日誌

2017年9月の記事一覧

第2学期始業式 校長講話

みなさん、おはようございます。2学期が始まりました。3年生のみなさんは、いよいよ今月16日から就職試験が始まります。2学期はたくみ祭や強歩大会など、学校行事もたくさんあります。みんなで力を合わせて乗り切っていきたいと思います。
 さて、23日の登校日の朝礼では、機械科課題研究のみなさんによる日本科学未来館の「流れのふしぎ展」へのボランティア参加について触れましたが、この夏休み中のみなさんの活躍は、まだまだたくさんありますので、その一部を紹介したいと思います。
 まずは、各種コンテストへの参加です。ものづくりコンテストの電子回路部門、高校生エコカーコンテスト、高校生ロボットコンテストなど、たくさんのコンテストに出場しました。エコカーコンテストは準優勝、ロボットコンテストのライントレース部門は優勝と、今年も素晴らしい成果を上げてくれました。
 次に、地域のお祭りへの参加です。7月のみさとだんち夏祭りでは、電気科課題研究「プロジェクトD」のみなさんによるミニ新幹線と、合唱部による男声合唱、8月のさつきまつりでは、同じくミニ新幹線と放送部による司会進行補助という形で、それぞれ参加しました。特に、さつきまつりのミニ新幹線は、突然動かなくなるというトラブルに見舞われましたが、生徒のみなさんの人力による運行という形で走らせたところ、多くの子どもたちが順番待ちの列をつくるというサプライズもありました。手押しの新幹線に乗っている子どもたちの、ちょっと誇らしげな笑顔が、とても印象的でした。
 次に、子どもたちを対象とした体験教室です。7月の中学生プログラミング教室では、情報技術科のみなさんが、8月の「かしこいロボットをつくろう」では電気科のみなさんが、それぞれお手伝いを買って出てくれました。こうした体験教室は、今や全国的に注目を集めています。ものづくりの楽しさを、多くの子どもたちに伝えることができたのではないかと思います。
 そのほかにも、7月下旬から8月上旬にかけて、三郷市商工観光課主催のジョブシャドウイング体験が行われました。高校生が企業で働く人に影、シャドウのように付き添い、職業観、勤労観を養う取組ですが、本校2年生11名が参加しました。キャノンファインテック、埼玉懸信用金庫三郷支店、三郷市役所、メディセオなど、三郷市内の事業所で、貴重な体験をすることができたようです。
 また、8月上旬には、日本工業大学で行われた工業科生徒学習セミナーに13名の生徒のみなさんが参加し、一コマ90分で英語や数学の講義を受講しました。大学の授業を実際に体験するという、貴重な機会となりました。
 冒頭でも触れましたが、3年生の就職希望のみなさんは、いよいよ本番です。先日放映された24時間テレビの総合司会を務めていたアナウンサーの羽鳥慎一さんは、7月に行われたPTA対象の講演の中で、初対面の人と上手に話すコツとして、事前に相手のことをよく調べておくことが大切だと話していました。「私はあなたに関心があります」という気持ちを相手に伝えることが重要だということです。このことは、就職試験の面接にも通じると思います。まだ2週間ありますので、ぜひ、自分が受験する会社のことを、可能な限り調べておいていただきたいと思います。
 それでは、楽しい2学期が始まります。みんなで盛り上げていきましょう。以上で校長講話を終わります。