2018年5月の記事一覧
PTA・後援会総会 校長あいさつ
みなさん、こんにちは。校長の山本でございます。本日はお忙しい中、本校PTA・後援会総会にご出席を賜り、誠にありがとうございます。
本日は午前中に「学校公開」ということで、本校の授業を見学していただきました。お子様の授業中の様子はいかがでしたでしょうか。中間考査が終わり、昨日は校外学習ということで、1学年は茨城県大洗町で地引網体験、2学年は3学期の修学旅行を想定して羽田空港に集合しての班別自主研修、3学年は東京ディズニーランドにおけるアクティブ・ラーニングを、それぞれ行いました。お子様の中には、少々お疲れと、いう方もいたかもしれません。
さて、新年度が始まっておよそ2か月が経過しようとしておりますが、本校のホームページには、3年生が取り組んでいる「課題研究」に係るニュースが続々と掲載されております。課題研究とは、生徒が主体的に工業に関する課題を設定し、その課題の解決を図る学習を通して専門的な知識と技術の深化、総合化を図るとともに、問題解決能力の育成および成果発表等による言語活動により、自発的、創造的な学習態度を育てる、ということをねらいとした授業です。「主体的、対話的で深い学び」という観点を、先取りした取組となっております。
ホームページにもございますが、電気科では、今年は「水力発電」や「微生物電池」などのエネルギー問題に、正面から切り込む研究課題を設定しているようです。また、情報電子科では、学校のプロモーションビデオや、オリジナルの学校アニメーションを新たに制作するということです。情報電子科ではこれまでも、県立小児医療センターの時報アニメーションや、中川水循環センターの料理番組風プロモーションビデオなど、卒業した先輩が相当レベルの高い作品を残しているので、これらを上回る質の高い作品の制作を期待しております。
お手元には資料として、「平成30年度 学校経営方針」を配付させていただきました。4月2日の第1回職員会議で配付したものです。裏面をご覧いただきますと、「参考」として、本校の校訓等を載せてございます。校訓である「正確に、はやく、美しく」をはじめ、どれも素晴らしい理念を表現しているということで、基本的に継承することとしております。
表面にお戻りいただきますと、その中で、私も校長2年目となりましたので、「重点目標」に「キャッチフレーズ」を示させていただきました。
今年のキャッチフレーズは「Be creative!」です。「創造的であれ!」という意味です。人工知能、いわゆる「AI」が将来仕事を奪うと言われていますが、大事なことは、一人ひとりの生徒を、創造性あふれる技術者に育てるということではないかと考え、このように設定しました。先ほどお話しした、電気科や情報電子科の課題研究をはじめ、教職員には、教育活動全般にわたって「Be creative!」ということを意識して取り組むようお願いしております。今後の本校の「クリエイティブ」な教育活動の展開に、ご期待くださいますようお願いいたします。
それでは、本日は総会ということで、また、6月1日には体育祭でさらにお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。