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2019年10月の記事一覧

スケアード・ストレート教育技法による交通安全教室 校長あいさつ

 みなさん、こんにちは。中間考査、大変お疲れさまでした。

 本日は、「スケアード・ストレート教育技法による自転車交通安全教室」ということで、お集まりいただきました。

 本校では、自転車のみで通学している生徒が454名、また、電車で通学している生徒のうち、家から駅まで自転車という生徒が99名います。これらをあわせると、実に85.7%の生徒が、自転車を使って通学しています。

 昨年度は自転車の事故がたいへん多く、15件発生しました。そしてすでに、今年度も8月までのデータで、1年生で3件、2年生で3件、あわせて6件の自転車事故が発生しています。

 自分の身は、自分で守らなければなりません。ここで、自転車事故防止のポイントを3点、確認しておきたいと思います。

 1点目は、交通ルールの遵守です。自転車は車両なので、車道の左側を通行しなければなりません。歩道を通行する場合は歩行者優先です。交差点では信号を守り、一時停止標識では必ず止まってください。

 2点目は、ヘルメットの着用です。皆さんの中にも少しずつ、着用している人が増えてきました。過去には本校で、自動車と接触し、顔面からフロントガラスに激突するという事故も発生しています。ヘルメットの着用で、守れる命があります。

 3点目は、損害賠償責任保険等への加入です。歩行者との事故では、自転車側が第一当事者になることが多いです。病院や相手当事者との示談交渉などを想定し、損害賠償責任保険等への加入について、確認しておくことが必要です。

 本日は、「スケアード・ストレート教育技法による自転車交通安全教室」ということで、事故現場の再現を行っていただきます。「スケアード・ストレート」とは、恐怖を実感することで、それにつながる危険行為を未然に防ぎ、交通ルールを遵守する大切さを体感させる教育方法ということです。講師として、吉川警察署から根津様、交通事故再現スタントとして、株式会社ワーサル様にお越しいただいております。本日の交通安全教室以降、本校は「無事故」ということで過ごしていきたいと思います。

 それでは、どうぞよろしくお願いいたします。