電気科日誌

2018年6月の記事一覧

平成30年度 高校生ものづくりコンテスト

 6月23日川越高等技術専門校において平成30年度高校生ものづくりコンテテスト電気工事部門が行われ、生徒が2名参加しました。3週間前から毎日練習を行い、精度を高めて参加しました。
 当日は電気工事工業組合が今年から始められた埼玉県電気工事技術技能大会も並行して行われるなど盛大なものでした。大会結果は残念ながら入賞出来ませんでしたが、この貴重な体験を次回活かしたいと、早くも来年を見据えていました。




参加生徒の作業スナップ

電気工事技能競技大会の作業スナップ


【1年生】実習について

1年生の実習も最初のローテーションが終盤です。
今日は、「オームの法則」について実習した内容についてお伝えします。

電気科に限らず、工業科の「実習」科目は、教室で学んだ理論を実際に確認して理解するために行います。
今回の「オームの法則」は、専門科目「電気基礎」で教室で勉強します。

この授業では、主に電気理論の基礎になるものを勉強します。1年生で4単位(週4時間)、2年生で3単位(週3時間)あります。
範囲は電気工学全般にわたるのでとても重要な科目です。
←授業ノート

でもこれは、教室での授業なのでノートをとったり教科書を使って勉強して計算はできるようになっても実際の電気ではどうなるのかはわかりません。
工業高校では実際にこの知識を使う事ができる、経験を多く積むことに重点を置いているのでこれを実験で生徒自らが体験することで理論の確認を行っています。


今回はオームの法則なので、電圧と電流と抵抗の関係を確認します。
実習書に従い、電気回路を組んで先生の指示のもと、データをとっていきます。
この時、電気基礎で学んだ計算方法を元に理論値を求めておきます。

すると、実習の結果と理論の値が違ってきます。
これはなぜかを、また電気基礎で学んだ知識を元に考えます(実験結果の検討・考察)。

自分で考えた結果を元に考察した内容を、先生に報告して確認します。
これらを行い、今回の実験結果と考察について実習後にレポートにして報告します。

このように、教室での授業と実習をセットで学んでいく事で、電気についてより深く理解ができるようになります。

【3年生】課題研究・ひかり号 準備完了!

今年も電気科は課題研究で、手作り新幹線が各イベントにお邪魔します。
そのための、整備や試運転など準備が始まりました。

まずはレール設置作業。
各イベントごとに本校のレールを持ち込みますので、この整備・点検は重要な事です。
接合部の確認や、曲線、直線のゆがみなど丁寧に検査・訓練を行っています。


続いて、車両の整備です。
電装設備はもちろん、車輪や軸のメンテナンスなど多岐にわたる作業があります。
生徒は一つずつ確認しながら、運転前のチェックをしていきます。


そして試運転です。
2時間の整備を行い、校内での試運転を行いました。
今年も元気よくひかり号は動いています。

今年も市内各イベントを中心に、ひかり号は出張運転を行います。
詳細は後日掲載いたしますので、お近くにお立ち寄りの際は是非ご乗車ください。

【1年生】計算技術検定合格に向けて

本日6月15日は計算技術検定の検定日です。
1年生は初めての資格試験である、この検定に向けて練習を繰り返してきました。


この資格は、複雑で高度な工業技術計算を行う事ができるという証明になるので、今後の授業はもちろん社会に出てからも重要な意味を持ちます。


生徒のみなさんは、問題に対して真剣に取り組んできました。初めは解くことができなかった計算も、徐々にできるようになりました。
今日の検定はどうだったでしょうか。
この次は情報技術検定です。今度は、知識・計算などより内容が多くなりますが、今回の努力を発揮して頑張りましょう!

【体育祭】3位入賞!!

 平成30年第34回体育祭が行われました。天気予報では開催が難しいと思われた天候も回復し、絶好の体育祭日和になりました。
 気合の入ったボイスランから始まり、100m走、綱引き、騎馬戦等午前中のプログラムを消化して、得点掲示板を見てみるとなんと、同率2位。4年前の優勝を彷彿させる順位となりました。午後は応援合戦、大縄跳び、団対抗リレーを行い、最終結果は3位と4年ぶりの入賞となりました。予行では校庭が使用できない状況や、2日後には電気工事士の筆記試験がひかえているなかでも一生懸命やっていました。本日はお疲れ様でした。









休憩中には、電気工事士・筆記試験に向けての勉強をしていました。