日誌

2018年11月の記事一覧

電気科 工事現場見学会 学校長挨拶

 皆さんこんにちは。校長の山本でございます。

 本日は、埼玉県都市整備部設備課の皆様による企画の下、埼玉県設備設計事務所協会の渡辺建築設備事務所様、施工者である篠田電機様、埼玉県電業協会の佐野電機様のご協力を賜り、本校電気科の生徒を対象とした「工事現場見学会」を開催してくださいまして、誠にありがとうございます。

 本校は昭和60年に開校しましたが、本日の見学会の会場となる体育館の大規模改修につきましても、開校以来初めてではないかと思われます。

 電気を学ぶ皆さんにとりましては、自分の高校の校舎を教材として、実際の工事の現場を見学できるというのは、考えてみると、およそ30年に一度というような、とても貴重な機会であると言えると思います。また、皆さんは2年生ですので、すでに電気工事士の資格試験を経験し、中には合格して、資格を持っている、という方もいるのではないかと思います。

 本日は、設計図や電気設備工事の概要について、専門の方からご説明をいただいた後、ヘルメットを着用して、工事現場を見学させていただきます。見学後は、アンケートの記入もありますので、気が付いたことは、しっかり書き留めておいていただきたいと思います。

 それでは、生徒が大変お世話になりますが、本日はどうぞよろしくお願いいたします。

第1学年 学年PTA 校長あいさつ

 皆さんこんにちは。校長の山本でございます。本日は第1学年の学年PTAということで、ご来校くださいましてありがとうございます。

 2学期の中間考査や、本校の文化祭であるたくみ祭も終わり、来月はじめの期末考査に向け、生徒は落ち着いて学習に取り組むことができる時期を迎えております。

 6時間目は、各クラスとも、「座学」の授業をご覧いただきました。5組で行われていた、班に分かれた授業のスタイルが、いわゆる「協調学習」というもので、生徒が主体的に、対話的に、深く学習に取り組めるスタイルと言われているものですが、実際にご覧になったご感想はいかがでしたでしょうか。

 さて、実は昨日、1年生の「実習」の授業を2つ見学いたしました。

 一つは、機械科の旋盤実習です。教員の説明を聞いて手順を覚えて各自、自分のオシレーションエンジンの「プーリー」と呼ばれる部品の表面を削るという内容でしたが、まず教員の説明を聞くときの、ふだんの教室での座学の授業では見たことない真剣な、食い入るような眼差しに感銘を受けました。その後の各自の作業の様子も拝見しましたが、よく説明を聞いていただけあって、みな慎重に作業を行い、この実習は大きな失敗もなく終えることができました。教員からは、「やはり『体験を通して学ぶ』という実習の教育効果は高い」という話がございました。

 もう一つは、情報電子科の実習です。「クリップ・スタジオ」という、デジタルデザインを作製するソフトウェアの使い方をマスターするため、各自でカラフルなカレンダーを作製するという内容でした。10名ほどの少人数による授業展開でしたが、まず生徒の目の前に置かれた、この夏に新たに導入された一人一台の大型液晶タブレットが目を引きました。この日の実習は入門編ということで、通常のデスクトップパソコンで行われましたが、「クリップ・スタジオ」の操作をマスターした後は、目の前の大型液晶タブレットが使えるということで、生徒たちは意欲的に取り組んでいました。また、課題の進捗にどうしても個人差が生じますが、進捗の早い生徒が他の生徒を積極的に教えるなど、学び合いを重視した授業展開になっておりました。

 このように、本校は体験から学ぶ「実習」を通して学びの楽しさに気づき、座学で学ぶ他の授業の重要性に気づくことで、普通教科の学習にも力が入るという学習のスタイルを特色としております。生徒がご家庭で、実習の体験談を話した際は、ぜひ興味をもって、色々聞き出していただきたいと思います。

 本日は実習の授業の話を申し上げましたが、内容の定着を図るため、実習の後は、レポートの提出を課題としております。実習の記憶が鮮明なうちに書いてしまえばよいのですが、後まわしにしますと、出すべきレポートが溜まってしまい、進級などに影響が出ることがございます。担任との連絡を密にしていただくなど、ご家庭におけるサポートにつきましても、どうぞよろしくお願いいたします。

 この後、進路指導や近況など、様々な説明がございます。その後は、クラス別に懇談会を用意しておりますので、忌憚のないご意見を賜りますようお願いいたします。

 それでは、本日はどうぞよろしくお願いいたします。

5年経験者研修 異校種授業研究会 閉会行事 会場校あいさつ

 改めまして、皆様大変お疲れ様でございました。

 また、県立総合教育センターの森指導主事様におかれましては、本校を会場に選んでいただくとともに、本日の授業研究会の企画・運営をご担当くださいまして、ありがとうございました。おかげさまで、本校職員にとりましても、大変充実した研修の機会となりました。厚くお礼を申し上げます。

 皆様におかれましては、本日は丸一日、本校にご滞在くださいまして、午前中は本校の概要説明及び授業見学、午後は校内見学及び2本の研究協議と、盛りだくさんの内容でございました。

 皆様お一人お一人の、本日の授業研究会の当初の目的は、達成されましたでしょうか。

 本日の研究協議では、一本目が「授業見学を通しての感想・意見交換」二本目が「異校種連携・交流の在り方について」というテーマが設定されました。会場を提供させていただきました本校にとりましても、本日ご出席の皆様が、一つでも二つでも、新たな「発見」や「気づき」があり、明日は「県民の日」ですので、明後日以降のそれぞれの学校における教育活動のお役に立てていただければ幸いに存じます。

 三郷工業技術高校は、これからも、様々な校種や地域の皆様との連携を密に、「社会に開かれた教育課程」の実現を目指して努力してまいります。今後とも、様々な形で、連携を進めてまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

 皆様のお帰りの安全を祈念させていただき、閉会行事における会場校あいさつに代えさせていただきます。本日は、誠にありがとうございました。

5年経験者研修 異校種授業研究会 開会行事 会場校あいさつ

 おはようございます。
 本日は、5年経験者研修異校種授業研究会の会場校として、本校までお越しくださいまして、ありがとうございます。校長の山本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 本校は先端工業技術を学ぶことを目的として、昭和60年に開校し、今年で創立34年目を迎える工業高校でございます。お手元の学校案内の表紙にございますとおり、機械科、電子機械科、電気科、情報電子科、情報技術科と、五つの学科がございます。
 実は昨年、ある中学校から依頼を受け、本校の電気科の教員が、中学校の理科の研究授業の指導助言を務めるということがありました。ちょうど2年生の回路の授業ということで、中学校のねらいとしては、今学んでいる電気の知識が、将来の仕事とどのようにつながっているかを生徒に理解させるという、キャリア教育の視点から、工業高校である本校にお声がかかったということでした。
 このように、ふだんはそれぞれに教育活動を行っている異なる校種の学校も、お互いの取組を知ることによって、新たな連携のアイデアが生まれてくるということがあるのではないかと思います。本日の研修会が、その一助となれば幸いに存じます。
 また、本校では先日、特別支援教育に係る校内研修を実施しました。発達障害や合理的配慮などのことばの理解をはじめ、特別支援教育そのものに対する本校教職員の学習意欲には、非常に高いものがございます。
 本日は、工業科の授業の他、協調学習の授業実践をご覧いただきます。午後は、工業高校である本校のさまざまな施設設備もご覧いただきますので、工業教育に対するご理解を深めていただければ幸いに存じます。また、研究協議を通じまして、本日参加された皆様方が、校種を超えて、相互の理解を深めていただきますことをご祈念申し上げ、会場校のあいさつとさせていただきます。
 それでは、本日はどうぞよろしくお願いいたします。

埼玉県産業教育振興会北葛支部管内視察研修会会場校あいさつ

 みなさん、こんにちは。

 本日はお忙しい中、埼玉県産業教育振興会北葛支部管内視察研修会の会場校として、本校までお越しくださいまして、ありがとうございます。私は、校長の山本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、埼玉県産業教育振興会北葛支部は、勤労に対する正しい信念を確立し、産業技術を習得するとともに、創意工夫の能力を養い、北葛地区の文化と生活の向上に貢献するため、産業教育の振興を図ることを目的とされております。

 本校は工業に係る専門高校でございます。工業の授業では、実習の時間を多くとっており、ここで、専門的な知識や技術を学びます。座学の授業と異なり、多くの生徒にとって、体験的に学ぶ実習の時間は大変楽しいものとなっております。楽しくなってくると、より深い知識や技術を身に付けたくなり、そのためには、普通科目の学習も大切であることに気づきます。こうして、普通科目へのやる気も高まり、学力が伸びるという循環が生まれてまいります。

 このような、体験の楽しさから主体的・対話的に知識や技術を深めるという工業高校ならではの学習スタイルが、本校においても、特色の一つとなっております。

 本日は5時間目に、各学科の授業をご見学いただきました。研究協議におきましては、ぜひとも、忌憚のないご意見・ご指導を賜りますようお願いいたします。

 それでは、本日の研修が実り多いものとなりますことをご祈念申し上げ、会場校のあいさつとさせていただきます。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。

第1回学校説明会(午後の部) 校長あいさつ

 皆様、こんにちは。本日はお忙しい中、本校の第1回学校説明会、午後の部にお越しくださいまして、ありがとうございます。校長の山本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 本校は先端工業技術を学ぶことを目的として、昭和60年に開校し、今年で創立34年目を迎える工業高校でございます。お手元の学校案内の表紙にございますとおり、機械科、電子機械科、電気科、情報電子科、情報技術科と、五つの学科がございます。

 本日は、この学校説明会を、午前と午後の2回に分けて実施をしております。実は現在、本校の体育館が大規模改修工事を行っております。工期は来年の1月までということですので、皆様が本校に入学された場合は、新しい体育館で入学式を行うということになります。このため、本日は、機械科・情報電子科の説明を午前の部、電子機械科・電気科・情報技術科の説明を午後の部と分けさせていただきました。午前の部からご参加いただいている皆様におかれましては、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、午前の部では、この校長あいさつの中で、現在、国において行われている高大接続改革の中で、本校を含む、専門高校が実践している人材育成の取組が、大変注目されているというお話をいたしました。実は、午前中の校長あいさつを含め、様々な機会にお話しさせていただいているあいさつはすべて、本校ホームページの「校長室より」というコーナーに掲載してございます。興味のある皆様は、ぜひとも本校のホームページをご覧いただければと思います。というわけで、午後の部のあいさつでは、本校の部活動の最近の活躍について、紹介させていただきたいと思います。

 恐れ入りますが、お手元の学校案内の15ページをご覧ください。本校には、13の運動部と15の文化部のあわせて28の部活動がございます。それぞれ大変活発に活動しておりますが、本日は、特に工業高校ならではの文化部の実績を、いくつか紹介させていただきます。

 まず、16ページの左上の無線部です。本校は実習棟Aの屋上に、大きなアンテナが2基立っていて、本校のシンボルとなっております。開校当初から、無線に係る学習が盛んに行われていたと思われますが、その伝統を引き継いで、無線部が現在も活発に活動しています。今年は、8月の全国高等学校アマチュア無線コンテストの高校マルチオペレータ50Mhz部門で優勝しました。お手元の学校案内にも「目指せ!全国優勝」とありますので、「有言実行」ということになります。

 続きまして、右上の電子技術部です。主にロボットをつくって、各種コンテストに出場しています。今年は、8月の第19回埼玉県高校生ロボットコンテストのライントレースカー部門で、1位2位3位を独占しました。また、ロボット相撲では、9月の関東大会で、高校生の部・ラジコン型で2位という成績を収め、今月23日に福島県で行われる全国大会に出場することになっています。

 ほかにも、2段目左の機械研究部が、9月のエコマイレッジチャレンジ全国大会で、高校生クラス245台が出場する中、10位と11位となりました。これは、1リッターのガソリンで走れる距離を、50㏄のカブのエンジンを使って自作した車で競う競技ですが、今回は初めてリッター1200㎞を超える低燃費を実現しました。また、右隣の電子計算機部も、8月の第一次予選、9月の第二次予選を突破して、今月17日にソニックシティで行われる全国高校生プログラミングコンテストに出場することになっています。

 サッカー元日本代表の中澤佑二選手が本校の卒業生だったこともあり、どうしても運動部の活躍が注目されることが多いですが、このように、工業高校ならではの文化部も、しっかり活動して、成果を上げております。充実した高校3年間に、部活動は欠かせないものと考えております。高校を選択される際は、ぜひとも、部活動まで含めてご検討いただけるとよいと思います。

 本日は教頭による学校概要の説明の後、学科に分かれてそれぞれより詳しい説明をさせていただきます。また、女子生徒向け懇談会も図書室に設けておりますので、お立ち寄りいただきたいと思います。皆様の高校選びに、少しでもお役に立てれば幸いです。それでは、本日はどうぞよろしくお願いいたします。

第1回学校説明会(午前の部) 校長あいさつ

 おはようございます。本日はお忙しい中、本校の第1回学校説明会にお越しくださいまして、ありがとうございます。校長の山本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 本校は先端工業技術を学ぶことを目的として、昭和60年に開校し、今年で創立34年目を迎える工業高校でございます。お手元の学校案内の表紙にございますとおり、機械科、電子機械科、電気科、情報電子科、情報技術科と、五つの学科がございます。

 さて、皆様もご案内のことかと存じますが、現在、国においては、「高大接続改革」ということで、大きな改革が進行中でございます。AIとか、IoTとか、ソサエティ5.0とか、とにかく様々な科学技術が進展する中で、「あと10~20年で、49%の職業が機械に代替される可能性がある」とか、「2011年にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、今は存在しない職業に就くだろうと予測される」など、聞いたことのある方も多いのではないかと思います。社会が大きく変化することが予測される中で、子どもたちを育てる教育の内容も、大きく変える必要があるということのようです。

 課題が定まっている中では、従来型の人材育成の方法でも通用したかもしれませんが、これからの社会では、変化する環境の中で、自ら学び、対応する人材が求められていると、このように言われています。実は最近、こうした人材の育成方法として、本校のような工業高校を含む、専門高校における教育が注目を集めています。

 お手元の学校案内の、例えば4ページ、機械科のページの右側をご覧ください。本校の教育課程が示されております。1日6時間授業ですので、月~金で5日間、一週間に30時間の授業がございますが、そのうちのおよそ3分の1、10時間程度が、専門教科である工業の授業となっております。

 工業の授業では、実習の時間を多くとっております。ここで、専門的な知識や技術を学びます。座学の授業と異なり、多くの生徒にとって、体験的に学ぶ実習の時間は大変楽しいものです。楽しくなってくると、より深い知識や技術を身に付けたくなり、深い知識や技術を身に付けるためには、普通科目の学習も大切であることに気づきます。こうして、普通科目へのやる気も高まり、学力が伸びるという循環が生まれます。

 このような、体験の楽しさから主体的・対話的に知識や技術を深めるという工業高校ならではの学習スタイルが、本校においても、特色の一つとなっております。

 本日は教頭による学校概要の説明の後、学科に分かれてそれぞれより詳しい説明をさせていただきます。また、女子生徒向け懇談会も図書室に設けておりますので、お立ち寄りいただきたいと思います。なお、異なる学科の説明も聞きたいという場合は、12:30から午後の部を用意しておりますので、引き続きご参加願います。

 皆様の高校選びに、少しでもお役に立てれば幸いです。それでは、本日はどうぞよろしくお願いいたします。