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2025年4月の記事一覧

情報通信配線技術フォーラム2025(春)結果報告

新年度が始まり、情報電子科で学習する内容に関連した競技会が始まりました。まずは先陣を切って情報通信分野から報告です。
4/3(木)、大阪府吹田市にある株式会社ミライト・ワンのビルを会場に開催された情報通信配線技術フォーラム2025(春)に、情報電子科3年生の中村心美さんと2年生の佐藤優真さんが参加しました。

 

情報通信配線技術フォーラム2025(春)は光ファイバケーブルやメタルケーブルの接続スピード競技が行われる大会で、競技内容によって世界一や日本一、10月に行われる技能五輪全国大会「情報ネットワーク施工職種」の出場権を決める企業にとって大変重要な大会です。
特に今年の全国大会は優勝すると国際大会につながるため、出場権獲得にはどの企業も力が入ることと思います。
このような企業中心の大会ですが、2年前に「学生だけど出場してはどうか」と声をかけていただいたことがきっかけで参加を始めました。


今回二人の学生は、メタルケーブルの接続スピードを競い日本一を決める競技に出場しました。全国大会の出場権を決める直接の競技ではありませんが、入賞すれば出場権獲得の可能性もある競技になっています。
競技内容は過去の記事ですが「第62回技能五輪全国大会「情報ネットワーク施工職種」各課題レポートと結果報告」の「競技3」をぜひご覧ください。

【競技前諸注意】

【準備作業】

昨年の11月下旬に全国大会が終わり、そこから中村さんは17リンク、佐藤さんは21リンクを目標に少しずつ訓練を始めました。大会まで3ヶ月しかありませんでしたが二人とも訓練と企業選手の研究を積み重ね、目標のリンク数を達成することができました。
※ツイストペアケーブル(LANケーブル)の両端にプラクを施工したもの、ジャックを施工したものを合わせて1リンク(1本)と数えます。


競技結果の報告です。
中村さんは16リンクを成端することができました。2度目のフォーラム出場でしたが、緊張してしまったとのことでした。指導した側としては中村さんのもっている高い技能を出し切れなかった(「スピード」と「品質」が求められるのですが、このバランスを変えた訓練をやりきれなかった)と反省しています。

【競技中の中村さん】

佐藤さんは21リンクを成端することができ、見事「日本一」を獲得しました。審査は使用部材を扱っているメーカーの方も加わり厳正に行われます。閉会式の講評の中で「減点が多かった」とあったのですが、佐藤さんは「減点なし」とのことでした。これにより全国大会への出場権を獲得することができました。

【競技中の佐藤さん】

【会場の様子】

また企業選手となった本校卒業生二人も無事に予選会を突破し全国大会出場を決めました。全国大会のときより格段にレベルが上がっていて、選手の成長と企業の指導力の高さを実感しました。

情報電子科には中村さんや佐藤さんのほかにも、この「情報ネットワーク施工職種」に興味関心をもっている学生達がいます。次は6月に行われる学生の大会に向けてお互いに切磋琢磨しながら技能を高め頑張っていきましょう。