行しました。
・生活委員会からのお知らせ
・頭髪服装リーフレット
について掲載しました。
御家庭でも御一読頂きますよう、よろしくお願いします。