2021年5月の記事一覧
1年生 工業技術基礎
1年生、工業技術基礎の実習も最初のローテーションが終盤に差し掛かりました。
[計測実習]・[電子回路製作]・[電気工事実習]を行っています。
[計測実習]
「オームの法則」について実習した内容についてお伝えします。
電気科に限らず、工業科の「実習」科目は、それぞれ理論を実験・実習で確認して理解するために行います。
実験で生徒自らが体験することで理論の確認を行っています。
今回はオームの法則にが題材なので、電圧と電流と抵抗の関係を確認します。
実習書に従い、電気回路を組んで先生の指示のもと、データをとっていきます。
この時、電気基礎で学んだ計算方法を元に理論値を求めます。すると、実習の結果と理論の値が違ってきます。
これはなぜかを、中学校や電気基礎の授業で学んだ知識を元に考えます(実験結果の検討・考察)
[電子回路製作]
この班では、テスター(回路計)を作ります。
テスターは電気回路の電圧・電流・抵抗値などを計測することができます。
生徒は一人一つを自ら手作りすることで、ものづくりの心や電子回路設計・製品検査などを学ぶ実習でもあります。
今回は、生徒が自ら手作りしたテスターの製品検査を行っていました。
[電気工事実習]
この班では電気工事の基礎となる器具の取り付けを学びます。
また、使用する工具は実際の電気工事に使用する工具なので、安全な取り扱い方も学びます。
この実習では、電気工事が危険な事、事故を起こすことの重大さを伝え安全教育にも力を入れています。
生徒は、電球に取り付ける器具「ランプレセプタクル」や「コンセント」の接続方法を学び
一人一つの作品を作り、欠陥がないことを担当教員が確認をして、通電試験をしていました。