電気科日誌

2019年4月の記事一覧

3年生電気実習

 各学年とも準備期間が終わり授業が始まりました。今回は3年生の電気実習の活動様子を御覧下さい。
 少人数での授業を行います。3年生では4つのテーマをローテーションして技術を学びます。
1)シーケンス制御実習
 2年生からの継続実習になります。2年生でのシーケンス実習では、リレー動作や有線配線方法を学習しました。3年生では、PLCと呼ばれるコントローラーとパソコンを用いて、模擬信号機装置の動作を作る実習になります。

2)コンピュータ実習(プレゼンテーション)
 相手に伝えたいことを発表する時に使う手法です。今回の実習では、コンピュータで発表資料のスライドを作る方法を学びます。

3)変圧器の特性試験
 「変圧器」とは、交流電圧を上げ下げする事ができる装置です。電気を送る際には必須の装置ですので、電圧のかけ方でどのような出力変化があるのかなどの特性を知り、特性について学びます。

4)保護継電器の動作特性試験
 「保護継電器」とは、電気配線において事故や故障が起こった際に、それを検知して、電気系統から事故箇所を切り離す装置です。実験では、疑似的な短絡事故(ショート)を行い保護継電器が規定時間で動作するかなどを計測します。ブレーカーが落ちたとき、すごい音がするので今回実習を受けた生徒はその迫力にびっくりしていました。

2年生の時より新しい機器などを使い、内容も専門的になり、授業などで学んだことを確認をしてきました。