日誌

2019年2月の記事一覧

学校評価懇話会 校長あいさつ

 皆さんこんにちは。校長の山本でございます。

 本日は学校評議員会、5科合同課題研究発表会に引き続き、学校評価懇話会にご出席を賜りありがとうございます。課題研究発表会はいかがでしたでしょうか。情報電子科作成の動画につきましては、今後様々な広報活動に活用していきたいと考えております。

 さて、学校のほうは、昨年7月から大規模改修工事を行っておりました体育館が、ようやくその一部が使用できることとなり、おとといの水曜日に、体育館を会場として、3年生を送る会であるところの「予餞会」を実施いたしました。

 その3年生ですが、おかげさまで進路活動は好調で、就職希望者148名中、147名まで内定をいただくことができました。内訳でございますが、県内に事業所を有する企業から内定をいただいている生徒が87名で59.2%、東証一部や二部、ジャスダックなどに上場している企業から内定をいただいている生徒が27名で18.5%となっております。本校は「目指す学校像」として「地域に貢献する技術者を育成する」ことを掲げておりますので、概ね期待に応えることができているのではないかと考えております。

 また、今年度は特に、工業に係る部活動の活躍が顕著でございました。お手元にございます、本校のPTA広報誌『さきがけ』を1ページおめくりいただきたいと存じます。「教育活動等報告」ということで、今年度の生徒の主な活躍の様子を載せております。ここでは部活動の活躍につきまして、簡単に紹介させていただきます。

 無線部が、全国高等学校アマチュア無線コンテストの高校マルチオペレータ50Mhz部門で優勝しました。電子技術部は、全日本学生マイクロマウス大会ロボトレース競技の全国大会に出場し、ロボット相撲も全国大会に出場、ラジコン型でベスト16となりました。機械研究部は、エコマイレッジチャレンジ全国大会で10位と11位、電子計算機部が、全国高校生プログラミングコンテストで5位入賞を果たしました。

 生徒の活躍のおかげで、福島県や神奈川県まで、応援に駆け付けることができました。

 そのほかにも、課題研究や体験講座、本校の文化祭である「たくみ祭」につきましても、概要を載せておりますので、後ほどご確認くださいますようお願いいたします。

 この後、本校における今年度の取組について報告させていただきます。委員の皆様におかれましては、忌憚のないご意見を賜りますようお願いいたします。それでは、本日はどうぞよろしくお願いいたします。

5科合同課題研究発表会 校長あいさつ

 みなさん、こんにちは。

 3年生の皆さんは家庭研修中にも拘らず、発表会に参加してくださいましてありがとうございます。

 先日、各学科における発表会が行われました。今年は、一通りすべての学科の発表会を拝見することができました。

 電気科の発表会では、自然エネルギーを利用した発電や微生物電池などの新しい取組が目を引きました。情報電子科では、5科連ジャーのプロモーションビデオのほか、DTP班による運動部冊子の作成、アニメーションの製作も面白いと思いました。機械科・電子機械科の発表会は、同じ時間帯で二つの会場で行われたため、すべてを拝見することができませんでしたが、見ることのできなかった機械科のゲームやボルトマン、電子機械科のマイコン制御などは、ぜひ概要を教えてほしいと思いました。情報技術科の発表会では、コンピュータを用いない「イス製作」等の斬新な発表もありましたが、シューティングゲームの作成は完成度も高く、レベルの高さを感じることができました。

 この課題研究は、普通科の高校では「総合的な学習の時間」として履修されているものですが、工業高校における課題研究の学びは質が高いと感じております。生徒が自ら課題を設定してその解決に取り組む課題研究の授業は、大学のゼミを髣髴とさせるような自由さがあり、まさに主体的、対話的で深い学びが実践されていると思います。

 本日はこの後、各学科の発表会で、特に優れていると評価された発表を見ることができるということで、大変楽しみにしております。また、本校の学校評議員の皆様もお迎えしておりますので、この後の学校評価懇話会で、ご講評をいただけるものと思います。

 それでは、どうぞよろしくお願いいたします。