電気科日誌

2017年2月の記事一覧

電工キング決着!

平成29年2月20日(月)に、電工キング「単位作業」部門が行われました。
本年度の施工図面(実際の電気工事のものと同様で、工事前に自分で電気回路に起こします)を渡され、各自自前の工具(入学時購入)で試験が開始されました。

本年度の問題は一般的な施工図であった一方、今までの学習知識が全て必要とされる内容で、生徒の皆さんは一言もしゃべらず黙々と作業を進めていました。

制限時間は50分と実際の試験よりやや長めですが、クラスの8割が制限時間内に完成させるという、とてもレベルの高い大会となりました。

その後採点をし、本年度の電工キングが決定しました。


平成28年度電工キング
「鑑別試験部門」

左から
國分麻透 君(草加市立谷塚中)、江守一輝 君(三郷市立早稲田中)
小峰裕規 君(草加市立瀬崎中)

「単位作業部門」

左から
第4位 菊地真輝 君(草加市立松江中)、第3位 田中駿 君(草加市立瀬崎中)
第1位 鈴木友也 君(吉川市立中央中)、第2位 鈴木俊 君(八潮市立八幡中)

今年も始まりました!電工キング!

毎年、2月に1年生で実施している「電工キング」が今年も始まりました。
この授業は、電気工事士の「鑑別試験」「単位作業試験」について、クラス内で競い合うものです。

この内、鑑別試験については、材料や工具の名称・用途を答えるもので膨大な量を暗記する必要があります。そのため、本校電気科では3人グループでジグソー活動をして覚える取り組みを行っています。
今回は鑑別試験について実施しました。

最後には3人で答える筆記試験を行い、150問の問題を解いてもらいます。
例年この優勝グループは、実際の電気工事士試験に合格する率も高いです。

さて、いったい今年の優勝はどのグループでしょうか?
発表は2月20日の単位作業試験のあとになります。

全国工業高等学校長協会教職員表彰

本年度の、全国工業高等学校長協会教職員表彰について該当教職員が発表され
本校電気科の並木正則教諭が、表彰を受けました。

この表彰は、

  1. 教科指導についてよく研究し、工業教育上その成果が顕著であると認められるもの。
  2. 工業教育に関する特別活動等の指導についてよく努力し、その功績が顕著であると認められるもの。
  3. 工業教育に関わる施設等の充実整備に努め、その功績が顕著であると認められるもの。
    (詳細は、全工協HPまでhttp://test.zenkoukyo.or.jp/hyosyo/hyosyo.html)

について、各都道府県より推薦を受けた教職員が表彰されます。
並木先生は、長年生徒のために分かりやすい教材の開発や工夫、また本校電気科の代名詞ともいうべき、新幹線を教材とした取り組みなどを行ってきた事を評価されての受賞となりました。


並木教諭コメント
「35年間工業高校の教員をさせていただき、生徒と共に「ものづくり」を行ってきました。とりわけ、三工技の14年間は充実して楽しい期間を過ごさせていただきました。今後も微力ながら工業教育に貢献できればと思います。」

今後も、本校生徒のためご尽力いただき、また教職員の手本としてこれからもご指導いただきたいと思います。

受賞おめでとうございます。