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2026年4月の記事一覧

情報通信配線技術フォーラム2026(春)結果報告

新年度が始まり、情報電子科で学習する内容に関連した競技会が始まりました。まずは先陣を切って情報通信分野から報告です。

4/7(木)、千葉県印西市にある(株)きんでん 人材開発センターを会場に開催された情報通信配線技術フォーラム2026(春)に、情報電子科3年生の佐藤優真さんが参加しました。

情報通信配線技術フォーラム2026(春)は光ファイバケーブルやメタルケーブルの接続スピード競技が行われる大会で、競技内容によって世界一や日本一、12月に行われる技能五輪全国大会「情報ネットワーク施工職種」の出場権を決める、企業にとって大変重要な大会です。

企業中心の大会ですが「学生だけど出場してはどうか」と声をかけていただき、3年前からメタルケーブルの接続スピードを競い日本一を決める競技に参加してきました。今回、佐藤さんはメタルスピード競技だけでなく、光スピード競技に初挑戦しました。

競技内容は過去の記事ですが「第62回技能五輪全国大会「情報ネットワーク施工職種」各課題レポートと結果報告」の「競技3」「競技4」をぜひご覧ください。

【開会式】

 

昨年の12月中旬に埼玉県で行われた「ICTネットワーク学生技能競技会」が終わってから少しずつ訓練を始めました。

まず光スピード競技です。全国大会では接続作業だけなのですが、この大会は準備作業も競技に含まれます。光ファイバケーブルの硬い外被を剝ぎ、心線を切らないよう細心の注意を払っての作業となりますが順調に進めることができました。

        

【光スピード競技準備作業中の佐藤選手】

 

光スピード競技の結果報告です。

順調に作業は進んでいましたが、光ファイバ心線を保護している樹脂をはぎ取る工程で何度か時間をとられてしまい、すべての接続は完了したものの、最後の心線の収納が間に合わず完成させることはできませんでした。

          

【光スピード競技中の佐藤選手】

 

訓練中は時間ギリギリでも完成させていましたので、この結果は大変悔しいものとなってしまいました。佐藤さんのモチベーションが下がってしまうのではないかと心配しましたが、「すべてが上手くいくことは少ない、気持ちを切り替えて次に臨む」ことをずっと伝えてきました。それがあってか、この後のメタルスピード競技は思いもよらない結果となりました。

     

【メタルスピード競技中の佐藤選手】

 

メタルスピード競技の結果報告です。

今回は競技者が多く苦戦となりましたが、佐藤さんは自己新記録の22リンクを成端することができ、見事「日本一」を獲得し、この競技の公式新記録となりました。訓練でも出したことがなく、本番で出せる強さに驚きました。参考ですが現在の日本最高記録は23リンクです。

審査にはメーカーの専門の方も加わり厳正に行われます。閉会式後に伺ったのですが佐藤さんは「減点なし」とのことでした。これにより全国大会への出場権を獲得することができました。

        

       

【表彰式】

 

また、すでに企業選手となって活躍している本校卒業生2名と、今回企業選手として初参加の1名も無事に全国大会への出場権を獲得しました。企業での経験も増え、着実に実力も上がっていて選手の成長と企業の指導力の高さを改めて実感しました。

 最後に、情報電子科には佐藤さんのほかにも、この「情報ネットワーク施工職種」に興味関心をもっている学生たちがいます。その学生たちも6月に行われる大会に向けて「情熱は努力に、努力は実力に」を信じ訓練をしています。佐藤さんをはじめ頑張っている学生たちに、引き続き応援のほど、どうぞよろしくお願いします。