日誌

2026年1月の記事一覧

5科合同課題研究発表会を実施(1/30)

1月30日(金)

 本日、「5科合同課題研究発表会」を実施しました。今年度は、これまでの“学科ごとの実施”から一歩進め、初めて5学科が合同で開催する形式で行いました。

 体育館・柔道場・剣道場の3会場に分かれ、ポスターセッション方式で実施。生徒たちが自ら作成した研究成果のポスターを前に説明を行い、来場者からの質問にも丁寧に答える姿が見られました。また、1・2年生も全員参加し、先輩たちの発表を熱心に聴きながら、来年度以降の課題研究に向けて多くのヒントを得ていました。当日は、約50名もの保護者の皆様にもご来校いただき、温かいご声援をいただきました。

3年生は1年間取り組んできた研究の成果を堂々と発表し、質疑応答でも的確に答えるなど、非常に充実した発表となりました。会場は終始活気にあふれ、大いに盛り上がりました。1・2年生の皆さんも、今回見聞きしたことをぜひ次年度以降の学びに役立ててください。

3年生 学年末試験(卒業試験)開始!(1/27~29)

1月27日(火)

 本日より、3年生の 学年末試験(卒業試験) が始まります。高校3年間の学習成果を確認する重要な試験であり、卒業に向けた総仕上げとなるものです。生徒の皆さんが落ち着いて試験に臨み、これまでの努力をしっかり発揮できることを期待しています。

◆インフルエンザ流行への注意喚起

 近隣地域では、インフルエンザの感染者が再び増加傾向 にあります。3年生の試験期間中であると同時に、1・2年生の学習・学校生活にも影響が出ないよう、学校全体で感染予防に取り組む必要があります。以下の点について、生徒・保護者の皆さまのご協力をお願いいたします。 

・毎朝の検温・体調チェックの徹底

・発熱・咳・強いだるさなどの症状がある場合は無理をしない

・こまめな手洗い・手指消毒の継続

・教室内の 適切な換気

・必要に応じた マスクの着用

 生徒の皆さんが健やかな状態で学校生活を送れるよう、また3年生が安心して試験に臨めるよう、引き続き健康管理へのご協力をお願いいたします。

挨拶強化週間を実施(1/19~1/23)

1月20日(火)

 今週は、「挨拶強化週間」を実施しています。毎朝、生活委員会の生徒が正門付近に立ち、登校する皆さんへ元気よく挨拶を行っています。日頃は、先生方が毎朝挨拶運動を行っていますが、そこに生活委員会の生徒が加わることで、さらに明るく大きな挨拶が返ってきて、朝からとても気持ちのよい雰囲気が広がっていました。

 また本日は、PTAの皆さまにもご参加いただき、温かい声かけで活動を支えてくださいました。お忙しい中ご協力いただき、心より感謝申し上げます。

 挨拶はお互いの一日を気持ちよくスタートさせる大切な習慣です。今後も、生徒・教職員・PTAが一体となり、挨拶の定着と学校全体の活気づくりに取り組んでいきます。

ジャパンマイコンカーラリー全国大会(1/10・11)

1月10日(土)・11日(日)

 北海道登別市で開催されました「ジャパンマイコンカーラリー2026全国大会」 に、本校から 2名の生徒が関東代表として出場 しました。

 ジャパンマイコンカーラリー(Micom Car Rally, MCR) は、マイコンボードを搭載した独自製作のロボットカーが、決められたコースを自律走行し、完走タイムを競う全国規模のロボット競技大会です。独自に製作・プログラミングした手作りロボットカーで競う競技であり、センサやカメラでコースを読み取り、制御処理を行いながら走行します。高校生がものづくりやメカトロニクス技術の基礎を学び、創造性・課題解決力を育むことを目的として実施されています。競技には、Basic Class(規定内で製作し基礎技術を競う部門)、Advanced Class(高度なカスタマイズが可能な部門)、Camera Class(カメラ画像を用いた高度な制御を競う部門)の3つがあり、地区大会を勝ち上がった高校生が全国大会に出場します。

 

<本校生徒の結果>

●Basic Class

織 翼 さん「ハンマーヘットシャー」

目標としていた 完走を達成し、見事に決勝大会へ進出 しました。

●Camera Class

井岡 龍之介 さん「チェイサー3.0」

健闘しましたが、残念ながら予選敗退 となりました。

 

 今回の全国大会への出場を通じて、生徒たちは技術面はもちろんのこと、自律走行の調整やプログラム改善など、ものづくりの過程で多くの学びと成長を得ることができました。応援いただきました皆様に心より御礼申し上げます。

3学期始業式(1/8)

1月8日(木)

 本日、3学期の始業式を行いました。私からは、新年の挨拶とともに、「3学期は年度の締めくくりの大切な時期。“人事を尽くして天命を待つ”という姿勢で、前向きに年度を締めくくり、新たな一歩を力強く踏み出してください。」
という話しました。また、式の前には表彰式を行い、2学期終業式と同様に、これまでの活動で活躍した多くの生徒を表彰しました。仲間の努力と成果を全校で称える、素晴らしい時間となりました。3学期は短い期間ですが、進級や卒業に向けて、一人ひとりが目標を持ち、最後まで全力を尽くすことが求められます。本校では、皆さんの挑戦と成長を、教職員一同、全力で応援していきます。

<校長講話>

 皆さん、おはようございます。そして、新年おめでとうございます。冬休みはいかがでしたでしょうか。ゆっくり休息できた人もいれば、部活動や補習で忙しく過ごした人もいるでしょう。どちらにしても、心と体をリセットし、新たな気持ちで3学期をスタートできたならうれしいです。

 3学期は登校日数も少なく、2学期以上にあっという間に過ぎてしまいます。3年生は卒業式を控え、4月から社会人になる人や、進学してさらに専門性の高い学びを習得する人など、それぞれの道へ進みます。2年生は1年後に、1年生は2年後に社会へと巣立っていきます。ここで皆さんに知ってほしいことは、社会には皆さんが想像以上に厳しい現実が待っています。学校という守られた環境から一歩外に出れば、甘えは許されず、自分の力が試される場面ばかりです。だからこそ、今のうちに心の準備をしておくことがとても大切なのです。新年を迎えるこのタイミングで、改めて夢や目標を見直し、新しい目標を立ててみてください。進路のことでも、学業、部活動、人間関係でも構いません。大切なのは、「これから自分はどう生きていきたいか」を真剣に考えることです。「夢は見るだけでは夢ではない」、「目標は立てただけでは意味がない」、その夢や目標に向かって、一歩でも前に進むための行動です。どんなに素晴らしい計画を立てても、動き出さなければ、それは理想のままで終わってしまいます。今年一年が皆さんにとって充実したものになることを心から願っていますが、その夢が叶うのは、皆さん自身の努力によってのみ「もたらされること」を忘れないでください。3年生は、卒業までの残りの日々を悔いなく過ごし、新しいステージに進む準備をしてください。2年生、1年生は、これからの社会で生き抜くために、興味を広げ、主体的に学び、成長してください。決して進級だけを目標にするのではなく、自分を少しずつ高めていく意識を大切にしてください。短い3学期ですが、しっかり年度を締めくくり、次につながる芽を育てる期間にしてほしいと思います。

 さて、年の初めということで、初詣に出かけた方も多いのではないでしょうか。神社やお寺で手を合わせるとき、皆さんはどんなことを願いましたか?進路、学業、健康など、それぞれに思いを込めたことでしょう。今日は「神頼み」という言葉について考えてみたいと思います。皆さんも「苦しいときの神頼み」という言葉を聞いたことがあるでしょう。普段は神様や仏様を信じていないのに、困ったときだけ助けてもらおうとするそんな意味合いで使われます。確かに、何も努力せずにただ祈るだけでは、人生の結果は変わりません。しかし、神頼みが全くダメというわけではありません。日本には、これを見事に表現した言葉があります。それが「人事を尽くして天命を待つ」です。この言葉は、自分にできることをすべてやり尽くしたうえで、最後は運命に任せるという意味です。つまり、努力を重ねた人だけが、最後に神様に祈る資格を持つのです。言い換えるなら、祈りとは努力の終着点であるということです。

 ここで、京セラの創業者・稲盛和夫(いなもり かずお)さんを知っていますか?稲盛和夫さんは、日本を代表する事業社で、1959年に京セラ(当時は京都セラミック)を創業しました。京セラを世界的企業へと成長させたほか、通信事業の第二電電(現KDDI)を設立。さらに、経営破綻した日本航空(JAL)の再建を無報酬で引き受け、短期間で再生させたことで知られている方です。残念ながら2022年に90歳で他界されました。その稲盛さんと京セラの専務取締役を務めた近藤さんの話を紹介します。京セラがまだ小さな会社だった頃、近藤さんは経営の厳しさに直面しながらも必死に努力を続けていました。ある時、短期間に大量の製品を納める大きな契約を受けることになったのです。ところが、何をやっても製品がうまく作れず、プロとして、経営者として、その責任の重さに近藤さんは悔しくて涙を流していたそうです。そこへ社長の稲盛和夫さんがやってきて事情を聞き、こう尋ねたそうです。「一度でも神様に祈ったことはあるか」と。この言葉に近藤さんは目を覚まされました。その後、近藤さんは決心したのです。「もう祈るしかないほど、自分にできることをすべてやり切ろう」と。そして、その覚悟を持って困難に立ち向かった結果、彼は難局を乗り切ることができたのです。稲盛さんは「経営は科学であり、哲学である」と語り、数字だけでなく、人としての心のあり方を重視しました。近藤さんはその教えを胸に、できる限りの努力を尽くしたうえで、最後に「もう祈るしかない」という境地に立ったことがあったそうです。その後、京セラは世界的企業へと成長しました。

 これは偶然ではなく、彼ら経営者の必死の努力があったからこそ実現した結果なのです。この話が示すのは、実にシンプルな真理です。祈りは「努力の証」であるということです。何もせずに祈るのは、単なる願い事です。しかし、やれることをすべてやり切った人が、最後に天に任せるために祈る、それが本当の「神頼み」です。そこには、自分の無力さを認め、同時に自分の努力を信じる謙虚さと強さが共存しています。皆さんも、これからの進路や仕事、学びにおいて困難に直面することがあるでしょう。資格試験に落ちることもあれば、思い通りにいかないこともあります。そのときに「神頼み」をするなら、まずは自分にできることをすべてやり尽くしてください。努力して努力して勉強する、何度も何度も練習する、自分の弱点と向き合う!そうした努力を積み重ねたうえで、初めて祈る資格が生まれるのです。覚えておいてください。努力を重ねた人だけが、最後に運を味方につけることができるのです。

 短い3学期ですが、ぜひ「人事を尽くして天命を待つ」という姿勢で、前向きに年度を締めくくり、新たな一歩を力強く踏み出してください。皆さん一人ひとりが、自分の可能性を信じ、最後まで全力を尽くす。そうした皆さんの努力と姿勢を、私たち教職員も全力でサポートします。2026年が皆さんにとって、そして本校にとって、飛躍の年となることを心から祈っています。

 

令和8年 新年のごあいさつ

1月5日(月)

 新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、希望に満ちた新春をお迎えのことと存じます。本年も、三郷工業技術高等学校の教育活動に温かいご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。本校では、昨年も生徒一人ひとりが主体的に学び、数多くのコンテストや大会に挑戦し、工業技術高校としての専門性を存分に発揮してくれました。こうした成果は、生徒の努力はもちろん、日頃より支えてくださる保護者の皆様、地域の皆様、そして教職員の熱意によるものです。改めて深く感謝申し上げます。

 本年も専門教育のさらなる充実に加え、大学進学を目指す生徒の多様な進路を支える「大学コース」においても、学びの質の向上を図ってまいります。今年も『確かな技術力と豊かな創造力を備えた人材の育成』を目標に、「専門科目の充実と実践的な学びの強化」、「探究活動(課題研究)を中心とした学びの改革」、「大学コースを含む進路支援体制の強化」、「地域や企業との連携による幅広い学習機会の創出」を積極的に進めてまいります。また、これまで本校を支えてくださった多くの皆様への感謝を胸に、学校全体が一層活気に満ち、未来を拓く学びの場として進化できるよう、教育環境の整備や学校行事のさらなる充実にも取り組んでまいります。生徒の皆さんには、自らの可能性を信じ、仲間とともに挑戦を続ける一年としてほしいと思います。失敗を恐れず一歩を踏み出す勇気こそが、皆さんの未来を切り拓く力になります。本年が、皆様にとりまして健康で実り多い一年となりますことを心より祈念し、新年のごあいさつといたします。

 令和8年1月 三郷工業技術高等学校
  校長 高橋 正行